日本マイクロソフトは2021年3月2日、長崎大学および五島中央病院、長崎県、長崎県五島市と、「次世代オンライン遠隔医療システム」の開発、運用などで連携すると発表した。 長崎大学は、日本マイクロソフトらと協定を結び、関節リウマチ患者を対象とした遠隔診療の実用化に向けてMixed Reality(MR:複合現実)技術を活用した長崎大学関節リウマチ遠隔医療システム「NURAS」(Nagasaki University Rheumatoid Arthritis remote medical System=ニューラス)を開発した。専門医過疎地域である離島やへき地などの患者が、リウマチ専門医による高い精度の遠隔医療を受けることが可能になる。 長崎大学病院と五島中央病院において実証実験も開始した。実証実験で得たノウハウや経験を広く共有し、他の疾患でも活用可能にすることで、患者の通院リスクや移動を減らし、