イスラエルが占領する東エルサレムで12日夜、パレスチナ人の少年(12)がイスラエルの警官に射殺された。 東エルサレムで生まれ育ったラミ・アル・ハルフリさんはこの夜、自宅前できょうだいや友人らと遊んでいた。空に向かって花火を打ち上げようとしたところ、イスラエルの警官に撃たれたとみられる。
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パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ラマラ(CNN) パレスチナ人はイスラエルとの戦争に突入したイスラム組織ハマスの判断を圧倒的に支持しているという世論調査結果が、このほど発表された。 この調査はパレスチナ政策調査研究所(PCPSR)がヨルダン川西岸の成人750人と、ガザ地区の481人を対象に面接方式で実施。ガザでの調査は一時休戦中に行われた。 ハマスが10月7日にイスラエルに仕掛けた攻撃について、回答者の72%は「正しい」と回答した。「正しくない」という回答は22%に満たなかった。 PCPSRを運営するカリリ・シカキ氏はこの結果について、虐殺を支持しているわけではないと強調し、「ハマスがこの日犯したかもしれない虐殺に対する支持とみなすべきではない」とした。
イスラエルの和平派インターネットメディア「+972マガジン」は調査報道の記事を公開し、イスラエル軍によるガザ空爆・攻撃で、民間人の犠牲を減らすための攻撃の規制が大幅に緩和されたうえに、人工頭脳(AI)システムの使用で自動的に攻撃目標を設定されていることが甚大な民間人の犠牲につながっていることを指摘している。イスラエルの現職または元職の軍情報関係者に取材したとする報道で、攻撃開始から1か月半で子供6000人を含む15000人のガザ市民の死者を出したイスラエル軍の大規模攻撃の背景を伝えている。 「+972マガジン」のサイト上で11月30日に公開されたユバル・アブラハム記者の「大量暗殺工場:イスラエル軍による計算されたガザ空爆の内側」と題する調査報道で、イスラエルの市民ジャーナリズムメディア「ローカルコール」と共同で行ったという。イスラエルの作戦に関与してきた現職または元職の軍情報部や空軍関係者
国境なき医師団の車列が、11月18日にガザ地区北部でイスラエル軍の攻撃を受けていた/Regis Duvignau/Reuters (CNN) 医療支援団体の国境なき医師団は、同団体の車列が11月18日にパレスチナ自治区ガザ地区北部でイスラエル軍の攻撃を受け、職員ら2人が死亡したと発表した。うち1人はガザ市内にあるシファ病院のボランティア看護師だった。 イスラエル国防軍はCNNの取材に対し、国際人道法に基づく医療関係者の保護については認識しており、危害が及ばないように行動していると強調。軍事目標を攻撃する際は、民間人の犠牲を軽減するために実行可能な予防措置を講じていると言い添えた。 国境なき医師団の発表によると、同団体の車列はこの日、ガザ地区南部へ行こうとしたが、最後の検問所通過をイスラエル軍が許可しなかったため、ガザ市内のオフィスに戻る途中で攻撃された。車列は国境なき医師団の車であることを
パレスチナ自治区ガザ地区とエジプトの境界にあるラファ検問所のエジプト側で、共同記者会見に臨むスペインのペドロ・サンチェス首相(左)とベルギーのアレクサンダー・デクロー首相(2023年11月24日撮影)。(c)AFP 【11月25日 AFP】イスラエル外務省は24日、スペインのペドロ・サンチェス(Pedro Sanchez)首相とベルギーのアレクサンダー・デクロー(Alexander De Croo)首相のイスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)侵攻を非難する発言をめぐり、両国の大使を呼び出し強く抗議した。 サンチェス氏とデクロー氏は同日、ガザとエジプトの境界にあるラファ(Rafah)検問所を訪問。 デクロー氏はその際、「(イスラエルの)軍事作戦は国際人道法を尊重する必要がある」と述べ、ガザでの破壊行為は「容認できない」と非難した。 サンチェス氏も同調し、ガザでの「罪
「ハマスのテロを許すな」 「イスラエルに平和あれ」 そんなプラカードを掲げてアコーディオンとギターをかき鳴らし、おそらくヘブライ語で歌う約1200人が東京・銀座を練り歩いた。昨年11月の「イスラエル救援委員会」によるデモ行進だ。 イスラエルによるパレスチナ攻撃に抗議する反戦デモは多いが、イスラエルを応援するデモは珍しい。参加者数の多さからは一見、日本でもイスラエル支持の世論が強いかのように思えるデモだが、実はこれ、在日イスラエル大使館と日本の宗教団体による“自作自演”だった。 このデモはネットなどで一般告知されず、なぜかイスラエル大使館がメディアにだけ事前情報を流した。それと同時に保守組織「日本会議」の構成団体でもある「キリストの幕屋(宗教法人キリスト聖書塾)」が信者を動員。参加者はほぼ全員が、その信者と大使館関係者だ。 デモ前、都内のビル内で行われたキリストの幕屋の礼拝集会に、筆者は潜入
京都大学で13日、自由と平和のための京大有志の会などの主催による公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」が開催された。昨年10月7日から始まったパレスチナ・ガザ地区に対するイスラエルの破壊と殺戮が苛烈さを増すなか、人文学の視点からこの暴力の歴史的根源に迫った。オンラインも含め約600人が参加した。今号では、岡真理・早稲田大学文学学術院教授による基調講演「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題」の内容を紹介する。 ◇ ◇ 本セミナーは、この4カ月間、今なおガザで生起している出来事――イスラエルによるジェノサイド(大量殺戮)、ドミサイド(大量破壊)を、この暴力の根源に遡って理解することを企図している。 昨年10月7日、ガザ地区――マスメディアでは「イスラム組織ハマス」あるいは「イスラム原理主義組織ハマス」が実効支配するガザ地区と説明されるが
イスラム組織ハマスがイスラエルに対して大規模攻撃を行ってから1ヵ月が経とうとしている。イスラエル軍は報復としてパレスチナ・ガザ地区への空爆を行い、ハマス側も応戦。11月2日時点で、ガザ地区側で8796人、イスラエル側で少なくとも1400人が亡くなっており、死者数はあわせて1万人を超えた。 【写真あり】問題視された動画をまとめた投稿 特にガザ地区では住民の約半数が避難を命じられて家を追われた上に、水や食料、医療物資などの供給もままならない状況。民間人に多数の犠牲者が出ている。 そんななか、SNS上でパレスチナを嘲笑うような投稿を行う一部のインフルエンサーの存在が問題視されている。 「アルジャジーラ」によると、ある男性はカメラ目線で何度も電気をつけたり消したりし、さらに水道水をガブガブと飲んだり無駄遣いする様子をアップ。またある女性は、ダンスしながら電気ポットに水を注ぐものの、そのほとんどをこ
ガザ地区の支援を担っているUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長はガザ地区で亡くなった子どもの数が、ことし2月までの4か月間で、2022年までの4年間に世界の紛争地で亡くなった子どもの犠牲者数を上回ったと明らかにしました。 ラザリーニ事務局長は国連と、ガザ地区の保健当局からの情報をもとにした統計データなどを12日、SNSに投稿しました。 それによりますと、ガザ地区で去年10月からことし2月までの4か月間に亡くなった子どもの数は1万2300人以上に上るとしています。 これは、2019年から2022年までの4年間に世界の紛争地で死亡した子どもの数1万2193人を上回っていてラザリーニ事務局長は「この戦争は子どもたちに対する戦争であり、彼らの未来に対する戦争だ。ガザの子どもたちのために、今すぐ停戦が必要だ」と訴えています。
一般市民の犠牲もいとわぬ苛烈な報復、そしてこれまでの「抑圧」がクローズアップされるにつれ、国際社会ではイスラエルへの風当たりが強くなりつつある。それでもイスラエル擁護の姿勢が際立つアメリカの「歴史」と「事情」を、『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソン氏が解説します。 * * * パレスチナ自治区・ガザ地区を実効支配するハマスがイスラエルに仕掛けた大規模な襲撃テロは欧米社会にも大きな衝撃を与え、当初はイスラエルへの同情論、対ハマス強硬論がおおむね主流だったように思います。 しかし、その後のイスラエルによる空爆が民間人の甚大な被害を生み、地上侵攻でさらなる犠牲が予想されること、そしてこれまでイスラエルがパレスチナ人を長年抑圧してきたことから、次第にパレスチナへの同情論が勢いを増してきました。 そんな中、アメリカはイスラエルとの連帯を
パレスチナのガザ地区でイスラム組織ハマスの人質となっている人たちの解放と戦闘の休止に向けた交渉をめぐり、イスラエルなどのメディアは、ネタニヤフ政権が閣議で一部の人質の解放と引き換えに戦闘を4日間程度休止させることを承認したと伝えました。また、ハマスも「停戦の合意に達した」とSNSに投稿していて、今後、人質の解放や戦闘の休止が実現するか注目されます。 イスラエル軍は21日、ガザ地区北部の難民キャンプでハマスの戦闘員が潜んでいるトンネル3か所を攻撃したと主張するなど攻勢を強めています。 こうした中、ハマス側の人質となっている人たちの解放と戦闘の休止に向けたカタールなどの仲介による交渉が大詰めを迎えています。 これについてイスラエルなどのメディアは22日、ネタニヤフ政権が閣議で一部の人質の解放と引き換えに戦闘を4日間程度休止させることを承認したと伝えました。 一方、イスラム組織ハマスも22日、S
イスラム組織ハマスとイスラエルの衝突が続く中、悲しみや苦しみ、怒りや憎しみを訴える悲痛な声が、SNSを通じて世界へ発信されている。 そして、その憎しみと対立の影響は世界各地で現れ始めている。アメリカではパレスチナとイスラエルの支持者がデモで衝突。パレスチナ系アメリカ人の6歳の幼い男の子が殺害されるという悲惨な事件も起きた。 フランスでも「神は偉大なり」と叫ぶ男が教員を殺害するなど、中東を起点とした「対立や分断」が世界中に広がりつつある。 加速する対立と分断の根本には何があるのか。取材を進めると、ハマスとイスラエルの双方が、SNSを巧みに利用して自分たちの“物語(ナラティブ)”を主張して、対立感情を煽っていることが見えてきた。 “もうひとつの戦場”と言われるSNS。怒りや憎しみの連鎖、対立や分断はどのように生まれ、拡散しているのか。その真相に迫った。(NHKスペシャル取材班) ひげをたくわえ
パレスチナの住民たちが19日(現地時間)、ガザ地区南部のラファ地域でイスラエルの空爆によって破壊された建物の残骸を除去して捜索作業をしている=ラファ/AFP・聯合ニュース ハマスがイスラエルに犯した野蛮な攻撃は、いかなる場合であっても無条件に非難されなければならない。この前提のもと、私たちが緊急にすべきことは、この攻撃を歴史的な流れで理解することだ。 まず、大多数のパレスチナ人の生活が絶対的な絶望に陥っているという事実を理解しなければならない。かつて頻発したパレスチナ人の自殺攻撃を考えてみよう。普通のパレスチナ人が、自分も死ぬことを知っていながらユダヤ人に近づいて刃物で刺した後、自分も周辺の人たちによって殺される。彼らは何らかの組織をバックに持つわけではなく、「パレスチナ解放」のようなスローガンも叫ばなかった。それは、政治的な計画ではなく、ただ完全な絶望状態から出てきた行為だった。 イスラ
パレスチナのガザ地区で活動する国連機関のスタッフが、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃に関与した疑いが出たことで、資金拠出の停止を表明する国が相次いでいます。 日本政府は、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関への追加の資金拠出を一時的に停止すると発表しました。拠出額の多いアメリカや日本などを中心に、これまでに10か国を超え、ガザ地区での支援の継続が危ぶまれる事態となっています。 イスラエル軍は、ハマスの重要な拠点があるとするガザ地区南部ハンユニスを包囲して攻勢を強めていて、28日も空挺部隊をハンユニス中心部に投入し、市街地で建物の中に潜むハマス側の戦闘員と激しい銃撃戦を行っていると発表しました。 ガザ地区の保健当局は、イスラエル軍の攻撃でこれまでに2万6422人が死亡したとしています。また、ハンユニスにあるナセル病院は、多くのけが人が運び込まれているものの物資の補給ができず、
パレスチナ支持のデモに参加する親パレスチナの学生=12日、ニューヨーク市コロンビア大学/Jeenah Moon/Reuters ニューヨーク(CNN) 米国の大学に進学するまで、フアド・アブヒジレさん(25)はパレスチナ支持が誤りとされる世界のことを知らなかった。 アブヒジレさんは1948年の第1次中東戦争で難民となったパレスチナ人の子孫。この戦争ではイスラエル建国に伴い、およそ70万人のパレスチナ人が故国を追われた。アブヒジレさんの一家は最終的に隣国ヨルダンに移り住み、アブヒジレさんは他のパレスチナ難民の子どもたちと一緒にそこで育った。 ところが米ノースカロライナ大学に進学したアブヒジレさんは、反イスラエルまたは反ユダヤとみなされた人物をブラックリストに載せる匿名サイトに、自分の名が掲載されていることを知った。実名を使わないよう求めたにもかかわらず、ニュース記事に名前を出されたことがきっ
Smoke rises after Israeli airstrikes in Beit Lahia, in the northern Gaza Strip, December 28, 2023. (Yonatan Sindel/Flash90) In 2021, a book titled “The Human-Machine Team: How to Create Synergy Between Human and Artificial Intelligence That Will Revolutionize Our World” was released in English under the pen name “Brigadier General Y.S.” In it, the author — a man who we confirmed to be the current
【4月25日 AFP】イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)への攻撃に対する抗議活動が米大学で広がる中、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は言論の自由を支持する姿勢を打ち出した。 ガザの保健当局によると、昨年10月7日以降、同地での死者は3万4200人に達した。ニューヨークの名門コロンビア大学(Columbia University)のパレスチナ支持の学生らは連帯を示すため、抗議活動を続けている。 これに対し、イスラエル支持の学生らは「反ユダヤ主義」的な動きだと反発。大学当局は威嚇的な行動やヘイトスピーチを助長していると非難している。 ホワイトハウス(White House)のカリーヌ・ジャンピエール(Karine Jean-Pierre)報道官は24日の記者会見で、「大統領は大学での言論の自由や議論、差別がないことが重要だと信じている」と説明。「人々が平和
by UK Government X(旧Twitter)で、親ナチス関連の投稿の隣にAppleやOracleなどの大手企業の広告が表示されているとの告発を受けて、IBMがXへの広告出稿をとりやめることを発表しました。一方Xの会長兼CTOであるイーロン・マスク氏は、白人至上主義や反イスラエル主義に関連したXの投稿に同調するポストを繰り返して波紋を呼んでいます。 As Musk endorses antisemitic conspiracy theory, X has been placing ads for Apple, Bravo, IBM, Oracle, and Xfinity next to pro-Nazi content | Media Matters for America https://www.mediamatters.org/twitter/musk-endorses-a
【11月9日 AFP】イスラエル国防省高官は9日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で人道危機は起きていないと発言した。一方で、同地区を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)との紛争により、複数の課題が生じていることは認めた。 国防省のイスラエル占領地政府活動調整官組織(COGAT)で調整・連絡を担当するモシェ・テトロ(Moshe Tetro)大佐は記者団に対し、「ガザ地区における民間人の状況は楽ではないことはわれわれも把握している」とした一方で、「だが、ガザ地区で人道危機は起きていないと言える」と述べた。 またテトロ氏は、「避難所向けの水、食料、医療物資、人道援助物資」のガザへの搬入が円滑に進むよう、イスラエル軍が支援していると明らかにした。 同日にはフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領の呼び掛けで、ガザへの人道支援を協議する国際会
ガザにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)本部/Dawoud Abo Alkas/Anadolu/Getty Images イスラエル・テルアビブ(CNN) 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は4日、UNRWAとイスラム組織ハマスとの関係をめぐり、職員の一部を拷問し、虚偽の自白を強要したとして、イスラエルを非難した。 UNRWAの報道官は声明で、「一部の職員がUNRWAのチームに対して、拷問や不当な扱いのもとで自白を強要されたと伝えてきた。こうした虚偽の自白は、UNRWAとハマスとの関係や、10月7日のイスラエルへの攻撃の関与についての質問に対するものだった」と述べた。 イスラエルは、ハマスによる攻撃についてUNRWAの職員少なくとも12人が関与していたとして非難しているほか、UNRWAの1万3000人の職員の約12%がハマスやその他のパレスチナの武装組織のメンバーだ
イスラエル軍によるパレスチナのガザ地区への攻撃が続く中、アイルランド、スペイン、ノルウェーの3か国は、パレスチナを国家として承認すると相次いで表明しました。すでに多くの国が承認していますが、3か国は足並みをそろえた動きを見せることで、イスラエルとパレスチナという2つの国家が共存する形での和平の実現を促すねらいがあるとみられます。 これは、アイルランド、スペイン、ノルウェーの3か国の首相が、22日にそれぞれ会見などで明らかにしました。 アイルランドのハリス首相は、イスラエル軍による攻撃が続くガザ地区について、「パレスチナ人たちはひどい苦しみ、苦難、そして飢えにさらされている」と指摘しました。 そのうえで、「恒久的な平和は、自由な人々の自由な意思に基づいてのみ確保される」と述べ、パレスチナを国家として承認する手続きに入ると明らかにしました。 スペインのサンチェス首相とノルウェーのストーレ首相も
イスラエル軍は1日、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナのガザ地区への軍事作戦を再開し、各地に空爆を行うなどしていて、住民に犠牲者が出ています。先月24日からの戦闘の休止は7日間で終わり、ガザ地区の人道危機がさらに深まることが懸念されます。 イスラエル軍は、合意に基づく戦闘休止の期限が過ぎた現地時間の1日午前7時すぎ、日本時間の1日午後2時すぎにSNSで「ハマスが合意を破り、さらにイスラエルに向かってロケット弾を発射した」などとしてハマスへの軍事作戦を再開したと発表しました。 そしておよそ30分後には「現在、空軍の戦闘機がガザ地区にあるハマスの標的を攻撃している」と発表しました。 一方、ガザ地区の内務当局は、日本時間の1日午後2時すぎSNSでガザ地区でイスラエル軍による空爆が始まり、▽北部のガザ市のほか▽南部のハンユニス周辺などさまざまな地域で行われているとしています。 NHKガザ事
イスラエル軍が攻勢を強めるパレスチナのガザ地区では2日、多くの避難民が身を寄せるパレスチナ赤新月社の拠点が攻撃を受けて死傷者が出るなど、状況は厳しさを増しています。 一方、レバノンの首都でイスラム組織ハマスの政治部門の幹部などが殺害されたことを受けて、パレスチナ暫定自治区の各地では多くの人たちが行進して抗議の意志を示しました。レバノンでハマスと呼応するシーア派組織ヒズボラは「攻撃を見過ごすことはできない」として報復を警告していて、地域の緊張がさらに高まらないか懸念されます。 パレスチナのガザ地区では2日もイスラエル軍による激しい空爆などが各地で続き、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、南部のハンユニスで犠牲者が相次いだと報じています。 また、パレスチナ赤新月社は、ハンユニスにある1万4000人もの避難者が身を寄せる拠点が攻撃を受け、複数の死傷者が出たとしていて、状況は厳しさを増しています。
イスラエルのネタニヤフ首相(中央右)と会談を行うバイデン米大統領=18日、イスラエル・テルアビブ/Miriam Alster/Pool/AP (CNN) 米国務省の職員が、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突に対するバイデン政権の対応に抗議して国務省を退職したことを明らかにした。 国務省政治軍事局に11年以上勤務していたというジョシュ・ポール氏は18日、ビジネスSNSのリンクトインに、「イスラエルに対する殺傷支援の継続に関する政策の不一致」を理由に退職したと書き込んだ。 投稿の中でポール氏は、「ハマスのイスラエルに対する攻撃は極悪非道だったというだけでなく、非道中の非道だった」とした上で、「だが私は心の奥底で、イスラエルの対応と、米国がその対応を支持していること、そして占領の現状は、イスラエルとパレスチナの双方の人々の一層深い苦しみを招くと考えている。長期的には米国の国益にもならない」と記
【10月9日 AFP】イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)との武力衝突は、世界的に影響を及ぼしている。各国の反応をまとめた。 ■英国 英ロンドン警視庁(Metropolitan Police Service)は8日、市内のパトロール強化を発表。SNSで、「イスラエルとガザ地区で続いている衝突絡みの事件が相次いでいる」と明らかにした。 スエラ・ブレーバーマン(Suella Braverman)内相はX(旧ツイッター)で、国内における「反ユダヤ主義やテロ賛美は一切容認しない」として、「ハマスをはじめとするテロ組織や、ユダヤ系英国人に脅威を与える試みを支持した場合、警察が徹底的に取り締まる」と警告した。 ■米国 ニューヨーク、カリフォルニア州ロサンゼルス、フロリダ州マイアミ、テキサス州ヒューストン(Houston)など
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(2023年10月28日撮影)。(c)Abir SULTAN / POOL / AFP 【11月7日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は6日、イスラム組織ハマス(Hamas)の掃討作戦が終了した後、同国がパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の治安に関する「全責任」を無期限に負う考えを示した。 ネタニヤフ氏は米ABCニュースのインタビューで、「イスラエルは無期限で(ガザの)治安の全責任を負う」と語った。その上で、「わが国が治安の責任を持たなければ、想像を絶する規模でハマスによるテロが起きることになる」と述べた。 ガザ保健当局は同日、今回の紛争に伴う死者は1万人を超え、このうち4000人以上が子どもだと発表した。 ネタニヤフ氏はそれについて、数字には戦闘員「数千人」が含まれている可能性が高い
エルサレム(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区で撮影されたとみられる複数の画像が7日、ソーシャルメディア上に拡散した。画像には、イスラエル軍に拘束された大勢の男性たちが下着のみの姿となって地面にひざまずく様子が写っている。男性らは目隠しをされている。軍用車両の荷台に大人数が押し込められた画像も出回っている。 拘束の正確な状況や日付は不明だが、一部の拘束者の身元は同僚や家族によって確認されている。 少なくとも一部の男性らは民間人で、知られる限り武装組織とは関係がない。CNNと彼らの親類の一人との会話で明らかになった。また彼らの雇用者の一人も同様の内容を声明で述べた。 一件の拘束に関して画像を投稿した人権団体は7日、ウェブサイト上で「イスラエル軍がパレスチナ人の民間人数十人を拘束し、厳しく虐待している」と主張した。 同団体に入った報告によれば、イスラエル軍は無作為かつ恣意(しい)的な拘束活動を
イスラム組織ハマスによる大規模な攻撃への報復作戦を進めるイスラエルは9日、ハマスが実効支配するパレスチナのガザ地区への空爆を続けるとともに「完全に包囲する」として圧力を強めています。さらにイスラエル軍は過去50年で最大規模の30万人の予備役を動員したと発表し、今後どこまで軍事作戦を拡大させるのかが焦点となっています。 イスラエル軍は、パレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが7日、ロケット弾の発射やイスラエルへの大規模な越境攻撃を行った報復として9日もガザ地区に激しい空爆を行っています。 イスラエルメディアによりますと、これまでにイスラエル側で少なくとも900人が死亡し、およそ2400人がけがをしたということです。 一方、ガザ地区の保健当局は9日、イスラエル軍の攻撃によりこれまでに560人が死亡し、2900人以上がけがをしたとしていて、双方の死者はあわせて1400人以
イスラエルのガザへの陸上侵攻を前に、とりあえず、インタビュー風に解説してみました。 ■2023年10月7日にハマスがイスラエルに対して、陸、海、空からの複合攻撃をかけかけました。3500発から5000発のロケット弾攻撃、壁を打ち破っての、イスラエル支配地域への侵入と破壊、人質の確保など、量質ともに、かつてない規模の奇襲攻撃を行いました。このハマスの攻撃の理由と目的は? 一番の理由は、ハマスが自分で言っているように、エルサレムの聖地、アルアクサ・モスクがイスラエル人に汚されてきたことへの怒り、それから、ヨルダン川西岸地区におけるパレスチナ人に対する人権を無視したイスラエル側の行動、そして、ガザの封鎖が続いているという状況、こうした状況に対する怒りが爆発したと見ています。 この点が、日本で十分に報道されてこなかったので、唐突感を覚えておられる方が多いようです。ガザは、いつか爆発すると予想してい
独ベルリンのブランデンブルク門前で行われたイスラエルへの連帯デモ(2023年10月22日撮影)。(c)John MACDOUGALL / AFP 【1月13日 AFP】ドイツ政府は12日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で「ジェノサイド(集団殺害)」を行っているとして南アフリカが国際司法裁判所(ICJ)に提訴した件で、南ア側の主張を強く否定した。 南アは、イスラエルが集団殺害罪の防止および処罰に関する条約(ジェノサイド条約)に違反したとしてICJに提訴。現在、審理が行われている。 ドイツ政府のシュテッフェン・ヘベシュトライト(Steffen Hebestreit)報道官は声明で、イスラエルは昨年10月7日にイスラム組織ハマス(Hamas)による「非人道的な」攻撃を受け、「自衛している」にすぎないと主張。 さらに、ドイツ政府は自国の歴史と第2次世界大戦(World
イスラエル軍の爆撃で損壊したパレスチナ自治区ガザ地区ハンユニスのナセル病院(2023年12月17日撮影)。(c)STRINGER / AFP 【12月18日 AFP】世界保健機関(WHO)は17日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)最大のシファ(Al-Shifa)病院の救急外来部門は「血の海」のような状態で、病院自体の「蘇生が必要」との認識を示した。 WHOなど国連(UN)機関のチームは16日、ガザ北部の同病院に医療品を届けることに成功した。 WHOは「チームによれば、救急外来は『血の海』と化しており、数百人の負傷者を抱えている上に新たな患者が続々到着している」「外傷患者は床で縫合処置を受け、麻酔は受けられない状態だ」と報告。 少人数のスタッフが最低限の対応をしているのみで、手術が必要な重体患者はアハリ・アラブ(Ahli Arab)病院に移送されている。人工透析は1日30人ま
2023年11月5日 パレスチナBDS民族評議会(BNC) 以下は、私たちが対象としている消費者ボイコット、資本引き上げ、圧力キャンペーンの詳細ガイドです。私たちの影響を最大化するため、情報拡散にご協力ください! 世界的なボイコット、資本引き上げ、制裁(BDS)運動を主導するパレスチナ社会最大の連合体であるパレスチナBDS民族評議会(BNC)は、ボイコットと資本引き上げキャンペーンを強化させることで、イスラエルによるガザでのジェノサイド(大量虐殺)を阻止しようとする私たちの緊急の闘いに意義ある連帯を表明した世界中の活動家、組織、団体に敬意を表します。大量虐殺に加担しているイスラエルや多国籍企業に対するボイコットの拡大は、戦略的に行えば効果的です。 イスラエルの大量虐殺政権に対するすべての国家、企業、組織の加担を終わらせることは、これまで以上に急務です。私たちの生命と生活は、文字通りそれにか
イスラエル国内にはムスリムも18%いて、軍もムスリムの兵士が存在して、ユダヤ教徒の兵士と共闘している。今回のハマスによる大規模な軍事攻撃に対しても、それは変わらない。 「ムスリム全体とイスラエルが対立していて、ムスリムの中には誰もイスラエルの側に立つ者が存在しない」かのような論調の日本国内の報道は、単なるプロパガンダに過ぎない。 彼らイスラエル国民であるムスリムたちが何故、周辺のムスリム国家ではなく、イスラエルを帰属すべき国家として選択したのか、その理由はハッキリしている。 他のムスリム国家では与えられることの無い自由を、イスラエル国内のムスリムは与えられているから。 他のムスリム国家でならば、宗教上の罪として処刑の対象になりかねない行動も、イスラエル国内にいれば可能だから。 イスラエルの側に立ってユダヤ教徒と共に闘うムスリムは存在しても、ハマスの側に立って共に闘うユダヤ教徒は存在しない。
【11月5日 AFP】北アイルランドは中東から遠く離れているが、街中では、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で現在起きている紛争の投影が認められる。 親アイルランド派の地区と親英派の地区。それぞれパレスチナの旗とイスラエルの国旗が掲げられていた。1998年の北アイルランド和平合意を受け暴力行為はおおむね終息したにもかかわらず、日常生活になお影を落とす自分たちの紛争と対立の歴史に、パレスチナ、イスラエル間の対立を重ね合わせているのだ。 旗の数は増えつつある。パレスチナもしくはイスラエルいずれかへの支持を表明する壁画やグラフィティも登場した。どちらを支持するかは、北アイルランド内での対立の構図に沿ったものとなっている。 ■パレスチナへの共感 ベルファスト西部の親アイルランド地区中心にあるフォールズロード(Falls Road)。カトリック過激派、アイルランド共和軍(I
イスラエルからの避難民との会合に参加したベアボック独外相=8日/Michael Kappeler/picture-alliance/dpa/AP (CNN) パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区でイスラエル人の入植者による暴力が増加していることを受け、ドイツのベアボック外相は、ヨルダン川西岸地区でのパレスチナ人に対する暴力を非難した。 ベアボック氏は8日、訪問先のヨルダン川西岸地区で、記者団に対し、「ここに合法的に住んでいる人々が違法に攻撃されている場合、法の支配の実施と執行はイスラエル政府の責任だ」と述べた。 ヨルダン川西岸地区ラマラのパレスチナ保健省によれば、昨年10月7日以降、ヨルダン川西岸地区では、少なくとも340人のパレスチナ人がイスラエル人の入植者や兵士によって殺害された。 国連人道問題調整事務所(OCHA)は先月、2023年は、記録を開始した05年以降で、ヨルダン川西岸地区でパ
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