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ウクライナ軍 兵力 現在の検索結果1 - 40 件 / 193件

  • 【論考紹介】咀嚼できるものを噛みちぎる:消耗戦環境を理解しているウクライナ(by Robert Rose)|Panzergraf

    本記事は、「咀嚼できるものを噛みちぎる:消耗戦環境を理解しているウクライナ」(Robert Rose, “BITING OFF WHAT IT CAN CHEW: UKRAINE UNDERSTANDS ITS ATTRITIONAL CONTEXT”, War on the Rocks, 26.09.2023)の紹介記事になります。著者のロバート・ローズ氏は米陸軍少佐で、訓練機関での勤務、アフガニスタンでの戦闘経験がある人物です。 2023年6月から始まったウクライナ軍の反転攻勢作戦に関して、その戦い方の拙さを指摘する声があります。そのような見解を指摘する人々はしばしば、ウクライナ軍がNATO流の(米軍流の)戦闘様式に習熟していない、ウクライナ軍はNATO軍や米軍のような戦い方ができていないと述べますが、ローズ氏はそのような指摘を否定的に捉えています。 以下、この論考の流れに沿って、内容

      【論考紹介】咀嚼できるものを噛みちぎる:消耗戦環境を理解しているウクライナ(by Robert Rose)|Panzergraf
    • プーチン氏は戦争をやめない!再びキーウ侵攻?侵攻2年を分析 | NHK

      「この戦争が4年目にもつれ込むことはおそらく確実だ」 3年目に突入したロシアによるウクライナへの軍事侵攻。すでに来年以降も戦争が続く可能性を指摘するのは、国内きってのロシア軍ウォッチャーの東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠准教授です。 ウクライナ軍の反転攻勢が“失敗”した一方、小泉氏はロシア軍も戦局を一気に変えるほどの能力はないと分析。“プーチンの戦争”はさらに長期化すると予見します。 戦局のカギを握るのは、やはりあの大国。そして、日本が議論を始めるべきこととは。 (国際部記者 大石真由) ※以下、小泉氏の話(インタビューは2024年2月23日) この1年の戦況をどう見るか? 去年(2023年)2月ごろと現在の戦況図を比べてみると、ほとんど変わっておらず、この1年を大きな視点で見ると、こう着状態が続いてきたといえると思います。 この戦争は戦術レベルで見ると、攻める側にとって著しく不利

        プーチン氏は戦争をやめない!再びキーウ侵攻?侵攻2年を分析 | NHK
      • ロシアの脅威に対抗 戦闘機「グリペン」の秘密に迫る | NHK

        「ロシアの脅威に対抗するために設計された非常に能力の高い戦闘機だ」 北欧・スウェーデン製の戦闘機「グリペン」について、製造・開発にあたっている軍需品メーカーのトップはそう語りました。 「グリペン」とはいったいどんな戦闘機なのか。ゼレンスキー大統領が求めているウクライナへの供与は実現するのか。グリペンの頭脳とも言える電子部品の製造・開発現場にテレビメディアとして世界で初めて入り、取材しました。 (国際部記者 高須絵梨) “対ロシアの戦闘機”グリペンとは? グリペンは、スウェーデンの軍需品メーカー・サーブ(SAAB)が1980年代から開発してきた戦闘機です。 サーブが開発した戦闘機「グリペン」 スウェーデン語で戦闘を意味する「Jakt」、攻撃を意味する「Attack」、そして、偵察という意味の「Spaning」の頭文字をとって「JAS39グリペン」とも呼ばれ、偵察から、対地攻撃、空対空の戦闘ま

          ロシアの脅威に対抗 戦闘機「グリペン」の秘密に迫る | NHK
        • ウクライナ戦争の現状、ウクライナ軍もロシア軍も相当ギリギリだった

          うぃっちわっち(丁稚) @Witchwatch99 ウクライナがどうも負けてしまうかもしれないというニュースがいくつかまとめて入って来たのでいつもの長文。 うぃっちわっち(丁稚) @Witchwatch99 去年の初夏辺りから始まったウクライナの反転攻勢は当初快進撃でしたが、ロシア軍が後方に築いていた防衛線に当たって以降膠着状態が続いていて、東部に至ってはジリジリ押し返されてる状態です。 何が問題なのかというと、色々ありますがとにかく砲弾が足りない。 ウクライナ紛争が始まる前までは冷戦が終わって大国間の紛争が無くなるから今後多数抱えてる必要が無くなると思われてたので世界中の軍隊でリストラ対象になってた重砲と戦車が大活躍。 滅茶苦茶必要になったんでロシア軍も要廃になって放置してた戦車をリメイクして戦場に送り出してるし砲弾も民間人動員して製造してるっぽい。 モスクワ市内で謎の爆発・火災が起きて

            ウクライナ戦争の現状、ウクライナ軍もロシア軍も相当ギリギリだった
          • 第3独立強襲旅団、アウディーイウカで対峙するロシア軍は正規軍の精鋭

            アウディーイウカに派遣された第3独立強襲旅団の報道官は15日「敵は機械化旅団とGRUの専門家で構成された正規軍の精鋭だ」「占領地に存在する最も強力な部隊で大砲や無人機の扱いも上手い」「アウディーイウカの困難さはバフムート以上だ」と明かした。 参考:Соотношение сил один к семи. В Третьей штурмовой рассказали о ситуации в Авдеевке 参考:“Россияне стянули в Авдеевку элитные войска” – командир подразделения “Terra” 3-й ОШБр 参考:Тарнавский: “Ситуация в Авдеевке сложная, но контролируемая” 参考:НАПРЯМОК СПРАВ У КРАЇНІ ТА ДОВІРА ПОЛ

            • 「弱いロシア軍」が占領地を広げている大誤算…戦争が長期化するほどプーチン氏に有利に働く不都合な理由(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

              ロシア、モスクワのクレムリンで、ロシア会計会議所のボリス・コヴァルチュク会長との会談に臨むプーチン大統領。2024年7月23日 - 写真=共同通信イメージズ/スプートニク ウクライナ戦争は3年目に突入し、終わりが見えない状況が続いている。テレビ東京の豊島晋作キャスターは「ロシア軍が負けない現在の状況は、日本のような民主主義国家に不都合な真実を突き付けている」という――。 【写真】豊島晋作氏の著書『日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける』(KADOKAWA) ※本稿は、豊島晋作『日本人にどうしても伝えたい 教養としての国際政治 戦争というリスクを見通す力をつける』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。 ■軍の弱さをカバーする大量の「物量」 ウクライナ戦争が3年目に入る中で、様々な教訓が浮かび上がってきました。それは、現代の戦争を考える上

                「弱いロシア軍」が占領地を広げている大誤算…戦争が長期化するほどプーチン氏に有利に働く不都合な理由(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
              • 焦点:消耗するウクライナ軍、兵力も弾薬も不足 ロシア軍の優位鮮明に(ロイター) - Yahoo!ニュース

                2月21日、 対ロシア戦争が3年目に突入する中、ウクライナ軍の第59歩兵旅団は厳しい現実に直面している。写真は 写真は4日、ドネツク州の前線付近に立つウクライナ兵(2024年 ロイター/Alina Smutko) Max Hunder [クラマトルスク(ウクライナ) 21日 ロイター] - 対ロシア戦争が3年目に突入する中、ウクライナ軍の第59歩兵旅団は厳しい現実に直面している。戦うための兵力と弾薬が尽きつつあるのだ。 ある小隊長によると、開戦時に数千人規模だった旅団の兵員数は、死亡や負傷、老齢や病気による除隊が相次ぎ、残存しているのは60─70%と推定される。 ロシア軍の攻撃で多くの死傷者が出ている上、東部戦線は季節外れの気温上昇で凍土がぬかるみと化して兵士の健康を蝕み、事態は一段と悪化している。 旅団の中隊長は「天候は雨、雪、雨、雪の繰り返し。そのためインフルエンザや狭心症が広がってい

                  焦点:消耗するウクライナ軍、兵力も弾薬も不足 ロシア軍の優位鮮明に(ロイター) - Yahoo!ニュース
                • 第276号(2024年8月19日) ウクライナによるクルスク侵攻の狙いは?|ユーリィ・イズムィコ

                  【今週のニュース】ウクライナ軍がロシア軍の4飛行場を同時に攻撃 ウクライナ参謀本部は8月14日、ロシアの4飛行場に対して同時に攻撃を仕掛けたことを明らかにした。攻撃対象はハリノ、サヴァスレイカ、ボリソグレフスク、バルチモールとされている。いずれもロシア空軍がウクライナ作戦で使用している戦闘機・戦闘爆撃機基地であり、特に燃料施設や弾薬庫を狙ったという。 なお、攻撃に関与したのは空軍、特殊作戦軍(SSO)、ドローン軍(独立兵科)、国防省情報総局(GUR)などであったとされているので、ウクライナ軍総力を挙げての複合的な作戦であったと見られる。 【インサイト】ウクライナによるクルスク侵攻の狙いは?ウクライナ軍がロシア領クルスクで侵攻 2週間ぶりのメルマガですが、この間、ロシアのウクライナ侵略をめぐっては非常に大きな展開がありました。いうまでもなく、ウクライナ軍によるロシア領クルスクへの侵攻です。当

                    第276号(2024年8月19日) ウクライナによるクルスク侵攻の狙いは?|ユーリィ・イズムィコ
                  • ロシア軍が猛攻、脆弱な防衛線押し込む ウクライナ東部

                    破壊されたアウジーイウカの街並み=2月15日/Kostiantyn Liberov/Libkos/Getty Images (CNN) ウクライナ軍にとって重要な同国東部戦線の防衛ラインが、過去1週間で部分的にロシア軍の手に落ちたとみられることがわかった。英国の国防情報機関や軍事ブロガーが現地情報筋を引用して明らかにした。 英国防情報部は3月30日、東部の要衝アウジーイウカ近郊で戦うウクライナ側の命運について、いつになく否定的な評価を下した。同市は2月半ば、ロシア軍に制圧された。 X(旧ツイッター)で共有された英国の声明によると、ロシアはアウジーイウカの西側で段階的な前進を継続。3月下旬にはほぼ確実にトネンケとオルリウカの村落2カ所を掌握したとみられる。現在も周辺地域の複数の村落に対して引き続き攻勢をかけているという。 同局はその上で、ロシア軍がこの地域における兵員と弾薬でウクライナ軍を著

                      ロシア軍が猛攻、脆弱な防衛線押し込む ウクライナ東部
                    • ロシア軍、アウジーイウカ周辺で1個旅団分の兵力失う | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                      ウクライナ軍が南部と東部で待望の反転攻勢を開始してから4カ月後、ロシア軍は形勢の挽回を図った。 ロシア軍の第2諸兵科連合軍とそこに配属されている親ロシア派地支配地域「ドネツク人民共和国」の部隊は10日、東部ドネツク州ドネツク市の北西に位置するウクライナ軍の要衝アウジーイウカ周辺を攻撃した。1個2000〜3000人規模の旅団少なくとも3個が参加した。 ロシア軍の部隊は、ウクライナ側がアウジーイウカの北と南に周到に設けたキルゾーン(撃破地帯)に直接進入した。以後2週間にわたり、ロシア側は次から次に攻撃を仕掛けた。だがその都度、ロシア軍の縦隊はウクライナ側の地雷やドローン(無人機)、砲撃によってつぶされた。 ロシア軍の損害はこれまでに、装甲車100両以上、戦死・戦傷者計数百人にのぼっている。死傷者は数千人規模に膨らんでいる可能性もある。ロシア軍がある区域で1日に出している車両や人員の損害としては

                        ロシア軍、アウジーイウカ周辺で1個旅団分の兵力失う | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                      • 砲弾不足のウクライナ、ロシアの大砲集積許す 集中砲撃で東部の町壊滅 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                        昨年12月下旬、ウクライナに対する米国の援助が底をつき、ウクライナの戦争努力向けにジョー・バイデン米大統領が議会に求めている610億ドル(約9兆円)の追加予算案の採決を米議会のロシア寄り共和党議員らが拒んだとき、この「背信」の影響を真っ先に受けることになったのはウクライナ軍の砲兵部隊だった。 ウクライナ軍が使う榴弾砲やロケットランチャー、そしてその弾薬の主要な供与国は米国だったからだ。 昨年の夏には、ウクライナ軍の砲兵部隊は砲弾の発射数でロシア軍に対して優勢とは言わないまでも互角だった。だが、現在はロシア側が5倍の差で圧倒している。具体的に言えば、ロシア軍は砲弾を1日に約1万発発射しているのに対して、ウクライナ側は約2000発程度にとどまっている。 その結果、ここへ来てロシア軍の砲兵部隊は調子づいているようだ。ウクライナ側から反撃される危険にわずらわされなくなったロシア軍の砲兵部隊は、前線

                          砲弾不足のウクライナ、ロシアの大砲集積許す 集中砲撃で東部の町壊滅 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                        • 「ウクライナ戦争2年」への低い関心...韓国メディアの報道を読む(徐台教) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                          24日、ロシアのウクライナ侵攻から2年を迎えた。韓国ではどう報じられているのだろうか。気になって、2月23日から24日午前にかけて韓国メディアのニュースをチェックしてみた。 ◎テレビは短く言及・公営放送KBSは6分の「特集」 日本のNHKにあたる公営放送KBSは、23日夜9時のメインニュースで『ウクライナ戦争2年…先が見えない平和』と6分にわたって特集した。 「開戦当時はロシアが優勢との展望があったが、ウクライナの強い抗戦意志と西側勢力の支援で戦争は今も行われており、ウクライナ東南部で1000キロにわたって戦線が形成されている」と伝えている。 一方で「ウクライナ軍は岐路に立たされている」とし、武器の不足から守勢に回っていると説明した。米国からの支援が顕著に減り、今夏には最盛期の12%にまで落ち込むという展望を紹介した。 同報道ではウクライナ戦争が韓国に与える影響についても触れた。 物価の上

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                          • ウクライナで「徴兵逃れ」が横行 約2万人が国外に脱出 危機感強めるゼレンスキー政権

                            ウクライナ・ヘルソン近くの前線で、ドニエプル川の岸に上陸するためボートから飛び降りるウクライナ兵=10月15日(AP=共同) 【ロンドン=黒瀬悦成】英BBC放送は17日、ロシアに侵略されたウクライナで徴兵逃れが横行し、約2万人の男性が国外に脱出していることが判明したと報じた。戦争の長期化でウクライナ軍の戦死者が増加する中、徴兵逃れの動きは拡大傾向にあるとされ、同国のゼレンスキー政権は国民全体の士気に関わるとして危機感を強めている。 昨年2月の露軍の侵攻開始を受け、ウクライナでは18~60歳の男性の出国が原則として禁止された。 ところが、兵士として動員されるのを嫌った者たちがひそかに渡河や徒歩で国境を越え、隣国のルーマニア、モルドバ、ポーランド、ハンガリー、スロバキアに逃れているという。 これら5カ国の記録では、昨年2月~今年8月に計1万9740人が不法入国したとしている。 一方、ウクライナ

                              ウクライナで「徴兵逃れ」が横行 約2万人が国外に脱出 危機感強めるゼレンスキー政権
                            • ロシアはウクライナ領内から兵力を分散せざるを得ない[軍事専門家指摘]

                              8月6日よりウクライナ軍が国境を接するロシア西部のクルスク州で大規模な越境攻撃を開始した事について、ウクライナの軍事専門家はウクライナ軍は活発で攻撃的な行動によって作戦上の奇襲という効果を得たとSNSで投稿しました。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。 コンテンツ制作責任者 おとぼけ(田畑 雄貴) PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行し

                                ロシアはウクライナ領内から兵力を分散せざるを得ない[軍事専門家指摘]
                              • 【SNS英文投稿和訳】ウクライナ戦況全般に関するいくつかの見解(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏 | 日本時間2024.08.30 06:02)|Panzergraf

                                I wanted to share a few thoughts, offering a snapshot of the current situation in general, and discuss a few key points. - The situation in Pokrovsk is indeed severe but far from hopeless. Ukrainian command has the resources needed for stabilization, though this will require… — Tatarigami_UA (@Tatarigami_UA) August 29, 2024 以下は、上記リンク先のウクライナ戦況に関するSNS英文投稿の日本語訳です。投稿者のTatarigami氏はウクライナ軍の元将校で、戦争・紛争分析チー

                                  【SNS英文投稿和訳】ウクライナ戦況全般に関するいくつかの見解(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏 | 日本時間2024.08.30 06:02)|Panzergraf
                                • ロシア、対ウクライナで優勢に ノルウェー情報機関

                                  ウクライナ南部ザポリージャ州の前線付近で戦闘準備をするウクライナ兵(2024年2月12日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【2月13日 AFP】ノルウェーの諜報機関、ノルウェー情報部は12日公表した年次報告で、ウクライナに侵攻するロシアの兵力について、兵員数で圧倒している上、中国や北朝鮮などからも物資の供与を受けており、優勢を強めつつあるとの見方を示した。 年報は他の治安機関と共同でまとめられた。情報部トップは記者団に対し、「この紛争において現在のロシアは1年前より優勢になっている」と指摘。「ウクライナの約3倍の兵力動員が可能」だとした。 また、ロシアは「制裁に想像以上にうまく対処」しており、軍が「1年を通して戦力を維持」できるだけの弾薬や戦闘車両、無人機、ミサイルを生産できるようになっていると分析。中国や北朝鮮、イラン、ベラルーシからも軍事支援を得ており、特に中国から

                                    ロシア、対ウクライナで優勢に ノルウェー情報機関
                                  • ウクライナ、ロシアの越境攻撃で弱点露呈 最も過酷な1カ月に

                                    ロシア軍の陣地へ向かって砲撃するウクライナ軍=4月、ウクライナ・ハルキウ州/ Anatolii Stepanov/AFP/Getty Images (CNN) ウクライナにとって、5月は今までで最も過酷な1カ月となりつつある。 ロシア占領下から解放されて18カ月以上が経過した北部ハルキウ州の町ボルチャンスクは10日、激しい砲撃と空襲で朝を迎えた。ロシアはすでに手薄になっているウクライナの防衛網にさらに追い打ちをかけている。 ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領や政府高官は、ロシアによるボルチャンスクへの進軍の試みは阻止されたと述べたが、その後もロシア軍はボルチャンスクへ続く陸路を断とうとしている。 ロシア軍は10日、国境沿い60キロメートルにわたって大隊規模の攻撃を展開し、「グレーゾーン」と呼ばれる前線の複数の村を制圧したと主張している。今年ロシアは攻撃能力の大半を東部ドネツク州で

                                      ウクライナ、ロシアの越境攻撃で弱点露呈 最も過酷な1カ月に
                                    • ピーター・ターチン「ウクライナ戦争についての予測 その4:予測」(2023年7月22日)

                                      〔訳注:シリーズ記事の「その1」、「その2」、「その3」、「その5」、「その6」〕 今回の記事では、前回までで議論したアイデアを用いて、予測(Projection)を立ててみたい。予測は、起こるであろう事態を予知(predict)しようとするものではないという点で、予言(forecast)ではない(むろん預言(prophecy)でもない)。予測(Projection)とは、特定の仮説や過程を前提した上で、何が起こるかを記述したものだ。通常は、異なる仮定をベースに、様々な予測を行う。そうすることで、異なる仮定がどのように異なる将来の起動をもたらすかについての複数のアイデアを得ることができる。 経験則としては、最も単純なモデルから始めるべきであるが、動的プロセスの最も重要な特徴を捉えているものであるべきだ。どの特徴に着目し、どの特徴を無視すべきか(少なくとも、最初の最も単純なバージョンの)選択

                                        ピーター・ターチン「ウクライナ戦争についての予測 その4:予測」(2023年7月22日)
                                      • ロシア軍、ハリコフ州で兵力増強も[攻勢]には不十分か

                                        ロシア軍がウクライナ北東部のハリコフ州に隣接する自領ベルゴロド州に兵力を集中させている事について、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は5月30日、ロシアは兵力を増強させているが、現在の規模では大規模な攻勢を掛けるには不十分との見解を示しました。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。 コンテンツ制作責任者 おとぼけ(田畑 雄貴) PC関連プロダクトデザイン企

                                          ロシア軍、ハリコフ州で兵力増強も[攻勢]には不十分か
                                        • ウクライナに訪れるターニングポイント

                                          ウクライナ東部ドネツク州バフムート近郊を、戦車で移動するウクライナ兵/Anatolii STEPANOV / AFP オデーサ(CNN) 1月6日、大勢の人々がウクライナの沿岸都市オデーサで、冬の気温をものともせず黒海に飛び込んだ。キリスト教の祝日である公現祭に合わせ、キリストの洗礼を記念する行事の一幕だ。 凍える海への今年の飛び込みには、一段と重要な意味があった。戦禍に見舞われたウクライナが初めて、当該の祝日をグレゴリオ暦に従い(1月6日に)祝ったのだ。従来であればユリウス暦の日付(1月19日)だった。 昨年、ウクライナは法律を制定し、クリスマスを祝う日も多くの西側諸国と同じ日に移行した。ロシアと共通する祝日の伝統からまた一歩距離を取った形だ。 しかしこの2~3週間はとりわけ、迫りくるロシアから自らを引き離すのはほとんど不可能だった。ミサイルとドローン(無人機)のすさまじい一斉攻撃が、オ

                                            ウクライナに訪れるターニングポイント
                                          • ロシア、数千の兵力を占領下のウクライナから移動か 越境攻撃への対抗措置と米当局者

                                            ウクライナ軍の装甲戦闘車=12日、ロシアとの国境を接するウクライナ北東部スーミ州 /Roman Pilipey/AFP/Getty Images (CNN) ロシア軍は数千人規模の部隊をウクライナ国内の占領地域から振り向け、奇襲として成功を収めたウクライナ軍による越境攻撃に対抗するとみられる。この動きにより、ロシアの戦争遂行努力は弱体化する可能性もあるという。米高官2人がCNNに明らかにした。 上記の展開は米国の注意を引いており、米当局者らは現在、ロシア軍が動かしている兵士の数を正確に見極めようとしている最中だ。ただ情報筋によると、少なくとも1000人で構成される旅団相当の部隊が複数、ロシア南西部のクルスク州に振り向けられたという。ウクライナ軍は先週、同州に越境攻撃を仕掛けた。 ロシア側に上記の動きがみられることは15日、米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官がCNNに明

                                              ロシア、数千の兵力を占領下のウクライナから移動か 越境攻撃への対抗措置と米当局者
                                            • 刑務所から塹壕へ、ウクライナ軍による受刑囚徴集の内幕は

                                              出所してウクライナ軍に加わったイワンさん(33)。入隊した動機は娘と両親がウクライナ南部で暮らしているからだと語った/Daria Tarasova-Markina/CNN via CNN Newsource ウクライナ中部(CNN) 大隊指揮官のドミトロ・クハルチュクさん(34)の口調は物静かだが決然としていた。タトゥーの入った手を後ろに組み、バフムートやアウジーイウカで戦った経験を男性たちに語る。彼らはいずれも受刑囚だ。 クハルチュクさんがいるのはウクライナ中部の刑務所。体格が良く、健康で、やる気のある受刑囚を、自ら率いる第3独立強襲旅団に徴集しようとしている。 ロシアの全面侵攻から2年以上が経過し、ウクライナは枯渇した兵力の補充に苦労している。政府は対策として、受刑囚の徴集を認める新たな法律を先月制定した。一定基準を満たした受刑囚は、入隊同意書に署名すれば条件付きで早期出所が認められる

                                                刑務所から塹壕へ、ウクライナ軍による受刑囚徴集の内幕は
                                              • 【最新情報】激戦地アウディーイウカでのロシアの「肉の嵐」作戦、ウクライナ軍の「反撃」が凄まじい勢いで撃退 : 毎日の時事ネタ・ニュース

                                                コメント:こんな激戦が繰り広げられていたとは驚きです。ウクライナ軍の強烈な反撃力には頭が下がります。アウディーイウカでの戦局がどのように変化していくのか、続報を待ちたいですね。 コメント:「肉の嵐」作戦という名前に、どんな戦略が隠されていたのか興味津々です。しかし、ウクライナ軍の反撃がそれを打ち砕いたようですね。アウディーイウカの戦況がどうなっていくのか、今後の展開に注目です。 コメント:アウディーイウカでの戦闘の様子は衝撃的ですね。ロシアの「肉の嵐」作戦は大規模かつ攻撃的な戦略だったようですが、ウクライナ軍の強力な反撃に敗退せざるを得なかったようです。両軍の戦況がどうなっていくのか、今後の動向が気になります。 https://news.yahoo.co.jp/articles/0b5f8dd0508f0181faf391d7eabbb9848ea6637e <ドネツク州アウディーイウカ付

                                                  【最新情報】激戦地アウディーイウカでのロシアの「肉の嵐」作戦、ウクライナ軍の「反撃」が凄まじい勢いで撃退 : 毎日の時事ネタ・ニュース
                                                • ロシア・ウクライナ戦争の潮目が変わった?――領土割譲で停戦という「不都合な選択」:名越健郎 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

                                                  バイデン政権屈指のロシア通といわれるオースティン国防長官(右)とゼレンスキー大統領(左)の会談は事前の予告なく行われた[11月20日、ウクライナ・キーウ/UKRAINIAN PRESIDENTIAL PRESS SERVICE](C)AFP=時事 「支援疲れ」に中東情勢の緊迫も加わり、ロシア・ウクライナ戦争をめぐる欧米メディアの報道に潮目の変化が起きている。ウクライナ軍の反転攻勢の失敗や兵員不足に多くが言及、バイデン政権の対応にも批判が集まる。現状でロシア側が占領地域を手放すことは考えにくい。このまま停戦交渉に向かった場合、ウクライナが領土割譲という苦渋の選択を強いられるとの見方が台頭している。 ロシア軍の全面侵攻から1年9カ月を経たロシア・ウクライナ戦争は、ここへ来て潮目が変わりつつある。 ウクライナ軍の反転攻勢は成果を得られず、政権内の亀裂が伝えられる一方で、ロシアは長期戦に持ち込み、

                                                    ロシア・ウクライナ戦争の潮目が変わった?――領土割譲で停戦という「不都合な選択」:名越健郎 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
                                                  • ウクライナ外相、戦場での後退は「十分なことをしていない全員」に責任

                                                    ウクライナのクレバ外相は、最近の戦場での後退について「十分なことをしていない全員」に責任があるとの考えを示した/Andrew Kravchenko/Bloomberg/Getty Images (CNN) ウクライナのクレバ外相は20日までに、ウクライナ軍の最近の戦場での後退について、「十分なことをしていない全員」に責任があるとの考えを示した。クレバ氏は前線の現在の状況が「厳しい」ことも認めた。 クレバ氏はエストニアで開催された国際会議にビデオ通話で参加し、「全ての人々に感謝しているが、十分なことをしていない全ての人々を非難する」と述べた。クレバ氏は、ロシア軍が利用して、さらなるウクライナ領土内への侵攻につながった支援の遅れについて米国に責任があるかどうかというCNN記者の質問に答えた。 ロシアはウクライナ北部での侵攻を強化しており、ハルキウ州に対して越境攻撃を行った。ハルキウ州の州都ハル

                                                      ウクライナ外相、戦場での後退は「十分なことをしていない全員」に責任
                                                    • 世界が見習うべき「責任ある一歩」 | ハーバート・マクマスター | 政策シンクタンクPHP総研

                                                      ハーバート・マクマスター(元米国大統領補佐官)&村野 将(米ハドソン研究所研究員<Japan Chair Fellow>) 2023/10/18 本稿は『Voice』2023年3月号に掲載されたものです。 同盟国である日本とアメリカは、それぞれの戦略を履行していくうえでどのような課題と具体的な対応策があるのか。ハドソン研究所研究員を務める村野氏が、トランプ政権で国家安全保障担当大統領補佐官を務めたマクマスター氏と議論する 戦略3文書の改定はポジティブに評価できる村野:日米両政府は昨年(2022年)末までに、新たな国家安全保障戦略や国家防衛戦略をはじめとする主要な戦略文書を公表しました。まずは私から、昨年末に発表された日本の戦略3文書(国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画)に関する評価を簡潔に述べたいと思います。 率直に申し上げて、今回策定された戦略3文書は、非常に良くできていると

                                                        世界が見習うべき「責任ある一歩」 | ハーバート・マクマスター | 政策シンクタンクPHP総研
                                                      • ウクライナの主権に関わる選択、ホワイトハウスはザルジニー解任に反対しない

                                                        The Times紙は「軍やパートナーの圧力を受けてゼレンスキー大統領はザルジニー解任を覆さざるを得なかった」と報じたが、ワシントン・ポスト紙は2日「ウクライナがザルジニー解任をホワイトハウスに通知した」「主権に関わる問題なので支持も反対もしなかった」と報じている。 参考:Ukraine informs U.S. about decision to fire top general 政治闘争が戻ってきた状況下で「自身の人気を超えるザルジニー」を野放しするのは政治家として難しかったのかもしれないワシントン・ポスト紙は関係者の話を引用して「ゼレンスキー大統領がザルジニー総司令官解任を決定したとホワイトハウスに通知した」「この重大な決定についてホワイトハウスの高官達は支持も反対もぜず、この件がゼレンスキー大統領の主権的な選択であることを認めた」「ゼレンスキーは解任発表を先送りすることも出来るがそ

                                                          ウクライナの主権に関わる選択、ホワイトハウスはザルジニー解任に反対しない
                                                        • 「兵士切れ」ウクライナが受刑者動員へ “肉の壁”ロシアとの「囚人戦争」最前線

                                                          ロシアによるウクライナ侵攻が長期化する中、ウクライナでもいよいよ兵員確保が厳しい状況になってきたようだ。ウクライナのゼレンスキー大統領が、徴兵年齢上限を27歳から25歳に引き下げる法案に署名したのは今年4月のこと。ウクライナでは戒厳令に基づき、動員命令を受けた27~60歳の男性及び、18歳以上の志願兵が戦闘任務についてきたが、兵役で徴兵された者は動員の対象外になり、前線へ送ることはできなかった。今回の兵役年齢引き下げにより動員対象は広がり、推定で47万人の追加徴集が可能になったとされる。 「ただ、これはあくまでも数字上の話で、動員を恐れて国外に脱出している若者も少なくありません。米シンクタンクの調査によれば、現在、ウクライナ軍の総兵力は約100万人。うち、前線で戦っている兵士は30万人ほどだとされ、これに対しロシア軍の前線兵力は今年1月の時点で推定47万人。しかも、6月1日にはさらに30万

                                                            「兵士切れ」ウクライナが受刑者動員へ “肉の壁”ロシアとの「囚人戦争」最前線
                                                          • 深刻な兵士不足、ウクライナ軍の大隊指揮官は戦線が何れ崩壊すると警告

                                                            ワシントン・ポスト紙は8日「前線で戦うウクライナ人指揮官や兵士らは深刻な兵士不足を訴えてる」と報じており、ある指揮官は「兵士不足が深刻で前向きな展望が全く見出だせない」「戦線の何処かが何れ崩壊するだろう」と述べた。 参考:Front-line Ukrainian infantry units report acute shortage of soldiers 敵がハルキウで失敗(戦力密度の低下)を犯したのと同じように戦線の何処かが何れ崩壊するだろうザルジニー総司令官は「火力と兵力に優れるロシア軍相手に成功を収め、昨年と同程度と予想される人的損失に備えるには50万人程度の追加動員が必要だ」と主張、ゼレンスキー大統領は「これほどの追加動員が必要な理由をもっと明確にせよ」と反発しているが、大統領府が大規模な追加動員に難色を示すのは財源確保が難しいという側面もある。 ウクライナは税収の殆どを軍事支

                                                            • <ウクライナ・東部戦線>レオパルト2A6ドイツ供与の最新鋭戦車、戦車長は22歳 (動画+写真18枚)(玉本英子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                              ◆レオパルト戦車、ロシア軍との激戦に投入ウクライナ東部ドネツク州のロシア軍との前線地帯に展開するウクライナ軍・第21独立機械化旅団。この旅団の戦車中隊には、ドイツから供与されたレオパルト2A6戦車が配備されている。若き乗員とのインタビュー。(ドネツク州北部/玉本英子・アジアプレス) ◆若き戦車長に聞く2月下旬、ウクライナ軍東部管区作戦司令部の許可を得て向かったのは、ドネツク州北部リマン近郊。土のうとバリケードで囲まれた検問所をいくつも抜け、道を進むにつれて装甲車が行き交うのが目立つようになる。ロシア軍との前線までは、十数キロの地点。時おり、砲撃音が響くなか、林の中を歩いて進む。木立の枝の下に隠れるように、レオパルト2A6戦車はあった。 <ウクライナ南部>ミコライウ最前線、すぐ先にロシア軍 次々と砲弾、破壊の村(写真13枚) ロシア軍にとって戦車は最も破壊したい標的のひとつ。さらにドイツ供与

                                                                <ウクライナ・東部戦線>レオパルト2A6ドイツ供与の最新鋭戦車、戦車長は22歳 (動画+写真18枚)(玉本英子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                              • ウクライナの越境作戦が裏目に 東部でロ軍の攻勢加速、自軍は兵力不足に拍車 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                                ロシア軍は28日、ウクライナ東部ドネツク州ノボフロジウカ市を制圧したもようだ。ウクライナ東部で1年近く続けている攻勢の主目標のひとつであるポクロウシク市まで、わずか8kmほどに迫っている。 ウクライナ軍には、ポクロウシク正面に送り込める予備部隊があまりない。1カ月前に予備として温存していた旅団の多くは現在、ロシア西部クルスク州への侵攻作戦に参加している。 ウクライナの指導部はここへきてようやく、ポクロウシク正面での戦力バランスが危機的な状態であることを理解し始めたようだ。ボロディミル・ゼレンスキー大統領は28日、ポクロウシク正面などの「状況はきわめて厳しい」と認めた。 来るポクロウシク攻防戦は、2月中旬にウクライナ側の撤退で終わったアウジーウカ攻防戦の延長として位置づけることができる。2022年2月の戦争拡大前に約6万人が暮らしていた(現在はその多くが避難している)ポクロウシクから東へ40

                                                                  ウクライナの越境作戦が裏目に 東部でロ軍の攻勢加速、自軍は兵力不足に拍車 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                                • 連続撃墜される新鋭機、窮余の策の「急造つぎはぎ兵器」に脅かされるロシア軍 苦境の中で戦果をあげるウクライナ軍、ロシア側の被害が急増している理由とは | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                  (数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官) 12月22日、ウクライナ南部のロシア軍占領地域上空において、ロシアの最新戦闘爆撃機Su-34が一気に3機もウクライナ軍に撃墜されました。さらに、3日後の25日にも1機のSu-34がマリウポリ方面で、1機のSu-30SMが黒海上空で撃墜されました。 撃墜された5機は、いずれもSu-27系統の新鋭機で、ロシア軍にとっては極めて大きな損害です。この損害を受け、現在、ロシア軍機はウクライナ南部における活動を低下させています。兵力不足により、苦しい状況が続いていると伝えられていたウクライナ軍にとっては、この上ない朗報でしょう。 12月22日にSu-34が3機連続して撃墜されたことは、5月13日に、ロシアブリャンスク上空でSu-34を含む複数機が一気に撃墜された事例を思い出させます。実際、その時と同様に、今回も地対空ミサイル(SAM)のパトリオットを前

                                                                    連続撃墜される新鋭機、窮余の策の「急造つぎはぎ兵器」に脅かされるロシア軍 苦境の中で戦果をあげるウクライナ軍、ロシア側の被害が急増している理由とは | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                  • 対ウクライナ過去最大支援でもなおロシア軍予算に届かず 米議会、迷走の末承認の緊急予算、長期的支援模索の動きも | 47NEWS

                                                                    米議会が半年間の迷走の末、ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援する約608億ドル(約9兆5千億円)の緊急予算案を可決、バイデン大統領が4月24日に署名して成立した。ウクライナが苦戦する東部戦線での局面打開が期待される一方、長期的にはさらなる支援が不可避との指摘が早くも上がっている。(共同通信=太田清) ▽渇望 昨年10月にホワイトハウスが緊急予算を議会に求めたが、トランプ前大統領に近い共和党保守強硬派の一部議員が、不法移民対策でメキシコとの国境警備の強化を優先させるべきだと主張。議会審議は迷走し、昨年末に予算はほぼ底をついていた。ウクライナ軍は弾薬が枯渇し、兵員・弾薬数で勝るロシアに対し劣勢に立っていた。 予算案成立を受け、米国防総省は4月24日、第1弾として10億ドルの追加軍事支援を発表した。 法案成立により、米国はウクライナの防空強化に向け、地対空ミサイルシステム「パトリオット」用のミ

                                                                      対ウクライナ過去最大支援でもなおロシア軍予算に届かず 米議会、迷走の末承認の緊急予算、長期的支援模索の動きも | 47NEWS
                                                                    • ロシアがついにHIMARS撃破でウクライナに動揺広がる

                                                                      ウクライナ軍のヘルソン奪還にも力があったとされるHIMARS(写真はラトビアで演習に参加する米軍のHIMARS。2022年9月) U.S. Army photo by Sgt. Lianne M. Hirano via ABACAPRESS.COM <アメリカがウクライナに供与したHIMARSが、初めてロシア軍に破壊された。ここでもウクライナとロシアのバランスが変わってしまったのか ロシア軍をさんざん痛い目に合わせてきたアメリカ製のM142高機動ロケット砲システム(俗称HIMARS=ハイマース)。これを撃破するという目標を、ロシア軍は20カ月かけてついに達成したようだ。 【動画】「無敵」のHIMARSが初めてロシア軍のミサイルの餌食になった瞬間 ドネツク州東部のニカノリフカ村(現在の戦線から西に約48キロ、占領されたアウディーイウカとバフムートからほぼ等距離にある)の付近で、ウクライナ軍が

                                                                        ロシアがついにHIMARS撃破でウクライナに動揺広がる
                                                                      • 砲弾不足のウクライナ、ロシアの大砲集積許す 集中砲撃で東部の町壊滅(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース

                                                                        ロシア軍の2S7Mマルカ自走カノン砲。2020年8月、モスクワ州アラビノで(volkova natalia / Shutterstock.com) 昨年12月下旬、ウクライナに対する米国の援助が底をつき、ウクライナの戦争努力向けにジョー・バイデン米大統領が議会に求めている610億ドル(約9兆円)の追加予算案の採決を米議会のロシア寄り共和党議員らが拒んだとき、この「背信」の影響を真っ先に受けることになったのはウクライナ軍の砲兵部隊だった。 ウクライナ軍が使う榴弾砲やロケットランチャー、そしてその弾薬の主要な供与国は米国だったからだ。 昨年の夏には、ウクライナ軍の砲兵部隊は砲弾の発射数でロシア軍に対して優勢とは言わないまでも互角だった。だが、現在はロシア側が5倍の差で圧倒している。具体的に言えば、ロシア軍は砲弾を1日に約1万発発射しているのに対して、ウクライナ側は約2000発程度にとどまってい

                                                                          砲弾不足のウクライナ、ロシアの大砲集積許す 集中砲撃で東部の町壊滅(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
                                                                        • 連続撃墜される新鋭機、窮余の策の「急造つぎはぎ兵器」に脅かされるロシア軍(JBpress) - Yahoo!ニュース

                                                                          ロシア空軍のSu-34(Toshiro Aoki, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons) (数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官) 12月22日、ウクライナ南部のロシア軍占領地域上空において、ロシアの最新戦闘爆撃機Su-34が一気に3機もウクライナ軍に撃墜されました。さらに、3日後の25日にも1機のSu-34がマリウポリ方面で、1機のSu-30SMが黒海上空で撃墜されました。 【本記事の写真】Su-34のコックピットシミュレータ 撃墜された5機は、いずれもSu-27系統の新鋭機で、ロシア軍にとっては極めて大きな損害です。この損害を受け、現在、ロシア軍機はウクライナ南部における活動を低下させています。兵力不足により、苦しい状況が続いていると伝えられていたウクライナ軍にとっては、この上ない朗報でしょう。 12月22日にSu-34が3機連続して撃墜され

                                                                            連続撃墜される新鋭機、窮余の策の「急造つぎはぎ兵器」に脅かされるロシア軍(JBpress) - Yahoo!ニュース
                                                                          • ロシア軍の北東部攻勢が失速 1日の死傷者は過去最悪の1700人超に | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                                            ロシアがウクライナ北東部で始めた作戦で何を達成しようとしているにせよ、それはあまりうまくいっていない。ロシア軍は新たな戦線を開いて本格的な攻勢をかける腹積もりなのかもしれないし、あるいは陽動によって、現在の攻勢の焦点である東部からウクライナ軍の兵力の一部を引き離す狙いなのかもしれない。しかし、どちらにしてもロシア側にとって望ましい方向には進んでいない。 ロシアの対独戦勝記念日の5月9日、ロシア軍部隊がハルキウ州に侵入した直後はウクライナ領土防衛隊の軽装備の現地部隊が単独で応戦したが、その後、重装備の部隊が増援した。ロシア側は歩兵の突撃部隊を戦車で増強しようとしたが、それらの戦車はウクライナ側のドローン(無人機)に狙われ、破壊された。 前線の状況は安定しつつある。両軍の部隊が個々の建物をめぐって戦い、膠着状態になってきている。ウクライナの従軍記者ユーリー・ブトゥソウは「ハルキウ州北部でのロシ

                                                                              ロシア軍の北東部攻勢が失速 1日の死傷者は過去最悪の1700人超に | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                                            • 東部ポクロウシク方面でウクライナ軍が反撃 3個旅団が増援、ロ軍の攻勢やや鈍化 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                                              ウクライナ東部ドネツク州のウクライナ軍の防御拠点であるポクロウシクに向けて、ロシア軍の第2諸兵科連合軍や随伴部隊が進軍を続けていた8月下旬、ロシア人観察者のなかにはロシア側の過信を戒める向きもあった。 たしかに、数十個の連隊や旅団で構成される第2諸兵科連合軍の兵力規模は、ポクロウシク方面を担当するウクライナ軍部隊、「タウリヤ」作戦戦略軍集団のざっと4倍にのぼる。また実際、ロシア軍部隊は2月中旬にドネツク州の要塞都市アウジーウカを陥落させて以降も、この廃墟の町から西のポクロウシクに延びる軸で着実に前進を遂げてきた。 しかし、ウクライナ側は8個かそこらの旅団から抽出した12個ほどの大隊をロシア西部クルスク州への侵攻に投入しながらも、なお4〜5個の旅団を予備部隊として温存していたもようだ。各旅団は最大2000人規模で数百の重装備を保有するとみられる。ロシアのプロパガンディストのエフゲニー・ノリン

                                                                                東部ポクロウシク方面でウクライナ軍が反撃 3個旅団が増援、ロ軍の攻勢やや鈍化 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                                              • ウクライナ大統領、指導部の大幅刷新を検討 軍総司令官の解任以上の動きも示唆

                                                                                (CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は、軍の総司令官を含む同国指導部の多くを入れ替えることを検討していると明らかにした。ロシアによる全面侵攻から2年近くが経過し、自国の向かう道筋を「リセット」する狙いがあるという。 4日に放送されたイタリアの国営放送RAIとのインタビューで語った。ゼレンスキー氏は「新たな始まりが必要」とし、「真剣に考えていることがある。1人の人物に関してではなく、国の指導部が目指す方向性を巡る考察だ」と説明した。 「この話をするときに意味するのは国家のリーダーたちをまとめて入れ替える措置であり、軍のような単一の部門だけを念頭に置いているわけではない」(ゼレンスキー氏) ゼレンスキー氏は誰を入れ替えるかについて明言しなかったが、現在ウクライナ軍のザルジニー総司令官の今後を巡って臆測が広がっている。昨年末にかけ、両者の間では見解の相違に拍車がかかっているとの見方が出てい

                                                                                  ウクライナ大統領、指導部の大幅刷新を検討 軍総司令官の解任以上の動きも示唆
                                                                                • AI兵器、戦局を左右 ウクライナが「実験場」に―歯止めなき開発に懸念も:時事ドットコム

                                                                                  AI兵器、戦局を左右 ウクライナが「実験場」に―歯止めなき開発に懸念も 2024年02月19日07時04分配信 ウクライナ軍のドローン操縦士養成所=1月25日、キーウ(キエフ) 【キーウ時事】ロシアの侵攻が長期化する中、ウクライナは人工知能(AI)に活路を見いだそうとしている。火薬、核兵器に続き、戦争における「第3の技術革命」とされるAI兵器。より早く実用化にこぎ着けた側が戦争の主導権を握る可能性が高く、両国の戦いは「テクノロジー戦争」の様相を帯びる。ただ、AI搭載の自律型兵器に関する国際規制は存在せず、歯止めなき開発競争を懸念する声が上がっている。 避難から2年、それぞれの進路 「家族に会いたい」思いは同じ―日本語学ぶウクライナ人・京都 ◇貧者の「ジャベリン」 首都キーウ(キエフ)にあるウクライナ軍のドローン操縦士養成所。男性10人ほどが両手にコントローラーを握りしめ、画面とにらみ合って

                                                                                    AI兵器、戦局を左右 ウクライナが「実験場」に―歯止めなき開発に懸念も:時事ドットコム