多くの観光客でにぎわいを見せる、京都市の嵐山。 コロナ禍前は、年間およそ800万人が訪れていた人気観光地。 しかし“あるもの”が足りず、困惑の声が上がっているという。 何が足りないのか。 観光客「コーヒーを買って飲み終わったんですけど、今ごみ箱探してるんですけど、なくて。ちょっと困って探してるところです。食べ歩きのお店はあると思うんですけど、それに対しても、ごみ箱少ないな」、「ごみ箱は少ないですね。店内に入らないと、ごみ箱はない」 そう、足りないものとは、ごみ箱。 飲食店が立ち並ぶ人通りの多い通りを見渡しても、まったくごみ箱が置いていない。 通りには、もともと京都市が管理するごみ箱が設置されていた。 しかし、ごみ箱から、ごみがあふれかえり、道路にまで散乱。 これを受け、複数のごみ箱が撤去されたのだ。 京都市まち美化推進課・多田納一真担当課長「街頭にあるごみ箱にごみが散乱するという事情もあっ