2008年1月10日、チェコのブルノ(Brno)で、警察に連行されるBarbora Skrlova容疑者。(c)AFP/OTTO BALLON MIERNY 【1月14日 AFP】チェコ国籍の33歳の女が、盗んだ個人情報を利用して13歳の少年や少女になりすまし、欧州各国の当局を欺いていた疑いで拘束され、同国の世論を驚かしている。 ノルウェーから9日に強制送還された後、個人情報窃盗容疑で拘束されたのはBarbora Skrlova容疑者。驚くべき演技力を持つ犯罪者なのか、精神疾患に悩む患者なのか、精神鑑定医らが童顔の同容疑者から何らかの答えを引き出そうと試みている。 ■学校も福祉施設も気づかず4か月 チェコのメディアでは、8か月に及んだ「なりすまし事件」について一斉報道を続けている。ある番組ではカルト的人気のテレビドラマ「X-ファイル(X-Files)」のテーマソングを流しながら事件を紹介し
![「多重人格」か「ID泥棒」か、13歳少年で通した33歳女性](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cb6077b23d33afa57d41b2791be7b914f3c8c48e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F5%2F1000x%2Fimg_f536b92f63f3ca5ed9a140430852f1c3141686.jpg)