バイデン米大統領(写真左)が4月4日、イスラエルのネタニヤフ首相(右)に対して事実上の「最後通告」を突き付けた。昨年10月、イスラエルのテルアビブで撮影(2024年 ロイター/Evelyn Hockstein) [ワシントン 4日 ロイター] - バイデン米大統領が4日、イスラエルのネタニヤフ首相に対して事実上の「最後通告」を突き付けた。パレスチナ自治区ガザの市民や外国の支援団体関係者の保護を徹底しないなら、米国はイスラエル支援を見直すと宣言したのだ。 イスラエルはこれまでのイスラム組織ハマスとの戦闘を続ける中で、多数のパレスチナ市民の犠牲者を生み出しており、米国は何度も戦術を修正するよう求めてきた。そして1日に米国の食糧支援団体ワールド・セントラル・キッチン(WCK)のメンバー7人がイスラエルの攻撃で死亡したことで、ついにこうした強いメッセージを発した。