イギリスから富裕層大量流出、その理由 イギリスから富裕層が大量に流出している実態が、新たな調査で明らかになった。Henley&Partnersが2024年6月に発表した「Henley Private Wealth Migration Report」で、2024年はイギリスから9500人の富裕層が純流出すると予測されている。 この数字は、2023年の4200人から2倍以上に増加しており、過去最高を更新する見込みとなる。2024年に最大の純流出が見込まれているのは、1万5200人の中国。イギリスは、この中国に次ぎ、世界2番目の純流出国になる。 かつてイギリス、特にロンドンは、世界の超富裕層にとって主要な移住先として人気を博していた。1950年代から2000年代初頭にかけて、ヨーロッパ本土、アフリカ、アジア、中東から多くの富裕層がイギリスに移住していたという。しかし、この傾向は約10年前から逆転
総務省がふるさと納税について、2025年10月からポイントを付与する仲介サイトでの募集を禁止することを発表した。これを受けて、楽天グループは撤回を求める署名活動を行なっている。経営コンサルタントの鈴木貴博さんは「実はこの政策で得をするのは楽天だ。三木谷氏は黙っていれば得をするのに、わざわざ総務省に喧嘩を売ったことになる。その理由は経済人としての矜持からではないか」という――。 5万4000円の寄付で1万590円のポイント 最初に自分の体験を紹介します。先日、ふるさと納税でプロテインを購入しました。正確には川越市に5万4000円寄付をしたので、返礼品にプロテイン4kgが送られてくることになるというのが正しい記述ですが、利用者感覚ではふるさと納税はインターネット通販そのものです。 ここが今回の論点になる話なのですが、この日はさとふるで「24時間限定キャンペーン」をやっていて、結論としては私は寄
たまにウソつく生成AIに「契約書管理」は無理? 「40年の歴史」持つ言語解析AIが再評価されるワケ:万能ではないからこそ(1/5 ページ) 2022年末のChatGPTの登場以来、ビジネスの世界では生成AI技術の可能性に沸き立っている。多くの企業が競うように最新のAI技術を自社サービスに組み込み、イノベーションの波に乗ろうとしている。しかし、生成AIが万能かというとそんなことはない。 Sansanが2022年にリリースした契約書管理サービス「ContractOne」は、最新の生成AI技術だけでなく、40年の歴史を持つルールベースの言語解析技術を中核に据えている。なぜSansanはこのような選択をしたのか。 契約書関連の業務をデジタル化する、いわゆるリーガルテック市場は活況だ。コロナ禍に急速に普及した電子契約を皮切りに、人間に代わりAIが契約書のレビューをサポートする契約書レビュー、締結した
日本が世界に誇るアイドル文化。約3000組いるグループの中には、夜勤明けでライブに出たり、整形を公表して活動したりするなど尖ったコンセプトのアイドルもいる。そこまでして活動する理由とは? 今回は、安定した肩書や人生を捨て、アイドル業にのめり込む決断をした雲丹うに氏を直撃。彼女は何を思ってアイドルになったのか。 安定した肩書や人生を捨て、アイドル業にのめり込むのも、「ヤリ過ぎ」か──。 7人組グループ「Mirror,Mirror」のメンバー・雲丹うに氏は、かつて現役東大女子学生で構成する「東大娘。」というアイドルコピーダンスサークルに所属していた。学園祭では既存のアイドル楽曲を披露し、中高年男性ファンを熱狂の渦に包み込んだ。 「『東大娘。』に加入したのは、友人が所属していたという軽い気持ちから。でも、ただ踊っているだけなのに自分推しのファンが少しずつつき、中には毎回ライブに来てくれる人もいた
はらだ・ゆたか/1950年生まれ。東京大学農学部卒業。学習院大学博士(経済学)。経済企画庁国民生活調査課長、海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを経て、現職。著書に『日本国の原則』(石橋湛山賞受賞)、『デフレと闘う』など。 原田泰 データアナリシス 日銀審議委員等を歴任し、現在は名古屋商科大学ビジネススクール教授である原田泰氏が、日本の社会で日々起こるさまざまな事象を数字で読み解いていく。長年にわたって経済・金融政策立案の最前線に身を置いてきた原田氏ならではの鋭い視点で、日本の深層に迫る。 バックナンバー一覧 「円安になるのは日本の金利が低くてアメリカの金利が高いからだ。だから、日銀は円安を止めるために金利を上げるべきだ」と思っている人は多いだろう。しかし、金利を上げると円安になる可能性
コダワリとは「何かをギュッと握りしめて或る一点に留まり続けようとする心の働き」です。 しかし、無理に動かないように一点に踏ん張れば、遅かれ早かれ心は澱んでいきます。 動かなければ動かないほど心の風通しが悪くなるからです。 森羅万象すべてのモノには波動があります。 「波動がある」というのは「ずっと動き続けている」ということです。 すべてのモノはずっと動き続けることでその活性を保っています。 当然ながら動きが鈍くなればなるほど活性は落ちるのです。 それをここでは『波動的に風通しの悪い状態』と呼んでいます。 波動的に風通しが悪い状態になると心の風通しも悪くなります。 それは、「心がドヨヨンとしてスッキリしない雨降り前の曇天のような状態になる」ってことです。 ただ、動き続ければブレやらズレやらユガミやらが必然的に現れます。 そのブレやらズレやらユガミやらを適宜に修正しながら、この世を動き続けるのが
27分で5万台、24時間で8.9万台が売れた「SU7」 格安スマホメーカーとして知られるシャオミ(小米)の初のEVセダン「SU7」が好調だ。3月28日の販売初日、予約開始後わずか27分で予定台数の5万台、24時間で8.9万台の予約が入った。鮮烈なデビューを飾った。 その後の販売・生産も順調に推移している。6月1日に深センで開催された「2024年未来汽車先行者大会」で、創業者の雷軍会長兼CEOは「5月末時点までに8万台超の受注を獲得し、既に約1万5000台を納車している。6月から月1万台の生産を実現し、2024年は10万台の納車を目指している」と明らかにした。また、「女性消費者による注文が全体の3割強で今後さらに上昇」と言及し、女性にも人気のあるクルマと説明した。 「SU7」は、米テスラのセダン「モデル3」を手本にして開発された。雷軍氏は3月28日に北京で開いた新車発表会で、モデル3などと比
鉄道路線の経営は「好調」なのに 都内の地下鉄で、オレンジ色の帯をまとった電車の「東葉勝田台」という行先表示を見て「えっ、どこに行くの?」と思った方も多いだろう。その列車は、JR中央線・東京メトロ東西線から千葉県船橋市・八千代市に直通する第3セクター鉄道「東葉高速鉄道」(西船橋駅~東葉勝田台駅間)の車両だ。 同社の沿線地域は都心から30kmほど東側にあり、鉄道利用ならおおむね1時間内で到達できるとあって、東京都への通勤・通学が全体の3割~4割にものぼるという。都内に向かう東葉高速鉄道の車両は、約36万人 (所沢市・川越市などとほぼ同等)もの人口を擁する自社のエリアを出る時点ですでに満杯。 さらに、混雑率が国内トップクラスの東京メトロ東西線に乗り入れるため、東陽町・西葛西あたりでは利用者から「あの車両は混むからパス!次の電車を待つ!」という判断を下されてしまうことも、しばしばだ。 そんな東葉高
リーマンショック以降、日立は思い切った自社の改革に着手してきた。同社は、これまでの重電から家電までを扱う総合電機メーカーから、脱炭素、デジタル分野を中心とする業態へ事業ポートフォリオを入れ替え、積極的に会社の形を変える努力を行ってきた。 同社の改革のスタートは2008年度にさかのぼる。2009年3月期、世界経済の失速によって日立の業績は悪化した。当時、「このままでは生き残り困難」との危機感から、同社トップは子会社の売却など構造改革を断行した。それによって得た資金を、デジタル化と脱炭素などの分野に再配分した。業態転換が功を奏し、AI業界の成長に伴って株価は上昇した。 今後、AIの成長で、世界全体で企業を取り巻く事業環境は加速度的に変化するだろう。現在、日立トップはAIを事業戦略の根幹に据え、エネルギー、インフラ整備、脱炭素などの需要創出に取り組む方針と考えられる。同社の今後の展開は、わが国企
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。 梅雨に入り、ジメジメと蒸し暑い日が続いていますね。これからの季節は暑さ対策だけではなく、虫除けスプレーなど虫対策も必須です。 実は、野菜にも虫対策が必要なものがあります。それはブロッコリーです。 ブロッコリーの食べる部分である蕾は密集しているので、虫や汚れが潜んでいる可能性があるんです。しかもこの時期は結構な確率で虫がいます。 実際に、私がお店で働いている時も、ブロッコリーが入っている発泡スチロールから芋虫が何匹も出てきたことが何度もあります。というか、夏は日常茶飯事です。 あの虫が蕾に潜んでいて料理から出てきたら食べる気がなくなるだろうなと思いますので、調理前に簡単に除去する方法を紹介しますね。 ブロッコリー蕾に潜む虫や汚れを除去する方法ブロッコリーはブルームという水をはじく成分が表面についているので、普通に流水で洗っても綺麗になりません。
昨年12月に発売直前で発売中止になったトランスジェンダーの少女たちに関する翻訳書が、別の出版社から今年4月に発売された。武蔵大学社会学部教授の千田有紀さんは「著者はこの本で、思春期になってから性別違和を感じ始める少女が、SNSを媒介にして爆発的にアメリカで増加しているが、それは『男性になりたい』というよりも、『女性でいたくない』と考える、精神的に不安定な思春期の少女たちにすぎないと書いている。性別違和に悩む少女やその家族にとって、この本に書かれている情報は、まさに重要な、必要とされている情報なのではないか」という――。 別の出版社から出版された話題の翻訳書 KADOKAWAから出版予定であったが、「トランスヘイト(トランスジェンダー憎悪や差別)をあおる内容の本だ」として、KADOKAWA社屋の前での抗議活動予告を含む批判があり、出版停止となったアビゲイル・シュライアーの翻訳書『トランスジェ
この記事をまとめると■EVは一部車両で事故などによるバッテリー火災が起きている ■日産が採用したラミネート型バッテリーはいまだに火災事故が起きていない ■急速充電のCHAdeMOも事故が起きないよう対策がされている 日産リーフは火災事故ゼロ! 電気自動車(EV)で懸念される問題として、事故などによるバッテリー火災がある。しかし、エンジン車でもエンジン本体や燃料系統に限らず、熱の作用で排出ガスの浄化機能を果たす触媒マフラーの過熱により火災になる事例があるなど、クルマの火災はEVのバッテリーに限った話ではない。 だが、まだ普及がはじまろうとする初期段階のEVでは、ことさらに事件や事故が大きく取り上げられがちだ。 そうしたなか、たとえば日産リーフで使われているバッテリーは、2010年の発売以来、バッテリーに起因する火災は起こしていない。いまだ、火災事故ゼロを続けている。それはなぜか? 日産リーフ
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