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ディスクユニオンの検索結果1 - 40 件 / 2329件

  • 1年前に山下達郎レコード6掛けにしろと投稿したツイートが知らぬ間に燃えていた件|仲真史 NAKA BIG LOVE RECORDS TOKYO

    山下達郎。こんなことどうせ知らないだろうけどあなたのこのアナログの卸値8掛けだぞ。10枚とって8枚売っても儲けゼロ円のレコード売っておいてレコードとかレコード屋好きとか言うの今後なしだからな。ウチは扱わないけど小さな店助けるために今からでも6掛けにしろ。定価高くてもみんな買うよ。 https://t.co/eKWn2dp6N8 — 仲真史 BIG LOVE RECORDS (@Naka_Biglove) June 15, 2021 私は通知の内容を一切みない人間なので燃えてないことを祈るばかりですが、改めて山下達郎さんを山下達郎と呼び捨てにしたことをお詫びいたします。だって私にとって山下達郎は山下達郎だもの。ごめんなさい。 そんなことよりこのツイートから1年経ってもレコード・ブームにより多く生産され流通されることになった日本盤のレコードは(CDもですけど)7掛けならまだマシ、山下達郎氏のレ

      1年前に山下達郎レコード6掛けにしろと投稿したツイートが知らぬ間に燃えていた件|仲真史 NAKA BIG LOVE RECORDS TOKYO
    • サブスク時代に“逆行”する音楽、プログレが日本で今独自の進化を遂げている?

      イギリスを中心に1970年代前半に流行したプログレッシブロック。クラシックやジャズなどの要素を取り入れた組曲風の楽曲展開や、変拍子を駆使した複雑な構成など独自のサウンドで、ここ日本においてもマニアックな音楽ファンから支持を集めてきた。その反面、King Crimsonなどの人気バンドがメンバーの死去によりライブ活動を休止し、また新規ファンの流入が乏しく、次第にファン層の高年齢化が進むなど、あえて言葉を選ばずに言えば“過去のジャンル”と認識されている感もある。そんなプログレが今、音楽ファンの間で再び話題を集めているという。ここ日本でも、「FUJI ROCK FESTIVAL '24」への初出演を決めた曇ヶ原をはじめ、さまざまなバンドが、それぞれのサウンドを追求し、小規模ながらも独自のシーンを形成している。今、日本のプログレシーンに何が起こっているのか? 関係者たちへの証言を交えて検証する。

        サブスク時代に“逆行”する音楽、プログレが日本で今独自の進化を遂げている?
      • 「普通の人でいいのに!」から考える、「優しさ」と、愛おしき三文芝居ついて|idanamiki

        いうまでもなく衝撃的だったこの作品に対して、流れてくる感想をちらちらと眺める。「趣味も合わない、話もすれ違う「ヒロくん」と一体どうしてみこは付き合えるの?」という”真っ当な”疑問や、「なぜ今の時代はヒロくん的な気の合わない男のような人としか出会いがないのか?」などの”良心的な”投げかけが目立つ。まあそりゃそうだなと納得する一方で、その度に違和感があった。 そのどれもが、程度の差はあれ、”「ヒロくん」という存在が彼女にとってネガティブなものである”ということが、前提にされているように見えたからだ。 それが、わからない。確かに、憧れの放送作家の伊藤さんに告白して、振られてしまったという意味では、みことヒロくんの関係の深まりには「失恋」が背景にあるわけだし、ヒロくんは、みこの「理想」とは裏腹な相手だといえるだろう。しかし、みこにとってヒロくんとの付き合いが、そんなにもネガティブなものに見えないの

          「普通の人でいいのに!」から考える、「優しさ」と、愛おしき三文芝居ついて|idanamiki
        • 謝罪文

          海賊艇K代表/ 森美来こと野本耕作です。 「都市通信」を制作し、 私が皆様の前から姿を眩ましてから、 40年近い歳月が経ってしまいました。 当時、御購入手続きをされていながら 商品が未届きの皆様にまず心よりお詫び申し上げます。 大変申し訳ございませんでした。 そして当時御迷惑をお掛けした関係者の皆様、 直接お会いして謝罪をする事は叶いましたが 改めて収録バンドメンバーの皆様に、 インターネット上ではありますが、 再度深くお詫びさせて頂きたく、 ここに経緯をつまびらかにするとともに 謝罪させて頂ければと考えております。 私も昨年還暦を迎えました。 一緒に活動した友人たちの中には、 残念ながら既にこの世を離れた方々もおります。 私自身の犯した過ちは、 決して取り戻す事の出来ないものと痛感しております。 ■経緯について アルバム「都市通信」を制作してすぐさまのこと、 1980年6月に東京都台東区

          • ディスクユニオンが「アニソン」と「ゲーム音楽」に特化した専門店を7月24日にオープン。場所は新宿で、アニメ主題歌やゲームのサウンドトラックなどを1万点以上用意

            ディスクユニオンの新たな専門店『ディスクユニオン アニソン・ゲームミュージックストア』が 7月24日 新宿にNEWオープン!アニソンとゲームミュージックの魅力を発信するディスクユニオンの新たな専門店。 株式会社ディスクユニオン(千代田区/代表取締役:広畑雅彦)は7月24日(月)、日本のポップカルチャー「アニソン」と「ゲームミュージック」に特化したCD・レコード専門店『ディスクユニオン アニソン・ゲームミュージックストア』をオープンします。(株)ディスクユニオン PRESS RELEASE 2023年7月10日 アニソンとゲームミュージックの魅力を発信するディスクユニオンの新たな専門店『ディスクユニオン アニソン・ゲームミュージックストア』7月24日(月) 新宿にNEWオープン! 株式会社ディスクユニオン(千代田区/代表取締役:広畑雅彦)は7月24日(月)、日本のポップカルチャー「アニソン」

              ディスクユニオンが「アニソン」と「ゲーム音楽」に特化した専門店を7月24日にオープン。場所は新宿で、アニメ主題歌やゲームのサウンドトラックなどを1万点以上用意
            • ディスクユニオン、自社ECで最大約70万件の個人情報漏えいか

              CD・レコード販売のディスクユニオンは6月29日、同社ECサイト「diskunion.net」「audiounion.jp」の登録者情報が最大約70万件漏えいした可能性があると明らかにした。 漏えいした可能性があるのは、登録者の氏名、住所、電話・FAX番号、メールアドレス、ログインパスワード、会員番号など最大で約70万1000件。クレジットカード情報は保有していないため漏えいしていないとしている。 24日に第三者から情報提供を受けて社内で調査したところ、個人情報が漏えいしている可能性があることが判明。同日午後11時ごろにECサイトのサービスを停止した。25日には外部調査機関に調査を依頼。27日に個人情報保護委員会、28日には警察に被害を報告したという。 ユーザーに対しては、29日以降、個別にメールで案内する他、他社サイトなどでの不正ログイン被害を防止するため、ディスクユニオンのECサイトで

                ディスクユニオン、自社ECで最大約70万件の個人情報漏えいか
              • 新星堂が中央線沿線から消滅すること - WASTE OF POPS 80s-90s

                本日、新星堂 アトレ吉祥寺店が来月の5月19日に閉店することが発表されました。 【閉店のお知らせ】 いつも新星堂アトレ吉祥寺店をご利用いただき 誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら当店は2024年5月19日(日)をもちまして 閉店させていただく運びとなりました。 長らくご愛顧いただきました皆々様に 心から厚く御礼申し上げます。 新星堂アトレ吉祥寺店 スタッフ一同 pic.twitter.com/dsb5Sr0GeJ— 新星堂 アトレ吉祥寺店 (@ssd_kichi) April 19, 2024 新星堂は元々高円寺の小さな個人店舗から始まり、1964年に法人化してからかなりの期間において荻窪に本社を置いていたこともあり、ホームグラウンド的な地域として中央線沿線には多くの支店が置かれておりました。 それがアトレ吉祥寺店の閉店をもって、中央線沿線の新星堂が全て閉店と相成ります、ということ

                  新星堂が中央線沿線から消滅すること - WASTE OF POPS 80s-90s
                • 「場」をつくれば予想外の出会いが生まれる。20点から始まった曽我部恵一さんの上京物語 - SUUMOタウン

                  インタビューと文章: 柴那典 写真:谷浦龍一 進学、就職、結婚、憧れ、変化の追求、夢の実現――。上京する理由は人それぞれで、きっとその一つ一つにドラマがあるはず。地方から東京に住まいを移した人たちにスポットライトを当てたインタビュー企画「上京物語」をお届けします。 ◆◆◆ 今回の「上京物語」に登場いただくのは、ミュージシャンの曽我部恵一さんです。 香川県で育った曽我部さんは、大学進学を機に上京し、1992年にサニーデイ・サービスを結成。バンド解散後は下北沢にインディーズレーベル「ROSE RECORDS」を設立し、やはり下北沢の駅近くにレコードショップとカフェを併設した「CITY COUNTRY CITY」を開業するなど、街に根ざした活動を続けてきました。 田舎の洋服屋で知り合った仲間とバンドを結成した思春期のころから、サニーデイ・サービスの名盤『東京』をつくったときのこと、そして変わりゆ

                    「場」をつくれば予想外の出会いが生まれる。20点から始まった曽我部恵一さんの上京物語 - SUUMOタウン
                  • 最近の新宿ディスクユニオンのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                    とにかく時代の流れと近辺の空きテナントの状況に応じて変容し続けているのが新宿のディスクユニオン。 ROCK INNのギターショップ等が入っていた4階建てのビルを一棟借り上げで「ユニオンレコード」名義を復活させたりの大改編を行ったのが2018年。 紀伊國屋書店の隣に新築されたビルの1フロアに「ベストアルバムストア」という前代未聞の括りの店舗等、中古を中心に再編を行ったのが2021年。 それ以降大きな動きはなかったのですが、2023年夏、過去ほど大きくはありませんが割と興味深い感じで動かします。 かつては新宿の総本山だった山田ビル。今も地上7階地下1階の全フロアをユニオンが占め、様々なジャンルのショップを各階に詰め込んでいますが、その2フロアに変更がかかるところが特に気になっています。 1)B1階:8月7日に「平成J-POPストア」オープン。 ユニオンがそこを狙ってきたかという気持ちにもなりま

                      最近の新宿ディスクユニオンのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                    • アナログレコードは音が良いのか(1/3)

                      今回はいつものヘッドホンではなく、アナログレコードについての話です。 一過性だと思った世界的なアナログレコードブームがなかなか終わる気配を見せないので、今回はなぜ「レコード盤は音が良い」と言われているのか、レコードコレクターは一体何を求めているのかなどについて、ちょっと考えてみようと思います。 話を三回に分けて、(1)レコード盤自体による理由、(2)レコードプレーヤーによる音の違い、(3)ビンテージ・オリジナル盤がなぜ音が良いと言われるのか、といった感じにまとめてみます。 アナログレコード今回はレコードの音質についての話をレコードを聴いたことがない初心者向けに書いてみようと思います。よくネットでもこの手の話を目にする事がありますが、どうも「レコードの方が音が良い」という前提ありきでノスタルジーや感情論で熱弁するイメージがあるので、別の視点から考えてみようと思いました。 私自身はヘッドホンや

                        アナログレコードは音が良いのか(1/3)
                      • 「ディスクユニオン」 70万人余の会員の個人情報 漏えいか | NHK

                        CDやレコードなどの専門店を展開する「ディスクユニオン」は、運営する2つのオンラインショップに登録している70万人余りの会員のメールアドレスとパスワード、それに名前や住所などの個人情報が漏えいしたおそれがあると発表しました。 東京 千代田区に本社がある「ディスクユニオン」によりますと、漏えいしたおそれがあるのは、CDなどを販売する「diskunion.net」と、オーディオ機器などを販売する「audiounion.jp」の2つのオンラインショップのおよそ70万1000人分の会員情報です。 この会員情報には、名前や住所、電話番号のほか、メールアドレスや暗号化されていないパスワードなどが含まれていて、今月24日までに登録したすべての会員のものが対象だということです。 今月24日に外部からの指摘で情報が漏えいしている可能性があることに気付き、2つのオンラインショップを停止して不正アクセスの痕跡な

                          「ディスクユニオン」 70万人余の会員の個人情報 漏えいか | NHK
                        • 渋谷で24年続くバーのマスター・林伸次さんが考える「通いたくなるお店」 - おなじみ丨近くの店から、なじみの店へ。

                          「開業から3年で約7割が閉店し、10年続くのはたった1割」と言われるほど経営が難しい飲食業界ですが、お客さんに愛されながらしっかりと生き残っている個人経営のお店があるのも事実です。 そのひとつが、東京・渋谷のワインバー「bar bossa(バール ボッサ)」。マスターの林伸次さんは、Webメディアや書籍で執筆する作家としても知られ、奥さまと二人三脚で1997年に現在の店舗を開業し、今年で24年を迎えました。時代とともに変わり続ける東京・渋谷で、どのようにお店を運営してきたのでしょうか。今回は林さんが実践してきた「通いたくなるお店づくり」についてお話を伺いました。 ※取材は、新型コロナウイルス感染対策を講じた上で実施しました 音楽好きの青年が、渋谷にバーを開くまで ――林さんは27歳の時に「bar bossa」を開業されたんですよね。当時はボサノヴァ・バーがなかったことから始めたと伺いました

                            渋谷で24年続くバーのマスター・林伸次さんが考える「通いたくなるお店」 - おなじみ丨近くの店から、なじみの店へ。
                          • ディスクユニオン【公式】 on Twitter: "弊社オンラインショップ登録個人情報漏えいに関するお詫びとご報告 https://t.co/7IDBQBk95g"

                            弊社オンラインショップ登録個人情報漏えいに関するお詫びとご報告 https://t.co/7IDBQBk95g

                              ディスクユニオン【公式】 on Twitter: "弊社オンラインショップ登録個人情報漏えいに関するお詫びとご報告 https://t.co/7IDBQBk95g"
                            • 保存スペースも限られるし、サブスク時代になってCDを買わなくなった - hello! progress!!

                              定期的に話題になる「サブスク時代にCDを買うか」。 かつてはまあまあCDを買っていた自分ですが、ここ数年は年間10枚前後しか買わなくなりました。今年は恐らく10枚を切るでしょう……。 買うのはサブスクリプションの音楽配信サービス(以下サブスク)では配信されてない作品やアーティストの没後にリリースされた音源が殆どで、新譜は本当に数えるほど。 サブスク配信の対象でさらにCDも買うのはかなり限られたアーティストになってますし(昔からファンだったYesやDream Theatreですら、直近2作ぐらいはサブスクでピンと来なかったこともあり円盤は買ってないレベル)、この傾向は今後も続くことでしょう。 そんなすっかりCDを買わなくなったおっさんの自分語り。 音楽への感受性や探究心のピークが過ぎた まず根本としてあるのが、自分自身の音楽に対する気持ちのピークが過ぎてしまったこと。 新しい音楽にしても古い

                                保存スペースも限られるし、サブスク時代になってCDを買わなくなった - hello! progress!!
                              • 高田馬場で聞こえたThe World Is Yours(文・showgunn) - SUUMOタウン

                                著者: showgunn 自室、スタジオ、ライブハウス、時にはそこらの公園や道端など、街のあらゆる場所で生まれ続ける音楽たち。この連載では、各地で活動するミュージシャンの「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けします。 ◆◆◆ 2021年の夏の終わり、20年以上住み続けたボロアパートをようやく出ることにして、高田馬場ともお別れの時がやってきた。 引越しの日、荷物や家具がすべて運び出された部屋を見て「意外と広かったんだな~」と感慨深くなる、なんていうのはよく聞く話だが、私の場合、そもそもが四畳半なので何もなくなっても普通に狭かった。 それよりも、これまで家具や荷物で隠れていた部屋のボロさや汚さが露わになってしまっていて、苦笑とともに「きったねぇな」という声が思わず漏れた。 その「きったねぇな」という言葉は、本当に汚いものを見て嫌悪感をもよおした時に出るのとは違い、「よくこんなところ

                                  高田馬場で聞こえたThe World Is Yours(文・showgunn) - SUUMOタウン
                                • 細江慎治氏,佐野電磁氏,相原隆行氏,佐々木宏人氏による伝説的テクノユニット・O.M.Y.の6アルバムがリマスタリングのうえ一挙復活

                                  細江慎治氏,佐野電磁氏,相原隆行氏,佐々木宏人氏による伝説的テクノユニット・O.M.Y.の6アルバムがリマスタリングのうえ一挙復活 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 「ORIENTAL MAGNETIC YELLOW」のジャケット ディスクユニオンは本日(2023年12月27日),Oriental Magnetic Yellowによるオリジナルアルバム「SONIC SKATE SURVEYOR」「ORIENTAL MAGNETIC YELLOW」「養殖 X0BREEDS」「TECHNODERUCK」「O.M.Y. ソロワークス」「弱気なぼくら / NERVOUS」を2024年3月20日にリリースすると発表した。価格はいずれも2860円で,ディスクユニオン公式通販ではトートバッグ付きの6作セットも1万7160円で発売される(各税込)。 Oriental Magnetic Yellowは,ナム

                                    細江慎治氏,佐野電磁氏,相原隆行氏,佐々木宏人氏による伝説的テクノユニット・O.M.Y.の6アルバムがリマスタリングのうえ一挙復活
                                  • 21世紀のブラジリアン・ジャズ ディスクガイド with PLAYLIST|柳樂光隆

                                    日本では2010年ごろ、アントニオ・ロウレイロの1stが(音楽評論家の高橋健太郎により)発見されたことから徐々にブラジルの音楽シーンの新しい世代に注目が集まるようになった。そこからアントニオ・ロウレイロを中心としたミナスやサンパウロのミュージシャンたちによるシーンの存在が明らかになり、ハファエル・マルチニやフレデリコ・エリオドロら、個々のミュージシャンについても情報が届くようになっていった。 その後、アントニオ・ロウレイロやハファエル・マルチニらが日本のレーベルからアルバムをリリースするようになったり、来日公演をするようになったり、ちょっとしたブームのような状況にもなり、小さな盛り上がりを見せた。くるり主催の京都音博に2015年にアントニオ・ロウレイロ、2017年にハファエル・マルチニ、アレシャンドリ・アンドレスが出演したのもそんな流れのひとつと見ていいだろう。 ちなみにその少し前に201

                                      21世紀のブラジリアン・ジャズ ディスクガイド with PLAYLIST|柳樂光隆
                                    • 失われたユーザー目線と赤黒の気概―― ディスクユニオン漏洩騒動

                                      株式会社ディスクユニオンは29日、70万件以上の顧客情報が漏洩したと発表した。SNS界隈では前日28日からダークウェブへの流出が確実視(スクショあり)されていたが、夜が明けてからようやく重い腰を上げて公表に踏み切った。 以下に続く散文は、ユニオンを愛する者の率直な心境と受け止めていただきたい。 ※6/30夕刻追記: 昨日のニュースを見た勢いで書きなぐった時は、自分自身の心のモヤモヤを吐き出すことがこのダイアリーの主目的であり、少しトーンが過剰な部分などもあったなと、今あらためて読み直し反省しています。 少しだけ、言葉足らずだった部分を加筆などしておりますが、ご容赦ください。 ◆致命的だった顧客意識とのズレ 今回の騒動で特に問題だったと感じるのは以下の3点だ。 ・パスワードの平文保存 こんなご時世だ。悪意のある行為で情報が流出してしまうリスクはどんな業種であっても否めない。ただ、今回最悪だっ

                                        失われたユーザー目線と赤黒の気概―― ディスクユニオン漏洩騒動
                                      • レコファンの店舗が全滅すること - WASTE OF POPS 80s-90s

                                        レコファン渋谷BEAM店が閉店セールを開始しました。 大切なおしらせです。当店RECOfan渋谷BEAM店。 閉店セールのスタートとなります。 今後各種セールなど企画しております。 皆様のご来店を日々お待ちしております。 宜しくお願い致します。#recofan #渋谷レコファン #26年間ありがとう pic.twitter.com/lRuAMRmBGg— RECOfan渋谷BEAM店(公式) (@recofan_used) June 13, 2020 閉店日はまだ具体的に発表されてはいませんが、恐らく閉店セールの売上と在庫の状況を見ながら判断することになるのでしょう。 ここんところの自粛等による影響で、実際の閉店も多少早まったとは思うのですが、レコファンは2014年に一部の期間限定店舗を除いて横浜西口ダイエー店とのメガショップ2店舗体制にまで縮小していて、その横浜の店舗も2019年1月に閉

                                          レコファンの店舗が全滅すること - WASTE OF POPS 80s-90s
                                        • CD/DVD販売レンタル界隈2023年10大ニュースのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                          ブログやXというかTwitterで既に触れたものやや多めではありますが、2023年のCD/DVD販売レンタル界隈で起きたことの中から、ざっくり10大ニュースをつまんでみました。 ■トップカルチャー、レンタル撤退失敗 2021年7月に「2023年中にレンタルから全面撤退」宣言をしていたTSUTAYAの最大手フランチャイジーのトップカルチャーですが、関東から相当数の店舗を引き上げたりはしたものの、結局年を跨いでも残存店の約半数でレンタル継続中。 レンタル撤退した店舗は、雑貨販売やらショップインショップの形でテナント誘致等を行っていましたが、そっちが結果としてレンタル以下の収益性しかなく、それ以降進むに進めなくなっているものと思われます。 蔦屋書店 八王子みなみ野店(レンタル継続) ■大きな都市圏でもTSUTAYAレンタル消滅 TSUTAYAは相変わらず閉店しまくっていますが、さすがにこれだけ多

                                            CD/DVD販売レンタル界隈2023年10大ニュースのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                          • 【お知らせ】WEB版『いますぐ聴いてほしい オールジャンル 2020』公開!|ニュース&インフォメーション||ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net

                                            ■WEB版『いますぐ聴いてほしい オールジャンル 2020』公開!毎年恒例、ディスクユニオンのスタッフがその年の膨大なリリース作品群から、一年の中で印象に残った作品を紹介するイヤーブック。今年はWEB版として公開し、より多くの音楽ファンにお届けします。 ヒット作からマニアックなものまで、今年リリースされた作品の中からスタッフが独自にセレクトし「いますぐ聴いてほしい1枚」を詰め込みました。 レビューを読んで気になったタイトルは、そのままオンラインショップで注文も可能です。 (※一部、限定品等の注文不可のタイトルを除く) 2020年、様々な困難に直面しながらも音楽を捨てずにいてくれたアーティストとリスナーのみなさんへ、スタッフから感謝の気持ちを込めたレビュー集です。 こんな一年だからこそ、記憶に残る1枚を見つけてください。 2020年はオンラインでの公開のみとなります。店舗での冊子の配布はござ

                                              【お知らせ】WEB版『いますぐ聴いてほしい オールジャンル 2020』公開!|ニュース&インフォメーション||ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net
                                            • スニーカーを20年ガマンした中年男性が一気に目覚めた2ヶ月の記録|伊藤聡

                                              スニーカーが似合わない!スニーカーやジーンズといったカジュアルな服装が似合わない私は、ある時期を境にカジュアル路線から撤退し、革靴と襟のついた服を身につけるよう心がけてきた。友人知人、会社の上司など、複数の人から「フォーマルな服装の方が絶対に似合う」と忠言され、そのアドバイスにしたがったのだ。結果、近所を散歩するときに履くウォーキング用の靴以外、スニーカーから遠ざかって早20年が経過していた。心の奥底にスニーカーへの憧れを持ちつづけ、おしゃれに履きこなす若者をうらやましく思いつつ、「自分には向いていないのだ」とあきらめていたのである。しかし、年月が経ち「ナイキでもっともシンプルな定番モデル『エアフォース1』の白くらいなら、私のような人間でも履けるのではないか?」と考え直すようになった。最近の若者風にいえば「ワンチャンあるんじゃないか」と思ったのだ。やはりスニーカーを履いてみたいのである。2

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                                              • 神田にたゆたう神保町【銀座に住むのはまだ早い 第1回 千代田区】 - SUUMOタウン

                                                著: 小野寺史宜 家賃5万円弱のワンルームに住みつづけてうん十年。誰よりも「まち」を愛し、そこで生きるふつうの「ひと」たちを描く千葉在住の小説家、小野寺史宜さんがいちばん住みたいのは銀座。でも、今の家賃ではどうも住めそうにない。自分が現実的に住める街はどこなのか? 条件は家賃5万円、フロトイレ付きワンルーム。東京23区ごとに探し、歩き、レポートしてもらう新連載です。 ◆◆◆ 東京23区に住みたい。と昔から思っている。 30年思っているのに、まだ住めない。僕は今も千葉県にある家賃5万円弱のワンルームに住み、毎度江戸川を渡って東京へ向かう。住みたいと思ってるからいいや、いつか住むからいいや、との怠惰な甘えがあったのかもしれない。 というわけで、ちょっと真剣に考えてみることにした。 23区のなかで、自分はいったいどこに住みたいのか。 答はすぐに出る。一番住みたいのは、20歳のころから愛してやまな

                                                  神田にたゆたう神保町【銀座に住むのはまだ早い 第1回 千代田区】 - SUUMOタウン
                                                • 不協和音エクストリームメタルのすすめ(An Introduction to Dissonant Death Metal and Others) - Closed Eye Visuals

                                                  本稿は、“Dissonant Death Metal”(不協和音デスメタル)という括りで近年広く認知されるようになってきた先鋭的なメタルの系譜およびその周辺(デスメタルに限らない)を俯瞰的にまとめたものである。こちらの記事でもふれたように、80年代末から90年代頭にかけて下地が築かれた“テクニカルスラッシュメタル”や“プログレッシヴデスメタル”などのシーンでは、定型化した以降のフュージョンなどが持て余していた高度な楽理や演奏技術に表現上の説得力を持たせた個性的な音楽が追求され、様々な形で素晴らしい成果が生み出されてきたのだが、それらを系統立てて語る言説は十分に確立されているとは言い難い。歴史的名盤であっても一般に知られていないものが殆どだし、この領域をそれなりに知る者でも、最初期のレジェンドの名前(DeathやCynic、Gorgutsなど)のみを挙げて新しいバンドの音楽性や影響関係を云々

                                                    不協和音エクストリームメタルのすすめ(An Introduction to Dissonant Death Metal and Others) - Closed Eye Visuals
                                                  • ディスクユニオンのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                    前回、CD店の減りっぷりをネタにしたところ、複数名の方から「ディスクユニオンはメジャーじゃないということでしょうか」という話をいただきまして。 直接質問された方にはお答えしたのですが、そもそも輸入盤屋・中古盤屋として過去から現在に至るまで継続してアナログ盤をメイン商材として扱ってきたチェーンを、CDが一般化して以降およそCDの取り扱いを完全にメインにしてきたその他の店舗群と並べて比較するのは違うんじゃないか、という判断です。 ただ、確かにディスクユニオンが現在、過去以上にプレゼンスを増し、昨今他チェーンとは全く異なる異様な変化を遂げていることは事実でありまして。 ディスクユニオンは元々昭和16年に外国車の輸入業者として立ち上がった「ユニオン商会」が発祥。 この時期によくもそんな業態を始めたもんだとも何となく思いますが、戦後自動車のみならず様々な機器類を輸入するようになり、中でもオーディオ機

                                                      ディスクユニオンのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                    • あなたの部屋,物が住んでいませんか? 新年度を迎える春だからこそ,参考になるかもしれない「ゲーマー的整理術」教えます

                                                      あなたの部屋,物が住んでいませんか? 新年度を迎える春だからこそ,参考になるかもしれない「ゲーマー的整理術」教えます ライター:本地健太郎 2022年の夏,筆者の部屋のエアコンが故障した。10年ほど使っていたし,ただの寿命だろう。しかし,もし,その部屋が物にあふれていたら──。 筆者は愚かなことに,その事態を想定していなかった。「エアコンの真下は空けておけ」とはよく言われることだが,部屋にあふれる物の密度はほぼ倉庫であり,真下どころか,エアコンの交換作業に必要な通路の確保も難しい状況だった。 結局,その夏,筆者は地獄を見た。「暑い」という現象が一定のラインを超えると,人は何もできなくなる。冷えピタ,サーキュレーター,デスクファンを駆使して全力で冷やそうにも,それを遥かに上回る暑さだった。あまりの暑さに,近所のスーパーの生鮮食品のコーナーで涼んだりしたほどだ。エアコンの故障前に受けていた仕事

                                                        あなたの部屋,物が住んでいませんか? 新年度を迎える春だからこそ,参考になるかもしれない「ゲーマー的整理術」教えます
                                                      • 「10年後はないかもしれない」大友良英、60代半ばで到達したギター&ターンテーブルの自在境 -前編- TOKION

                                                        投稿日 2023-12-26 更新日 2023-12-27 Author 細田 成嗣 MUSIC 観察する 35年以上にわたって唯一無二のキャリアを築いてきた音楽家・大友良英インタヴュー前編。ギタリストとしての活動を中心に話を訊く。 大友良英 1959年生まれ。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽を作り続け、世界中で活動する。映画音楽家としても100作品以上の音楽を手掛ける。震災後は故郷の福島でプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、現在に至るまで様々な活動を継続している。福島を代表する夏祭り「わらじまつり」改革のディレクターも務める。 https://otomoyoshihide.com 1980年代後半からライヴ活動を本格化させ、35年以上にわたって唯一無二のキャリアを築いてきた音楽家・大友良英。インディペンデントなノイズ

                                                          「10年後はないかもしれない」大友良英、60代半ばで到達したギター&ターンテーブルの自在境 -前編- TOKION
                                                        • CD販売レンタル界隈2021年10大ニュースのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                          何となく考えていたまんま年を越えてしまいましたが、やってみます。 2021年のまとめみたいな感じになってしまいましたが。 タワレコ、耐えきれなくなる 実は2018年以降、3年にわたってどの店舗も閉店せずに踏ん張ってきたタワーレコードが、2021年遂に耐え切れなくなり、3店舗を閉店。 03/07:TOWERmini 汐留店 11/03:タワーレコード 香椎浜店 12/01:タワーレコード 北花田店 また、閉店のみでなく、新宿店は4フロアあった店舗を2フロアに、池袋店は2フロアを1フロアに縮小したり、既存店舗のサイズダウンも発生しています。 年が明けた後も 01/19:タワーレコード 梅田大阪マルビル店 01/31:タワーレコード 東戸塚店 閉店が決まっています。2022年、また踏み止まれるのか、もう無理か。 新星堂が杉並区から消滅 元々高円寺の小型店から出発し、法人化した際の本社の住所は荻窪

                                                            CD販売レンタル界隈2021年10大ニュースのこと - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                          • 池袋西武の山野楽器が閉店すること - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                            何かお店の話が続きますが、ニュースがだらだら出てくるので仕方がない。 今回は、山野楽器 西武池袋店が8月下旬で閉店するという話。 池袋駅東口と山野楽器といえば、往年のレコードディガーな皆様ならみんな大好きパルコのオンステージ・ヤマノ。 外資系やWAVEが拡大するまで、ここまで大規模に「掘れる」輸入レコード店もなかったわけで。いや、私は1980年代はだいたい四日市市在住なので後から聞く話だけですけど。 およその流れをたどってみると、1980年代までは、西武百貨店に西武グループの標準型レコード店のディスクポート、パルコにはオンステージ・ヤマノと通常業態の山野楽器池袋パルコ店のダブル店舗体制。 1995年頃、元々は外部のビルに入居していたWAVEが、西武百貨店に入ってディスクポート名義からWAVEに変更されます。 2003年3月にはパルコ内の2つの店舗が合体してオンステージ・ヤマノ一店舗体制にな

                                                              池袋西武の山野楽器が閉店すること - WASTE OF POPS 80s-90s
                                                            • ディスクユニオン、日本のロック・インディーズ館が「平成J-POPストア」にリニューアル

                                                              ディスクユニオン唯一となる日本のロック、J-POP、インディーズ専門館として多くのリスナーに親しまれてきたロック・インディーズ館。新設の平成J-POPストアは、平成にリリースされた膨大な日本のポップミュージックを“平成J-POP”と再定義し、新品および中古を問わずさまざまなアイテムを販売する。また当時CDのみでリリースされたアイテムのアナログ盤や8cm短冊CDシングルの取り扱いを強化し、平成J-POPの魅力を発信。ロック・インディーズ館で取りそろえていたアイテムも継続して販売する。なおロック・インディーズ館の最終営業日は7月26日で、店内改装のため8月6日まで休業となる。 さらにディスクユニオンのオフィシャルサイトにて平成J-POP専門ページが開設されることも決定。ニューリリースや中古セール情報、コラムなどさまざまなコンテンツが掲載される予定だ。ページ公開日などの詳細は後日アナウンスされる

                                                                ディスクユニオン、日本のロック・インディーズ館が「平成J-POPストア」にリニューアル
                                                              • そろそろみんな忘れただろうから、「島耕作がアナログレコードの盤面をつかんで炎上したやつ」について書いてみる|兵庫慎司

                                                                そろそろみんな忘れただろうから、「島耕作がアナログレコードの盤面をつかんで炎上したやつ」について書いてみる コミックモーニングの、2023年10月5日発売号(45号)の表紙で、島耕作がアナログレコードの盤面を触っていて、「扱い方知らんのか!」「指紋がつくやろ!」「初芝はオーディオ製品作ってるのに!」「島耕作、レコード会社に出向していたこともあったのに!」「アシスタントに投げっぱなしで描かせたのか?」などと、炎上したやつ。 その件がX(旧ツイッター)のTLに上がってきた時、自分もちょっと何か書きたくなったが、その時は、やめた。 私、アナログレコードの盤面、平気で触ります。 ただし、「触るなんて!」という人の言い分も、わかります。 まず、10代の頃は(CD普及前です)、盤面に触るなんてもってのほか、レコードは両手で縁を持ってそーっとレコードプレーヤー(ターンテーブルなんて呼称はまだ知らなかった

                                                                  そろそろみんな忘れただろうから、「島耕作がアナログレコードの盤面をつかんで炎上したやつ」について書いてみる|兵庫慎司
                                                                • KEYTALKは下北沢に育てられました――小野武正の下北愛 - SUUMOタウン

                                                                  インタビューと文章: 小沢あや 写真:飯本貴子 たくさんのライブハウスがある、音楽の街「下北沢」。この街を拠点に活動している4人組ロックバンド「KEYTALK」は、結成以来、商店街との協業イベントや路上ライブなど、10年にわたって、下北の街を盛り上げてきました。 今ではメジャーに羽ばたき、武道館を満員にするようになったKEYTALKですが、下北がホームだという気持ちはずっと変わっていないそう。バンドリーダー・ギターの小野武正さんに、第二の地元・下北沢への気持ちを伺いました。 取材・撮影は、緊急事態宣言解除後の7月上旬に行われました 下北に住みたい人におすすめなのは「一番街を抜けた先」 ――  最近の下北沢、駅周辺の様子が随分変わりましたね。 小野武正さん(以下、小野):僕が初めて来たときと比べると、大規模な再開発があって、駅前はすっかり別の街のようになりましたよね。とはいえ、南口商店街や一

                                                                    KEYTALKは下北沢に育てられました――小野武正の下北愛 - SUUMOタウン
                                                                  • 「ネオアコ」という言葉のこと|asako koidee

                                                                    当初『ネオアコ』なんて言葉はなかった 「そんな馬鹿な」と反射的に思った。当初とは80年代前半のこと。 「ネオアコ」という観念は当初もあったのです。自分も音楽雑誌やラジオ特集で興味を持ったのだから。ところが「ネオアコ」という四文字の呼び名はなかったのです。後にフリッパーズ・ギターが「ネオアコ」という四文字の呼称を使ってこの概念を広めたので、あたかも80年代前半当時からそう呼ばれてたかのように、当時を知るものも記憶が書き換えられていたのです。 これについて、ツイッター上で意見をいただいたり、自分でも国会図書館で記憶の糸を手繰り寄せたりして、2018年10月のディスクユニオン新宿店でのイベントで発表(笑)しました(その時のばるぼらさん製作のペーパーは下に載せますね)。そして、自著「ミニコミ『英国音楽』とあの頃の話」第二章でも書いたりしておりますので、P.50からの文章を参照なさってください。 そ

                                                                      「ネオアコ」という言葉のこと|asako koidee
                                                                    • 【インタビュー】小袋成彬「耳が肥えたし、技術が上がったんですよ」 | BARKS

                                                                      小袋成彬の『Strides』がリリースされた時に僕は「小袋成彬ってこんな感じだったっけ?」と思った。これまでの2作『分離派の夏』『Piercing』や彼がプロデュースを手掛けてきたサウンドとは傾向が異なると感じていた。その生っぽいファットな音色が前作『Piercing』とあまりにかけ離れていたのも印象的だった。そして、ヒップホップやハウスのクラシックスを思わせるサウンドもこれまでの彼の音楽からはあまり聴かれないものだと感じていた。 『Strides』のCD化と同時にリミックス盤がリリースされることと、そこで小袋が起用したプロデューサーの並びを見て、僕はようやく腑に落ちた。そもそも今どきリミックス盤を作るポップ・フィールドの日本人アーティストは少ない。今、わざわざリミックス盤を作るということは、よほど意識的にリミックスを欲するような志向があるわけだ。だから、ここではただ単に面白いサウンドを作

                                                                        【インタビュー】小袋成彬「耳が肥えたし、技術が上がったんですよ」 | BARKS
                                                                      • CDの復権をテーマにディスクユニオンベストアルバムストアが7月新宿に開店 | CINRA

                                                                        「ディスクユニオンベストアルバムストア」が7月9日に東京・新宿にオープンする。 CDソフトが登場してから来年で40年を迎える中、売上は減少の一途を辿っていることを受けてディスクユニオンは「CDの復権」をテーマにベストアルバムに特化した専門店を出店。ベストアルバムの専門店とCDの復権の関係については、CDの出現により音楽の収録時間が最大74分と、レコードに比べて長時間収録が可能になり、昭和から平成においてベスト盤やコンピレーション盤のリリースが全盛期を迎えた結果、幅広い層の人たちが音楽を聴くようになり、CDが音楽ソフト市場の拡大に貢献したことが挙げられている。 同ストアでは1万枚超のオールジャンルの新品、中古のベストアルバムCDを展開。高音質盤などのハイエンドCDやリーズナブルな商品のほか、一部レコードコーナーも併設する。店舗独自の特典やキャンペーン、ゲストを迎えたイベントなども実施。 店舗

                                                                          CDの復権をテーマにディスクユニオンベストアルバムストアが7月新宿に開店 | CINRA
                                                                        • ザ・なつやすみバンド が聴く/選ぶ2019年ワールドミュージック年間ベスト|ニュース&インフォメーション|LATIN/BRAZIL/WORLD MUSIC|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net

                                                                          ・2019年を振り返ってどういう一年でしたか? 中川理沙(以下、中川) ザ・なつやすみバンドとしては小渕沢のスタジオで合宿をしてミニアルバム『Terminal』を作ったり、初めてビルボードでライブをしたり、1日3ステージを2日間やったり、町のお祭りでいつもの曲を盆踊りverにアレンジして演奏したり……色々チャレンジした1年でした。個人的には空気公団の山崎ゆかりさん、tico moonの吉野友加さんと『ユカリサ』というバンドを組んでライブやレコーディングを行ったり、ソロでプラネタリウムライブをしたりサポート的なこともいくつかしていたので新しい出会いや試みにずっとわくわくしていました。そしてあっという間に1年が過ぎ去りました。 MC.sirafu(以下、sirafu) 自分のバンド(ザ・なつやすみバンド、片想い)のリリースをひたすらやってた一年でした。まぁ毎年のことですが。 ・2019年に行か

                                                                            ザ・なつやすみバンド が聴く/選ぶ2019年ワールドミュージック年間ベスト|ニュース&インフォメーション|LATIN/BRAZIL/WORLD MUSIC|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net
                                                                          • 徒然草150段・能をつかんとする人:「学びたければ稼げ、お金を払っている場合ではない。好きなことは金を払ってやれ、お金をもらってやるな」 - 頭の上にミカンをのせる

                                                                            togetter.com 真面目な話、本当は下手くそなのに自分の絵は最低限のレベルに達しているどころか、天才級だと信じ込んで発表を続けた勘違い野郎の僕はこうして何とか生き残ってますが、空気を読み、身の程をわきまえ、一流になるまで発表を控えた仲間達は、いつのまにか消えてきました。表現ってそういう世界です🍀— さいとう なおき🍀 (@_NaokiSaito) 2022年10月29日 若いミュージシャンや今を迷われている方へ。 pic.twitter.com/lCBOnEpruM— ディスクユニオン ジャズ (@diskunion_jazz) 2022年10月28日 Ⓒかっぴー「左ききのエレン」15巻 能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得てさし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。いまだ堅固(け

                                                                              徒然草150段・能をつかんとする人:「学びたければ稼げ、お金を払っている場合ではない。好きなことは金を払ってやれ、お金をもらってやるな」 - 頭の上にミカンをのせる
                                                                            • 読売新聞オンラインで個人情報漏えいか 最大7441件

                                                                              読売新聞社は7月8日、Webメディア「読売新聞オンライン」の会員情報管理システムが不正なアクセスを受け、最大7441件の会員情報が漏えいした可能性があるとして謝罪した。同社は外部サービスなどから流出したログイン情報を流用したパスワードリスト型攻撃とみている。 不正アクセスがあったのは6月25~27日と7月2~4日。期間中にアカウントにログインし、個人情報を閲覧された読売IDは7441件。そのうち不正ログインが疑われるものは2070件としている。閲覧された可能性がある情報は氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレスなど。クレジットカード情報は含まれない。 再発防止に向けては「今後、同様の事象が発生しないよう、より一層のセキュリティ強化に努めてまいります」としている。 関連記事 読売新聞オンラインが不正アクセス被害に 対策で3万人のパスワード無効化 読売新聞オンラインの会員情報管理シ

                                                                                読売新聞オンラインで個人情報漏えいか 最大7441件
                                                                              • 《あめ玉をひとつ》The First Noel / Gary Hoey - mogumogumo.jp

                                                                                あめ玉をひとつ 今回のあめ玉 バックナンバー あめ玉をひとつ 日々の暮らしの中で頬張るあめ玉みたいに、染み渡るような音楽を。これは僕の好きな曲を紹介するコーナー。 今回のあめ玉 The First Noel / Gary Hoey 《あめ玉をひとつ》14回目。 アメリカのギタリスト、ゲイリー・ホーイのアルバム《Ho!Ho!Hoey!3》より“The First Noel”を。 まずゲイリー・ホーイについての紹介だけど…1960年8月23日生まれ。バークリー音楽大学出身、1990年にハード・ロック・バンドHEAVY BONESを結成し1枚のアルバムを残す。その後はソロアーティストとして20枚以上のアルバムを発表、5つのトップ20ビルボードヒットを記録。へぇ。 ソロの活動としてディープ・パープルやジョー・サトリアーニ、スティーヴ・ヴァイ、リタ・フォード、ブライアン・メイやテッド・ニュージェント

                                                                                  《あめ玉をひとつ》The First Noel / Gary Hoey - mogumogumo.jp
                                                                                • DU BOOKS編集長に訊く、”濃すぎる”音楽書を作り続ける理由

                                                                                  音楽好きにはお馴染みのレコード店・ディスクユニオンには、出版部門のDU BOOKSがある。80年代のアイドル歌謡から洋楽的なエッセンスに溢れる隠れた名曲を紹介する『ラグジュアリー歌謡』、日本の音楽シーンに足跡を残してきた編曲家たちのエピソードをまとめた『ニッポンの編曲家』、カニエ・ウェストのアルバム『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー』一枚のみを取り上げて論じた『カニエ・ウェスト論』など、音楽通をも唸らすマニアックな書籍を次々と刊行してきたDU BOOKSは、一体どんな方針で出版事業を行っているのか。DU BOOKS編集長の稲葉将樹氏に、レコード店が出版事業に進出した背景から、その文化的意義、音楽書を巡る状況についてまで語ってもらった。(編集部) 「フィジカルなモノの魅力は簡単には失われない」 ーーディスクユニオンが出版部門となるDU BOOKSを立ち上げた理由は?

                                                                                    DU BOOKS編集長に訊く、”濃すぎる”音楽書を作り続ける理由