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シーア派の検索結果281 - 320 件 / 862件

  • イスラーム過激派:さっぱりだった「イスラーム国」の2023年(髙岡豊) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    「中東」、特に筆者が専攻する東地中海地域の話をするのだったら、2023年はどうしようもないくらい憂鬱で、実質的な水揚げが何にもない年だった。例えば、2月にトルコ南西部とシリア北東部を襲った大震災がそうだったし、「中国の仲介による」イランとサウジの関係改善、シリアのアラブ連盟復帰、など、中東情勢をあくまで国際関係談義として見物しているだけの当事者には大きなできごとがたくさんあったのだが、現場での人民の生活水準の向上や彼らの権利の増進という面ではほめるべきところがほとんどなかった。それどころか、本来「大事」として世界中のみんなが反応すべき2023年上半期の様々な事件を誰もが「見なかったこと」にしたおかげで、10月7日の「アクサーの大洪水」攻勢以来の大惨事を招いたともいえる散々な1年だった。 そんな中、中東のあらゆる主体の中で最も成果の少ない1年を過ごした主体の一つは間違いなくイスラーム過激派で

      イスラーム過激派:さっぱりだった「イスラーム国」の2023年(髙岡豊) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • イスラエルの情報機関元高官「ガザ地区北部が地上戦の中心か」 | NHK

      イスラエル軍がガザ地区への地上侵攻に向けた準備を進めるなか、イスラエルの情報機関の元高官が25日、NHKのインタビューに応じ、イスラエル軍の地上侵攻はまず、ガザ地区を南北に分断したうえでハマスの本部があるとみられるガザ地区北部を中心に地上戦を展開し、地下トンネルへの対応を専門とする特殊部隊も投入されるだろうという見方を示しました。 “イスラエル軍は北部中心に激しい攻撃加えるか” NHKのインタビューに応じたのは、イスラエルの情報機関の元高官デイビッド・シモニ氏です。 シモニ氏は、イスラエル軍の地上部隊は侵攻を開始したあと、まずガザ地区の南北を結ぶ道路を封鎖して南部と北部を分断した上で、ハマスの本部があるとみられる北部を中心に激しい攻撃を加えるという見方を示しました。 シモニ氏はハマスの本部はガザ地区北部の市街地の地下に張り巡らされた「メトロ」とも呼ばれる要塞都市のような地下トンネルの中にあ

        イスラエルの情報機関元高官「ガザ地区北部が地上戦の中心か」 | NHK
      • イランではどういう人物が「支配正当性」を得るのか|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)

        共同体というものは概して、自分たちの「トップのあるべき姿の文脈」を独自に持っています。 それは血縁だったり思想や宗教的連続性だったりするのですが、これをちゃんと持っとかないと絶対に納得しない奴が出てくる。揉めて共同体がまとまらない。下手すりゃ内乱にもなる。 なので「こういう理由でオレがトップなのである。分かったね」と言う必要があります。 日本の天皇も含め、正当性などは結局は神話でしかないのですが。 今回は最も歴史が古い国の一つである、イランの支配正当性についてまとめます。 1. 王者に付帯される「クワルナフ」Photo by Photo Ginolerhino 2002イランの王は必ず「クワルナフ」というものを宿しているとされます。 クワルナフは日本語に訳すと「光輪」みたいな意味なのですが、時には目に見える形で現れるし、目に見えない場合もある。上記の写真だと、2人の人物が互いに持つ「輪っか

          イランではどういう人物が「支配正当性」を得るのか|尾登雄平(世界史ブロガー・ライター)
        • 「ヒズボラ司令官の半数殺害」 イスラエル国防相

          ドローン攻撃により死亡したヒズボラの司令官の葬儀に参列する人々=17日、レバノン/Mohammed Zaatari/AP (CNN) イスラエルのガラント国防相は24日、昨年10月7日以降に隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの司令官の半数を殺害したと明らかにした。この主張について、ヒズボラ側は否定している。 ガラント氏はイスラエル軍の北部司令部で「作戦について踏み込んで協議」した後、同軍部隊がレバノン南部の全面で展開している作戦の成果を称賛した。 同氏は「レバノン南部のヒズボラの司令官の半数が排除された。われわれの集中攻撃で死ぬか、隠れて南レバノンを放棄するかのどちらかを迫られた」と述べた。 匿名を条件にCNNの取材に応じたヒズボラの関係者は、ガラント氏の主張を否定。「発言は馬鹿げている。国内向け、あるいはイスラエル北部の入植者向けのものだろう」と語った。ヒズボラはまだ「完全な動

            「ヒズボラ司令官の半数殺害」 イスラエル国防相
          • ヒズボラの指導者、ハマス幹部と面会 ガザの最新情報を意見交換 | 毎日新聞

            パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が続く中、イランメディアは25日、イスラエルと交戦を続けるレバノン南部のイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師がハマスの幹部と面会したと報じた。ガザ地区の最新情勢などについて意見交換したという。 報道によると、面会はレバノンの首都ベイルートで行わ…

              ヒズボラの指導者、ハマス幹部と面会 ガザの最新情報を意見交換 | 毎日新聞
            • イスラエルとハマス戦闘3か月 犠牲者増加に歯止めかからず | NHK

              イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから7日で3か月となります。ガザ地区では6日も南部を含む各地でイスラエル軍による攻撃が行われ、いまも犠牲者の増加に歯止めがかからない状況が続いていて、人道危機が深刻化しています。 去年10月に始まったイスラエル軍とイスラム組織ハマスによる戦闘は、7日で3か月となります。 イスラエル軍は6日も、南部ハンユニスでハマスの戦闘員を排除し、武器庫などを破壊したと発表した一方で、ハマスもハンユニス近郊で爆発物でイスラエル兵を攻撃したと発表していて、激しい戦闘が行われています。 ガザ地区の保健当局は6日、過去24時間にイスラエル軍の攻撃で122人が死亡し、これまでの死者は2万2722人に上ると発表し、ガザ地区では3か月がたったいまも犠牲者の増加に歯止めがかからない状況が続いています。 UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は、イスラエル軍の攻撃によっ

                イスラエルとハマス戦闘3か月 犠牲者増加に歯止めかからず | NHK
              • イスラエル、 レバノン領内へ攻撃 ヒズボラのミサイル発射に対抗

                (CNN) イスラエル軍は11日、 レバノンとの国境近くの同軍駐屯地に向けて対戦車ミサイルが発射されたことを受けて、レバノン領内を攻撃したと明らかにした。 レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは「誘導ミサイル」をイスラエルに向けて発射したと明かした。イスラエル軍がレバノン南部で実施した9日の空襲の際、メンバー3人が殺害されたことへの報復措置としている。 イスラエル軍はレバノン領内の対戦車ミサイルが発射された周辺を砲撃したという。 同軍は「対戦車ミサイル攻撃を受け、我が軍の航空機がレバノン南部にあるテロ組織、ヒズボラの軍事監視所を攻撃した。また、ミサイルが発射された地点の周辺にも砲撃を加えた」と説明した。 ヒズボラは攻撃でイスラエル軍兵士を殺害・負傷させたとしているが、死傷者についてのCNNの質問にイスラエル軍はただちに答えなかった。 レバノン国営通信NNAは、11日にイスラエルとレバノ

                  イスラエル、 レバノン領内へ攻撃 ヒズボラのミサイル発射に対抗
                • クルド人問題とは何か?なぜ・いつから・どのように問題視されてきたのか | The HEADLINE

                  2023年頃から、埼玉県・川口市や蕨市を中心にクルド人と地元住民との衝突が度々取り沙汰されている。 3月にはさいたま市で、クルド人の伝統的な祭り・ネウロズが開催された。開催にあたり、安全確保が難しいとして一時公園の使用許可が出なかった他、当日も「主催者は、トルコ政府がテロ組織を支援していると指定した団体だ」などとして開催に抗議する人の姿が見られ、警察が警備にあたった。 各種報道では、難民認定申請中のクルド人が逮捕されたことや、日本の入管や難民制度、ヘイトスピーチに関わるケースなどが取り上げられ、それらがクルド(人)問題として取り扱われている(*1)。 だが、そもそもクルド人がなぜ国を持たないのか、あるいは、日本のクルド人団体との関係も取り沙汰されるテロ組織・クルディスタン労働者党(PKK)がどう生まれてきたかなど、クルド人問題に関わる論点はより複雑で多岐にわたる。 クルド人問題とは具体的に

                    クルド人問題とは何か?なぜ・いつから・どのように問題視されてきたのか | The HEADLINE
                  • 女性採用で注目された国立公園、女性の立ち入り禁止に アフガニスタン

                    バンデ・アミール国立公園の滝のそばを歩く女性=22年8月12日、アフガニスタン/Nava Jamshidi/Getty Images (CNN) アフガニスタンで初めて女性パークレンジャーを採用したことで知られる中部バーミヤン州のバンデ・アミール国立公園が、女性の立ち入り禁止になった。 アフガニスタンを統治するイスラム主義勢力タリバンの勧善懲悪相は26日、バンデ・アミール国立公園を女性が訪問することはできなくなると発表した。 バンデ・アミール国立公園は2019年、地元自治体が米国際開発局(USAID)や国連開発計画などと連携して設立した公園で、山々に囲まれた深く青い湖は平和なオアシスのような存在だった。 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは28日に発表した声明で、同公園の女性立ち入り禁止について「タリバンは女性から教育、雇用、移動の自由を奪うだけでは飽き足らず、公園とスポーツを奪い、

                      女性採用で注目された国立公園、女性の立ち入り禁止に アフガニスタン
                    • 米国がハマス幹部情報をオファー:イスラエル首相は「暗殺カード」を切るか:春名幹男 | インテリジェンス・ナウ | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

                      イスラエルは10月7日の急襲の首謀者であるガザ地区最高指導者ヤヒヤ・シンワル氏を含むハマス幹部3人の「捕獲か殺害」を目標に掲げている[2018年、外国人記者団に向けて会見するシンワル氏=2018年5月10日、ガザ](C)時事 バイデン政権はイスラエルに対し、ラファ侵攻を思いとどまらせるためにハマス幹部の居所に関する機微なインテリジェンスの支援を提案した。イスラエルの情報機関モサドは、少数の要人暗殺で多数の犠牲者が出る戦争を回避できると考えてきた経緯がある。一方、ネタニヤフ首相は暗殺に消極的で、モサドとはむしろ対立関係にあったという。冷戦期から緊密に協力してきた米CIAとモサドは、ネタニヤフ首相に暗殺カードを切らせるか。 エジプト国境に近いラファ。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相がこの戦略的要衝を全面攻撃して、決着を付けるのは容易ではない。この戦略に反対するのは、米国のジョー・バイデン

                        米国がハマス幹部情報をオファー:イスラエル首相は「暗殺カード」を切るか:春名幹男 | インテリジェンス・ナウ | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
                      • イスラエル ヒズボラから攻撃 イランの報復にも警戒 緊張続く | NHK

                        イスラエルでは、イスラム組織ハマスの最高幹部の殺害を受けたイランによる報復攻撃への警戒が高まる中、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラからロケット弾の攻撃があり、イスラエル軍がヒズボラの施設を空爆するなど地域の緊張が続いています。 パレスチナのガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるハマスのハニーヤ最高幹部は7月31日、訪問先のイランで殺害され、イランはイスラエルによる攻撃だとして報復を行う構えです。 また、イランの支援を受けるレバノンのヒズボラもイスラエル軍の空爆で幹部が殺害されていて、イランやヒズボラなどの勢力がことし4月のイスラエルへの攻撃を上回る大規模な報復を行う可能性が取り沙汰されています。 アメリカのニュースサイトアクシオスは、早ければ5日の月曜日にもイラン側が報復攻撃を行う可能性があるとのアメリカやイスラエル当局者の見方を伝えています。 そのうえで、中東地域を担当するアメリ

                          イスラエル ヒズボラから攻撃 イランの報復にも警戒 緊張続く | NHK
                        • 米国防総省、中東に戦闘機を追加派遣 ハマス指導者暗殺、報復に備え | 毎日新聞

                          パレスチナ自治区ガザ地区を拠点とするイスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が暗殺されたことを受け、米国防総省は2日、中東に艦艇や戦闘機を追加で派遣すると発表した。イランやイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」による報復に備え、イスラエルを支援する狙いがある。一方、バイデン米大統領は暗殺に関わったとみられるイスラエルのネタニヤフ首相に対し、不満を募らせている。 同省によると、米国は、弾道ミサイルの迎撃能力を持つ巡洋艦や駆逐艦を追加配備するほか、戦闘機部隊を増やし、抑止力を強化する。また、空母「セオドア・ルーズベルト」に代わり、空母「エーブラハム・リンカーン」を派遣する。 米ニュースサイト「アクシオス」によると、バイデン氏は1日にネタニヤフ氏と電話協議した際、イラン側の攻撃に対する防衛支援を伝える一方、イスラエルが今後再び緊張を高める行動を取った場合、米国の支援を期待しないよう警告。停戦合意に向け

                            米国防総省、中東に戦闘機を追加派遣 ハマス指導者暗殺、報復に備え | 毎日新聞
                          • イスラエル、レバノン地上侵攻を計画か 米政権内で懸念高まる(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

                            (CNN) 米政権や情報機関の当局者の間で、イスラエルがレバノン地上侵攻を計画しているとの懸念が広がっていることが分かった。イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」をイスラエル北部国境から押し戻す外交努力が失敗に終わった場合、数カ月以内に侵攻が始まる可能性があるという。 【映像】レバノンからロケット弾34発 イスラエルへ攻撃(昨年4月) 政権高官や諜報(ちょうほう)に詳しい当局者が明らかにした。 イスラエルの最終決定はまだだが、バイデン政権内の危機感は強く、政権高官向けの諜報報告で侵攻の可能性が語られるようになっている。報告を受けた関係者1人が明らかにした。この関係者は作戦開始は初夏になる可能性があると伝えられたという。 バイデン政権高官の一人は「今後数カ月以内にイスラエルの軍事作戦があるという想定で対応している」と説明。「数週間以内に迫っているわけでは必ずしもないが、この春になるかもしれない。

                              イスラエル、レバノン地上侵攻を計画か 米政権内で懸念高まる(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース
                            • 中東の米軍基地攻撃、イランが「積極的に支援」 米高官

                              米大統領警護隊(シークレットサービス)の狙撃班(2023年10月23日撮影、資料写真)。(c)Kent Nishimura / AFP 【10月24日 AFP】米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー(John Kirby)戦略広報調整官は23日、中東にある米軍基地への攻撃をイランが「積極的に支援している」と非難した。さらに、米国からイスラエルに少数の軍事顧問を派遣したことも認めた。 18日以降、イラク国内にある米軍基地3か所に対するロケット弾および無人機攻撃が少なくとも計5回発生している。 カービー氏はホワイトハウス(White House)で開いた記者会見で、イランがパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)とレバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)への支援を続けていると指摘。 その上で、イ

                                中東の米軍基地攻撃、イランが「積極的に支援」 米高官
                              • ハマスとイスラエルの衝突 「陰の主役」イラン | | 西川恵 | 毎日新聞「政治プレミア」

                                パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスの戦闘員によるイスラエル領内への大規模侵入と、イスラエル軍の激しい報復攻撃。イスラエル軍のガザ侵攻も時間の問題とみられるが、この一連の衝突の陰の主役は、すでに指摘されているようにイランである。 イランの影 イランが今回のハマスの作戦に直接かかわった証拠はまだないようだ。米ウォール・ストリート・ジャーナルは8日、「イランがハマスのイスラエル攻撃計画に関与していた」とオンラインで特ダネとして報じ、イラン革命防衛隊(IRGC)の幹部がレバノンの首都ベイルートで開かれた10月2日の会合で、攻撃を承認していたと指摘した。 しかしブリンケン米国務長官は「イランとハマスが長年関係をもっていたことは明らかだ」としつつも、「イランが攻撃を指揮したり、背後にいたりしたという証拠はまだ得ていない」と慎重な姿勢を堅持している。イスラエルも同様だ。 政治プレミアの

                                  ハマスとイスラエルの衝突 「陰の主役」イラン | | 西川恵 | 毎日新聞「政治プレミア」
                                • イスラエル・パレスチナ情勢 専門家と徹底分析 vol.2「人道危機の現状」 - 国際報道 2023

                                  https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/blog/bl/pNjPgEOXyv/bp/pKLyj9MWaw/ イスラエルとイスラム組織ハマスの一連の衝突から、1か月。7日の国際報道は90分特別版として放送。視聴者のみなさんからのご意見や質問を募集して、イスラエル・パレスチナ情勢について「最新の戦況」、「人道危機の現状」、「中東への波及」、「国際情勢」の4つのテーマについて専門家と徹底分析しました。 今回は「人道危機の現状」、「中東への波及」について、ガザ地区で支援活動を続けてきた国連機関の職員と中継をつないで議論しました。 (「国際報道2023」で11月7日に放送した内容です) ■vol.1の記事はこちらから読めます ガザ地区の人道状況は 栗原:ここからは、長年ガザ地区などでパレスチナ難民を支援している国連パレスチナ難民救済事業機関(

                                    イスラエル・パレスチナ情勢 専門家と徹底分析 vol.2「人道危機の現状」 - 国際報道 2023
                                  • ハマス・ヒズボラ「抵抗の枢軸」とは何か――中東における親イラン勢力の成り立ちと動向/溝渕正季 - SYNODOS

                                    ハマス・ヒズボラ「抵抗の枢軸」とは何か――中東における親イラン勢力の成り立ちと動向 溝渕正季 中東地域研究・国際安全保障論 国際 #安全保障をみるプリズム 21世紀において、イラン・イスラム共和国ほど、その戦略的目的のために国外の非国家武装勢力を活用することに成功した国家は他に例を見ない。レバノン、シリア、イラク、イエメン、そしてパレスチナ占領地で展開される紛争において、イランの支援を受けた勢力は、同国が国境を越えて政治的影響力を行使し、地域の敵対者たちに対して優位性を確保する上で大きな役割を果たしている。 1979年の革命以降、イランにとって最大の脅威は米国および地域におけるその同盟勢力(主にイスラエルとペルシャ湾岸諸国)であった。イランのアリー・ハメネイ最高指導者は2014年6月、支持者たちを前に「われわれは世界的な傲慢勢力による挑戦に直面している。率直に言おう。問題は米国が引き起こし

                                      ハマス・ヒズボラ「抵抗の枢軸」とは何か――中東における親イラン勢力の成り立ちと動向/溝渕正季 - SYNODOS
                                    • イスラエルがハマスと同時にヒズボラにも戦争を仕掛けたがる理由

                                      Does Israel really want to open a two-front war by attacking Hezbollah in Lebanon? <レバノンのイスラム教過激派勢力ヒズボラによるミサイル攻撃を受け、イスラエルはヒズボラへの攻撃の意思を明らかにしている。ガザ地区でのハマスとの戦いも続くなか、本気で二正面戦争に突入するのだろうか> 元英国首相ウィンストン・チャーチルが残した多くの名言の中に、「歴史から学ばない者は、歴史を繰り返して滅ぶ」というものがある。 イスラエルがレバノン南部で、レバノンの過激派組織ヒズボラと本格的な戦争に乗り出す準備をしている可能性があることも、まさにその例であるようにみえる。 イスラエルのカッツ外相は先ごろ、ヒズボラに対する全面戦争を決断する時が「まもなくやってくる」と述べ、イスラエル国防軍(IDF)幹部が作戦計画に署名したことを明かし

                                        イスラエルがハマスと同時にヒズボラにも戦争を仕掛けたがる理由
                                      • イスラエル、迎撃困難か ヒズボラと全面戦争なら―米CNN:時事ドットコム

                                        イスラエル、迎撃困難か ヒズボラと全面戦争なら―米CNN 時事通信 外信部2024年06月21日19時55分配信 イスラエルの防空システム「アイアンドーム」=4月15日、エルサレム近郊(AFP時事) 【イスタンブール時事】米CNNテレビは20日、複数の米当局者の話として、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルが全面衝突した場合、イスラエルがヒズボラの精密誘導兵器を使った大規模攻撃に対処しきれない恐れがあると伝えた。イスラエルが張り巡らしている防空システム「アイアンドーム」による迎撃も困難になる可能性があるという。 イスラエルに「安全な場所ない」 全面戦争ならと警告―ヒズボラ指導者 イスラエル軍によれば、ヒズボラは約15万発の短距離のロケット弾やミサイルを保有し、パレスチナ自治区ガザでイスラエルと交戦するイスラム組織ハマスをしのぐ軍事力を誇る。イランを後ろ盾とするヒズボラはガザ

                                          イスラエル、迎撃困難か ヒズボラと全面戦争なら―米CNN:時事ドットコム
                                        • 【21日詳細】米議会下院イスラエル支援に263億ドル予算案 可決 | NHK

                                          アメリカ議会下院は20日、ウクライナへの追加の軍事支援のための緊急予算案を可決したのに続き、イスラエルを支援する緊急予算案の採決を行い、賛成366票、反対58票の超党派による賛成多数で可決しました。 予算案は総額およそ263億ドル、日本円にして4兆円余りで、イスラエルの防空システムの補充や弾薬の製造能力の強化といった軍事支援、それに人道支援などに充てるとしています。 今後上院でも可決されれば、バイデン大統領の署名を経て成立することになります。 オースティン国防長官は「イスラエルのイランやその関連勢力からの防衛を支援することになる」とコメントしています。イランとイスラエルは緊張が高まっています。 今月13日から14日にかけてイランはイスラエルに向けて大規模な攻撃に踏み切り、イスラエル軍はほとんどを迎撃したとしています。 イランのほかレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラからの攻撃もあり、支

                                            【21日詳細】米議会下院イスラエル支援に263億ドル予算案 可決 | NHK
                                          • ヒズボラ司令官の殺害、イスラエルが関与を認める

                                            (CNN) 中東レバノンに拠点を置くイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の上級司令官が殺害された事案をめぐり、イスラエルのカッツ外相は8日、地元メディアの取材に対して、関与を認めた。 レバノンの治安関係者はこれより前、CNNの取材に対し、「ラドワン部隊」のウィサム・タウィル司令官がレバノン南部で車に乗っていた際、イスラエル軍のドローン(無人機)によって殺害されたと明らかにしていた。 カッツ氏は、レバノン南部での攻撃についてイスラエルに責任があるとし、「これは我々の戦争の一部だ」と述べた。カッツ氏によれば、イスラエルは、ヒズボラのメンバーやインフラ、イスラエルを抑止するためにヒズボラが導入したシステムを標的にしているという。 カッツ氏は、イスラエルがヒズボラに対して、代償を支払わせていると言い添えた。 カッツ氏は、イスラエルの北部と南部の住民の安全の回復や、国の安全の回復を目標にしていると説明

                                              ヒズボラ司令官の殺害、イスラエルが関与を認める
                                            • イスラエル首相 米議会で演説 軍事支援の強化訴える | NHK

                                              ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルのネタニヤフ首相は24日、アメリカ議会で演説し「アメリカの迅速な軍事支援がガザ地区での戦闘終結を劇的に早める」としてイスラム組織ハマスの壊滅などに向けてアメリカからの軍事支援の強化を訴えました。 イスラム組織ハマスとの一連の衝突が始まって以降、初めてアメリカを訪問しているイスラエルのネタニヤフ首相は24日、アメリカ議会の上下両院の合同会議で演説を行いました。 このなかで、ネタニヤフ首相は「ハマスが降伏すればあすにでも戦いは終わるが、そうでなければイスラエルは、ハマスの軍事力と統治を壊滅させ、すべての人質を取り戻すまで戦う」と述べてハマスの壊滅と人質全員の解放を実現するまで戦闘を続ける考えを改めて強調しました。 そして「アメリカの迅速な軍事支援がガザ地区での戦闘終結を劇的に早め、中東における紛争の拡大を防ぐ」と述べた上で「われわれに迅速に道具を与えればより早

                                                イスラエル首相 米議会で演説 軍事支援の強化訴える | NHK
                                              • イスラエル、休戦交渉を打ち切り 「ハマスが譲歩せず」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                イスラエルのネタニヤフ首相は14日、エジプトの首都カイロで実施されているパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスとの休戦交渉を打ち切ると発表した。ハマスが休戦案について譲歩しなかったことを理由としており、ネタニヤフ氏は同日、「ハマスの妄想的な要求には屈しない」とする声明を出した。 【写真】ガザ地区で6歳少女の救助に向かった救急車の残骸 イスラエルと米国、エジプトの情報機関トップらとカタールの首相は13日、休戦案について協議。イスラエルは6週間の休戦を提案したが、ハマスは135日の休戦と終身刑の囚人を含む多数のパレスチナ人の解放を要求し、恒久的な停戦についても協議するように求めていた。 イスラエル側はカイロから代表団を引き揚げたが、3カ国は協議を継続する。米国は引き続き、人道支援を拡大するための休戦をイスラエルに求めていく方針だ。またパレスチナ自治政府のアッバス議長は14日、ガザ市民の人

                                                  イスラエル、休戦交渉を打ち切り 「ハマスが譲歩せず」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                • 首都でのハマス指導者暗殺にイラン衝撃 武装組織による報復激化か | 毎日新聞

                                                  パレスチナ自治区ガザ地区を拠点とするイスラム組織ハマスの最高指導者イスマイル・ハニヤ氏が31日、訪問先のイランで殺害された。今回の暗殺は、ガザ地区での戦闘にどのような影響を与えるのか。ハマスやイランによる報復攻撃はあるのか。 「抵抗の枢軸」ヒズボラとハマス 「シオニスト(イスラエル)への抵抗と、エルサレム解放に人生をささげたハニヤ氏の血は無駄にしない」。イラン外務省のカナニ報道官は31日、ハマスの最高指導者ハニヤ氏の殺害に強い反発を示した。 イランにとって、今回の暗殺は極めて衝撃的だった。国家の中心である首都テヘランで、ペゼシュキアン大統領の就任宣誓式翌日に実施され、メンツを潰された形となったからだ。 さらに、ハニヤ氏の暗殺は、30日にレバノンの首都ベイルート郊外で、親イランのイスラム教シーア派組織ヒズボラの司令官が攻撃された…

                                                    首都でのハマス指導者暗殺にイラン衝撃 武装組織による報復激化か | 毎日新聞
                                                  • 米大統領、18日にイスラエル訪問 対ハマス結束、人質奪還協議 ガザ支援焦点、ヨルダンも(時事通信) - Yahoo!ニュース

                                                    【エルサレム時事】中東を歴訪中のブリンケン米国務長官は17日、バイデン大統領が18日にイスラエルを訪問すると発表した。 【写真特集】ガザ衝突~「最悪の虐殺」~ イスラム組織ハマスと戦闘を続ける同国のネタニヤフ首相らと会談。ハマスの「人質」となっている米国人の奪還や軍事支援などについて協議し、イスラエルとの結束を示す。 米ホワイトハウスはまた、バイデン氏がイスラエル訪問後、ヨルダンも訪れると明らかにした。アブドラ国王のほか、パレスチナ自治政府のアッバス議長、エジプトのシシ大統領と会談。ハマスが実効支配し、人道危機の深刻化が懸念されるパレスチナ自治区ガザへの支援などを協議する。 ブリンケン氏はイスラエルで記者団に対し、バイデン氏が「米国とイスラエルとの結束を示し、イスラエルの安全保障に対する揺るぎない関与を再確認する」と強調した。訪問には、イランやレバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラな

                                                      米大統領、18日にイスラエル訪問 対ハマス結束、人質奪還協議 ガザ支援焦点、ヨルダンも(時事通信) - Yahoo!ニュース
                                                    • イラン革命体制、信任低下も強硬派継承整う 不満渦巻く国民に「選択肢なし」 中東ウオッチ

                                                      イランの首都テヘランで、国会選を控えて掲示された選挙ポスターの前を通り過ぎる女性=2月27日(ロイター)イランで1日に実施された国会選挙(定数290、任期4年)の投票率が約41%にとどまり、イスラム教シーア派法学者による統治体制を成立させた1979年の革命以来、最低を記録した。投票率は革命体制への信任度を測る指標とされており、その支持基盤の弱体化が明らかになった。現地で取材すると、国民の間では強権統治による抑圧への不満が渦巻いていた。 「家賃払えず、独立できない」2月28日、粉雪が舞う首都テヘランの一角にヤミ両替業者がずらりと並んでいた。「ドル買うよ」。記者が外国人だと分かると、業者らは次々に声をかけてきた。

                                                        イラン革命体制、信任低下も強硬派継承整う 不満渦巻く国民に「選択肢なし」 中東ウオッチ
                                                      • 情報機関、攻撃阻止できず イスラエル・米、失態に批判:時事ドットコム

                                                        情報機関、攻撃阻止できず イスラエル・米、失態に批判 2023年10月12日07時07分配信 パレスチナのイスラム組織ハマスによるロケット弾攻撃後、途方に暮れるイスラエル市民=7日、中部テルアビブ(AFP時事) 【ワシントン時事】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの攻撃を阻止できなかったとして、イスラエルの情報機関に対する批判が強まっている。イスラエルと緊密な関係にある米国も不意を突かれた格好だ。世界有数の情報機関の失敗は、今後大きな問題となる可能性がある。 パレスチナ周辺諸国、バランスに苦慮 対イスラエル接近と世論のはざま 「情報機関と軍の大失態だ」。AFP通信によると、イスラエルのヤーコブ・アミドロール元首相補佐官(国家安全保障担当)はハマスの攻撃を察知できなかったことを批判した。 イスラエルの対外情報機関モサドは、高い情報収集能力と暗殺も辞さない攻撃性で知られてきた

                                                          情報機関、攻撃阻止できず イスラエル・米、失態に批判:時事ドットコム
                                                        • フーシ派幹部、紅海で攻撃続けると表明 米主導の有志連合に対抗

                                                          イエメンのイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」の幹部は、紅海で商船の安全を守るための米主導の取り組みに対抗し、イスラエル関連の標的を攻撃し続けると表明した。写真はフーシ派提供(2023年 ロイター) [カイロ/ガザ 19日 ロイター] - イエメンのイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」の幹部は、紅海で商船の安全を守るための米主導の取り組みに対抗し、イスラエル関連の標的を攻撃し続けると表明した。

                                                            フーシ派幹部、紅海で攻撃続けると表明 米主導の有志連合に対抗
                                                          • ヒズボラ 報復でイスラエルにロケット弾発射 本格的衝突が懸念 | NHK

                                                            レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは、イスラエル軍による空爆で司令官が殺害されたことへの報復として、200発以上のロケット弾を発射し、双方の本格的な衝突に発展することが懸念されます。一方、イスラエルは、ガザ地区での停戦と人質解放をめぐる交渉に向けて交渉団を送るとしていますが、事態が打開されるのか楽観できない状況です。 イスラエルとレバノンとの国境地帯では、4日もイスラエル軍とハマスとの連帯を示すヒズボラとの間で、攻撃の応酬が続いています。 ヒズボラは前日に(3日)司令官が殺害された報復としてイスラエル側に200発以上のロケット弾を発射したと主張し、イスラエルのメディアは北部で兵士1人が死亡したと伝えています。 また、イスラエル軍もレバノンにあるヒズボラの拠点を新たに空爆したとしていて、双方の本格的な衝突に発展することが懸念されます。 一方、イスラエルとハマスの間で難航している停戦と人

                                                              ヒズボラ 報復でイスラエルにロケット弾発射 本格的衝突が懸念 | NHK
                                                            • 【解説】イスラエルの対イラン攻撃 明確な警告「どこでも攻撃可能」

                                                              イスラエルに対する報復攻撃後、イランの首都テヘランのパレスチナ広場に掲げられたイラン国旗。ミサイルの模型も見える(2024年4月15日撮影)。(c)ATTA KENARE / AFP 【4月23日 AFP】イスラエルが仕掛けたとみられるイランへの攻撃は、意図的に範囲が限定されていた。しかし、イランの指導層に対しては、機密性の高い目標を攻撃できるというイスラエルの能力を知らしめる明確な警告となった。 イランはイスラエルを国家として承認しておらず、両国は、過去数十年にわたって「影の戦争」を続けてきた。イスラエルはイラン国内で秘密工作を続け、一方のイランはパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)やレバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)など、反イスラエルを掲げる過激派組織を支援している。 しかし、そうした

                                                                【解説】イスラエルの対イラン攻撃 明確な警告「どこでも攻撃可能」
                                                              • ガザ、死者4万人に迫る 建物の6割以上損壊か 戦闘10カ月:朝日新聞デジタル

                                                                パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が始まってから、7日で10カ月が経った。戦闘が長期化する中、ガザでは死者数が4万人に迫り、全建物の6割以上が損壊したとみられる。レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの攻撃の応酬も激化し、緊張緩和への兆しは見えていない。▼2… ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!--

                                                                  ガザ、死者4万人に迫る 建物の6割以上損壊か 戦闘10カ月:朝日新聞デジタル
                                                                • イスラーム国はなぜイスラエルではなくその敵にテロや攻撃を仕掛けるのか?:狙われるシリア(青山弘之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                  イスラエルがパレスチナや周辺諸国に攻勢をかけると、イスラーム国は、イスラエルやその支援国である欧米諸国ではなく、イスラエルと敵対する国でテロを行う――不可解な現象ではあるが、これが現代中東、あるいは世界の現実である。 拡大する戦火昨年10月7日のパレスチナのハマースによる「アクサーの大洪水」作戦開始とそれに伴うイスラエル軍によるガザへの大規模攻撃(イスラエル・ハマース衝突)が、周辺諸国にも波及していることは周知の通りだ。 レバノン北部とイスラエル南部では、イスラエルとヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗による戦闘が続いている。 シリアでは、イスラエルがダマスカス国際空港やアレッポ国際空港といった民間施設への爆撃を繰り返す一方、占領下のゴラン高原と隣接するシリア政府支配下の兵力引き離し地域でも、イスラエル軍とシリア・ゴラン解放抵抗などの民兵による砲撃戦が散発している。またユーフラテ

                                                                    イスラーム国はなぜイスラエルではなくその敵にテロや攻撃を仕掛けるのか?:狙われるシリア(青山弘之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                  • イラン、慎重に報復検討か 「弱腰」回避で強硬論も イスラエルと直接衝突望まず(時事通信) - Yahoo!ニュース

                                                                    【イスタンブール時事】イスラエル軍がシリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館領事部を空爆してから8日で1週間。 【写真特集】イランの軍事力 イランは「罪を後悔させる」(最高指導者ハメネイ師)と明言しつつも、これまで目立ったイスラエルへの反撃を控え、報復の時期や規模を慎重に見極めているとみられる。イランは強力な報復を訴える声が国内で強まる一方で、イスラエルやその同盟国の米国と直接衝突する事態は避けたいのが本音で、どこまで強硬に対抗すべきか苦慮しているもようだ。 ▽標的や規模焦点 1日に起きた攻撃では、イランの精鋭「革命防衛隊」の司令官らが死亡。特に、殺害された対外工作部門「コッズ部隊」のザヘディ司令官は、イスラエルを敵視するレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラやシリアの親イラン勢力と緊密な重要人物だった。革命防衛隊は6日、「シオニスト(イスラエル)やその支持者への懲罰に対する国民の求めを

                                                                      イラン、慎重に報復検討か 「弱腰」回避で強硬論も イスラエルと直接衝突望まず(時事通信) - Yahoo!ニュース
                                                                    • ヒズボラ指導者、イスラエルとの戦闘継続を表明 ネタニヤフ氏の「敗北」主張

                                                                      ビデオ機能を通じ、画面越しに演説するヒズボラ指導者のナスララ師/Marwan Naamani/picture alliance/Getty Images (CNN) レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師は13日夜のテレビ声明で、イスラエルに対する戦闘継続を改めて表明した。 ナスララ師は、レバノン南部のイスラエル国境で敵側に「人的、物的、軍事的、経済的」圧力をかける任務を遂行し続けていると主張した。 南部の国境では、イスラム組織ハマスがイスラエルに奇襲攻撃を仕掛けた10月7日以降、ヒズボラとイスラエル軍の衝突が続いてきた。イスラエル側は国境沿いの集落に避難指示を出している。 一方、イスラエル軍は同日以降、ヒズボラの戦闘員や司令官を多数殺害したと主張している。3月11日には初めてレバノンのベッカー渓谷まで北上し、ヒズボラの施設2カ所を攻撃したと発表した。 ナスララ師は声明

                                                                        ヒズボラ指導者、イスラエルとの戦闘継続を表明 ネタニヤフ氏の「敗北」主張
                                                                      • 【詳細】イスラエル“完全勝利まで戦う” ガザは飢餓懸念 | NHK

                                                                        イスラエル軍は18日にかけてもガザ地区の各地を攻撃していて、南部ハンユニスで過去1日にイスラム組織ハマスの戦闘員およそ40人を殺害したと発表しました。 パレスチナの地元メディアは南部ラファではイスラエル軍による住宅への空爆で、子どもなど少なくとも19人が死亡したと伝えています。 イスラエル軍は隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの間でも戦闘を続けていて、17日にはヒズボラがイスラエルに向けてロケット弾を発射した拠点を空爆したとしています。 こうしたなか、イスラエル軍のハレビ参謀総長は17日、「数か月以内にヒズボラとの戦争が起きる可能性は以前よりもかなり高まっている」と述べ紛争の拡大に危機感を示しました。 一方、イエメン沖の紅海周辺ではハマスに連帯を示すイエメンの反政府勢力フーシ派による船舶などへの攻撃が続いています。 アメリカ中央軍は17日の現地時間午後8時半ごろ、紅海と海峡を通

                                                                          【詳細】イスラエル“完全勝利まで戦う” ガザは飢餓懸念 | NHK
                                                                        • フーシ派海賊攻撃と、国際秩序を不安定化させる「3体問題」

                                                                          米軍(写真)と英軍はイエメン国内のフーシ派拠点を攻撃している US CENTRAL COMMAND HANDOUTーEYEPRESSーREUTERS <英米のフーシ派攻撃でガザ戦争が中東全体に拡大するのではないかと懸念されているが、フーシ派の動きそのものは国際秩序の大転換を裏付ける一つの実例とも見なせる> アメリカがイギリスと共に中東イエメンのシーア派武装組織フーシ派の拠点を立て続けに攻撃したことをきっかけに、地域情勢と世界経済への影響を懸念する声が上がっている。昨年10月来のガザ戦争が中東全体に拡大し、物流の混乱により世界経済にも壊滅的な打撃が及ぶのではないか、というのだ。 しかし、注目すべき点はそれだけではない。フーシ派の動きは、国際秩序の大転換を裏付ける一つの実例と見なせる。国際ルールによって国家間の対立を解決するという理想が後退し、さまざまな国や勢力が影響力圏を競い合うようになって

                                                                            フーシ派海賊攻撃と、国際秩序を不安定化させる「3体問題」
                                                                          • 「ムハンマド」「クルアーン」「モスク」……どこまで説明できる? ー知っているようで知らないイスラーム |じんぶん堂

                                                                            記事:朝倉書店 現代の世界を理解するには欠くことのできないイスラーム。「イスラームの辞典」は15億人を超える人々が信仰するイスラームについて、専門的な知識を持たない読者でも正確な情報を得ることができる一冊です。 書籍情報はこちら 日本人にとって、さほど身近ではなかったイスラーム 世界三大宗教は仏教・キリスト教・イスラーム(教)といわれていますが、その中でも日本人にとって最も身近ではなかったのはイスラームでしょう。布教活動などの歴史的出来事からミッションスクールやクリスマスまで、実際の信仰とは別次元で身近になっている「キリスト教」とは対照的です。 ところがこの20年ほどで、だいぶ様変わりしてきました。まず来日する外国人で「ムスリム」(イスラム教徒のこと)の人が増えています。「モスク」も、有名な東京渋谷の東京ジャーミーだけでなく、国内では50をこえているといわれます。「ハラール」(食品)という

                                                                              「ムハンマド」「クルアーン」「モスク」……どこまで説明できる? ー知っているようで知らないイスラーム |じんぶん堂
                                                                            • 警戒情報:「イスラーム国」による対ユダヤ攻撃扇動(髙岡豊) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                              2023年10月17日のガザ地区での病院攻撃/爆発でパレスチナ人が多数死傷したことにより、世界各地、特にアラブ諸国やムスリムが多数居住する地域での対イスラエル感情が著しく悪化した。もはや、この件についてはどのような政治的立場の者からどのような情報、証拠、資料、分析が出てきたところで、それと異なる政治的立場の者は耳もかさない状態となっており、客観的事実は世間の関心事ではない。それどころが、誰かが真面目に「真実」を見出そうとしても、そのような試みは「敵の犯罪を隠蔽するための虚言」なり「世論を敵の有利に誘導するための工作」として敵視されるだけになるかもしれない。 そんな荒んだ世相に乗って、みんな大好き(?)「イスラーム国」がパレスチナの情勢について最新の機関誌に「ユダヤと戦うための実践的措置」と題する論説と、「パレスチナのムスリムを支援するための実践的方法」と題するインフォグラフィックスを掲載し

                                                                                警戒情報:「イスラーム国」による対ユダヤ攻撃扇動(髙岡豊) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                              • 仏外相がテルアビブ訪問 「新たな人道的休戦」を呼び掛け

                                                                                (CNN) フランスのコロナ外相は17日、イスラエルのテルアビブを訪れ、イスラム組織ハマスとの「新たな人道的休戦」を呼び掛けた。 コロナ氏はコーヘン・イスラエル外相との共同記者会見で、人道的停戦に向けて動き出せるよう、改めて戦闘を持続的に休止する必要があると訴えた。 同氏は「ガザの状況に最大限の懸念を抱いている。あまりにも多くの民間人が殺害されている」と強調。先月の戦闘休止では人質解放や人道物資の搬入と配送、負傷者の避難が可能になったと指摘した。 これに対してコーヘン氏は、「ハマスが人質解放に同意した唯一の理由は軍事的圧力だ」「したがって、停戦を無責任に求めるのは間違っている」と反論。「現時点で停戦を呼び掛ければハマスに恩恵をもたらすことになり、人質解放の助けにはならない」と主張した。 コロナ氏は同時に、ハマスによる10月7日の攻撃で性暴力を受けたとの報告もあるイスラエル国民との連帯を表明

                                                                                  仏外相がテルアビブ訪問 「新たな人道的休戦」を呼び掛け
                                                                                • ロケット弾攻撃受けたイスラエル占領の村 ヒズボラへの報復求める声 | 毎日新聞

                                                                                  ロケット弾が着弾したとみられる場所には花が手向けられていた=ゴラン高原のマジダルシャムスで2024年7月28日午前11時19分、松岡大地撮影 7月27日にロケット弾の攻撃を受け、サッカーをしていた子どもら12人が死亡したイスラエルの占領地、ゴラン高原。28日に被害に遭ったマジダルシャムス村を訪れると、村は悲しみに包まれていた。レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラは関与を否定するが、イスラエル軍はヒズボラによる攻撃と断定。住民はヒズボラへの報復や村の平穏を求めていた。 ひしゃげたサッカー場のフェンス、芝生に残る血だまり――。ロケット弾が着弾した場所は地面も大きくくぼみ、衝撃の大きさを物語る。現場には花が手向けられ、多くの人々が沈痛な表情を見せていた。 ロケット弾が着弾したのは、27日午後6時20分ごろ。住民らによると、当時、グラウンドではサッカーの大会が開かれ、多くの子どもたち

                                                                                    ロケット弾攻撃受けたイスラエル占領の村 ヒズボラへの報復求める声 | 毎日新聞