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id:macskaさんが、昨日埼玉県蕨市で行われた「カルデロン一家追い出せデモ」について触れていたので(参照)、僕も少し触れておきたい。バタバタしていて、まとまったエントリ書く時間があまりなかったんだけど、本件については気になったので、多くの記事やブログの動向だけはずっと追っていた。特に有意義な試みを共有するため、僕も改めてe-politics のサイトを紹介しておこう*1。 このデモの当日には、どうやら100人近い支持者が集まり、カルデロン一家の住居の近隣を「犯罪者一家をたたき出せ!」と声をあげながら歩いていた模様。その一部はネット中継されていたので、僕も中継を見ていたのだけれど(一部というのは、電波が悪かったのか、途中で中継が止まってしまったことと、その中継カメラのポジションからは、全体像が非常に分かりにくかったため。なので、ほとんどの人は編集された動画経由でしか見れなかったと思う。余
問題の概要については、e-politics による良質のまとめを参照。日本で生まれ育った中学生の子どもは在留特別許可を得ることができたけれども、両親は許可を得られなかったので、今月中にも両親だけ出国することが決まっている。 のに、その数日前というタイミングで、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)のバカどもが、わざわざ一家の住んでいる地域に押し寄せて、「犯罪外国人を即刻叩き出せ!」と叫ぶデモをやった。その様子はネットで中継され、わたしも少しだけ観ることができたのだけれど、既に夫妻の出国を受け入れたカルデロン一家が家族そろって限られた最後の時間を静かに過ごすことすら認めないというのは、主義主張以前の問題として、醜悪すぎる。 さて、それはともかくとして、この問題についていまさらだけどちょっと書いておきたい。もっとホットなうちに書かなかったのは、わたしが日本の話題から取り残されているからです、
新風連がまだカルデロン一家の件で騒いでいた事は知っていたけれど,今までエントリにしてこなかったように思う。ので罪滅ぼしもかねてエントリを上げる。 日本中を騒ぎに巻き込んだ不法滞在フィリピン人カルデロン一家(埼玉県蕨市在住)が日本での居座りを要求した問題で、同市議会が一家の長女ノリコ・カルデロンの「学習を保障するべき」との理由で「在留特別許可の付与を要求する」との意見書を全会一致で採択・提出したことに対するものだ。ご報告! 蕨市役所への申し入れ! - 新しい風を求めて お前ら根本的に現行法規を知らないだろ? としか言いようのない,胸のドス黒くなるような光景だ。この件についてはなたさんの批判で全てが片づく。両親はすでに母国へ帰っている。すでに解決した話を蒸し返す意味はないし、再入国への働きかけには何の問題もない。「不法残留者と凶悪犯罪事件」の話は、カルデロン一家がなんの問題もなく平和に暮らして
こんにちは。 藤沢Kazuです。 先週はカルデロンさん一家の中学生の娘のノリコさんをひとり残しての両親の強制送還が世間を騒がせました。 個人的には日本で10年以上も善良な市民として働き納税をしてきた人たちになぜこのような仕打ちをしなければいけないのかと憤りを感じます。 確かにノリコさんの両親は不法入国で日本にやってきたのであり、厳密に日本の法律を解釈すればこのようなことも正当化されるのかもしれません。 僕としては確かに彼らは法律を犯していたとしても、そこは警察が見てみぬふりをしたりと言うような大人の対応をしてもらいたかったところです。 日本の司法や警察は、ホリエモンや村上さんを叩く時とかソープランドとかパチンコ屋とか政治家の献金問題では恐ろしいほどクリエイティブで柔軟な法の解釈と執行をするにもかかわらず、なぜカルデロンさん一家に対しては厳格に対処するのかと。 こう言う所をみると何か日本とい
織田信長 ぼちぼち、元気にやっています。少し薬にも慣れた...んかなぁ。相変わらず食べられないけど。朝、指がこわばって文字なんて入力できなかったけど、それはほぼなくなった。関節もどこも痛くない。薬効いてきたんやろな。 で、ブログを書こうと言う気がまた起きてきた。 …
不法滞在ながら、子どもを理由に在留特別許可を求めるフィリピン人一家。新聞には一家を擁護する論調が目立つ一方、ネット上ではバッシングの嵐が吹き荒れている。日本で生まれた子どもには罪はないはずだが、この違いはどう考えたらよいのか。 ネット上では、子どもを盾と批判殺到 「あなたのやっていることは、間違っている」 「あなたは、それでも法律家?」 不法滞在で2009年3月17日の強制送還が言い渡された埼玉県蕨市内のカルデロン・アランさん(36)一家。その代理人をしている渡辺彰悟弁護士は、開設したブログに、こうした批判的なメールがたびたび寄せられていると明かす。 アランさんと妻のサラさん(38)は、偽造パスポートでそれぞれ16、17年前に入国した。その後、現在は中学1年生のノリコさん(13)が生まれたが、06年に不法滞在が発覚して、一家の強制退去処分が08年9月に最高裁で確定した。しかし、アランさん一
「在留特別許可」というのは、入管法50条1項にある法律上の制度です。 法務大臣には広範な裁量権が与えられており、在留特別許可を与えても与えなくても、どちらでもいいというものです。 在留特別許可は、2005年の実績だと、退去強制手続きにのった外国人の人数が57,172人で、在留許可者総数は10,834人(不法入国:2,077人、不法残留:8,483人)になります。 入管実務では「在留特別許可」を認めるための細かい内部基準がありますが、一家全員在留資格のない外国人家族のケースだと、以下のような基準を満たしている必要があります。 (1)おおむね10年以上の日本での在留年数 (2)日本で生まれたか、幼少の頃に来日した子供がいる (3)その子供(長子)が中学生以上である (4)素行が善良である カルデロン一家の場合、 不許可裁決が出た時点→子供が小学5年生((3)の条件を満たしていない) 今現在→子
強制退去処分を受けた日本生まれのフィリピン人、カルデロンのり子さんと母親サラさんの仮放免期限が16日に迫った。先に父親アランさんを強制収容した東京入国管理局は、「両親が自主的に帰国する意思を表明すればのり子さんの在留を認め、表明しなければ3人とも強制送還する」と通知している。入管当局なりの妥協案かもしれないが、脅しとも映る対応を潔しとしない。諸事情を勘案し、一家に在留特別許可を与えるべきケースではないか。 アランさん夫妻は出稼ぎのため、92、93年に相次いで他人名義のパスポートで来日。結婚して、95年にのり子さんを授かった。アランさんは内装解体工として働き、今では後輩を指導する立場だ。所得税、住民税を納めてもきた。のり子さんは埼玉県蕨市の市立中1年生。明るく、音楽部の活動にも熱心で、たくさんの友だちに囲まれている。 一家が地域社会に受け入れられている様子は、蕨市議会が在留特別許可を求める意
1 本日カルデロン一家の父アランと母サラが東京入国管理局に出頭しました。 2 本日の手続において法務省入国管理局による強制退去が一層現実的なものとなってきたと判断せざるを得ない状況になりました。 3 カルデロン一家は最後まで法務大臣に対して一家全員に対する在留特別許可をお願いしたいと考えています。この決断に現在も変更はありません。法務大臣にはぜひとも再考をお願いしたいと考えています。 4 この間,非常に多くの方から“(のりこの)里親になってもいい”,“支援をしたい”というありがたい申入れをいただきました。ただ,この間家族としては家族3名全員での在留を希望している家族としてはこれまで,お申入れに対して正面からお答えすることができませんでした。これまでのお申入れに心からの感謝を申し上げます。 5 ただ,現時点においてこのような状況を迎え,のり子の今後の日本での生活を支えるための経済的な基盤が必
私は,この事件を担当してきた代理人として,この事件についての私なりの考え方を述べておきたいと思います。そして,皆様からの心からの支援をいただきたいとお願いをする次第です。(今回のこの取組みに対する消極的なご意見に対してもお答えをしたいと思い書いたものです。) 1 現在の状況 行政及び司法の判断はカルデロン家族に対して退去を命じています。 しかし,私は,この家族の中の特に子どもについて,子どもの権利条約3条の「最善の利益」に照らして,日本での教育の継続こそが必要であると考えてきましたし,その考えは現在も変わりません。 この主張が認められなかったことはそのとおりですし,彼ら家族に対する退去強制令書の効力を争う手段は存在しないことも事実です。 だからこそこの段階でお願いをしているのは,「法務大臣の裁量に基づく在留特別許可の付与」ということになります。 2 「法治主義」という言葉について 日本は「
2009年1月6日 弁護士 渡辺彰悟 1 不法入国の背景 この間,この問題を訴える中で,ノリコちゃんは日本で教育を受けてもらいたいけれども,両親は不法入国者であって,これは帰国してもらうしかないという意見も聞きました。 その中で,率直に不法入国をした経緯・背景も問われることがありました。 私からフィリピンの状況に詳しい人に問い合わせたところ,以下の様な回答を得ました。 ************************************************************ フィリピンは発展途上国といわれるように,貧しい国の一つに位置づけられています。 失業率が約10%と高く,また貧困率(Poverty Incidence)も28.4%(2000年,フィリピン政府発表。 但し,都市部では15%である一方,農村部では41.4%)と高いフィリピンは,マルコス時代からの国策で海外出
一昨日こんな記事を読んだ。 ・家族3人の在留は認めず 退去処分の比少女と父母 そのあとの会見の模様も見てみた。 ・http://www.tv.janjan.jp/0902/0902120301/1.php←弁護士の説明 ・http://www.tv.janjan.jp/0902/0902120301/2.php←お父さんのコメント ・http://www.tv.janjan.jp/0902/0902120301/3.php←娘さんのコメント 時を同じくして、こんな運動が起こっていたらしい。 ・「日本から叩き出す」と気勢 「在日特権許さない市民の会」ら入管前でカルデロン一家を狙い抗議行動 ここまでの流れはこんな感じらしい。 カルデロンさんは、マニラの貧しい地区・トンドに末っ子で生まれた。育った地域に有望な職はない。1993年に来日し、ここ12年は産業廃棄物の処理会社で働き続けてきた。真面目で
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