並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 71件

新着順 人気順

こうのとりのゆりかごの検索結果1 - 40 件 / 71件

  • 赤ちゃんポストに座っていた男の子…18歳になり「宮津航一として、その後を伝えたい」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

    赤ちゃんポストに入っていた瞬間のことは、よく覚えていない。ただ、「扉のようなもの」の映像が、ぼんやりと頭に残っているだけだ。 【写真】突然判明した航一さんの実母の素顔

      赤ちゃんポストに座っていた男の子…18歳になり「宮津航一として、その後を伝えたい」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
    • 「これで有罪になれば大変なことになる」孤立出産で死産した技能実習生の起訴に対して医師が示した危機感(望月優大) - エキスパート - Yahoo!ニュース

      「もしこれで有罪になってしまうと大変なことになります」 通称赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)の運営でも全国的に知られる慈恵病院(熊本市西区)の蓮田健院長(産婦人科医)が、とある裁判後の会見で強い危機感を示した。 慈恵病院では24時間のSOS相談事業などを通じて毎年6~7000件の妊娠・出産相談を受けており、相談は全国の女性やその関係者から寄せられるという。 「今回の判決は無罪でないと困ります」 「(有罪判決が逆に)犯罪を誘発してしまう可能性を心配しています」 「今回有罪になったら、私たちも(電話相談などの)対応をガラッと変えないといけないので」 会見でのこうした言葉とともに、蓮田院長が大きな懸念を示したその裁判を、私も傍聴していた。 熊本地裁 2021年6月21日月曜日。13時半からベトナム人技能実習生のレー・ティ・トゥイ・リンさんを被告人とする刑事裁判の第一回公判が開かれた。場所は

        「これで有罪になれば大変なことになる」孤立出産で死産した技能実習生の起訴に対して医師が示した危機感(望月優大) - エキスパート - Yahoo!ニュース
      • 赤ちゃんポストの病院が「内密出産」実施へ 費用も負担:朝日新聞デジタル

        ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

          赤ちゃんポストの病院が「内密出産」実施へ 費用も負担:朝日新聞デジタル
        • 中高生の妊娠相談過去最多 新型コロナによる休校影響か 熊本・慈恵病院 | 毎日新聞

          親が育てられない乳幼児を受け入れる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を運営する熊本市の「慈恵(じけい)病院」は11日、4月に同病院の妊娠相談窓口に寄せられた中高生からの相談が過去最多の75件に上ったと発表した。同病院で記者会見した蓮田健副院長は「新型コロナウイルスの影響で学校が休みになって引きこもり状態になっている。その中で性行為の機会があって望まない妊娠になっている場合もある」と指摘した。 慈恵病院は、さまざまな事情で養育困難な親が匿名で預ける「こうのとりのゆりかご」を2007年に開設。同時に、電話とメールで24時間対応する妊娠相談窓口も設けた。

            中高生の妊娠相談過去最多 新型コロナによる休校影響か 熊本・慈恵病院 | 毎日新聞
          • コロナ禍、中高生の妊娠相談が増えた背景にあるものは 熊本・慈恵病院に聞く - Yahoo!ニュース

            新型コロナウイルスの感染防止で、長期間登校を禁止している学校は多い。その影響か、中学生や高校生の「妊娠相談」が例年より増えている。「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の運営で知られる熊本・慈恵病院は先日、4月だけで全国から75件の相談があったと発表した。心細く不安な思いの子たちから、どんな相談が寄せられたのか。同病院の新生児相談室室長・蓮田真琴さん(42)に話を聞いた。(ノンフィクションライター・三宅玲子/Yahoo!ニュース 特集編集部) ──慈恵病院では24時間の電話相談「SOS赤ちゃんとお母さんの妊娠相談」を行っています。4月の相談件数は592件、そのうち中高生からの相談が75件、13パーセントとのこと。昨年4月の58件(単月総数515件)に比べて17件増えています。どう見ますか。 私たちは「多い」と感じます。毎年6000件ほどの電話相談があるうち、中高生の割合は10パーセント

              コロナ禍、中高生の妊娠相談が増えた背景にあるものは 熊本・慈恵病院に聞く - Yahoo!ニュース
            • なぜ「中絶の権利」が守られなければならないか(少し追記) - Foolproof Remedies

              今北産業様向け要約 ・中絶を禁止しても女性が出産するわけじゃないよ。むしろ違法な中絶を行ったり、産んだ子を殺したりという形で、胎児と女性の両方を危険に晒すよ。 ・具体的には、望まない妊娠の6割は中絶で終わり、そのうち45%が「危険な」(医学的でない)中絶だよ。 ・アメリカはもともと、先進国では妊産婦死亡率が高い国だよ。しかも人種差が激しく、より貧困な黒人・ヒスパニックのほうが死亡率が高いよ。もちろん、彼らは中絶が禁止されれば「他所に中絶してもらいに行く」ことができなくなるので違法な中絶を行う可能性が増えるよ。→1行目に戻る 懸念されていたニュースが飛び込んできた。アメリカで中絶の権利を認めた「ローvsウェイド判決」を覆す最高裁判決案がリークされたというのだ。すでに共和党は「オバマ政権終盤の民主党による最高裁判事指名を『前例を踏襲して』控えるように強いた一方で、トランプ政権末期の最高裁判事指

                なぜ「中絶の権利」が守られなければならないか(少し追記) - Foolproof Remedies
              • 中絶は女性の権利、という主張は、胎児は人間ではない、を含意していると..

                中絶は女性の権利、という主張は、胎児は人間ではない、を含意しているとなぜ気づかないのか…… この増田もブコメも中絶と死産と暴行で子どもをなくすのとなぜごっちゃにするのか…意味不明というか意味なさすぎ。この三つは全く違うし、そもそも中絶は女性の権利なんだよ。そこから勉強してこい ごっちゃにしてるのは、妊婦の腹を蹴るのは殺人未遂、とか言ってる側だろ。元増田は一貫してそこは区別してるよ。 仮に胎児が人間だとするなら、女性に中絶の権利なんてあるわけないだろ。胎児は人間っていうのは、つまり胎児には5歳児と同等の人権があるということだよ。母親が自分の都合で5歳児を殺すことなんて自己決定として認められるわけないんだから、仮に胎児が人間なら中絶も認められるわけがない。5歳児が殺された場合は母親に殺されようが通りすがりの変質者に殺されようが殺人罪が適用されて同列に扱われるんだから、仮に胎児が人間なら女性が自

                  中絶は女性の権利、という主張は、胎児は人間ではない、を含意していると..
                • 私が新聞記者を辞めた理由|森本修代

                  巨大な岩 29年2カ月続けた新聞記者を2022年5月末に辞めました。仕事は楽しかった。面白かった。辞めたくて辞めたわけではありません。目の前に突然、巨大な岩が立ちふさがって前に進めなくなってしまった。そんな感じです。 拙著『赤ちゃんポストの真実』(小学館)を出版するとき、会社ともめたことは既にnoteに書きました。けれども、読んでくださった方から寄稿の依頼を受けたり、講演の依頼が来たりするようになったので、少しずつ風向きが変わるかなあと淡い期待を持っていました。ところが…。 300人規模の講演会の講師と、医療関係者の集まる会合での講師と、月刊誌への寄稿の依頼を相次いで受けたので会社に報告しました。今年3月のことです。寄稿はあらかじめ原稿案を添えて出しました。目を通した幹部は当初、「フラットに書いている」と言いました。私は取材して裏を取った事実を淡々と書いており、誰かを批判する内容でもなく、

                    私が新聞記者を辞めた理由|森本修代
                  • 独自 熊本市の慈恵病院で国内初の内密出産か【熊本】(KKT熊本県民テレビ) - Yahoo!ニュース

                    赤ちゃんポストを運用している熊本市の慈恵病院で相談員のみに身元を明かし病院で匿名で出産できる「内密出産」が行われた可能性があることがわかった。 国内初のケースとみられる。 慈恵病院は3年前、危険な孤立出産を減らすため相談員1人だけに身元を明かし匿名で出産ができる内密出産を導入した。 関係者によると今回、内密出産の可能性があるのは、西日本に住む10代の女性で名前や住所など個人情報を明かさないまま12月、仮名で出産したという。 その後、病院は赤ちゃんのために産みの親の情報を残してほしいと説得を続け、女性は病院の相談員1人だけに名前などの個人情報を明かした。 身元が確認できる書類は病院が保管し、子どもが一定の年齢になれば閲覧することができる。 一方、病院は母親と連絡を取り続け、赤ちゃんをどうするのか今後の選択肢を一緒に考えていくとしている。 ドイツで法制化されている内密出産は日本では前例がなく国

                      独自 熊本市の慈恵病院で国内初の内密出産か【熊本】(KKT熊本県民テレビ) - Yahoo!ニュース
                    • 新生児遺棄事件、責任を負わない “父親たち” が犯した「罪にならない大罪」(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース

                      「逮捕される母親は加害者であり、被害者です」 そう訴えるのは、セックスカウンセラーで妊娠・出産・性暴力に関する相談員として活動する竹田淳子さん。 【写真】慈恵病院の、こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト) 「相手の男性がいなければ妊娠はできません。ですから責任は男性にもあります」 望まない妊娠。誰にも相談できずに人知れず出産。公園、トイレ、コインロッカーなどから遺棄された赤ちゃんが見つかる事件は後を絶たない。母親は逮捕され、世間からも責められる。だが、『父親』たちが一緒に逮捕されることはほとんどない。 相談できている女性はひと握り 母親を追い詰め、そして逃げる『無責任な父親』とはどんな人物なのか─。 「本当に好きな相手だから言えないと男性をかばう女子高校生や結婚する予定だったけど、相手がいなくなったという相談もありました」 と話すのは匿名で赤ちゃんを預け入れることができる『こうのとりのゆり

                        新生児遺棄事件、責任を負わない “父親たち” が犯した「罪にならない大罪」(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース
                      • 赤ちゃんポストを創設、慈恵病院の蓮田太二理事長が死去:朝日新聞デジタル

                        ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                          赤ちゃんポストを創設、慈恵病院の蓮田太二理事長が死去:朝日新聞デジタル
                        • 中高生の妊娠相談過去最多 新型コロナによる休校影響か 熊本・慈恵病院(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                          親が育てられない乳幼児を受け入れる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を運営する熊本市の「慈恵(じけい)病院」は11日、4月に同病院の妊娠相談窓口に寄せられた中高生からの相談が過去最多の75件に上ったと発表した。同病院で記者会見した蓮田健副院長は「新型コロナウイルスの影響で学校が休みになって引きこもり状態になっている。その中で性行為の機会があって望まない妊娠になっている場合もある」と指摘した。 【10万円給付、どこに問い合わせる?】 慈恵病院は、さまざまな事情で養育困難な親が匿名で預ける「こうのとりのゆりかご」を2007年に開設。同時に、電話とメールで24時間対応する妊娠相談窓口も設けた。 同病院によると、中高生からの相談は全国から寄せられた。「両親が自宅にいない間に交際相手と性交し、妊娠検査薬で陽性が出た」「初めての性交で避妊ができているか分からない」など女子生徒からが多かった。男

                            中高生の妊娠相談過去最多 新型コロナによる休校影響か 熊本・慈恵病院(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                          • コロナ禍で浮かんだ日本の性教育の欠陥 中高生の妊娠相談急増、子ども責める前に考えて | 47NEWS

                            「彼氏から『大丈夫』と言われ、コンドームを装着せずに性器の外に射精されたが不安」 「低用量ピルを母親に内緒で飲んでいたがばれてしまい、使えなくなった。そんなときに避妊せずに性行為をしてしまった。心配で夜も眠れない」 「2日前に性行為をしたが、吐き気などつわりのような症状がある」 ピッコラーレの副代表で助産師の土屋麻由美さんによると、こういった10代からの相談には正しい避妊の方法を知らなかったり、妊娠の仕組みを誤解していたりするような内容が目立つという。コンドームを装着するタイミングなど、正しい避妊行動を取っていた人は相談者のうち10代では34%だけ。前年同時期の55%から大幅に減った。土屋さんは「避妊方法をインターネットで調べてみたものの、何が正しいのか分からずに不安を抱えている方が多い」と話す。 休校期間中の妊娠や避妊に関する中高生からの相談は、各地の支援団体にも寄せられていた。親が育て

                              コロナ禍で浮かんだ日本の性教育の欠陥 中高生の妊娠相談急増、子ども責める前に考えて | 47NEWS
                            • 赤ちゃんポスト開設初日に預けられたのは「赤ちゃん」ではなく3歳児だった。そして男児が「お父さん」と呼んでいた人物は…(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース

                              “命を救う”という理念のもとで理解を広げてきた慈恵病院(蓮田太二理事*当時、熊本市)の「赤ちゃんポスト」。しかし2020年3月までに預けられた155人のうち、早期新生児は85人にすぎず、残りがある程度育った赤ちゃんだったとされる。取材を続けてきた元熊本日日新聞社記者でジャーナリストの森本修代さんによれば、現場は想定外の事態ばかりで、それこそ初日から驚くような出来事があったそうで――。 【書影】想定外の連続…『赤ちゃんポストの真実』 * * * * * * * ◆開設日に預けられたのは3歳児だった 2007年5月10日。赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」が設置された。 蓮田は新しく整備したポストの前で、数十人の報道陣を前に「緊張しています。命を守ることが一番大切。理解が深まるよう頑張っていきたい」と話した。 それからわずか数時間後、病院職員は驚愕する。最初の子どもが預けられたのだ。 「赤

                                赤ちゃんポスト開設初日に預けられたのは「赤ちゃん」ではなく3歳児だった。そして男児が「お父さん」と呼んでいた人物は…(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース
                              • 赤ちゃんポストに座っていた男の子、18歳になり「宮津航一としてその後を伝えたい」…2007年5月[あれから]<22>

                                【読売新聞】 赤ちゃんポストに入っていた瞬間のことは、よく覚えていない。ただ、「扉のようなもの」の映像が、ぼんやりと頭に残っているだけだ。 2007年5月、熊本市の慈恵病院に「こうのとりのゆりかご」と呼ばれる赤ちゃんポストが開設され

                                  赤ちゃんポストに座っていた男の子、18歳になり「宮津航一としてその後を伝えたい」…2007年5月[あれから]<22>
                                • 11 | 7月 | 2020 | 蓮田健コラム

                                  6月30日に小学館から出版された『赤ちゃんポストの真実』を巡っては、数ヶ月間ゴタゴタしました。 きっかけは4月に著者から送られてきた手紙です。 6月に本を出版する旨の内容が書いてありました。 「こうのとりのゆりかご」関連の本は過去に何冊か出版されましたが、通常は事前に企画が説明され、取材や原稿チェックが重ねられた上に出来上がるものです。 今回はそのような過程もないまま、いきなりの出版通知でした。 しかもタイトルが『赤ちゃんポストの真実』という究極本を示唆するものだったため驚きました。 そしてムッとしました。 赤ちゃんの遺棄や殺人を防止する目的でスタートした「こうのとりのゆりかご」(俗称:赤ちゃんポスト)の世界は未だに分からないことばかりで、個人的には一生理解が及ばず結論も出せないだろうと思っています。 そもそも赤ちゃんの遺棄・殺人の防止は、古今東西、多くの人が試行錯誤を重ねてきたテーマです

                                  • コロナ禍で浮かんだ日本の性教育の欠陥 中高生の妊娠相談急増、子ども責める前に考えて(47NEWS) - Yahoo!ニュース

                                    新型コロナウイルス感染症に伴う一斉休校期間中、中高生から「妊娠したかもしれない」との相談が増えている―。この事実を知って、あなたはどう思うだろうか。「とんでもない」「無責任」。そんな言葉が頭をかすめる人もいるかもしれない。でも、子どもを責める前にちょっと考えてほしい。原因の一端は、ひょっとすると日本の性教育にあるのかもしれない。(共同通信=三浦ともみ) ▽妊娠の仕組みを誤解 思いがけない妊娠に悩む女性を支援するNPO法人「ピッコラーレ」が運営する相談窓口「にんしんSOS東京」では3~5月、10代からの相談が例年の1・6倍に増えた。休校中に交際相手と過ごす時間が増えたことが一因とみられている。 「彼氏から『大丈夫』と言われ、コンドームを装着せずに性器の外に射精されたが不安」 「低用量ピルを母親に内緒で飲んでいたがばれてしまい、使えなくなった。そんなときに避妊せずに性行為をしてしまった。心配で

                                      コロナ禍で浮かんだ日本の性教育の欠陥 中高生の妊娠相談急増、子ども責める前に考えて(47NEWS) - Yahoo!ニュース
                                    • 残念な『赤ちゃんポストの真実』 | 蓮田健コラム

                                      6月30日に小学館から出版された『赤ちゃんポストの真実』を巡っては、数ヶ月間ゴタゴタしました。 きっかけは4月に著者から送られてきた手紙です。 6月に本を出版する旨の内容が書いてありました。 「こうのとりのゆりかご」関連の本は過去に何冊か出版されましたが、通常は事前に企画が説明され、取材や原稿チェックが重ねられた上に出来上がるものです。 今回はそのような過程もないまま、いきなりの出版通知でした。 しかもタイトルが『赤ちゃんポストの真実』という究極本を示唆するものだったため驚きました。 そしてムッとしました。 赤ちゃんの遺棄や殺人を防止する目的でスタートした「こうのとりのゆりかご」(俗称:赤ちゃんポスト)の世界は未だに分からないことばかりで、個人的には一生理解が及ばず結論も出せないだろうと思っています。 そもそも赤ちゃんの遺棄・殺人の防止は、古今東西、多くの人が試行錯誤を重ねてきたテーマです

                                      • 日本の中絶にかかわる論点・まとめメモ - Foolproof Remedies

                                        ショートバージョン: ・今の日本の中絶の主語(主体)は「医師」で、女性の同意は医師が中絶をするときに必要な前提条件の一つでしかないという構造が根本的な問題だよ。 ・女性の同意だけでなく、パートナーの同意も、医師が合法的に中絶するための前提条件になっているよ。これを満たさない中絶は、医師の不法行為になってしまうよ。 ・パートナーがいない場合は当然パートナーの同意はいらないんだけど、かつて厚労省が「実はパートナーがいるけどいないってことにして中絶、っていうけしからん女性が出てこないようにきっちり指導してね」と言ったので、医師目線だとパートナーの同意なしで実施するのはやっぱ怖くてできないよ。 解決案:刑法を改正し、堕胎罪をなくして、不同意堕胎罪のみにしよう。なおかつ、優生保護法を改正して、中絶は妊娠中の女性本人の同意だけで認められるようにしよう。 私はこの分野を研究した訳ではなく、たまたま情報が

                                          日本の中絶にかかわる論点・まとめメモ - Foolproof Remedies
                                        • 日本初の内密出産「産ませてくれてありがとう」涙を流した母親、病院職員がつなぐ思い(KKT熊本県民テレビ) - Yahoo!ニュース

                                          「匿名で出産したい」この願いは、全国で唯一、熊本市にある慈恵病院で叶えることができます。特定の相談員以外には名前を明かさない「内密出産」です。誰にも知られたくないという思いを持つ女性の出産の多くは、自宅や車内での孤立出産です。医師や助産師が立ち合わず、母子ともに命の危険があります。慈恵病院では赤ちゃんだけではなくお母さんの命も救いたいと内密出産を始めました。ドイツでは孤立出産をなくそうと内密出産が法制化されていますが、日本ではまだ法整備に至っていません。そんななか慈恵病院は、去年12月に日本で初めて内密出産を実施しました。その裏側には悩みを抱えた女性と病院職員、それぞれの葛藤がありました。 「出血しました。赤ちゃんの胎動が感じにくいんです」 去年12月、突然の相談に病院には緊張感が走りました。それは誰にも知られずに出産したいという希望する女性からのメールでした。去年11月から女性はインター

                                            日本初の内密出産「産ませてくれてありがとう」涙を流した母親、病院職員がつなぐ思い(KKT熊本県民テレビ) - Yahoo!ニュース
                                          • WEB特集 「私たちに時間をください」 “孤立出産”防ぐには | NHKニュース

                                            “孤立出産”ということばを知っていますか? 医療者の立ち会いなしに、風呂場などでひとりで産むことで、時に母子の命に関わる非常に危険な行為です。熊本市の病院が開設したいわゆる「赤ちゃんポスト」では、これまでに託された144人の半数が孤立出産で生まれた子どもです。危機感を強めた病院は、先進的な取り組みを進めている韓国を参考に具体的な対策を模索していますが…(熊本放送局記者 本庄真衣) 熊本市の民間病院・慈恵病院では、親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」いわゆる「赤ちゃんポスト」を全国で唯一、13年前から運営しています。 去年3月までに合わせて144人の子どもを保護してきました。託されたうちの実に半数が、医療者の立ち会いなしにトイレや風呂場などでひとりで産む“孤立出産”の子どもです。 大量の出血が起きたり、子どもが産道に引っかかってしまったりするなど、出産は時に命の危

                                              WEB特集 「私たちに時間をください」 “孤立出産”防ぐには | NHKニュース
                                            • 安易な「子捨て」につながる?葛藤した医師 「赤ちゃんポスト」開設15年の裏側(KKT熊本県民テレビ) - Yahoo!ニュース

                                              熊本市の閑静な住宅地にある慈恵病院。この病院は親が育てられない子どもを匿名でも受け入れる「こうのとりのゆりかご」いわゆる「赤ちゃんポスト」を国内で唯一設置しています。ゆりかごは熊本県内で相次いだ赤ちゃんの遺棄事件をきっかけに2007年5月に開設されました。開設当時は世間から「子捨てを容認するのか」「育児放棄を助長する」など批判を浴びた病院。14年で159人の子どもが預け入れられました。開設にふみきった当時の理事長は2年前に亡くなり、その意志はいま息子で現理事長の蓮田健さんに受け継がれています。父とは違うかたちで赤ちゃんとお母さんを救いたいと向き合う姿の裏には知られざる思いがありました。 慈恵病院の理事長で産婦人科医の蓮田健さん。「こうのとりのゆりかご」を開設した蓮田太二さんの長男です。当初、ゆりかごの開設に反対していました。 慈恵病院 蓮田健理事長 「熊本の小さな病院がゆりかごを設置して、

                                                安易な「子捨て」につながる?葛藤した医師 「赤ちゃんポスト」開設15年の裏側(KKT熊本県民テレビ) - Yahoo!ニュース
                                              • 乳児遺棄容疑で母逮捕 相談受けた慈恵病院、警察に苦言「女性保護すべきだ」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                死体遺棄容疑で逮捕された女性とのやり取りを説明する慈恵病院の蓮田健院長=熊本市西区で2020年12月10日午後2時27分、清水晃平撮影 親が育てられない乳幼児を匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を運営する熊本市の慈恵病院は10日、記者会見し、死産したとみられる赤ちゃんを東京都品川区のマンションに遺棄したとして7日に警視庁大井署に死体遺棄容疑で逮捕された20代女性から6、7日に相談を受けていたと明らかにした。蓮田健院長は「女性は保護されるべきで、逮捕は非常に遺憾だ」と指摘。妊娠で不安がある場合は同病院の無料電話(0120・783・449)に相談するよう呼び掛けた。 【写真】慈恵病院の「赤ちゃんポスト」 蓮田院長によると、6日午後11時27分、女性から「朝7時ごろに自宅で死産をしてしまった。生活が苦しく、体調が悪くなり、先月ごろ仕事を辞めた。両親とも死別しており、頼れる

                                                  乳児遺棄容疑で母逮捕 相談受けた慈恵病院、警察に苦言「女性保護すべきだ」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                • 赤ちゃんポスト開設初日に預けられたのは「赤ちゃん」ではなく3歳児だった。そして男児が「お父さん」と呼んでいた人物は… 赤ちゃんポストの真実|話題|婦人公論.jp

                                                  “命を救う”という理念のもとで理解を広げてきた慈恵病院(蓮田太二理事*当時、熊本市)の「赤ちゃんポスト」。しかし2020年3月までに預けられた155人のうち、早期新生児は85人にすぎず、残りがある程度育った赤ちゃんだったとされる。取材を続けてきた元熊本日日新聞社記者でジャーナリストの森本修代さんによれば、現場は想定外の事態ばかりで、それこそ初日から驚くような出来事があったそうで――。 開設日に預けられたのは3歳児だった 2007年5月10日。赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」が設置された。 蓮田は新しく整備したポストの前で、数十人の報道陣を前に「緊張しています。命を守ることが一番大切。理解が深まるよう頑張っていきたい」と話した。 それからわずか数時間後、病院職員は驚愕する。最初の子どもが預けられたのだ。 「赤ちゃん」ではなく、3歳児だった。キョトンとしてベッドに座っていた。男児は「新幹

                                                    赤ちゃんポスト開設初日に預けられたのは「赤ちゃん」ではなく3歳児だった。そして男児が「お父さん」と呼んでいた人物は… 赤ちゃんポストの真実|話題|婦人公論.jp
                                                  • 赤ちゃんポストに預ける父親増える「女性同様に八方塞がりに」…父親の困窮事例増加を指摘

                                                    【読売新聞】 親が養育できない子を匿名で託せる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」に昨年度9人が預けられたことが発表された29日、慈恵病院(熊本市西区)の蓮田健理事長は「男性も女性同様に八方塞がりになっている」とし、父親が困窮

                                                      赤ちゃんポストに預ける父親増える「女性同様に八方塞がりに」…父親の困窮事例増加を指摘
                                                    • 「内密出産」独自導入の病院 親の名前書かず出生届提出へ | NHKニュース

                                                      病院以外に身元を明かさない「内密出産」を独自に導入している熊本市の「慈恵病院」は去年12月、内密出産を希望する女性が出産した赤ちゃんについて、女性の希望を踏まえて親の名前を書かずに出生届を提出する方針を明らかにしました。 病院は、国内で初めての「内密出産」になるとしています。 これは、熊本市の慈恵病院が記者会見で明らかにしました。 慈恵病院は、予期せぬ妊娠をした女性の自宅などでの「孤立出産」を防ぐため、病院以外に身元を明かさずに出産する「内密出産」を独自に導入しています。 病院では去年12月、内密出産を希望する西日本在住の10代の女性が赤ちゃんを出産し、女性は子どもが成長して親の情報を知りたいと希望した時のために、病院の新生児相談室長だけに名前や住所などの個人情報を明かしていました。 病院は、女性が退院したあとも連絡を取って、子どもを育てる意思があるか確認を続けてきましたが、女性は「赤ちゃ

                                                        「内密出産」独自導入の病院 親の名前書かず出生届提出へ | NHKニュース
                                                      • 熊本・慈恵病院、「内密出産」を回避 女性が家族に知らせる | 毎日新聞

                                                        保護した女性が内密出産を回避した経緯を説明する慈恵病院の蓮田健院長=熊本市西区で2021年11月10日午前11時59分、栗栖由喜撮影 誰にも知られずに出産したいと希望する女性を保護していた熊本市の慈恵病院は10日、女性が出産後、病院以外にも身元を明かすことに同意し、国内初事例となる可能性のあった「内密出産」を回避したと発表した。女性は11月に出産し、家族にも出産の事実を知らせて生まれた子を育てることにしたという。 慈恵病院は、親が育てられない乳幼児を匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を2007年から運営。母子の生命が危険にさらされる孤立出産を防ぐ目的で、19年に独自の内密出産制度を導入し…

                                                          熊本・慈恵病院、「内密出産」を回避 女性が家族に知らせる | 毎日新聞
                                                        • 妊娠した彼女を独りにしなかった人たち。あるベトナム人技能実習生の妊娠と死産(3)|ニッポン複雑紀行

                                                          その日は朝から大雨だった。2019年11月24日。長崎では、多くのカトリック信者たちが雨ガッパを羽織ってフランシスコ教皇の到着を待ち侘びていた。ローマ教皇として38年ぶりの来日。前日の夕方に羽田に到着した教皇は、翌朝のフライトで最初の訪問地である長崎へと降り立った。 その後、車で長崎市内に入った教皇は、最初に爆心地公園で核廃絶を訴え、次いで豊臣秀吉によるキリシタン弾圧が行われた西坂の丘でも演説を行った。そして昼ごろ、「パパ様」は長崎県営野球場に現れた。3万人が集う巨大なミサ。いつの間にか、雨は上がっていた。 多くの日本人信者に混じって、ミサにはベトナム人の若い妊婦も参加していた。技能実習生のマイさん(仮名)。マイさんは21歳だった2年ほど前に来日し、熊本県の工場で実習生として働き始めた。そのうち熊本市内の教会にも通うようになり、そこで知り合ったほかの信者たちと一緒に長崎を訪れることになった

                                                            妊娠した彼女を独りにしなかった人たち。あるベトナム人技能実習生の妊娠と死産(3)|ニッポン複雑紀行
                                                          • 出生直後「赤ちゃんポスト」に、津市の暴行死疑い4歳女児

                                                            津市で5月、4歳女児に暴行し死なせたとして母親が逮捕された事件で、女児が生後間もなく、熊本市の慈恵病院が運営する親が育てられない子を匿名でも受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に預けられていたことが8日、病院への取材で分かった。母親と女児の名前、女児の生年月日が一致したという。 病院によると、平成31年2月に女児を受け入れた。その際に母親は「経済的に厳しく育てられない」と話し、数日後には自身の名前を明かした。女児は熊本県内の乳児院を経て、三重県に戻ったとみられる。

                                                              出生直後「赤ちゃんポスト」に、津市の暴行死疑い4歳女児
                                                            • 東京 墨田区の病院「赤ちゃんポスト」設置を表明 | NHK

                                                              親が育てられない子どもを匿名で預かる、いわゆる「赤ちゃんポスト」について、東京 墨田区の病院が、来年度(2024年度)の設置に向けて準備を進めていることがわかりました。今後、都や区と具体的な協議を進めていくとしています。 東京 墨田区の社会福祉法人「賛育会」は、産科などがある区内の「賛育会病院」に、いわゆる「赤ちゃんポスト」を設置する方針を明らかにしました。 運用の開始は来年度中を目指していて、妊婦が医療機関だけに名前や連絡先などを明かして出産する「内密出産」などの事業も実施したいとしています。 貧困や虐待などを背景に、予期しない妊娠や孤立出産の悩みを抱える女性が増え、赤ちゃんを遺棄する事件が相次いでいることなどを受け、数年前から検討を重ねてきたとして、今後、都や墨田区と具体的な協議を進めていくとしています。 賛育会によりますと、設置が実現すれば、医療機関としては熊本市の慈恵病院に続き、全

                                                                東京 墨田区の病院「赤ちゃんポスト」設置を表明 | NHK
                                                              • 母親による赤ちゃんの殺人や死体遺棄 証言台に立ち続ける産婦人科医と精神科医が見つけた共通点「神経発達症」|FNNプライムオンライン

                                                                全国的に後を絶たない母親による赤ちゃん殺害事件、その背景を探る2人の医師がいる。「こうのとりのゆりかご」などの取り組みを続ける慈恵病院の蓮田健理事長と、精神科医の興野康也医師だ。2人の活動を追った。 証言台に立つ産婦人科医・蓮田理事長 2023年9月、熊本市西区にある慈恵病院の蓮田理事長が向かったのは愛媛県。自ら産んだ赤ちゃんを殺害した罪に問われた被告の裁判で、弁護側の証人として出廷するためだ。 蓮田理事長はこれまで、予期せぬ妊娠に直面した女性と向き合う中で、あることを感じていた。 この記事の画像(15枚) 慈恵病院・蓮田健理事長: 驚きましたのは、赤ちゃんの遺棄殺人をしてしまった女性と、ゆりかご(赤ちゃんポスト)内密出産の女性は、背景や特性の一致点が多い。孤立を深めていると思う 33歳の被告は2022年4月、愛媛・新居浜市の竹林で赤ちゃんを出産して水路に放置し、殺害した罪に問われた。 「

                                                                  母親による赤ちゃんの殺人や死体遺棄 証言台に立ち続ける産婦人科医と精神科医が見つけた共通点「神経発達症」|FNNプライムオンライン
                                                                • 「赤ちゃんポスト」は誰を救うのか――“ゆりかご”に子どもを預ける親の共通点 | 文春オンライン

                                                                  赤ちゃんの命を救うのか。それとも、子捨てを助長するのか。 賛成派と反対派の意見が分かれ、法整備は進まないまま今年で13年を迎えた。熊本市の慈恵病院が運用する「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」だ。自分で赤ちゃんを育てられない人が匿名で赤ちゃんを預け入れることができる。ゆりかごの目印は病院の建物の脇の生垣に立つ小さな門だ。赤ちゃんを連れた親はこの門を通って15メートルほどの小径を進み、建物の壁にとりつけられたゆりかごの扉を開け、ベッドに赤ちゃんを横たえて扉を閉める。あとは立ち去るだけだ。事前の連絡や予約は要らない。 「こうのとりのゆりかご」の今 ゆりかごを開設した当初、病院側は親との接触に積極的ではなかったが、近年は熊本市からの要請もあり、ゆりかごの扉から表に出る門までの敷地内に限っては親に声をかけている。職員の声がけを振り切るように早足で門の外へ去る女性もいるが、預け入れたものの(ゆ

                                                                    「赤ちゃんポスト」は誰を救うのか――“ゆりかご”に子どもを預ける親の共通点 | 文春オンライン
                                                                  • “赤ちゃんポスト” 開設15年 預けられた男性が語る「家族」 | NHK | WEB特集

                                                                    親が育てられない子どもを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」、いわゆる「赤ちゃんポスト」が熊本市内の民間病院に開設されてから15年。 受け入れてきた子どもはこれまでに161人にのぼります。 かつて預けられた男性が実名で取材に応じてくれました。 (熊本放送局 記者 丸山彩季) 熊本市の宮津航一さん(18)です。 この春、県内の高校を卒業し、晴れて大学生になりました。 親が育てられない子どもを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」、いわゆる「赤ちゃんポスト」が始まった年に預けられた子どものひとりです。 3歳の時に熊本市の里親に引き取られ、大切に育てられました。 「航一」という名前を付けたのは、当時の熊本市長でした。 「大海原を渡る一そうの船のように力強く生きてほしい」という願いが込められていると里親の父は考えています。 高校では陸上部に入り、短距離走の選手として活躍。 100メートル11秒台の好

                                                                      “赤ちゃんポスト” 開設15年 預けられた男性が語る「家族」 | NHK | WEB特集
                                                                    • (1)159人の一人の僕  大切なのは「その後」の人生(熊本日日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                      「こうのとりのゆりかご」に預けられた宮津航一さん(中央)。みどりさん、美光さん夫婦の深い愛情を受けて育った=16日、熊本市東区(谷川剛) 【いのちの場所 ゆりかご15年】 第1部 家族になる 航一さんのこれまで① 満開の菜の花が輝いていた。今春、熊本県立大に入学する宮津航一さん(18)=熊本市東区=は、少し照れたような笑顔で家族写真に収まった。「まぶしいくらいの日差しだね」。視線の先には、笑顔の父と母がいる。 航一さんは、2人の実子ではない。高校2年の時、里親の宮津美光さん(64)、みどりさん(63)夫婦と養子縁組をした。2人は法的に親子となる前から、身を寄せる家がない航一さんと暮らしてきた。我慢強く転んでも泣かなかった幼児は、中学校では生徒会長を、高校では陸上部主将を務めるほど積極的になった。夫婦はたくましく育ってゆくわが子を、そばでずっと、見守ってきた。 一つの家族の始まりは、15年前

                                                                        (1)159人の一人の僕  大切なのは「その後」の人生(熊本日日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                                      • ひとつの産声も消さないための「内密出産」 | | 伊藤孝恵 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                                                        土砂降りの雨に傘を 内密出産の制度化に取り組んでいる。内密出産とは、匿名で出産することを望む母親が病院にだけ身元を明かし、その情報を管理することで、子どもの出自を知る権利を保障するものだ。 さまざまな課題がある。しかし、一人ではどうにもできない状態におかれ、産声をあげた赤ちゃんの口を塞いでしまう母親がいる。土砂降りの雨が降っているところに傘をさしかけ「ここで産めば大丈夫」とお母さんと子どもに言える制度をつくるのは立法府の役割だ。 生後すぐに命を奪われる子ども 妊婦が身元を明らかにせずに匿名で出産した場合、子どもの出自は誰にもわからなくなる。内密出産は匿名出産とは異なり、特定の人にだけ身元を明かす。内密出産が制度化されているドイツでは行政が情報を管理し、子どもが16歳になった時に実母の身元を照会できる。 日本では病院などの安全な環境で匿名出産できるところはない。妊婦はおのずと自宅や外で一人で

                                                                          ひとつの産声も消さないための「内密出産」 | | 伊藤孝恵 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                                                        • ベトナム人技能実習生が「死体遺棄」を問われた不条理

                                                                          ■孤立出産や死産は「罪」なのか リンさんは無罪だ──。そう大書された横断幕を支援者や弁護団が掲げた。 4月11日午前、最高裁前(東京・千代田区)。横断幕に見送られて弁護団は最高裁の中に入った。上告趣意書と意見書、そして6万8千筆にも及ぶ、無罪判決を求める署名を提出するためである。 死産した子どもの遺体を放置したとして「死体遺棄」の罪に問われているのはベトナム人技能実習生のレー・ティ・トゥイ・リンさん(23歳)(以下、リンさん)だ。いったい、彼女に何があったのか、そしてなぜ彼女の無罪を求める声が強いのか。まずは「事件」とされた一連の経緯を振り返ってみたい。 最高裁に上告趣意書、意見書、署名の提出に向かう弁護団の代表 リンさんは2018年8月に技能実習生として来日、熊本県内のミカン農家に就労した。送り出し機関やブローカーに請求された総額150万円の出国費用は借金で賄った。これを返済し、さらには

                                                                            ベトナム人技能実習生が「死体遺棄」を問われた不条理 
                                                                          • 三重県知事の虐待「なかった」発言 慈恵病院院長が警鐘「慎重に」 | 毎日新聞

                                                                            三重県の一見勝之知事が11日の定例記者会見で、県に虐待の通報や相談があり、在宅で定期的な状況確認を続けている子ども約1100人の緊急確認について、「(いずれも虐待などの疑いは)なかった」と述べた。 この発言について、「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営する熊本市の慈恵病院の蓮田健院長が、「虐待を受けているのに発見できなかった子どももいるかもしれない。知事の立場で『なかった』と言い切ることには慎重になってほしい」と警鐘を鳴らした。 4歳の三女ほのかちゃんを暴行して死亡させたとして傷害致死容疑で母親の中林りゑ子容疑者(42)が逮捕された事件を受け、県が緊急確認した。

                                                                              三重県知事の虐待「なかった」発言 慈恵病院院長が警鐘「慎重に」 | 毎日新聞
                                                                            • 「赤ちゃんポスト」は誰を救うのか――“ゆりかご”に子どもを預ける親の共通点(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                                              赤ちゃんの命を救うのか。それとも、子捨てを助長するのか。 賛成派と反対派の意見が分かれ、法整備は進まないまま今年で13年を迎えた。熊本市の慈恵病院が運用する「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」だ。自分で赤ちゃんを育てられない人が匿名で赤ちゃんを預け入れることができる。ゆりかごの目印は病院の建物の脇の生垣に立つ小さな門だ。赤ちゃんを連れた親はこの門を通って15メートルほどの小径を進み、建物の壁にとりつけられたゆりかごの扉を開け、ベッドに赤ちゃんを横たえて扉を閉める。あとは立ち去るだけだ。事前の連絡や予約は要らない。 【写真】この記事の写真を見る(8枚) 「こうのとりのゆりかご」の今 ゆりかごを開設した当初、病院側は親との接触に積極的ではなかったが、近年は熊本市からの要請もあり、ゆりかごの扉から表に出る門までの敷地内に限っては親に声をかけている。職員の声がけを振り切るように早足で門の外へ

                                                                                「赤ちゃんポスト」は誰を救うのか――“ゆりかご”に子どもを預ける親の共通点(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
                                                                              • 慈恵病院への寄付のやり方(郵便振替ATM送金の方法) - ブコメには書ききれない

                                                                                こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)で知られる熊本市の慈恵病院が、新しく「内密出産」という取り組みをはじめました。 digital.asahi.com 子どもの命を守る素晴らしい取り組みだと思い、寄付をしました。寄付の受付は郵便振替のみだったので、やったことのない人のために手順を共有します。 ゆうちょの口座がない人が、払込取扱票を書き、ATMから送金する手順です。 目次 1.郵便局に行く 2.払込取扱票を書く 3.ATMに読み込ませ、現金を入れて送金する 1.郵便局に行く 払込取扱票を読み込めるのはゆうちょ銀行のATMです。郵便局にあります。平日は7時~21時、土日休日は9時~17時ならだいたい利用可能なようです。 2.払込取扱票を書く ATMや記入台の付近に置いてあります。横長の紙に青い印刷で「払込取扱票」と書いてあるものです。 以下記入例です。金額欄には寄付したい額を記入してください

                                                                                  慈恵病院への寄付のやり方(郵便振替ATM送金の方法) - ブコメには書ききれない
                                                                                • 「内密出産、法に触れる恐れ」 熊本市が慈恵病院に実施自粛要請 国は判断示さず | 毎日新聞

                                                                                  記者会見で、内密出産に関する国と熊本市の考え方を説明する市の担当者=熊本市中央区で2020年8月24日午後5時、城島勇人撮影 妊婦が孤立した状況で出産が迫っている場合などに限り匿名で出産できる「内密出産」について、熊本市は24日、導入を表明している同市の慈恵(じけい)病院に「法令に抵触する可能性を否定することは困難」として実施を控えるよう要請した。病院によると、これまでに実施したケースはない。 同病院は親が育てられない乳幼児を匿名で受け入れる施設「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営。2019年12月には、望まない妊娠をした女性が匿名で出産できるよう、病院の新生児相談室長に身元を明かすのを条件に匿名での出産を認める内密出産を導入した。 同病院と協議を続けてきた市は、内密出産が子どもの戸籍や出自を知る権利について定めた法令などに抵触する恐れがあるとして、法務、厚生労働両省に見解を確

                                                                                    「内密出産、法に触れる恐れ」 熊本市が慈恵病院に実施自粛要請 国は判断示さず | 毎日新聞