豪グレートバリアリーフのムーアリーフにあるサンラバー海洋基地で見られたサンゴの産卵(2019年11月16日撮影、17日公開)。(c)AFP PHOTO / SUNLOVER MOORE REEF MARINE BASE / PABLO COGOLLOS 【11月17日 AFP】オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)で、サンゴの一斉産卵が始まった。今年の産卵は近年最大規模のものとなる可能性がある。現地の海洋生物学者らが17日、明らかにした。 【関連動画】今回の一斉産卵、幻想的な様子 気候変動による海水温度の上昇とサンゴの白化現象に悩まされているグレートバリアリーフは、年に1度の卵と精子の大量放出で熱狂に包まれている。卵と精子の放出は、授精の可能性を高めるために同期している。 豪ケアンズ(Cairns)を拠点とする観光業者サンラバー