東京は連日300名を超える感染者が出て、緊急事態宣言の解除以降、一時活気を取り戻しつつあったネオン街は再び閑散とし始めている。そうはいっても“たまには外で飲んでストレス発散したい!”と考える人も、少なからずいるに違いない。 そんな諸氏に紹介したいのは、“アフターコロナ”の新しい生活様式としてNHKなどのメディアで取り上げられている「フェイスシールド飲み会」だ。 写真をご覧いただきたい。みな、はちきれんばかりの笑顔である。“いちいちフェイスガードを傾けたり、気にしながら飲み食いするのは面倒臭くないか”という根本的な疑問はさておき、この飲み会の利点は、コロナウイルスの飛沫拡散防止に優れているところだ。 ただし、この写真には二つの問題点がある。まずテーブルの料理に注目していただきたい。鍋だ。料理は小分けにすべきであり、みなで同じ料理を突いては、せっかくのシールドが意味をなさない。そして、何より問