急速に広がる新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の影響などで18日、国内の新型コロナ新規感染者数が3万人を超え、過去最多を更新した。オミクロン株は従来のウイルスより感染力が非常に強いとされる一方で、重症化しにくいとの分析もある。これまでに分かってきた特徴をまとめた。 Q どのぐらい広がっている? A 全都道府県で感染が確認された。今月9日までの直近1週間の検査では、オミクロン株疑いの感染者が全体の8割以上を占め、1~2週間前に主流だったデルタ株からの置き換わりが一気に進んだ。 Q 感染者の増加スピードが急激だ A 国立感染症研究所の推定では、感染者が倍増する時間を直近2週間と1週間で比較すると、東京都が1・97日から1・51日に、大阪府が1・90日から1・50日に短縮している。 Q 感染者の特徴は? A 厚生労働省の今月10日までの集計では、30代以下の若年層が65%を占めている。全