展覧会「エドワード・ゴーリーを巡る旅」が、東京の渋谷区立松濤美術館にて、2023年4月8日(土)から6月11日(日)まで開催される。その後、千葉の佐倉市立美術館、神奈川の横須賀美術館、奈良県立美術館に巡回する。 エドワード・ゴーリー、その不思議な世界観を探るエドワード・ゴーリー 『うろんな客』原画 1957年 ペン、インク、紙 ©2022 The Edward Gorey Charitable Trustエドワード・ゴーリー(Edward Gorey)は、20世紀後半に活躍したアメリカの絵本作家だ。19世紀のイギリス文学を彷彿とさせる重厚で独特の世界観、モノクロームの緻密な線描、そして韻を踏んだ詩的な文章による絵本を数多く残しており、近年、日本でも『うろんな客』や『不幸な子供』などの作品が紹介されている。また、文学やバレエ、映画も愛好し、挿絵や演劇のポスター、舞台美術も手がけた。 エドワー