商船三井が運航する貨物船がインド洋の島国、モーリシャスの沖合で座礁した事故で、商船三井は船の中に残っていた油は、ほぼすべて回収したとみられると発表しました。流出がさらに拡大する事態は避けられましたが、海上に残る油の回収が終わるめどは立たない状況が続いています。 商船三井は13日、船の中の油について「ほぼ全量を回収できたとみられる」と発表しました。 これによって、油の流出がさらに拡大する事態は避けられました。 一方、海に流出した、およそ1000トンの重油のうち、これまでに回収できたのは、半分程度にとどまっているということです。 今後の回収作業については、現場の波の高さなど気象状況が不安定なため「見通しを示すのは難しい」としたうえで、「早期の事態解決に向けて取り組む」とコメントしています。 また、船を所有する長鋪汽船は「当事者としての責任を痛感しており、賠償については適用される法に基づき、誠意