1987年の国鉄分割民営化によって誕生し、2017年に会社発足30年の節目を迎えたJR東日本。会社発足時にはわずか0.8%に過ぎなかった女性社員の割合は、現在13%超まで増えているといいます。その中にはもちろん駅員や車掌、運転士も含まれます。365日、始発から終電まで稼働し続ける鉄道の現場で女性社員が働くために必要なこととは何だったのでしょうか。自身女性社員である人事担当部長の中川晴美氏に話を伺いました。 本社人事部担当部長 中川晴美氏 1991年 東日本旅客鉄道株式会社入社。宣伝や商品計画など鉄道利用促進に関する業務でキャリアを重ねたのち、自らの出産・育児の経験を活かしつつ、ダイバーシティ推進専任組織の初代リーダーとして、女性社員の活躍推進などに取り組む。その後、横浜支社人事課長、千葉支社総務部長を経て、2016年より現職。 電車の中で女性車掌のアナウンスを耳にする機会が増えています。J