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この世界の片隅にの検索結果521 - 560 件 / 1690件

  • こうの史代先生『この世界の片隅に』インタビュー  ネタバレ御免! 読者を震撼させた連載第33回「20年6月」の創作秘話に迫る!

    こうの史代先生『この世界の片隅に』インタビュー  ネタバレ御免! 読者を震撼させた連載第33回「20年6月」の創作秘話に迫る! こうの史代この世界の片隅に 2015/05/02 クラウドファンディングサービスの「片渕須直監督による『この世界の片隅に』のアニメ映画化を応援」プロジェクトが絶好調!(なんと開始約1週間で2000万円に到達!) 先日公開された『この世界の片隅に』の原作者・こうの史代先生のインタビュー記事もたいへん好評でした。ということで、もっとこうの史代先生のお話が聞きたいみなさんのために、前回のインタビュー記事に載せられなかった、作品の根幹にかかわる重要なお話を公開しちゃいます。 重大なネタバレが含まれているので、マンガを未読の方は、まず先に読んでから本記事をお楽しみください! 1968年、広島県出身。1995年に『街角だより』でデビュー。 2004年、『夕凪の街 桜の国』が第

      こうの史代先生『この世界の片隅に』インタビュー  ネタバレ御免! 読者を震撼させた連載第33回「20年6月」の創作秘話に迫る!
    • 『この世界の片隅に』が観客の心を揺さぶる理由 「感動」の先にあるテーマとは

      『この世界の片隅に』を観た人たちが異口同音に「これはすごい、観た方がいい」と周囲に薦めている。公開館数が比較的少ないため、超大ヒットと呼べる興行収入には達していないものの、そのなかでの本作の支持率や熱量は凄まじく、アニメーションを含めた日本映画に強烈なインパクトと、今後に小さくない影響を与えるような作品になったと言って間違いないだろう。熱狂的な人気を誇る『この世界の片隅に』が、多くの観客に心揺さぶる感動を与え、深く愛される理由を、いくつかの角度からじっくりと考察していきたい。 観る者の心をえぐる作品構造 太平洋戦争のさなかに青春時代を生きたひとりの女と、周囲の人々の生活を丹念に描いていく、こうの史代の同名漫画を原作にした本作は、ほぼ完全再現といえるほど忠実に原作の内容をなぞっている。よって本作は、漫画として描かれた原作の数多くのエピソードをひとつの映画のなかにそのまま詰め込んだことで、かな

        『この世界の片隅に』が観客の心を揺さぶる理由 「感動」の先にあるテーマとは
      • 「この世界の片隅に」に映った起重機船と広島の江波地区のこと

        まも【ドボ鎮】 @Kojimamo 『この世界の片隅に』を鑑賞された皆様は 呉軍港のシーンで戦艦大和や空母の傍にチラリと映った 三角系の斜めに傾いた塔のようなクレーンに気が付きましたか? そのクレーンこそ大和を建造し いまなお広島港で現役94年の起重機船<さんこう>です。 #この世界の片隅に #起重機船はいいぞ pic.twitter.com/wywlXSsUts 2016-12-12 22:47:20

          「この世界の片隅に」に映った起重機船と広島の江波地区のこと
        • 「この世界の片隅で」主人公すずさんがまだ90代でご存命…という二次創作の絵がいくつか/だが、つい「帰ってきたヒトラー」の一場面を重ねてしまった…(笑) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

          健在だったらこんなおばあちゃんかも pic.twitter.com/RTD3eaEzKN— ばぐ (@vag_mov) 2016年11月22日 これいいなーー。 北条すず、92歳。 | 半平太 #pixiv https://t.co/brMFWTd4My— たられば (@tarareba722) 2016年11月28日 まあ、探してみたけど、この2点しか無かったわ(笑)…と思ったら、その後3つ目を発見 #この世界の片隅に 画面に何度も出てくる「○年○月」のテロップを見て、これ最後に「平成28年11月」とか来てくれるかな?と妄想したけど無かった pic.twitter.com/a2tRGZAP9E— sapara/あしたのP (@sapara) 2016年11月28日 さらに4つめ すずさんが存命であれば91歳。赤いメガホンでカープを応援していて欲しいって監督が。泣いた #daycatch

            「この世界の片隅で」主人公すずさんがまだ90代でご存命…という二次創作の絵がいくつか/だが、つい「帰ってきたヒトラー」の一場面を重ねてしまった…(笑) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
          • 「この世界の片隅に」9月15日Blu-ray化。特典ディスクやブックレット付きの限定版も

              「この世界の片隅に」9月15日Blu-ray化。特典ディスクやブックレット付きの限定版も
            • この世界の片隅で、『この世界の片隅に』のクラウドファンディングについて考えてみた。

              三崎尚人 @nmisaki 昨日のKAI-YOUの片淵須直インタビューと、今日の日経トレンディのMakuake記事に触発されて、『この世界の片隅に』のクラウドファンディングについて、ちょっと思うところを書いてみました。これから大連投になりますが、ご容赦のほど…。 2016-12-13 18:12:40 三崎尚人 @nmisaki 『この世界の片隅に』はクラウドファンディングの成功が喧伝されるけど、成功もあれば失敗もある中で、なぜこの作品が成功したのかってことへの言及は存外に少ない。実はそこが一番肝心なわけで。「クラウドファンディングで話題作りをした」って、それは嘘じゃないけど、全てではないのでは?(続く) 2016-12-13 18:13:18

                この世界の片隅で、『この世界の片隅に』のクラウドファンディングについて考えてみた。
              • 「橋下劇場」の原点としての光市事件懲戒請求扇動 | 世界の片隅でニュースを読む

                橋下徹氏が光市母子殺害事件の被告弁護団に対する懲戒請求を扇動した問題で、同弁護団所属の弁護士らが橋下氏に損害賠償を請求していた訴訟の判決が広島地裁で下った。これまでの公判の経過から原告の勝利は間違いないと確信していたが、予想通り橋下氏の扇動と多数の懲戒請求の因果関係を認め、橋下氏に賠償命令を下す原告勝訴の判決だった。 判決骨子は次の通り(毎日新聞2008/10/02 10:21)。 ◆名誉棄損にあたるか 懲戒請求を呼びかける発言は、原告の弁護士としての客観的評価を低下させる。 ◆懲戒制度の趣旨 弁護士は少数派の基本的人権を保護すべき使命も有する。多数から批判されたことをもって、懲戒されることがあってはならない。 ◆発言と損害の因果関係 発言と懲戒請求の因果関係は明らか。 ◆損害の有無と程度 懲戒請求で原告は相応の事務負担を必要とし、精神的被害を被った。いずれも弁護士として相応の知識・経験を

                  「橋下劇場」の原点としての光市事件懲戒請求扇動 | 世界の片隅でニュースを読む
                • 映画『この世界の片隅に』北條すず役のんさんインタビュー | アニメイトタイムズ

                  2016年11月12日より全国ロードショーとなる、こうの史代先生の漫画を原作としたアニメーション映画『この世界の片隅に』。本作は、監督にTVシリーズの『名犬ラッシー』や『BLACK LAGOON』、映画『マイマイ新子と千年の魔法』などを手掛けた片渕須直氏。キャストには細谷佳正さん、小野大輔さん、潘めぐみさんといったアニメイトタイムズではおなじみの面々が名を連ねる、この秋最も注目のタイトルとなっています。 作品の舞台は、1940年代、第二次世界大戦真っ只中の広島は呉。海軍勤務の男性の元に18歳で嫁いだ少女・北條すずの視点から、「平穏な日常」そして「戦争」という対極にあるものの姿が描かれていきます。 そんな本作の主人公である北篠すずの声を演じるのは、アニメーション映画初挑戦の女優・のんさん。片渕監督が「ほかには考えられない」と絶賛するその声と演技で、「すず」に命を吹き込みました。慣れないアフレ

                    映画『この世界の片隅に』北條すず役のんさんインタビュー | アニメイトタイムズ
                  • 【補足編】軍艦スケッチ事件から見る『この世界の片隅に』のリアリティへの疑問 - 読む・考える・書く

                    前回記事にいくつか気になるコメントを頂いているので、回答を兼ねて補足を書いておくことにする。 画像出典:https://twitter.com/guillotine_the/status/831748289712226304 まず、当時の呉は日本最大の軍港であり、海軍の勢力が強かったため、陸軍と海軍の対立関係から、(陸軍の)憲兵は海軍軍属の妻であるすずに対する扱いを甘くしたのではないか、というご指摘。 これについては、そうかもしれないし、そうではないかもしれない、としか言いようがない。 海軍との軋轢を避けるために大目に見る可能性もあれば、むしろこれを海軍側の失点として利用し、あえて大事にする可能性だってある。どういう結果になるかは憲兵隊の思惑次第、ということになるだろう。(陸軍側が「やんわりと」通告した結果、海軍内部で大事になる可能性も。) また、もし本当に海軍軍属の妻だから大目に見た、と

                      【補足編】軍艦スケッチ事件から見る『この世界の片隅に』のリアリティへの疑問 - 読む・考える・書く
                    • アニメ映画『この世界の片隅に』感想

                      先日、巷で話題沸騰、ほぼ見なければならない状態にあるアニメ映画、『この世界の片隅に』を観ました。 ところで、この文章は、ランチタイムに、スマホで書いています。そのくらいの制限がないと、この映画の感想は書けない。時間をとってキーボードを前になんかしたら、いくら書いても終わらないし、一方で、どこから書き始めて良いかわからなくなりそうです。 この世界の片隅に公式サイト さて、感想ですが…… たいへんな映画でした。 いろんな言葉が湧いてきて止まりません。みんなが「ぜひ観て。素晴らしいから」というのもわかります。 ただし、その、「ぜひ観て。素晴らしいから」という言葉は、「楽しくて我を忘れて素晴らしいから観て」という意味じゃありません。「戦争の悲惨さがよくわかるから、教育的な意味で観て」でもないし、「感動する。泣いて泣いてたまらないから観て」でもない。 僕も、素晴らしさのあまり、鑑賞中何度も震えました

                        アニメ映画『この世界の片隅に』感想
                      • 『この世界の片隅に』ですずさんを苦しめたものの正体 | Days of Wine and Laws

                        苦しい時・貧しいときの経験は、とかく明るく語られがちである。苦しい時代を終えた人々は、多少なりとも美談として苦しかった時代の話を再構築するのだろうと思う。ただその一方で、美談もまた話者の率直な感想なのだろうとも思う。実際にこの歳になるまでに、いろんな苦労をしたけれども、あれはあれで貧しいなりに、苦しいなりに楽しかったなぁ、と思わなくもない。まるで「塩大福のような思い出」とでもいうか、甘さのなかにちょっとしたしょっぱさが入り交じったような、そんな思い出が誰しもあるだろうと思う。 – 昨日、こうの史代原作の『この世界の片隅に』を観た。この映画を観るためだけに、この短い帰国中に片道2時間かけて鹿児島まで観に行った。原作のほうはすでに発売当初に読んでおり、その時からすでに感銘をうけていた作品であった。そんなこともあって、「原作を読んだ時に感じた程度の感慨があるのだろう」とずいぶん気楽に映画館を訪れ

                          『この世界の片隅に』ですずさんを苦しめたものの正体 | Days of Wine and Laws
                        • アカデミー賞に推す動きも? 『この世界の片隅に』全米公開、現地メディアが高評価

                          長編アニメーション作品『この世界の片隅に』が今月11日からアメリカで公開され、大きな評判を呼んでいる。戦時中の広島に生きるヒロイン「すず」の姿を描いた本作は、米辛口レビューサイト『ロッテン・トマト』でもレビュワーの98%が認めるなどの高評価だ。戦争映画としてはユニークなタッチだとして話題になっており、片渕須直監督へは「ポスト宮崎駿」との賛辞が送られている。 ◆「戦時中の日常」という優れた着眼点 海外メディアが揃って評価するのは、作品の独特な視点だ。激しい戦闘や政治的駆け引きが主体の典型的な戦争映画とは一線を画し、本作では戦時中のごく普通の人々の日常にスポットライトを当てる。ニューヨーク・タイムズ紙(8月10日)では「すずは着物をもんぺに仕立て直し、家庭へのわずかな配給食料をやりくりする」などシーンの具体例を引いており、ディテールの描写に感心した様子だ。 戦時中の日常の機微を描いたこのような

                            アカデミー賞に推す動きも? 『この世界の片隅に』全米公開、現地メディアが高評価
                          • 「夕凪の街」「この世界の片隅に」こうの史代原画展

                            これは調布市の平和祈念事業として開催されるもの。会場には戦争をテーマにした、こうのの代表作「夕凪の街 桜の国」と「この世界の片隅に」の原画が展示される。原画展を通じ戦争について考えるとともに、フリーハンドならでの味わい深いタッチや、カラー原画の色彩美を体感してみよう。 調布市平和祈念事業 こうの史代原画展 会期:2012年2月11日(祝・土)~2012年3月20日(祝・火) 会場:調布市文化会館 たづくり 1F展示室 住所:東京都調布市小島町2-33-1 入場料:無料

                              「夕凪の街」「この世界の片隅に」こうの史代原画展
                            • Amazon.co.jp: この世界の片隅に: 片渕須直 (監督), のん (出演), 細谷佳正 (出演), 稲葉菜月 (出演), 尾身美詞 (出演), 小野大輔 (出演), 潘めぐみ (出演), 岩井七世 (出演), 牛山茂 (出演), 新谷真弓 (出演), 真木太郎 (プロデュース), --- (Writer), --- (クリエイター): Video On Demand

                                Amazon.co.jp: この世界の片隅に: 片渕須直 (監督), のん (出演), 細谷佳正 (出演), 稲葉菜月 (出演), 尾身美詞 (出演), 小野大輔 (出演), 潘めぐみ (出演), 岩井七世 (出演), 牛山茂 (出演), 新谷真弓 (出演), 真木太郎 (プロデュース), --- (Writer), --- (クリエイター): Video On Demand
                              • 【やじうまWatch】映画「この世界の片隅に」効果か、単行本「戦争中の暮しの記録」がAmazonベストセラー1位に

                                • アニメ映画『この世界の片隅に』初見感想 -  esu-kei_text

                                  これは12月27日21時45分から新宿ピカデリーでアニメ映画『この世界の片隅に』を鑑賞した感想である。 ネタバレは防ごうと努めたつもりだが、どうしても書かなければならない部分があるので、嫌な人は【目次】以降は読むべきではない。 未見の人に一言だけ紹介ならば「映画館で見るべき傑作」。 戦時下に嫁入りしたフツツカな新妻すずが体験した戦争を映画館で味わうことは、「平和の尊さ」という定型句以上のメッセージを投げかけてくれる。 【目次】 (1) はじめに (2) 映画は四回見ないとわからないか? (3) 庵野が「なんだあの女」といったフツツカなヒロイン (4) 広島・江波から軍港の街・呉へ (5) 心理に訴える空襲描写 (6) 生きることの罪の意識とは? (7) 迫り来る8月6日 (8) 終戦ではなく敗戦 (9) 物語は続いていく (10) 原作マンガについて (1) はじめに クラウドファンディン

                                    アニメ映画『この世界の片隅に』初見感想 -  esu-kei_text
                                  • この世界の片隅にの残念な点

                                    初日に観ていい映画だなと思ったんだけど、支持層があまり良くない人が多くて損してると思う。 町山さんはいい紹介の仕方してくれたと思ったけど、少なくない数の人が 「君の名は。」なんかより とかそういう最悪な持ち上げ方してる。 作品内容そのものはイデオロギー性がかなり薄くてむしろ艦これマニアとかミリオタにもお勧めできる感じなのに 片渕監督が艦これファンにも見てもらいたいとか言ったら「残念」みたいなこと言ってるファンも前にいたりしたし。 (実際町山さんはミリオタにも薦めてた。思想云々よりまず売れること、見てもらうことを大切だと思ったんだろう。) これさえなきゃもっとSNSでいい広がり方してると思うんだけどなぁ。 江口寿史さんとかヤマカンとか足引っ張りすぎだよ。 片渕監督ちゃんと追っかけてった人なら多くの人に見てもらうのがどれだけ大事なのかわかってない人はいないはずだよ。

                                      この世界の片隅にの残念な点
                                    • この世界の片隅はいつまで蹂躙されるのか - A Successful Failure

                                      2017年01月26日 この世界の片隅はいつまで蹂躙されるのか Tweet 『この世界の片隅に』が異例のヒットとなっている。第二次世界大戦中の広島を舞台にしており、戦争に翻弄される女性の日々の生活を丁寧に描いており、世代を超えた共感を得ているようだ。 もちろん映画を観ている我々は8月6日に広島に原爆が落ち、15日には終戦を迎えることを知っている。Xデイが近づくに従い、映画が描く生活には徐々に暗雲が立ち込めてくる。視聴者はこの後に待ち構える悲劇を知っているが、何も知らない登場人物はただひたすら目の前の一日を必死に生き抜こうとする。戦争の影にはそのような無数の人が多く存在するのだ。 映画終盤になるにつれて空爆の頻度は上がり、住民たちは昼も夜もなく爆撃の脅威にさらされることになる。実際こんなに頻繁に空襲があったのかと驚いたので、少し調べてみた。 空襲被害 次のVizは空襲被害一覧から、全国自治体

                                        この世界の片隅はいつまで蹂躙されるのか - A Successful Failure
                                      • 「この世界の片隅に」新規シーンを30分追加した長尺版、新タイトルで12月公開

                                        片渕須直監督の劇場アニメ「この世界の片隅に」に新規シーンを追加した長尺版が、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」のタイトルで12月に公開されることが決定した。 「この世界の片隅に」は、こうの史代氏による同名漫画の映画化で、第2次世界大戦中の広島・呉を舞台に、激化していく世の中で大切なものを失いながらも日々の暮らしを紡いでいく女性すずの姿を丹念に描いた。2016年11月の劇場公開以来、1日も途絶えることなくロングラン上映が続いており、200万人を超える観客を動員。日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞するなど、高い評価を得ている。 今回の長尺版では、企画当初に予定していたエピソードを復活させ、さらに新たな場面を加えることで約30分の新規シーンを追加。すずが嫁ぎ先の町で出会う同世代の女性リンとの交流を描く昭和19年秋と昭和20年冬から春

                                          「この世界の片隅に」新規シーンを30分追加した長尺版、新タイトルで12月公開
                                        • これも海外の批評視点ー”Japan Times”の選んだ2016年日本映画ベスト10!新旧混じり合った監督陣『淵に立つ』から『この世界の片隅に』-- - シネフィル - 映画とカルチャーWebマガジン

                                          海外の視点から見た日本映画。 小津安二郎、黒澤明を生んだ日本の映画。その後も今村昌平や大島渚に引き継がれ、北野武や塚本晋也そして1990年代からは、河瀬直美、黒沢清、是枝裕和へと脈々と世界の映画界に日本映画の存在を示してきた。 今回、伝統があり、日本に住む多くの外国人に向けた英字新聞「Japan Times」においてMARK SCHILLING氏が2016年日本の映画のベスト10が発表した。 今回、彼が取り上げたランキングでは、うまく是枝、黒沢の世代から新しい世代として深田晃司や新海誠などの監督陣が混じり合った事を挙げている。 他にも、沖田修一、西川美和、森 義隆などの作品が並び、また『君の名は。』に続いてアニメ作品片渕須直監督の『この世界の片隅に』も10位にランクインしている。 選ばれたのはこの10本。 1位 『淵に立つ』 深田晃司 監督

                                            これも海外の批評視点ー”Japan Times”の選んだ2016年日本映画ベスト10!新旧混じり合った監督陣『淵に立つ』から『この世界の片隅に』-- - シネフィル - 映画とカルチャーWebマガジン
                                          • ※この世界の片隅にのネタバレ含みます 元増田とは少し考え方が違います..

                                            ※この世界の片隅にのネタバレ含みます 元増田とは少し考え方が違いますが、選ばれなかった過去という話を明確に打ち出しているので、「あり得たはずのもうひとつの世界」というのは重要な要素だと思います。 原爆で母を失ったヨーコは母の左手を握っていたために助かりましたが、すずさんが「晴美ちゃんのことを左手で引いていたら…」と後悔する際に出てくる映像と重ねることができます。 終盤にあの凄惨な親子のシーンを唐突に挿入する演出も、かなり意図的なものと思います。 もしすずさんが左手で手をつないでいたなら、晴美は助かっていたのかもしれません。 分岐ということで考えるならば、北條周作の求婚以前に水原哲とすずさんが結ばれていたら娘が産まれ、もしかしたら親子は広島で被害を受けたかもしれません。 ヨーコはそうした「ありえたはずのもうひとつの世界」の住人のようにも思えます。 そして、おりんさんという人も、すず=りんとい

                                              ※この世界の片隅にのネタバレ含みます 元増田とは少し考え方が違います..
                                            • テアトル、気になる「この世界の片隅に」効果は 証券部 岸田幸子 - 日本経済新聞

                                              「号泣した」「5回見た」――。筆者の周りでも感動の声が渦巻く。かく言う自分も涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった口だ。東京テアトルが配給するアニメ映画「この世界の片隅に」のことだ。太平洋戦争末期の広島県を舞台に、ごく普通の市民である若い女性の日常を通して戦争を描く。平時も戦時も、一生懸命にたくましく、助け合って生きることのいとおしさがにじむ作品だ。11月12日から公開され、当初は全国63カ所、足元で

                                                テアトル、気になる「この世界の片隅に」効果は 証券部 岸田幸子 - 日本経済新聞
                                              • 映画「この世界の片隅に」でうかがえる内地の食糧事情

                                                川崎まなぶ @kawasakimanabu まずは対米開戦直後の国内米事情を。 国内需要が約7500万石ほどですが、国内生産は6000万石前後になるので、需要の2割、1500万石の輸入が必要でした。もともと脆弱であったといえますね。、 2017-07-29 20:22:28 川崎まなぶ @kawasakimanabu 昭和17米穀年度(昭和16年11月~昭和17年10月)は、米の大生産地を進駐・占領していったので、それら泰、仏印、ビルマより900万石弱を得ています。しかし、肝心の国内は不作だったそうで、さらには国内需要も開戦により増加します。その不足分は前年度からの繰越米でまかないました。 2017-07-29 20:27:51 川崎まなぶ @kawasakimanabu 前年度からの繰越米は約700万石でしたが、そのうち約500万石を食いつぶします。1年目から余力がほぼ無くなりましたが、

                                                  映画「この世界の片隅に」でうかがえる内地の食糧事情
                                                • アニメ映画『この世界の片隅に』制作支援メンバー募集に大反響! 片渕須直監督 特別インタビュー!|練馬アニメーションサイト

                                                  日本大学芸術学部出身で、練馬アニメカーニバルでもおなじみの片渕須直監督が、漫画家・こうの史代先生*1の代表作『この世界の片隅に』*2のアニメ化に向けて準備を始めて4年。 シナリオ・絵コンテが完成したところまで辿り着きました。 そしてこの度、本格的な制作をスタートするにあたり、一般に向けて、制作支援メンバー募集という形でクラウドファンディング*3が始まりました。 反響は大きく、開始2時間で支援者・120人、支援額200万円を超え、日本国内の映画ジャンルのクラウドファンディング史上最速とも言われました。インタビューを行った16日16時には支援者・1500人超、支援額・1800万円超が集まっています。 今回は、片渕監督が『この世界の片隅に』の制作をされているスタジオにお邪魔し、クラウドファンディングの反響や作品への思い、原作者・こうの史代先生のお話などを聞かせていただきました。 クラウドファンデ

                                                    アニメ映画『この世界の片隅に』制作支援メンバー募集に大反響! 片渕須直監督 特別インタビュー!|練馬アニメーションサイト
                                                  • 再ブレーク呼んだのんの強運 声優出演「この世界の片隅に」が映画賞総なめ、NHKや小泉今日子ら強力援軍

                                                    女優ののん(23)が再び表舞台に躍り出た。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレーク後、事務所の移籍騒動もあったが、映画「この世界の片隅に」のヒロインの声優を務めたことで再度スポットライトを浴びているのだ。そこには良作や心強い共演者や支援者に恵まれる強運ぶりがあるようだ。 「この世界~」は昨年11月に公開され、現在までの動員は130万人、興行収入は17億円を超える大ヒット。4日からは上映館が73館増えた。第90回キネマ旬報ベストテンでは評者、読者ともに日本映画で1位になるなど多くの映画賞を総なめ。5日にはキネ旬の授賞式にのんも登壇した。 「あまちゃん」で大ブレークしたのんだが、事務所の移籍騒動をめぐりメディア露出は激減。そこを救ったのが「この世界の片隅に」だ。 「朝ドラ復興の貢献者でもあるのんだけに、NHKでも何度も『この世界~』を取り上げるなど異例のバックアップ態勢です」と放送関係者。

                                                      再ブレーク呼んだのんの強運 声優出演「この世界の片隅に」が映画賞総なめ、NHKや小泉今日子ら強力援軍
                                                    • Filmarks発表!2016年最も満足度が高い映画は『この世界の片隅に』、最も観られた映画は『君の名は。』

                                                      株式会社つみき(代表取締役社長:鈴木貴幸、本社:東京都目黒区)が運営する国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」は、サービス内のデータに基づいて算出した、2016年劇場上映映画の「満足度ランキング」と「鑑賞数ランキング」を発表いたします。 この度、Filmarksでは2016年に劇場で上映された映画を対象に、2016年12月14日時点での★スコア(映画鑑賞後に★の数で評価をしたスコア/5点満点)とMark!数(ユーザーが観た映画として登録した数/登録は1作品につき1人1件まで)を集計。「★スコア=満足度」「Mark!数=鑑賞された件数」として、それぞれの数値が高い作品から順にランキング化しました。 【2016年映画満足度ランキング(★スコア数順)】

                                                        Filmarks発表!2016年最も満足度が高い映画は『この世界の片隅に』、最も観られた映画は『君の名は。』
                                                      • 『この世界の片隅に』片渕須直監督インタビュー【前編】 | 映画ログプラス

                                                        4月の映画ログおすすめ映画は2016年に公開され、現在もなおロングラン上映中の『この世界の片隅に』です。今回は、片渕須直監督に本作品に込めた想いをたっぷりお話いただきました。 Q. 『マイマイ新子と千年の魔法』を制作している時に原作と出会ったとお聞きしていますが、監督は原作者の想いをどのように受け止められたのですか? マイマイ新子では、昭和30年代の山口県防府市を描こうとなって、ただ、その場所を描くのではなくて、その場所や時代を想像する力をお客さんに蓄えてもらいたいと思ったんですね。それと同じことを、主人公の新子が千年前の世界を思い浮かべる、想像力を膨らませる、働かせるというようなことで使っています。 映画が出来上がった後も、映画をご覧になった方々と防府市の実際の場所に一緒に行って、その場所を歩いてみて、ちょっと気持ちを働かせてみると、目の前にある何の変哲もない道とその横にある用水路が、実

                                                          『この世界の片隅に』片渕須直監督インタビュー【前編】 | 映画ログプラス
                                                        • 【特別対談】片渕須直×のん(能年玲奈)『この世界の片隅に』をこの世界の隅々に!(前編)【無料配信】|PLANETS

                                                          今朝のメルマガでは、明日11月12日(土)から公開となる映画『この世界の片隅に』の監督・片渕須直さんと、声優として主人公すず役を演じるのんさんの対談の前編を無料で配信いたします。片渕監督がすず役としてのんさんに白羽の矢を立てた理由、初挑戦となる声優の役作りでのんさんが苦労した点など、『この世界の片隅に』の裏側のエピソードを語ってもらいました。 ※本記事には作品内容のネタバレ情報が含まれています。映画を未見の方はご注意ください。 ▼特別ビデオメッセージ 片渕監督とのんさんからビデオメッセージをいただきました! ▼プロフィール 片渕須直(かたぶち・すなお) アニメーション映画監督。1960年生まれ。日大芸術学部映画学科在学中に宮崎駿監督作品『名探偵ホームズ』に脚本・演出助手を担当。『魔女の宅急便』では演出補を務めた。監督作に『名犬ラッシー』、『アリーテ姫』、『ACECOMBAT 04』ムービー

                                                            【特別対談】片渕須直×のん(能年玲奈)『この世界の片隅に』をこの世界の隅々に!(前編)【無料配信】|PLANETS
                                                          • 『この世界の片隅に』 ごめんなさい。書けないです。 - 映画みよっ。

                                                            2016 - 11 - 17 『この世界の片隅に』 ごめんなさい。書けないです。 アニメ・漫画 list Tweet 『 この世界の片隅に 』を観てきました。 ブログに書こうと思ったけれど、どう綴ればいいのかわからない。 ただ1つ言えることは、 今日も明日も明後日も次の月も次の年も、 ずっとずっと私の心の中に残る映画だということだけ。 この作品は誰かの言葉を聞いて知るんじゃなくて 自分の目で観て感じてほしい。 映画館で少しだけ泣いた。 帰ってから涙が止まらなかった。 movie1201 2016-11-17 00:36 『この世界の片隅に』 ごめんなさい。書けないです。 list Tweet 広告を非表示にする コメントを書く もっと読む (0) 2017年のお正月何観る!?  »

                                                              『この世界の片隅に』 ごめんなさい。書けないです。 - 映画みよっ。
                                                            • 【7月期ドラマのベスト1は?】『dele(ディーリー)』×『義母と娘のブルース』×『この世界の片隅に』【期間限定無料配信】: spica -エンタメ雑記帳-

                                                              そろそろspica(スピカ)ドラマ大賞の時期がやってきます。 (9月末か10月頭に発表を予定していますので、よければ見に来てくださいね!!!) 今期のドラマ、良作が集まっており、どれを大賞にしようか悩んでいます。 タイトルにも掲げましたが、個人的には 『dele』×『義母と娘のブルース』×『この世界の片隅に』の3作が拮抗中。 『dele』と『この世界の片隅に』は既にそれぞれ最終回を迎えていますが 『義母と娘のブルース』の最終回は 2018年9月18日(火) 22時00分~ ですね。 今期、各ドラマを見始めてから中盤にさしかかった時期には『義母と娘のブルース』が圧倒的に他を引き離していたのですが、、、 いまここの時期にきて『dele』と『この世界の片隅に』にやられてしまっています。 『dele』は1話完結で、回によってはそれほど心惹かれない内容もありましたが、 ■余貴美子・高橋源一郎・小橋賢

                                                              • ニッポン俳優名鑑Vol.5 のん(能年玲奈)『この世界の片隅に』で見せた演じることの楽しさと喜び。(成馬零一) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                成馬零一のニッポン俳優名鑑Vol.5 のん(能年玲奈) 出演作『この世界の片隅に』 テレビドラマに善く出ている俳優の人気の秘密はどこにあるのか? ドラマ評論家の成馬零一がゆるやかに分析する。 この世界の片隅に片渕須直監督のアニメ映画『この世界の片隅に』が好調だ。 63館という少ない上映館数からスタートしながら、映画館は連日満員となり二週連続で観客動員数第10位を獲得。片淵監督のTwitterによると三週目で館数は全国82館に増加したという。リピーターも多く、地方での上映も増えていくので、更に観客動員数が増えるのではないかと期待されている。 『君の名は。』や『聲の形』など今年はアニメ映画の当たり年だったが、最後の本命が登場したと話題沸騰で、傑作続きだった今年の邦画の中でもベスト1だと語る識者も多い。 本作は『夕凪の街 桜の国』(双葉社)などで知られる漫画家・こうの史代の原作漫画をアニメ化した

                                                                  ニッポン俳優名鑑Vol.5 のん(能年玲奈)『この世界の片隅に』で見せた演じることの楽しさと喜び。(成馬零一) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                • 『この世界の片隅に』韓国全土で公開へ 片渕監督「『知っていたつもりの戦争』に違和感を持ってほしい」|シネマトゥデイ

                                                                  『この世界の片隅に』の片渕須直監督が現地でインタビューに応じた 韓国で開催された第19回プチョン国際アニメーション映画祭で、戦時中に広島・呉にいた一人の少女の姿を描いた映画『この世界の片隅に』が韓国初上映された。現地の観客と上映を鑑賞した片渕須直監督は上映後のインタビューに応じると、「映画の上映中は固唾をのんだり、笑うところでは笑う。日本と同じ反応でした」と明かしつつ、各人が観念的に捉える「イメージの中での戦争」に違和感を与えることができればと語る。その真意について聞いた。 【画像】映画祭での大賞受賞を喜ぶ片渕監督 映画を観た観客からの評価は上々であったが、韓国ならではの違和感を与えた部分もあったという。10月22日の映画祭での上映後のQ&Aで片渕監督は、観客から「天皇が敗戦を告げるラジオ放送の後に韓国の国旗である太極旗が掲げられる意味」について問われる場面があった。その際に片渕監督は「当

                                                                    『この世界の片隅に』韓国全土で公開へ 片渕監督「『知っていたつもりの戦争』に違和感を持ってほしい」|シネマトゥデイ
                                                                  • 『この世界の片隅に』の宿る喜びと輝き文:氷川竜介(アニメ・特撮研究家) | V-STORAGE (ビー・ストレージ) 【公式】

                                                                    Tweet 漫画家・こうの史代の人気作を『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督がアニメ化した話題作『この世界の片隅に』。アニメーションならではの、その魅力をアニメ・特撮研究家の氷川竜介氏に解説していただきました! 「戦争を描いた暗い映画はイヤだな」と、つい先入観をいだいてしまう方も多いかもしれませんね。たしかに大戦末期の後半にはそんな部分もありますが、決してそれだけではありません。「可愛らしさ」「穏やかさ」「喜び」といった感情も随所に描かれ、アニメーションならではのキラキラした輝きが、映画の最後までたくさん散りばめられています。ここではその一部を紹介してみましょう。 ●空想力豊かなヒロインの魅力 主人公は“すずさん”と呼ばれる女性。物語は彼女が8歳のとき、「人さらいのバケモノ」に遭遇するところから始まります。頭に浮かんだことを軽々と絵にできる“すずさん”は空想力がつよすぎるせいか、どこ

                                                                      『この世界の片隅に』の宿る喜びと輝き文:氷川竜介(アニメ・特撮研究家) | V-STORAGE (ビー・ストレージ) 【公式】
                                                                    • 「この世界の片隅に」片渕須直監督インタビュー この世界にすずさんの実在感を求めて | アニメ!アニメ!

                                                                        「この世界の片隅に」片渕須直監督インタビュー この世界にすずさんの実在感を求めて | アニメ!アニメ!
                                                                      • この世界の片隅にを観てたら吐き気がした

                                                                        要するに男って女に首輪つけて犬の真似させたいんだよね そういうエロ漫画もいっぱいあるんでしょ。あれ、リアルな男の願望だよね この世界を変えるために女性の国会議員や管理職比率を何としても50%以上に引き上げないと駄目なんだと思う

                                                                          この世界の片隅にを観てたら吐き気がした
                                                                        • 『この世界の片隅に』長尺版、公開日は12月20日に決定!|シネマトゥデイ

                                                                          延期を経て公開日が決定した『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 - (C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 女優・のんが声優を務め、ロングランヒットとなったアニメーション映画『この世界の片隅に』に約30分の新規映像を追加する『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の公開日が今年の12月20日に決定した。29日に都内で行われたイベント内で発表された。 映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』特報第2弾 『この世界の片隅に』は、漫画家・こうの史代の代表作を『マイマイ新子と千年の魔法』(2009)などの片渕須直監督が長編アニメ化。戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女すず(のん)が、戦火によって大切なものが消えてゆく中、日々の営みを築いていく姿を描く。2016年の公開から口コミで館数を伸ばし、現在も一部劇場で続映されるなど異例のロングランヒットを記録し

                                                                            『この世界の片隅に』長尺版、公開日は12月20日に決定!|シネマトゥデイ
                                                                          • 僕らが『この世界の片隅に』を「名作」と呼ぶわけ

                                                                            “サイケデリックでカルトでポップ”なロックバンド、「オワリカラ」のボーカル・タカハシヒョウリが、いま気になるカルチャーを取り上げる、月1連載。 公開前日まで映画の存在も知らなかった、原作も読んだことがなかった人間による、ネタバレなしの長文です。 そうです、まず正直に言うと、僕はこの映画の存在を公開前日まで知らなかった。 『この世界の片隅に』はクラウドファンディングで製作費を集めて作られた、ある意味「インディーズ映画」に当たるもので、公開館数も多くはなく、大作映画のような大宣伝も行われていない。 もちろん、さまざまなイベントやネットでの企画を通して精力的にプロモーションしていることは後に知ったが、本当、申し訳ないことに僕はそれほどアンテナの高い人間ではなく、映画の情報が目に入ることはなかった。 公開の前日にサイゾー編集部から、この映画を見てみないか、という提案をもらったときに初めて存在を知っ

                                                                              僕らが『この世界の片隅に』を「名作」と呼ぶわけ
                                                                            • アニメ映画「この世界の片隅に」誕生のきっかけ 片渕須直監督「マイマイ新子と千年の魔法」がニコ生で配信決定

                                                                              累計興行収入15億円を突破するなど、絶好調のアニメ映画「この世界の片隅に」。そんな同作を手掛けた片渕須直監督により、2009年に発表されたアニメ映画「マイマイ新子と千年の魔法」がニコニコ生放送で配信決定しました。配信日は1月31日(20時50分開場、21時開演)。 アニメ映画「マイマイ新子と千年の魔法」(画像はニコニコインフォから) 「マイマイ新子と千年の魔法」の原作は、芥川賞作家・高樹のぶ子さんの自伝的小説「マイマイ新子」。昭和30年代の「周防の国」山口県防府市を舞台に、想像力が豊かな小学3年生の新子と、東京からの転校生・貴伊子を中心とした子どもたちをいきいきと描いた物語です。公開後、1年近くのロングラン上映が行われ、2010年には第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞しています。 また、同作が好評を博したことで「この世界の片隅に」が誕生したという経緯があるため、2つ

                                                                                アニメ映画「この世界の片隅に」誕生のきっかけ 片渕須直監督「マイマイ新子と千年の魔法」がニコ生で配信決定
                                                                              • 「この世界の片隅に」ついに観客動員数200万人を突破! 100万人突破から約半年、こつこつとファンを増やし続け

                                                                                映画「この世界の片隅に」がついに観客動員数200万人を突破しました。2016年11月12日に公開されてから、約7カ月での偉業達成です。 ついに200万人の大台 同作は全国63館という小規模で公開をスタート。初週は約3万2000人を動員し、全国映画動員ランキングでは10位を記録。その後、口コミでじわじわと評判が広がり、4週目には約4万6000人を記録し、ランキングでも4位まで上昇。11週目には同作としては最高となる週間約7万人を記録。動員ランキングでも15週連続でトップ10圏内にとどまるなど、異例のヒットとなりました。 2017年1月16日には観客動員数100万人を突破。週間ランキングで10位圏外になった後もロングランを続け、2月には累計公開館数も300館を超えました。公式Twitterでは200万人まで「あと1万21人」となった5月17日から、「お客さま200万人カウントダウン」を開始して

                                                                                  「この世界の片隅に」ついに観客動員数200万人を突破! 100万人突破から約半年、こつこつとファンを増やし続け
                                                                                • 「この世界の片隅に」は、こうして作られた。「みんなで作る映画」を目指した、片渕須直監督の情熱 | CINEMAS+

                                                                                  ■「役に立たない映画の話」 「マイマイ新子」の興行をコツコツと盛り立てたのは、 都心と地方のミニシアターだった。 いよいよ「この世界の片隅に」が、今月12日から公開される。この映画を何としても作りたいと、片渕須直監督がこの上ない情熱で取り組み始めてから、実に6年。ここでは映画が構想され、公開に至るまでの足跡を辿ってみた。すべては片渕監督の前作「マイマイ新子と千年の魔法」が始まりであった。 ●2009年11月21日 前週14日からの先行上映に続いて、片渕須直監督の「マイマイ新子と千年の魔法」が全国38スクリーンでスタートする。 ●2010年未明 片渕監督、かねてから愛読していたこうの史代のマンガ「この世界の片隅に」のアニメ映画化を企画し、アニメ制作会社MAPPAの丸山正雄プロデューサーと接触。「この世界の片隅に」の映像化について版元の双葉社に打診するも、既に実写映像化の話が進んでいたが、アニ

                                                                                    「この世界の片隅に」は、こうして作られた。「みんなで作る映画」を目指した、片渕須直監督の情熱 | CINEMAS+