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イスラエル 治安部隊の検索結果1 - 40 件 / 50件

  • ユダヤ人入植者が町を襲撃、イスラエル当局トップら非難 ヨルダン川西岸

    (CNN) イスラエルが占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区で15日、武装したイスラエル人入植者70人以上がパレスチナ人の町を襲撃した。町は壊滅状態に陥り、イスラエルの高位当局者が襲撃を激しく非難する事態となっている。 入植者らは当該の町ジットを襲撃。住民に向けて実弾と催涙ガスを発射し、家屋や車両などに火を放った。ジットの議会トップ、ナセル・セッダ氏が明らかにした。 セッダ氏のいとこは襲撃で殺害されたという。パレスチナ自治政府保健省は、23歳のパレスチナ人が胸の負傷が原因で死亡したことを確認した。 セッダ氏はCNNの取材に答え、今回ほどの規模の襲撃は過去に受けたことがなく、事前に警告も与えられなかったと説明。女性や子どもを含む住民は不意を突かれた形になったと述べた。 イスラエル国防軍(IDF)は、一部覆面をした同国の民間人数十人が放火や火炎瓶を投げるなどしたと発表。その後イスラエルの

      ユダヤ人入植者が町を襲撃、イスラエル当局トップら非難 ヨルダン川西岸
    • アダム・トゥーズ「ガザ地区は『脱開発』から『使い捨て』と『破壊』の地へとなった」(2023年10月15日)

      イスラエルは、ハマスへの大規模な報復行為を準備するにあたって、ガザ地区北部の住民に避難指示を出した。これはつまるところ、イスラエル国防軍による、100万人に向けての差し迫る破壊の通告である。イスラエル国防軍がこうした指示を出したのは、民間人の犠牲を最小限に抑えたいと考えているからだ。この〔ガザ地区北部から脱出する〕多量の人はどこに行けばいいのか? どうやって自活すればいいのか? といった現実的で人道的な問題とは別に、以下のような問題を直視せねばならないだろう。こうした指示を出される、ガザ地区とはどうのような場所なのか? 200万人以上の住人を抱えるこの領土は、なぜこのように処分されるのか? 都市の破壊だけを目的にするような冷酷な軍事作戦の論理に反発する強力な土地所有者がいないのはなぜなのか? ガザとそこに住まう住民は、なぜここまで孤立し、完全に物のように扱われているのか? ** ガザは昔か

        アダム・トゥーズ「ガザ地区は『脱開発』から『使い捨て』と『破壊』の地へとなった」(2023年10月15日)
      • イスラエル軍、ガザ住民数千人を拘束か 国連

        イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地区との境界近くの拠点で、戦車の近くに立つイスラエル兵(2024年1月14日撮影)。(c)Menahem KAHANA / AFP 【1月20日 AFP】昨年10月7日にイスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)との軍事衝突が始まって以降、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の男性数千人がイスラエル軍に拘束され、拷問に等しい状況に置かれている可能性がある。被占領パレスチナ地域の国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)代表を務めるアジス・ソンガイ(Ajith Sunghay)氏が19日、明らかにした。 ガザ南部ラファ(Rafah)からビデオリンク方式でスイス・ジュネーブでの記者会見に臨んだソンガイ氏は、イスラエルの治安部隊に30~55日拘束されていたと主張する複数人と面会したと説明。 「彼らは殴られ、辱められ、拷問に等しい扱いや虐待を受けたと語った

          イスラエル軍、ガザ住民数千人を拘束か 国連
        • 支援物資を待つ住民にイスラエル軍の攻撃、19人死亡 ガザ当局

          (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区のメディア当局によると、ガザ市内で23日、人道支援物資を待っていた住民らがイスラエル軍の攻撃を受け、少なくとも19人が死亡、23人が負傷した。 当局の発表によると、小麦などの配給を待つ住民らに対し、イスラエル軍が戦車から機関銃を発砲した。 現場は、支援トラックの配給場所として知られる同市のクウェート交差点。 ガザ当局と現地のジャーナリストによると、死傷者は同市東郊のアル・アハリ病院へ運ばれた。 これに対し、イスラエル軍は声明で、ガザ地区北部へ食料を運ぶ車列が数百人の住民に襲われ、略奪されたと主張。暫定的な調査結果として、イスラエル軍が車列を空爆したり、住民を銃撃したりした事実はないとの判断を示した。 一方、搬送先の病院で撮影された映像には、家族が食料を取りに行ってイスラエル軍に撃たれたと話す複数の住民が映っている。 SNSには多数の負傷者の姿や、遺体が即

            支援物資を待つ住民にイスラエル軍の攻撃、19人死亡 ガザ当局
          • ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代500年の植民地主義 早稲田大学文学学術院教授・岡真理 | 長周新聞

            京都大学で13日、自由と平和のための京大有志の会などの主催による公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」が開催された。昨年10月7日から始まったパレスチナ・ガザ地区に対するイスラエルの破壊と殺戮が苛烈さを増すなか、人文学の視点からこの暴力の歴史的根源に迫った。オンラインも含め約600人が参加した。今号では、岡真理・早稲田大学文学学術院教授による基調講演「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題」の内容を紹介する。 ◇      ◇ 本セミナーは、この4カ月間、今なおガザで生起している出来事――イスラエルによるジェノサイド(大量殺戮)、ドミサイド(大量破壊)を、この暴力の根源に遡って理解することを企図している。 昨年10月7日、ガザ地区――マスメディアでは「イスラム組織ハマス」あるいは「イスラム原理主義組織ハマス」が実効支配するガザ地区と説明されるが

              ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代500年の植民地主義 早稲田大学文学学術院教授・岡真理 | 長周新聞
            • “イスラエル治安部隊が重大な人権侵害”米が支援停止の可能性 | NHK

              アメリカ国務省は29日、イスラエルの治安部隊が、イスラム組織ハマスとの衝突が起きた去年10月以前に重大な人権侵害を引き起こしていたと明らかにしました。アメリカの法律では、外国の治安部隊などが重大な人権侵害に関与した場合、その部隊への軍事支援を禁じていることから、バイデン政権の対応に注目が集まっています。 アメリカ国務省のパテル副報道官は29日の記者会見で、ガザ地区でイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が起きた去年10月以前に、イスラエルの5つの治安部隊が重大な人権侵害を引き起こしていたことを確認したと明らかにしました。 人権侵害の具体的な内容は明らかにしていませんが、アメリカのメディアは、ヨルダン川西岸地区でパレスチナ人に対する虐待などが行われていたと伝えています。 パテル副報道官はこのうち4つの部隊についてはすでに効果的な措置がとられ、是正されているとしています。 アメリカの法律では、外

                “イスラエル治安部隊が重大な人権侵害”米が支援停止の可能性 | NHK
              • ユヴァル・ノア・ハラリ「孤立したイスラエルは完全敗北に近づいている」 | 復讐心、心中志向を捨て去るべきだ

                ネタニヤフ政権による戦争での失敗は偶然ではない。長年にわたって壊滅的な政策を採ってきた結果である。3つの長期的な要素の組み合わせが、ガザに人道的大惨事を引き起こすという決断をもたらした。その3つとは、パレスチナ人の命の価値に対する感覚の欠如、イスラエルの国際的地位に対する感度のなさ、イスラエルの真の安全保障上の必要性を無視した優先づけだ。 ネタニヤフとその政治的パートナーたちは、長年にわたり、パレスチナ人の命の価値を軽視する人種差別的な世界観を培ってきた。2023年2月にヨルダン川西岸のハワラで起きたポグロムは、現在のガザの悲劇に通じる。 2023年2月26日、イスラエルの入植者2人がハワラを車で走行中に殺害された。その報復として入植者の暴徒がハワラの家屋、商店、自動車に放火し、罪のないパレスチナ市民数十人を負傷させた。しかし、イスラエルの治安部隊はこの無法行為をほとんど止めようとはしなか

                  ユヴァル・ノア・ハラリ「孤立したイスラエルは完全敗北に近づいている」 | 復讐心、心中志向を捨て去るべきだ
                • イスラエル軍、ヨルダン川西岸を急襲 18人死亡

                  【11月10日 AFP】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)で9日、イスラエル軍の急襲によりパレスチナ人18人が殺害された。同自治区の保健当局が発表した。死者の多くは北部ジェニン(Jenin)で撃たれたという。 AFP記者らはジェニンから立ち上る黒煙を目撃し、複数の爆発音と銃声を聞いた。 保健当局は、ジェニンではパレスチナ人14人が殺害されたと発表した。国連(UN)の記録によると、イスラエル軍の1回の急襲による死者としては2005年以降で最多だった。 一方イスラエル軍は、兵士と治安部隊が無人機攻撃や銃撃戦で「テロリスト複数人」を殺害したと発表した。 兵器を鹵獲(ろかく)し、「すぐに使える状態の爆発物が置かれたトンネルの縦穴」を破壊したという。 パレスチナ赤新月社(Palestinian Red Crescent)は今回の急襲で「救急車が狙われ」、同社の救急隊員1人が背中を撃

                    イスラエル軍、ヨルダン川西岸を急襲 18人死亡
                  • “隠れた報復”進むヨルダン川西岸占領地 聖地で探ったユダヤ人入植者の本音、なぜ土地に固執、過激化するのか? | 47NEWS

                    イスラエル軍の掃討作戦が続くガザ地区での悲劇に世界の注目が集まる中、パレスチナ人に対する“隠れた報復”が、ガザから東へ40キロほど離れたもう一つの占領地、ヨルダン川西岸で進行している。 昨年10月に起きたイスラム組織ハマスによる越境攻撃以来、入植者による暴力が急増し、4月上旬までに700件を超えた。犯人が罰せられることはまれで、西岸は無法地帯化しつつある。 ガザを拠点とするハマスは、1200人ものイスラエル市民らを虐殺した。イスラエル側の衝撃と怒りは想像も同情もできる。しかし入植者はなぜこの土地にかくも固執し、過激化するのか?現地で本音を探った。(共同通信=半沢隆実) ▽厳戒の聖地 記者が入ったのは、西岸のヘブロン市。ここには、アラブ、ユダヤ両民族の始祖アブラハムらの墓所とされるイスラム教、ユダヤ教共通の聖地「マクペラの洞くつ」がある。 ヘブロン市は二つの区域に分断される。面積の8割を占め

                      “隠れた報復”進むヨルダン川西岸占領地 聖地で探ったユダヤ人入植者の本音、なぜ土地に固執、過激化するのか? | 47NEWS
                    • イスラエル軍、ガザ住民数千人を拘束か 国連(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

                      イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地区との境界近くの拠点で、戦車の近くに立つイスラエル兵(2024年1月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】昨年10月7日にイスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)との軍事衝突が始まって以降、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の男性数千人がイスラエル軍に拘束され、拷問に等しい状況に置かれている可能性がある。被占領パレスチナ地域の国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)代表を務めるアジス・ソンガイ(Ajith Sunghay)氏が19日、明らかにした。 【写真】イスラエル軍誤射で犠牲の人質男性の母「軍に怒りはない」 ガザ南部ラファ(Rafah)からビデオリンク方式でスイス・ジュネーブでの記者会見に臨んだソンガイ氏は、イスラエルの治安部隊に30~55日拘束されていたと主張する複数人と面会したと説明。 「彼らは殴られ、辱

                        イスラエル軍、ガザ住民数千人を拘束か 国連(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
                      • イスラエル軍、パレスチナ人活動家を拘束 「兵士を平手打ちした少女」

                        パレスチナ人活動家アヘド・タミミさん(2019年5月11日撮影、資料写真)。(c)Daniel LEAL / AFP 【11月6日 AFP】イスラエル軍は6日、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸(West Bank)で、パレスチナ人の著名活動家アヘド・タミミ(Ahed Tamimi)さん(22)を拘束したと明らかにした。 イスラエル軍の報道官はAFPに、西岸の主要都市ラマラ(Ramallah)近くの「ナビサレハ(Nabi Salih)で、アヘド・タミミさんを暴力とテロ活動を扇動した疑いで拘束した」と述べた。 報道官はまた「タミミさんは、取り調べのためにイスラエル治安部隊の元に移送された」と説明した。 タミミさんは、弟が拘束されるのを阻止しようとイスラエル兵士にかみついた2015年の写真で世界的に知られる。当時はまだ14歳だった。弟は腕を骨折しており、ギプスで固定されていた。また2017年には

                          イスラエル軍、パレスチナ人活動家を拘束 「兵士を平手打ちした少女」
                        • 超正統派ユダヤ教徒、兵役義務めぐる判決に抗議 イスラエル

                          【7月1日 AFP】イスラエルの最高裁が先週、超正統派ユダヤ教徒の徴兵免除を違法とし、徴兵を義務化するとの判断を出したことを受け、中東エルサレム(Jerusalem)のメアシェアリーム(Mea Sharim)地区で6月30日、大規模な抗議デモが行われた。 当局はデモを解散させるために治安部隊や騎馬警官隊を投入。放水銃も使われた。 イスラエルでは全国民に兵役義務があるが、1948年以降、宗教学校に通う超正統派の学生では勉学が優先されるとの理由で兵役義務が免除されてきた。 だが70年あまりを経て、超正統派の人口は大きくふくらみ、それに伴って免除対象者の数も大きくなっていた。 今回の最高裁の判断を受け、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相政権は連立を維持できるかどうかが不透明な情勢となっており、総選挙が実施される可能性も出てきている。(c)AFP

                            超正統派ユダヤ教徒、兵役義務めぐる判決に抗議 イスラエル
                          • イスラエルとハマス双方の戦争犯罪を報告 国連調査委員会

                            パレスチナ自治区ガザ地区中部ヌセイラトの避難民キャンプで国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校で、前日のイスラエル軍の空爆による被害を調べる国連調査委員会の専門家(2024年6月7日撮影)。(c)Eyad BABA / AFP 【6月12日 AFP】(写真追加)パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での紛争に関する国連(UN)の独立調査委員会は12日、イスラエルが「殲滅(せんめつ)」を含む「人道に対する罪」を犯したと結論付けるとともに、イスラエルおよびイスラム武装組織ハマス(Hamas)が共に戦争犯罪を行ったと報告した。 調査委員会の報告書は、イスラエルが戦争犯罪、人道に対する罪、国際人道法および国際人権法違反を犯していると認定。ガザ地区の民間人に対し、「広範あるいは組織的な攻撃」が行われていると指摘した。 さらに「委員会は殲滅、殺人、パレスチナ人男性および少

                              イスラエルとハマス双方の戦争犯罪を報告 国連調査委員会
                            • 【論考】敵対的インテリジェンス──ヨルダン川西岸地区訪問記/D・グレーバー

                              敵対的インテリジェンス──ヨルダン川西岸地区訪問記 デヴィッド・グレーバー 芳賀達彦 訳 訳者解題 本稿は、人類学者・活動家として知られるデヴィッド・グレーバーが、2015年7月30日にInternational Times上に投稿したオンライン記事“Hostile Intelligence: Reflections from a Visit to the West Bank”の全訳である。著者のエスノグラファーとしての洞察力を存分に発揮しながら、パレスチナ自治区の占領実態をその内側から活写したものが本稿であるが、著者自身のSNSや関係者のブログ等の周辺情報によると、Nitasha DhillonとAmin Husain(両名ともに映像作家・活動家・研究者である)を主要メンバーとするMTL Collectiveが敢行したパレスチナ自治区のドキュメンタリー映像(Unsettling)の撮影旅

                                【論考】敵対的インテリジェンス──ヨルダン川西岸地区訪問記/D・グレーバー
                              • 【26日詳細】イスラエル軍 “限定的な地上作戦実施” | NHK

                                パレスチナのガザ地区をめぐる情勢が緊迫する中、ヨルダン川西岸でも市民がイスラエル治安部隊などと衝突し、これまでに100人以上が死亡しています。 軍事衝突をめぐり国連の安全保障理事会では「戦闘の一時的な停止」などを求めるアメリカが提出した決議案の採決が行われましたが、ロシアと中国が拒否権を行使して否決される事態となっています。 26日の動きを随時更新でお伝えしています。 目次 《軍事的な動き》 米企業 戦闘起きる前後のガザ地区北部の衛星画像公開

                                  【26日詳細】イスラエル軍 “限定的な地上作戦実施” | NHK
                                • イスラエル極右閣僚、欧州3か国のパレスチナ国家承認を非難

                                  イスラエルのイタマル・ベングビール国家治安相(2024年4月26日撮影)。(c)AHMAD GHARABLI / AFP 【5月23日 AFP】イスラエルの極右イタマル・ベングビール(Itamar Ben Gvir)国家治安相は23日、東エルサレム(East Jerusalem)にあるユダヤ教とイスラム教の聖地「神殿の丘(Temple Mount)」を訪れ、パレスチナを国家承認すると表明したノルウェー、アイルランド、スペインの欧州3か国を非難した。 ベングビール氏が神殿の丘を訪問したのは、昨年10月7日にイスラム組織ハマス(Hamas)がイスラエルを奇襲して以来初めて。神殿の丘には、イスラム教の聖地アルアクサ・モスク(Al-Aqsa Mosque)もある。 ベングビール氏は神殿の丘で撮影した動画で、「きょう、パレスチナ国家を承認した国々は、人殺しと侵略者に報奨を与えている。言っておこう。わ

                                    イスラエル極右閣僚、欧州3か国のパレスチナ国家承認を非難
                                  • ゴラン高原にロケット弾攻撃、子どもら12人死亡 ヒズボラか

                                    ロケット弾が撃ち込まれた現場に集まるイスラエルの治安部隊や住民=27日/Jalaa Marey/AFP/Getty Images (CNN) イスラエルが占領するゴラン高原に27日、複数のロケット弾が撃ち込まれ、子どもを含む少なくとも12人が死亡した。 イスラエルは、レバノン国境を越えて約30発が発射されたと発表。レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによる攻撃だと非難した。ヒズボラはロケット弾攻撃を「断固として否定」している。 現場はイスラム教ドルーズ派の住民が多いゴラン高原北部の村。 イスラエル軍のハガリ報道官によると、青少年の選手が練習に集まるサッカー場が攻撃された。ハガリ氏は、昨年10月7日のイスラム組織ハマスによる越境攻撃以降で最も多くの死者が出たと指摘し、「相応の行動」を予告した。 同氏によると、サッカー場に撃ち込まれたロケット弾はヒズボラだけが保有するイラン製の「ファラク1

                                      ゴラン高原にロケット弾攻撃、子どもら12人死亡 ヒズボラか
                                    • ハマス地下トンネル網に注水 イスラエル軍

                                      イスラム組織ハマスが昨年10月7日のイスラエルへの越境攻撃に使用したとされる地下トンネル。イスラエル軍主催のプレスツアーで(2023年12月15日撮影)。(c)JACK GUEZ / AFP 【1月31日 AFP】イスラエル軍は30日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)でイスラム組織ハマス(Hamas)が越境攻撃に使用してきた広大な地下トンネル網を破壊するため、トンネルの一部への注水を実施していると明らかにした。 米ニューヨーク州ウエストポイント(West Point)にある陸軍士官学校の分析によれば、イスラエル軍が「ガザ・メトロ」と呼ぶ、地下に迷路のように張り巡らされたトンネル網は昨年10月7日時点で、1300本のトンネルで構成され、総延長は500キロ以上に及ぶ。 イスラエル軍は、ハマスに拉致された多くの人質が今もトンネル網の中で拘束されているとの見方を示している。 昨年1

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                                      • ICC加盟国のモンゴル プーチン大統領逮捕せず 両国関係優先か | NHK

                                        ロシアのプーチン大統領がモンゴルを訪問し、首脳会談を行いました。 モンゴルは、プーチン大統領に対して戦争犯罪の疑いで逮捕状を出しているICC=国際刑事裁判所の加盟国ですが、逮捕はせず、両国関係を優先したとみられます。 ロシアのプーチン大統領は2日夜遅くモンゴルに到着し、3日フレルスフ大統領と首脳会談を行いました。 ウクライナヘの軍事侵攻をめぐり、ICC=国際刑事裁判所は、プーチン大統領に対して戦争犯罪の疑いで逮捕状を出していて、ICCの加盟国のモンゴルは、プーチン大統領が入国した場合、逮捕する義務があります。 しかし、モンゴル政府は逮捕はせず、首脳会談の前には歓迎式典も行われました。 ICCが2023年3月に逮捕状を出して以来、プーチン大統領がICCの加盟国を訪問するのはこれが初めてです。 モンゴルの首都、ウランバートル中心部のチンギス・ハーン広場にある議会などの建物には、3日、モンゴルの

                                          ICC加盟国のモンゴル プーチン大統領逮捕せず 両国関係優先か | NHK
                                        • 「収入も生活もない」 静まり返るエルサレム旧市街

                                          この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【11月3日 AFP】キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地がある東エルサレムの旧市街は今、巡礼者も観光客の姿もなく、不気味なほど静まり返っている。 パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)とイスラエル軍の戦闘開始から約1か月。迷路のような旧市街のほとんどの商店は、シャッターを閉めたままだ。 土産物店の店主で、祖父の代からツアーガイドをしているというマルワン・アティエさん(48)は、「観光産業はもうない」と嘆いた。「家族も子どももいるのに、商売も収入も生活もない。金がないのに使いようもないだろ?」 イスラエル当局によれば、ハマスが攻撃を仕掛けた10月7日以来、エルサレムの観光部門はほぼ崩壊してい

                                            「収入も生活もない」 静まり返るエルサレム旧市街
                                          • イスラエル軍検問で長時間停車、搬送中の患者死亡 WHO

                                            パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ジェニンの病院の入り口で、パレスチナの救急車を調べるイスラエルの治安部隊(2023年12月12日撮影、資料写真)。(c)Jaafar ASHTIYEH / AFP 【12月13日 AFP】世界保健機関(WHO)は12日、パレスチナ自治区ガザ市(Gaza City)の病院に向かった救急車両の車列がイスラエル軍から長時間に及ぶ検問を何度も受け、患者1人が死亡し、同行していた医療従事者も拘束されて虐待を受けたと明らかにした。 WHOは先週末、損壊の激しいアハリ(Al-Ahli)病院に車列を向かわせ、患者1500人分の手術器具を届けた。復路では、重体患者19人と同伴者14人を高度の治療を受けられるガザ地区南部のナセル医療複合施設(Nasser Medical Complex)に移送した。 しかし、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom

                                              イスラエル軍検問で長時間停車、搬送中の患者死亡 WHO
                                            • イスラエル当局者、パレスチナ女性を処刑・暴行の疑い 国連専門家チーム

                                              エジプト国境付近の避難民キャンプと近くの砂丘に座るパレスチナ人女性や子ども(2024年1月14撮影)。(c)Mahmud Hams / AFP 【2月20日 AFP】国連(UN)に任命された7人から成る人権問題の独立専門家チームは19日、パレスチナ人の女性・少女がイスラエル当局者に処刑されたり、レイプを含む性的暴行の被害を受けたりしている疑いがあるとして、徹底調査の実施を要請した。 専門家チームは、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)およびヨルダン川西岸(West Bank)で女性と少女を標的にした「重大な人権侵害が行われていることを示す信ぴょう性の高い申し立て」があったと述べた。 ガザでは「子どもを含む家族と共に恣意(しい)的に処刑されている事例」があると指摘。「女性や子どもが避難先で、または退避中に意図的に標的にされ、超法規的に殺害されているとの報告に衝撃を受けている」とし

                                                イスラエル当局者、パレスチナ女性を処刑・暴行の疑い 国連専門家チーム
                                              • 欧州の大学でも反イスラエルデモ拡大

                                                スイス・ローザンヌ大学で開かれた親パレスチナ学生らの集会(2024年5月6日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【5月8日 AFP】イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への報復攻撃を続ける中、オランダやドイツ、フランスなど欧州各国の大学では、イスラエルの研究機関との協力関係を停止するよう求める抗議活動が拡大している。 オランダでは、6日夜にアムステルダム大学(University of Amsterdam)で警察が抗議行動の参加者を警棒で制圧したり、敷地内に設営されたテントを壊したりしている様子が映っている動画が拡散。ただ、7日夜には数百人がデモを再開した。警察は6日以来、169人を逮捕したとしている。 独ライプチヒ大学(University of Leipzig)では、50~60人のデモ参加者が講義棟を占拠。大学によるとドアを内側からバリケ

                                                  欧州の大学でも反イスラエルデモ拡大
                                                • イスラエルの5部隊、西岸で人権侵害 米が断定

                                                  演習を行う、イスラエル軍の超正統派ユダヤ人で構成される「ネツァ・イェフダ大隊」。イスラエル占領下にあるゴラン高原で(2014年5月19日撮影)。(c)MENAHEM KAHANA / AFP 【4月30日 AFP】米国務省は29日、イスラエルの治安部隊5部隊がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)でパレスチナ人の人権を侵害したと断定したと発表した。昨年10月のイスラム組織ハマス(Hamas)による奇襲攻撃以前の事案としている。 同省のベダント・パテル(Vedant Patel)報道官は、うち4部隊についてはイスラエル側が是正措置を実施し、米国の制裁対象となる可能性は低くなっているが、1部隊に関しては対応を検討中だと述べた。 パテル氏は部隊名や人権侵害および是正措置の中身については明らかにしなかった。 匿名の米政府当局者は、五つ目の部隊は軍所属の組織だと語った。報道各社は、主に

                                                    イスラエルの5部隊、西岸で人権侵害 米が断定
                                                  • ヒズボラ通信機器爆発、予備調査で「爆発物」の仕込み判明 治安当局

                                                    小型通信機器の爆発で負傷者を搬送する救急車と周辺に集まった人々。レバノンのベイルート郊外で(2024年9月18日撮影)。(c) Fadel ITANI / AFP 【9月19日 AFP】レバノン各地でイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)が使用している小型通信機器が相次いで爆発し、少なくとも12人が死亡、最大で2800人が負傷した17日の事件で、治安当局者は18日、機器に爆発物が仕掛けられていたことが予備調査で判明したと発表した。 司法当局によると、17日の一斉爆発についてはすでに捜査が開始されたが、まだ「初期の段階」にある。治安部隊は、イスラエルに責任があるとみて、原因の特定作業を進めている。 18日にはトランシーバーの爆発が相次いだ。保健省は、レバノン全土で9人が死亡、300人以上が負傷したと発表した。 司法当局の調査では爆発物の種類の特定および機器の「製

                                                      ヒズボラ通信機器爆発、予備調査で「爆発物」の仕込み判明 治安当局
                                                    • レバノンでポケットベルが爆発 9人死亡、2800人負傷

                                                      (CNN) 中東レバノンで17日、イスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーなどが所持するポケットベルを標的とした攻撃が発生した。治安関係の情報筋が明らかにした。レバノンのアビアド保健相は中東の衛星テレビ局アルジャジーラの取材に対し、この爆発で8歳の少女を含む少なくとも9人が死亡、約2800人が負傷したと述べた。 レバノンの治安部隊によると、爆発は複数の地域、特に首都ベイルート南部近郊のダヒエやベッカー高原、サイダ、スールで発生した。 イラン国営メディアIRNAによると、イランのモジタバ・アマニ駐レバノン大使がベイルートでこの爆発により負傷した。軽傷で、現在は病院で経過観察中だという。 イランのファルス通信はイラン大使館職員2人も負傷したと伝えている。 イスラエルの戦時内閣は16日、イスラム組織ハマスおよびヒズボラとの紛争に新たな軍事目標を追加することを決議していた。この目標とは、レバノンと

                                                        レバノンでポケットベルが爆発 9人死亡、2800人負傷
                                                      • 中東と北アフリカで抗議デモ噴出、ガザの病院爆発受け

                                                        デモ参加者に催涙ガスを発射するヨルダンの治安部隊=17日、ヨルダン首都アンマンのイスラエル大使館前/Mussa Hattar/AFP/Getty Images (CNN) 数百人の死者を出したパレスチナ自治区ガザ地区の病院爆発を受け、中東各地で抗議運動が展開されている。 ヨルダンでは17日夜、首都アンマン西部で数百人が抗議デモを行った。治安関係者がCNNに語ったところによると、イスラエル大使館近くに集まったグループは大使館への到達を試みたが、治安部隊がデモ隊を押し戻した。ヨルダン国営ペトラ通信も、デモ隊が大使館に到達しようとしたと伝えている。 活動家によると、ヨルダンの治安部隊は催涙弾を使ってアンマンのデモ隊を解散させた。SNSにも治安部隊が催涙弾を使ってデモ隊を大使館から後退させる動画が投稿されている。 イスラエル大使館付近ではこの1週間、イスラエルのガザ空爆に抗議するデモが連日続いてい

                                                          中東と北アフリカで抗議デモ噴出、ガザの病院爆発受け
                                                        • イスラエルの歴史学者が語る「ハマス奇襲」の本質

                                                          ネタニヤフが2022年12月に樹立した連立政権は、最低であり最悪だ。それは、救世主メシア信仰の狂信者たちと厚顔無恥な日和見(ひよりみ)主義者たちの同盟であり、彼らは、治安状況の悪化をはじめ、イスラエルが抱える問題の数々を顧みず、際限なく権力を我が物にすることしか眼中になかった。その目標を達成しようと、極端な対立を招くような政策を採用し、その政策に反対する国家機関にまつわる言語道断の陰謀論を広め、国に忠誠を尽くすエリートたちに、「ディープステート(闇の政府)」の売国奴というレッテルを貼った。 政府は、外部からの脅威が高まっているさなかに、政策がイスラエルを危険にさらし、抑止力を損なっていると、自国の治安部隊や無数の専門家から繰り返し警告されていた。それにもかかわらず、イスラエル国防軍の参謀総長が、政府の政策が及ぼす治安上の影響についてネタニヤフに警告するために会見を求めると、ネタニヤフは会う

                                                            イスラエルの歴史学者が語る「ハマス奇襲」の本質
                                                          • イスラエル、ヨルダン川西岸で「対テロ作戦」開始

                                                            イスラエル占領下のヨルダン川西岸にあるヌールシャムス難民キャンプで、イスラエル軍からの前日の空爆の被害を確認するパレスチナ人の少年(2024年8月27日撮影)。(c)Jaafar ASHTIYEH / AFP 【8月28日 AFP】イスラエルの治安部隊は28日未明、占領下のヨルダン川西岸(West Bank)北部で「対テロ作戦」を開始した。軍の報道官が発表した。一方、パレスチナ自治区の保健当局は、西岸のジェニン(Jenin)で2人が死亡したと報告した。 イスラエル軍のアビチャイ・アドレー(Avichay Adraee)報道官は治安機関シンベト(Shin Bet)との共同声明で、「治安部隊は、ジェニンおよびトゥルカラム(Tulkarm)で対テロ作戦を開始した」と発表した。 パレスチナ保健当局は、ジェニンで25歳と39歳の男性2人がイスラエル軍に殺害されたと明らかにした。 イスラエルは2日前に

                                                              イスラエル、ヨルダン川西岸で「対テロ作戦」開始
                                                            • パレスチナ系米国人女性、イスラエル勾留中の暴行訴え 米領事も面会できず

                                                              サマヘル・エスマイルさんはイスラエルで勾留され激しい暴行を受けたとみられている/Samaher Esmail family (CNN) パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区でイスラエル国防軍(IDF)に拘束されたパレスチナ系米国人女性が、イスラエルで勾留されて暴行を受け、薬の服用も認められないと訴えている。家族が13日に発表した声明で明らかにした。 家族によれば、拘束から1週間以上たっても米領事の面会が認められていないという。 勾留されているのはサマヘル・エスマイルさん(46)。イスラエル国防軍によって自宅から引きずり出され、イスラエルで勾留されて激しい暴行を受けたと訴えている。エスマイルさんの自宅も急襲され、破壊されたという。 イスラエル国防軍は、エスマイルさんに処方された薬を逮捕時から持っていながら与えなかったと家族側は主張。米大使館は連日エスマイルさんとの面会を求めているにもかかわらず

                                                                パレスチナ系米国人女性、イスラエル勾留中の暴行訴え 米領事も面会できず
                                                              • 米 イスラエルに供与の武器「国際人道法に矛盾する形で使用」 | NHK

                                                                アメリカのバイデン政権は、イスラエルのガザ地区への攻撃をめぐり、イスラエルに供与した武器が「国際人道法に矛盾する形で使用されたと評価するのが妥当だ」とする報告書をまとめました。ただ、十分な証拠を集めることが難しく、現時点で国際人道法に違反したと結論づけることはできないとしています。 報告書は、去年1月からことし4月までの間に起きた攻撃について、イスラエルやアメリカの情報機関などの情報をもとに分析し、10日、バイデン政権が連邦議会に提出しました。 この中では、アメリカが供与した武器について「国際人道法の義務や民間人の被害を軽減するための最良の方法に矛盾する形で、イスラエルの治安部隊によって使用されたと評価することが妥当である」と指摘しています。 ただ、十分な証拠を集めることが難しいことから、現時点で国際人道法に違反したと結論づけることはできないとして、引き続き調査を行うとしています。 アメリ

                                                                  米 イスラエルに供与の武器「国際人道法に矛盾する形で使用」 | NHK
                                                                • ヨルダン川西岸 イスラエル治安部隊が病院内で若者ら3人を射殺 | NHK

                                                                  イスラエルの治安部隊はヨルダン川西岸のパレスチナ暫定自治区で病院内にいた20代の若者ら3人を「テロリストだ」として射殺しました。ガザ地区での戦闘が続く中、ヨルダン川西岸でもパレスチナ側の反発がさらに強まる懸念が高まっています。 イスラエル軍は、30日、ヨルダン川西岸のパレスチナ暫定自治区のジェニンで、治安部隊が病院内にいた27歳の若者ら3人を殺害したと発表しました。 イスラエル側は、3人のうち1人はハマスと関わりがあり、病院を隠れがにして近くテロを実行する計画を立てていたとしています。 また、ほかの2人もイスラエル軍兵士への発砲などの襲撃やテロに関与していたと主張しています。 病院の監視カメラの映像には、医師や看護師などの格好をしたイスラエルの治安部隊の要員とみられる人物たちが、ライフル銃を構えながら病院内の廊下を進んで行く様子が写っています。 これに対して、パレスチナ暫定自治政府の保健相

                                                                    ヨルダン川西岸 イスラエル治安部隊が病院内で若者ら3人を射殺 | NHK
                                                                  • 【16日詳細】イスラエル軍 “病院で作戦指揮所” ハマスは否定 | NHK

                                                                    16日午前、ヨルダン川西岸のパレスチナ暫定自治区、ベツレヘム近郊にあるイスラエル側の検問所で発砲事件があり、イスラエル当局によりますと、6人がけがをしたということです。 イスラエルの治安部隊が反撃し、発砲したパレスチナ人とみられる3人が死亡したということです。 現場からの映像では、複数の警察車両や救急車が集まり規制線がはられているのが確認できます。 ヨルダン川西岸では、ことしに入ってからイスラエルの治安部隊やユダヤ人入植者と、住民との間で衝突が続いていて、ガザ地区で大規模な軍事衝突が始まった先月7日以降はイスラエル側が締めつけを強化しさらに情勢が不安定になっていました。

                                                                      【16日詳細】イスラエル軍 “病院で作戦指揮所” ハマスは否定 | NHK
                                                                    • ハマス攻撃のキブツで100人超の遺体 イスラエル南部

                                                                      (CNN) イスラエル南部のキブツ(農業共同体)のベエリで10日までに、100人超の遺体が見つかった。パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが攻撃を開始した際に展開された行為の詳細が徐々に明らかになりつつある。 ガザ地区に近く、人口1000人ほどのベエリは7日朝に始まったハマスによる攻撃で最初に標的となった地域の一つで、激しい攻撃を受けた。 イスラエル当局や、CNNが入手して位置情報などを確認した映像によると、市民らは殺害されたり人質となったりした。 映像によると、重装備のハマス戦闘員がバイクに乗ってベエリに入ったのは午前7時ごろ。その30分前に戦闘員らは、テクノロジーを駆使して厳重な警備態勢が敷かれているガザ地区とイスラエルの境界の壁を突破した。 その後、惨事が発生した。映像には、戦闘員らが車から3人の遺体を引きずり出し、その車で北へ向かう様子が映っている。最初にSN

                                                                        ハマス攻撃のキブツで100人超の遺体 イスラエル南部
                                                                      • レイム音楽祭虐殺事件 - Wikipedia

                                                                        レイム音楽祭虐殺事件(レイムおんがくさいぎゃくさつじけん)は、2023年パレスチナ・イスラエル戦争が勃発した2023年10月7日にレイムで行われていた音楽祭がガザからイスラエルに侵攻したハマス戦闘員の攻撃を受けた事件[3][4]。犠牲者の全貌は不明ながら8日時点で250人以上の遺体が収容されており、負傷者も多数にのぼっている[3][5][6]。その後、イスラエル警察は事件による犠牲者が少なくとも364人に上るとの見方を示している[2]。 この音楽祭はスーパーノヴァという名称でレイム近郊のネゲブ砂漠で行われており、イスラエルの仮庵の祭りと期を同じくして行われたものであった。この催しは前日の午後11時に始められて夜を徹して行われており、イスラエルの様々な地域から20代から40代までの数千人を集めていた[3][7]。イスラエル警察が拘束したハマース戦闘員の供述によると、ハマース側は当初このイベン

                                                                          レイム音楽祭虐殺事件 - Wikipedia
                                                                        • ヨルダン境界で銃撃、イスラエル人3人死亡

                                                                          銃撃事件があったとされるパレスチナ自治区ヨルダン川西岸とヨルダン川の境界にあるキング・フセイン橋(アレンビー橋)検問所付近に集まったイスラエルの治安部隊(2024年9月8日撮影)。(c)AHMAD GHARABLI / AFP 【9月9日 AFP】イスラエル占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)とヨルダン川の境界にあるキング・フセイン橋(King Hussein Bridge、別名アレンビー橋、Allenby Bridge)検問所付近で8日、トラックを運転していた男がイスラエル治安部隊に向けて発砲し、イスラエル人の警備員3人が死亡した。同国軍が発表した。男はその場で射殺されたという。 イスラエル軍は、「ヨルダン側」からトラックに乗って来た「テロリスト」が車を降り、活動中の治安部隊に向け発砲したと説明。軍はAFPに対し、銃撃で死亡した警備員3人は兵士や警察官ではなかった

                                                                            ヨルダン境界で銃撃、イスラエル人3人死亡
                                                                          • ガザ危機をめぐりG7外相会議で日本が取るべき態度

                                                                            ガザ情勢が悲惨さを極めている。閉鎖された空間に閉じ込められ、ライフラインが停止されている状況下の市民が住む町に、苛烈な軍事攻撃が継続されている事態の深刻さは、人類の歴史でも特筆すべきレベルだろう。 来週11月7日・8日に日本がホストとなったG7外相会議が東京で開催される。これまでガザをめぐる危機には、目立たない態度を心がけてきたような日本だが、ホスト国としてG7をまとめ上げる立場にある。覚悟を定めて事態を直視してほしい。 一般には、日本の「立ち位置」が話題となる。イスラエルとの連帯を重視するアメリカを安全保障上の同盟国として持つ日本は、常軌を逸したイスラエルの軍事行動を見ても、非難をすることを自重している。他方、中東諸国にエネルギーを依存しているため、パレスチナを軽視する態度は見せられない。板挟みになりながら、バランスをとっていることは、広く知られている。 それで大丈夫か。G7外相会議ホス

                                                                              ガザ危機をめぐりG7外相会議で日本が取るべき態度
                                                                            • イラクの米軍駐留基地にミサイル攻撃 親イラン勢力が報復か

                                                                              イスラエル軍が行ったとされる攻撃で大破した建物と生存者を捜索する治安当局者と救急隊員。シリア・ダマスカスで(2024年1月20日撮影)。(c)Louai Beshara / AFP 【1月21日 AFP】米中央軍(CENTCOM)は20日、米軍が駐留しているイラク西部の基地が親イラン武装勢力による弾道ミサイル攻撃を受け、負傷者が出ていると明らかにした。それに先立ち、シリアの首都ダマスカスに駐在していたイラン革命防衛隊(IRGC)の軍事顧問5人が空爆を受け殺害されており、報復攻撃とみられる。 イランのメディアによると、同日午前のダマスカスへの空爆では、IRGCの精鋭「コッズ部隊(Quds Force)」の情報担当の将校らIRGCの隊員5人が死亡した。 IRGCは、攻撃はイスラエルによるものと非難。イブラヒム・ライシ(Ebrahim Raisi)イラン大統領は報復を示唆していた。 一方、米中央

                                                                                イラクの米軍駐留基地にミサイル攻撃 親イラン勢力が報復か
                                                                              • モスク立ち入り制限、路上から金曜礼拝 東エルサレム

                                                                                【11月12日 AFP】東エルサレムのラスアルアムド(Ras al-Amud)地区で10日、イスラエル当局によりモスクへの立ち入りが一部制限されたのを受け、通りから金曜礼拝に参加するパレスチナ人男性の姿が見られた。イスラエルの治安部隊員がその脇を通り過ぎた。 イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織「ハマス(Hamas)」の戦闘が続く中、イスラエルは併合を宣言している東エルサレムの検問とパトロールを強化しており、アルアクサ・モスク(Al-Aqsa Mosque)の敷地内への立ち入りは50歳以上の信者に限っている。 イスラエルによると、10月7日のハマスのイスラエルへの越境攻撃で約1200人が死亡し、約240人が拉致され人質となった。一方、ガザの保健当局の最新情報によると、ガザ地区では数千人の子どもを含む1万1000人以上が死亡した。双方とも死者

                                                                                  モスク立ち入り制限、路上から金曜礼拝 東エルサレム
                                                                                • コロンビア、対イスラエル石炭輸出を一時停止へ

                                                                                  コロンビア・ボゴタの士官学校で演説するグスタボ・ペトロ大統領(2024年5月31日撮影、資料写真)。(c)Raul ARBOLEDA / AFP 【6月9日 AFP】南米コロンビアのグスタボ・ペトロ(Gustavo Petro)大統領は8日、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への攻撃に抗議するため、イスラエルへの石炭輸出を一時停止すると発表した。 首都ボゴタのイスラエル大使館によると、コロンビアはイスラエルの主要な石炭輸入元で、2023年には4億5000万米ドル(約705億円)相当を買い付けた。ペトロ政権は5月にイスラエルとの外交関係を断絶したが、大使館は機能を維持している。 コロンビア初の左派大統領で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相を激しく批判してきたペトロ氏は8日にX(旧ツイッター)で、「ジェノサイド(集団殺

                                                                                    コロンビア、対イスラエル石炭輸出を一時停止へ