熊本県で3日午前、フェリーが桟橋に衝突する事故が起きました。フェリーと桟橋をつなぐブリッジは、いたるところで破損し、桟橋の柱には傷も…。事故当時、フェリーにいた乗客が、事故当時の様子を語りました。 ◇ 熊本・天草市の御所浦港にとまっているフェリー。その先にある桟橋の赤い柱をみてみると、傷ができています。そして、フェリーと桟橋をつなぐブリッジは、いたるところが破損していました。 3日午前9時前、「フェリーごしょうら」が桟橋の柱に衝突する事故を起こしたのです。 事故を起こしたフェリーの乗客 「『つかまってください!』って大きい声で言われて、そのまま(桟橋の)柱にドンとぶつかった感じで。そのままバックして、今度は後ろの堤防にあたったというところで」 速度を落としながら着岸しようとしたフェリー。しかし、その際、船首の右側が桟橋の柱に衝突、その衝撃で今度は、150メートルほど離れた堤防にぶつかったと