現代人はネットの発達やデスクワークの浸透により「座りっぱなし」の生活を余儀なくされています。 長時間座り続けることが体に様々な害悪を及ぼすのは十分に知られていることです。 そこで昨今は座りっぱなしの弊害を避けるために、立ったまま仕事を続けられるスタンディングデスクが広まっています。 ところが豪シドニー大学(University of Sydney)の最新研究で、立ちっぱなしも健康に良くないことが示されたのです。 研究によると、立ちっぱなしは心不全や脳卒中などの心血管疾患の予防には寄与せず、逆に下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)や深部静脈血栓などのリスクを高めることが示唆されました。 研究の詳細は2024年10月16日付で医学雑誌『International Journal of Epidemiology』に掲載されています。 Standing more may not reduce ca