4月1日に、念願のゲーム機『ピピン・アットマーク』を入手することができました。本機を紹介するときに、必ず語られるのが全世界で4万2000台しか売れなかった話題です。当初は国内で30万台、ワールドワイドで20万台の販売を見込んでいたそうですが残念ながらその目論見は大きく外れてしまいました。 筆者もゲームショップでは見かけたことがなく、たしかどこかのデパートで置かれていたときに、リアルな野球ゲームを遊んだ記憶がある程度です。そこでこちらでは、実機と当時の資料を読み解きながら、本機がどのような位置づけでどのような機能を持ったハードウェアであったのか掘り下げていきたいと思います。 ▲今回入手した『ピピン・アットマーク』。マニュアルや付属のソフトの他、本体とコントローラー、モデムが同梱されています。 関連記事ピピンが売れなかったのはアップル内部の人事とSystem 7の出来の悪さが原因だった!? 黒