在日アメリカ軍の再編計画を巡ってアメリカのハワイ州の知事が「沖縄の海兵隊とその家族の大部分をハワイに移すべきだ」と提案したことについて、沖縄県は、直接内容を確認し、情報収集するため、来週、ハワイに幹部を派遣する方針を決めました。 在日アメリカ軍の再編計画で、アメリカ軍は沖縄の海兵隊およそ9000人を国外に移転させ、このうちハワイには、2025年から26年にかけて2700人を移すことにしています。 受け入れ先のハワイ州のアバクロンビー知事は、ことし3月に現地で行われた沖縄の基地問題を話し合うフォーラムで、「沖縄の海兵隊とその家族の大部分をハワイに移すべきだ」などと提案しました。 基地負担の軽減と普天間基地の県外移設を求める沖縄県は、州知事の発言について、再編計画に盛り込まれた人員以上に海兵隊員などを受け入れる可能性を示した発言だとみています。 このため沖縄県は、州知事の発言を直接確認し、情報