2015年、Facebook(フェイスブック)で目にした投稿があった。広島のパン屋、ブーランジェリー・ドリアンの田村陽至(ようじ)さんが書いた「捨てないパン屋」と題したブログの文章だった。何百人もの共感が集まっていた。それだけ、パンは「捨てる」イメージがあるのだろう。 ドリアンのパン(ブーランジェリー・ドリアン公式サイトより)かつて田村さんは、モンゴル人の友人に「パンを捨てるのはおかしい。誰かにあげるか、安く売るかすれば」と言われ、「それはできない」と答えたそうだ。でも、彼女の方が正しい、と思った。その後、フランスやオーストリアでパン作りの修業をし、ほどほどの時間働いて美味しいパンを焼き、1個もパンを捨てない、ヨーロッパのパン屋の働き方を知った。帰国してから、その働き方に変えてみた。8人で働いていたが、今は、夫婦二人。朝から昼まで田村さんが焼き、昼から夕方まで奥さんが接客。以前、借金を背負
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