ヤマト運輸は9月4日、消費税率引き上げに伴い10月1日から改定する新運賃・料金を発表しました。税率引き上げ分を転嫁することで税込運賃・料金は値上げになりますが、現金運賃より基本的に安くなる「キャッシュレス決済運賃」を新設定するほか、「デジタル割」の割引額を拡大するなどし、キャッシュレス化に向けた取り組みを進めるとしています。 送り状作成から支払いまでスマホで完結する新サービス「宅急便はスマホで送れる。」はキャッシュレス決済運賃の対象 新運賃では、基本的にキャッシュレスのほうが現金より安い(ニュースリリース) 新運賃・料金では、現行の基本運賃は据え置きますが、(1)現行運賃(税別)に消費税率10%を乗じ、1円単位を切り上げた10円単位とする「現金決済運賃」、(2)現行運賃(税別)に消費税率10%を乗じた1円単位の「キャッシュレス決済運賃」──の2種類を設定します。 例えば東京都から愛知県に6