2008年1月11日、黒竜江(Heilongjiang)省ハルビン(Harbin)で、遺伝子操作された母ブタから生まれ、紫外線に照らされると部分的に緑色に光る子ブタ。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【3月2日 AFP】中国黒竜江(Heilongjiang)省ハルビン(Harbin)にある東北農業大学(Northeast Agricultural University)の生物学者Yin Zhi氏はこの冬、蛍光色を発するよう遺伝子操作されたブタが同じく蛍光性の子ブタを出産したとき、まるで父親になったような誇らしさを感じたという。 研究の副責任者を務める同氏は、母ブタが子どもを生むまでの3日間、凍えるような寒さの豚舎で過ごし、興奮のあまりほとんど眠ることができなかったという。 「子どもはいないが、初めて父親になるのはこんな気分だろうと思った」と、子ブタが母ブタと同様に蛍光性の緑