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ブックマーク / tomomachi.hatenadiary.org (6)

  • レッチリ「アンダー・ザ・ブリッジ」はどこの橋か? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    この原稿は拙著『当はこんな歌』に収録するために書かれましたが、歌詞の版権の問題で掲載できなかったものです。 当はこんな歌 作者: 町山智浩出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2013/05/21メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (19件) を見る『荒川アンダー・ザ・ブリッジ』という漫画があるが、「アンダー・ザ・ブリッジ」といえば思い出すのは橋下知事じゃなくて、レッド・ホット・チリペッパーズの1991年の大ヒット曲だ。 レッチリはアンソニー・キーディスのラップ調ボーカル、フリーのファンクなベース、ヒレル・スロヴァクのパンクなギターで、いつも上半身裸で跳ねる騒がしいバンド、というイメージだったので、バラード「アンダー・ザ・ブリッジ」は意外だった。 哀愁のアルペジオで始まり、ローリング・ストーンズの『無情の世界』を思わせる聖歌隊風コーラスで盛り上がる

    レッチリ「アンダー・ザ・ブリッジ」はどこの橋か? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • バンクシーが作った「シンプソンズ」のオープニング! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    あのバンクシーhttp://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20100506が「ザ・シンプソンズ」のオープニングを作った! 情報量が多いというか社会的メッセージや皮肉が細かく散りばめられているので、何度も観ないと。 シンプソンズのキャラクター・グッズが中国の労働者を劣悪な条件でコキ使って作られている事実まで批判! それをやらせるマット・グレーニングもすげ!

    バンクシーが作った「シンプソンズ」のオープニング! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 回転ドア一つで家が買える - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    バンダイの社員は、一般のサンライズの社員より給料が高くて 小学館や集英社や講談社の社員は、一般の漫画家や小説家より年収が高くて レコード会社の社員は、一般のミュージシャンより年収が高くて 芸能人のエージェントは、一般の芸能人より年収が高くて マネージャーは、一般のエンジニアより年収が高くて 広告代理店の営業マンは、一般のクライアントより年収が高くて 銀行員は、一般の顧客より年収が高くて 弁護士は、一般の依頼人より年収が高くて 役人は、一般の市民より年収が高くて 実際にものを作る人は中間にいる奴らよりも給料も安くて、 年金も安くて、退職金も出ない。 そうやって大企業や役所や金融が「作り手」から吸い上げた金は、 給料として職員に還元されるならまだしも、 ほとんどは企業やお役所そのもののものになる。 たとえば都心に立ち並ぶデカいビル。 夜になるとカラッポだ。 そこに働く社員はせまい家に暮らしてい

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  • 『未来を写した子どもたち』本日公開! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    『未来を写した子どもたち』、今日から東京ではシネスイッチ銀座 03-3561-0707で公開中です。 パンフには僕も原稿を書いていますので、是非、読んでやってください。 その後は以下の劇場で順次公開されていきます。 北海道 (札幌) シアターキノ 011-231-9355 今冬 (苫小牧) シネマ・トーラス 0144-37-8182 今冬 東北 宮城 仙台チネ・ラヴィータ 022-728-7866 12月20日 近畿 大阪 梅田ガーデンシネマ 06-6440-5977 12月27日 神戸 神戸アートビレッジセンター 078-512-5500 今冬 京都 京都みなみ会館 075-661-3993 12月27日 三重 伊勢進富座 0596-28-2875 今冬 中部 愛知 名古屋シネマテーク 052-733-3959 今冬 新潟 シネ・ウインド 025-243-5530 今冬 金沢 シネモンド

    『未来を写した子どもたち』本日公開! - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 売春窟に生まれついて→未来を写した子どもたち - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    3年前からブログやラジオや雑誌で何度も紹介したり、各映画会社に「配給してよ」とDVDを押し付けたりして回ってきたアカデミー長編ドキュメンタリー部門受賞作『売春窟に生まれついて』ですが、 やっと、やっと、『未来を写した子どもたち』の邦題で11月から日公開されることになりました。 http://www.mirai-kodomo.net こういう映画がなかなか公開されなくて、ケータイ小説映画とかアキモトコー映画とか手塚治虫や黒澤明の墓泥棒みたいな百害あって一利なし映画ばかりが劇場を支配している日映画界現状ってなー。 もうひとつ。 『未来を写した子どもたち』とは直接、何も関係ないけどさ、ムカつくから言わせてくれ。 この映画はアカデミー賞まで獲ってるし、アメリカではDVDまで出てるのに、配給会社が決まるまで、日映画評論家は誰一人として話題にしなかった。 文芸評論家だったら、普通、芥川賞受賞

    売春窟に生まれついて→未来を写した子どもたち - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 段ボールで『2001年宇宙の旅』をリメイクできるか? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    正月明け早々に嵐の中をハリウッドに出張したよ。 ジャック・ブラック主演の新作映画『Be Kind Rewind(巻き戻して御返却ください)』の取材でね。 ニュージャージーのビンボーな町に古くて汚いレンタル・ビデオ屋があった。 置いてあるのはVHSビデオのみ。でも、DVDプレイヤーが買えないビンボー人や、新しいテクノロジーに追いつけないおじいちゃんやおばあちゃんからは重宝がられていた。 店員はモス・デフ。店の常連はガラクタ置き場のトレイラーに住むジャック・ブラック。 ジャック・ブラックはある日、高圧電線に触れて強烈な磁気を帯びてしまい、店のテープを全部消去してしまう。 そこに常連の可愛いおばあちゃん(ミア・ファロー)がやって来た。 「『ゴーストバスターズ』って映画あります?」 「ちょ、ちょっと待ってください!」 さあ、困ったモス・デフはとんでもないアイデアを思いついた。 ええーい! 自分で『

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