中国の経済誌からちょっと前にうけた取材へのお返事を以下に掲載。問いの部分は僕が日本語修正。 (問)『AKB48の経済学』によると、AKB48がデフレの今、オタク層にもてている。しかしデフレではない海外市場では、AKB48のセールスポイントが海外市場で通用しませんという。どんなセールスポイントが通用しませんか。こういうことで海外進出苦しいですか。 (田中の答)AKB48は、JKT48とSHN48のふたつの海外姉妹グループを持っています。JKT48はかなり成功しています。現地の10代後半から20代前半の若い男性をファンの中心にしています。しかも面白いことに、彼らの7割が、JKT48を「AKB48の姉妹グループ」としてではなく、インドネシア・オリジナルのグループをして考えていることです。これは日本でアイドル市場が形成された1970年代初めと似た状況です。当時の日本のアイドルは、当時のイギリスやフ
![中国におけるAKB48の経済学](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/646f23aeeaeebabbb9861ad2c3008f5fa0eaab8f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Ftanakahidetomi%2F20130213%2F20130213204318.jpg)