ロシア、シベリアの永久凍土の奥深くから、氷河時代(更新世)を生きた2頭のホラアナライオンの子どもの死骸が見つかった。 そのうちの1頭は今にも目を覚ましそうなほど保存状態は完璧で、毛皮は泥で固まっているものの、それ以外に損傷はなくヒゲまでちゃんと残っていた。 今回新たに行われた研究で、2頭の関係や、大昔に絶滅してしまったこの種が、雪に覆われた厳寒の北の大地で、当時どのように寒さをしのいでいたのかが明らかとなった。
3,000年前のエジプトのミイラの声が再現されました。 イギリスのデイビッド・ハワードさんたちの研究チームはCTスキャンでミイラの声帯の形を解析。 3Dプリンタで声帯を作り声を再現しました。 それでは古代エジプトのミイラの声をお聞きください。 引用元: D. M. Howard, J. Schofield, J. Fletcher, K. Baxter, G. R. Iball & S. A. Buckley, Synthesis of a Vocal Sound from the 3,000 year old Mummy, Nesyamun ‘True of Voice’ https://www.nature.com/articles/s41598-019-56316-y #ミイラ#研究#歴史#論文#エジプト ◆「ワールドビジネスサテライト」「ガイアの夜明け」などが見放題! 「テ
Cover Story:ミイラの作り方:古代エジプトの作業場から明らかになった死体防腐処理のレシピ 2023年2月9日 Nature 614, 7947 地下の作業場で死体の防腐処理を行う古代エジプト人(想像図)。 | 拡大する © Nikola Nevenov 表紙は、エジプトのサッカラ地域で古代エジプト人のミイラ化した遺骸を収めるのに使われていた木棺である。ミイラの存在はよく知られているが、古代の死体防腐処理者が実践した方法の詳細は、まだよく分かっていない。今回M RageotとP Stockhammerたちは、年代が紀元前664〜525年とされるサッカラの防腐作業場の遺物を利用して、そのプロセスの詳細の多くを明らかにしている。彼らは、作業場で見つかった31点の土器を分析した。その結果、器の残留物の生化学的分析と多くの器を特徴付ける「頭に塗る」などの刻印された文字を組み合わせることで、
アメリカのボストン·ローガン国際空港で、乗客の手荷物から4体のミイラ化したサルが見つかった。その乗客は係官に、「魚の干物(dried fish)」だと申告していたそうだ。 警察犬が臭いに反応 これは、2月8日に、ローガン空港のセキュリティチェックであった出来事。乗客の手荷物検査に携わっていたBuddeyという名の警察犬が、バッグの中のミイラ化したサルを嗅ぎつけた。そのバッグは、コンゴ民主共和国からアメリカに帰国した乗客のものだった。 アメリカ合衆国税関・国境取締局によれば、係官がバッグの中身について尋ねたところ、乗客は「魚の干物」と答え、X線検査でも映ったものは魚の干物に見えたとのこと。しかし、実際にバッグを開けてみると、中から出てきたのは4匹のサルの乾燥した死体だった。 U.S. Customs and Border Protection 野生動物の肉は輸入禁止 生か、生に近い野生動物の
キツネのミイラがあるという神社に行ってきました。 そこは東京都杉並区松庵にある西高井戸松庵稲荷神社(にしたかいど しょうあん いなりじんじゃ)です。 こちらが西高井戸松庵稲荷神社の入口です。道路沿いです。 石鳥居の奥に朱色の鳥居があり、その先に社殿が見えます。 赤い鳥居の両側には、狛犬ならぬ きつねがいます。 (キツネのミイラを祀る祠で何かを感じた!!) 現在、キツネのミイラは最初の鳥居をくぐって左手にある「ほこら」(1961年・昭和36年に建立)に安置されています。 ミイラは前足を口にくわえた状態のまま真綿の上に置かれているそうですが、 ミイラは非公開で見ることはできませんでした。 ごめんなさい、おっさんは、このキツネのミイラが祀られている「ほこら」から独特の何かの雰囲気を感じたため、近づいて写真を撮ることをためらいました。 そのため、肝心のこの「ほこら」の写真はここだけです。お許しくだ
女王のペットだったガゼルは、王家の一員として、人間と同じように手厚くミイラにされた。上質の布にくるまれ、木製の棺に納められたこの動物は、紀元前945年ごろ、主人の亡骸とともに埋葬された。(Photograph by Richard Barnes, Nat Geo Image Collection) 丁寧に保存された猟犬のミイラ。巻かれていた布はずっと昔に取れてしまった。おそらくファラオの飼い犬で、「ぜいたくな食事を与えられ、優雅に暮らしていたのだろう」とエジプト学者のサリマ・イクラム氏は言う。死後、「王家の谷」に特別に用意された墓に埋葬された。(Photograph by Richard Barnes, Nat Geo Image Collection) 供え物として埋葬されたミイラには多くの種類があるが、このワニのミイラは偽物。中には何も入っていない。(Photograph by Ric
数年前、ユニバーサル映画の「ダーク・ユニバース」という壮大なプロジェクトに、映画ファンの心は躍った。マーヴェル・シネマティック・ユニバースやDCエクステンデッド・ユニバースのように、アメコミヒーローの「ユニバース」が成功を収めるなか、ドラキュラやフランケンシュタイン、半魚人など、ユニバーサル映画が誇る歴代のモンスターキャラを主人公にした映画を、現代のテクノロジー、スターのキャストでリブートし、やがては各キャラがクロスオーバーするモンスター版の『アベンジャーズ』のような映画も生まれる……。そんな期待の下、第1弾としてトム・クルーズ主演で『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』が公開されたのは、2017年。 「マミー」とは「ミイラ」のこと。1932年の『ミイラ再生』をリブートしたこの作品は、残念ながら評価、興行収入ともに惨敗。映画批評サイト、ロッテントマトでは批評家16%という低支持で、「トム・クル
複数のミイラ化したワニを発見 その研究を行ったのは、スペインのJaén大学のエジプト学者、アレハンドロ・ヒメネス・セラーノ氏が率いる研究チームだ。 彼らは2018年、ナイル川西岸にあるQubbat al-Hawa遺跡で、ビザンチン時代のゴミ捨て場の下から7つの小さな人間の墓を見つけたという。 やがて、そのうちの1つの墓から、複数のミイラ化したワニを発見。今年の1月18日には、学術誌「PLOS ONE」において、その研究結果が発表された。 #sciencenews🐊Egyptian tomb with ten (!) #crocodile #mummies discovered by archeologists from @ujaen and studied by @RBINSmuseum‘s researchers. The crocodiles may have been used d
もしも、単なる普通のおっさんが、 カッパの手のミイラの御神輿を担いだことがある・・ そんな人だったら・・・あなたはどう思いますか・・ カッパの手のミイラを神輿で担いだ、 世の中でそんな経験をした人はそういないと思います。 その男こそが、私です!! (福岡県久留米市を流れる筑後川) おっさんは福岡県久留米市で生まれ育ちました。 久留米市には筑紫次郎の別名を持つ筑後川が流れます。 そして川沿いには全国にある水天宮の総本宮である久留米水天宮があります。 水天宮に関しては下をクリックして御覧下さい↓ (筑後川はカッパで有名) この筑後川は、カッパでも有名です。 地元では、以下の3つのカッパの話が伝わっています。 (1)水天宮と九千坊河童 九千坊河童(くせんぼうかっぱ)というカッパがいて、その一族は九千匹もいたとされます。 もとは熊本に棲んでいましたが、その傍若無人ぶりで加藤清正に追い出されます。
ツイ鳥「ジョージ=コクム」(森に入ったのですが怪物もおらず、ツイ鳥だけがいました。赤字貿易経営者! @_596_ 解剖学の研究レポート見てたから、 現代にもつながりそうな話出てきたので、 せっかくなので、ちょっと解説。 オーストリアの由緒あるお屋敷の地下室から、 400年前に亡くなった赤ちゃんの ミイラが発見されました。 これがキレイな保存状態で。 謎に包まれたこの幼児は、一体誰なのでしょうか? どんな人生を送り、何が原因で 亡くなったのでしょうか? 伯爵家だけあって、 遺体は上質なシルクのコートに包まれ、 「質素な木棺」に安置されていました。 ミイラの状態は非常に良好で、 内臓なども残っていたのです。 他の伯爵家の人々は豪華な金属製の 棺に収められていたのに、 この子だけが質素な棺に 埋葬されていたのはなぜでしょうか? ミイラに隠された数々の謎を解き明かすべく、 ドイツのボーフム大学を中
米ノースダコタ州のGeological Survey(NDGS)が17日、今から約6700万年前に生息していた草食恐竜「エドモントサウルス」の右手首と思われるミイラ化石を初公開。 ひづめのような爪や皮膚が残る極めて珍しいものだ。 ツイッターより Many of you may have seen this image spread across social media last night. This is indeed a portion of "Dakota" the Dinomummy, which is part of the North Dakota State Fossil Collection. We are currently working on cleaning this specimen for a new exhibit to open Feb 2020. 1/x
河川敷にテント、中にミイラ化した20代くらいの男性 「数日前からテント張ってた」 1 名前:少考さん ★:2021/12/14(火) 22:30:50.47 ID:94Aw5fO+9 14日午前10時20分ごろ、尼崎市東初島町の河川敷で、テントの中で男性があおむけに倒れて亡くなっているのを県警尼崎南署の署員が見つけた。通行人が「数日前からテントが張ってある」と同署に届け、署員が赴いて確認した。 同署によると、男性は20代ぐらいで、黒の長袖Tシャツにジーパン姿。キャンプなどで使う1〜2人用のテントの中に倒れており、目立った外傷や着衣の乱れはなかった。 ミイラ化が進んでおり、死後10日ほどたっているとみられる。同署が身元や死因を調べている。 https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202112/0014915149.shtml 3: ニューノーマルの名無しさん
2019年4月13日、エジプトのカイロ南部にあるサッカラ遺跡で、古代エジプトの貴族クウイの墓を発見したエジプト調査団団長モハメド・ムジャヒド(Mohamed Mujahid)(左)が墓の内部の壁を調査している。 高度な技術で防腐処理が施されたエジプトのミイラは、当初考えられていたよりもはるかに古いものかもしれないという。 【全画像をみる】ファラオの埋葬地で発見されたミイラ、古代の歴史を覆すものだった この発見は、高度なミイラ作りの技術がこれまで考えられていたよりも1000年早く使われていたことを示している。 専門家によると、この発見は「ミイラ作りの進化についての我々の理解を覆す可能性がある」という。 古代エジプトのミイラの新しい分析結果で、これまで考えられていたより1000年も早く、高度なミイラ化技術が使われていたことがわかり、これまで考えられていた古代エジプトの葬儀の歴史が塗り替えられそ
タトゥーが描かれた族長のミイラ。500年以上前に現代のフィリピン、ベンゲット州で死んだこの男性のミイラは、「アポ・アンヌ」と名付けられた。この地域では、戦いに勝利するとタトゥーを入れる権利を得ていたと考えられている。(GUNTHER DEICHMANN) 「タトゥー(入れ墨)」という言葉は、18世紀に英国人のジェームス・クック船長によってポリネシアから英国に持ち込まれた。クック船長の記録によると、タヒチには体に墨を入れる風習があり、現地の人々はこれを「タタウ」と呼んでいたという。しかし、タトゥーの風習自体は、この時代のはるか前から存在している。その証拠は、現存する多数のミイラに見ることができる。人類とタトゥーの長くて深い付き合いを振り返ってみよう。 ギャラリー:ミイラで知るタトゥーの長くて深い歴史 写真6点 古代西ヨーロッパ、アイスマン 世界最古のタトゥーの証拠は、ヨーロッパで最も有名な凍
こちらは、イスラエルにあるハイファ国立海洋博物館に50年もの間、保管され続けている2体の石棺です。 1つは冥界の神オシリスの形に、もう1つは天空の神ホルスの形に彫刻されており、中には「人の心臓のミイラが入っている」と言われていました。 ところが、新たに行われた調査の結果、それぞれ全く違うミイラが入っていたことが判明しています。 研究員によると、オシリス型の石棺には、穀物と泥を混ぜた「穀物ミイラ」が、ホルス型の石棺には、ハヤブサと思しき「鳥のミイラ」が保存されていたとのことです。 中身が「心臓」ではありえない理由とは?同博物館は、ここ数年間、所蔵されているコレクションを精査し、それぞれ最善の保存方法を決める作業を続けていました。 その中で、出くわしたのが2体の小さな石棺です。 しかし、館内に石棺の中身を知っている人はおらず、残された記録にも「人の心臓が入っている」とあるだけでした。 同博物館
上野・国立科学博物館で11月2日から特別展「ミイラ『永遠の命』を求めて」が開催されるのを前に、スペシャルサポーターを務めるビートたけしさんが内覧会に出席しました。展示される43体のミイラの中には“ネコのミイラ”も……! 特別展「ミイラ『永遠の命』を求めて」 南北アメリカ、古代エジプト、ヨーロッパ、オセアニア、日本と、世界から43体のミイラが展示される特別展「ミイラ『永遠の命』を求めて」では、最新の研究に基づいて謎に包まれたミイラの文化的・学術的な価値、そして多様な死生観や身体感を展示物を通して紹介しています。 頭蓋骨にカラフルなお花が彩色された「アンナの頭骨」をはじめ、真言宗で修業を積み、高僧の即身仏となった「弘智法印 宥貞(こうちほういん ゆうてい)」、1904年にオランダで発見され、日本初公開となる謎多き2体のミイラ「ウォーリンゲメン」など各国の珍しいミイラが一堂に会しています。 編集
エジプトの妊婦のミイラのX線画像。ワルシャワ・マミー・プロジェクト提供(2015年撮影、2021年4月29日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】ポーランドの研究チームは29日、首都ワルシャワの国立博物館(National Museum)が所蔵してきた約2000年前のミイラを分析した結果、妊婦であることを確認したと発表した。エジプトの妊婦のミイラが確認されるのは世界で初めて。 【関連写真】エジプトの妊婦のミイラのX線写真 「ワルシャワ・マミー・プロジェクト(Warsaw Mummy Project)」の研究者らによると、妊婦の年齢は20~30歳で、妊娠26~30週目とみられる。 同プロジェクトに参加するポーランド科学アカデミー(Polish Academy of Sciences)のボイチェフ・エスモント(Wojciech Ejsmond)氏は、「ミイラ製作の過程で、
<全身を泥で覆われた約3200年前の古代エジプトのミイラを、豪マッコーリー大学の研究チームが発見した......> 豪マッコーリー大学の研究チームは、全身を泥で覆われた約3200年前の古代エジプトのミイラを初めて発見した。 26〜35歳の女性とみられるこのミイラは亜麻布で巻かれた後、砂や泥、藁からなる混合物で全身を覆われ、さらに亜麻布で包まれていた。 紀元前1207年頃にミイラ化された 新王国時代後期から第21王朝にわたる紀元前1294〜945年のミイラでは樹脂で覆われたものがいくつか確認されているが、泥に覆われたミイラが文献に記録されるのは、この研究チームが2021年2月3日にオープンアクセスジャーナル「プロスワン」で発表した研究論文が初となる。 このミイラは、豪州の政治家チャールズ・ニコルソン卿が1857年にエジプトから棺とともに豪州に持ち帰り、1860年にシドニー大学に寄贈したものだ
「古代エジプト展」が東京で開催される予定です。 ちょうど今東京も「マンボウ」の適用とかで揺れているので確定ではありませんが、予定では、2021年4月16日(金)~6月27日(日)の日程での開催となっています。 ちょうどこのブログでも「ファラオの呪い?」という内容のニュースカテゴリー記事を書いたばかりです。 ↓ ファラオの呪い?の記事はこちら www.narutabi.com このエジプト展はオランダのライデン国立古代博物館所蔵の250点ほどの古代コレクションです。 ちょっと自分的には、勝手にタイムリーなので観にいけたらいいなと思っています。(笑) それに、大ヒット映画「花束みたいな恋をした」の絹ちゃんも、「ミイラ展」でテンション上がっていましたね(#^^#) 今回のエジプト展の目玉は「10数点ほどのミイラの棺」を立体展示するところだと思います。 立体っていうのは立てての展示をするということ
ペルー・リマで公開された「地球外生命体」のミイラとされるもののエックス線画像。同国の文化省などは偽物だと結論付けた(2024年1月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】ペルー文化省などはこのほど、同国南部で発見された「地球外生命体」のミイラとされるものについて、偽物との見解を明らかにした。 【写真12枚】「地球外生命体」のミイラとされるもの 首都リマで行われた記者会見では、3か月に及ぶ調査で検察がまとめた法医学報告書が示されたほか、ミイラの一部とされるもののエックス線画像なども提示され、法医学専門家が説明を行った。 問題のミイラとされるもの2体は昨年9月、「人類ではない」生物の遺体としてメキシコ議会で公開された。メキシコのジャーナリスト、ハイメ・マウサン(Jaime Maussan)氏が2017年に発見したとされていた。 文化省はこの2体について、ナスカ(Naz
ここは、エジプトの砂漠でしょ〜か? 一体、何を食ったら、 こんなにお腹を壊すんだろうかというくらい、 お腹を下していて、 体内、あまりの水不足で、 ミイラになりかけている本日。。。 LINEには、和の国から優雅な写真が届く。 今の時期、 満開に咲き誇る藤の花。 こういうものを見ると、 日本に生まれてよかったと思う。 明日には、 日本に無事帰ってこれるでしょ〜か? 帰ってこれたら、 藤の花のような紫を染めてみよう、 とミイラは考えております。 では、本日はこれにて。 -------------------------------------------- ❤︎気学鑑定のご依頼は、お気軽にまずはご質問から❤︎︎ https://www.kobo-026.com ❤︎『吉日に染色した織物』の販売はこちら︎❤︎︎ http://shop.iichi.com/yuiotowa.
by Egyptian antiquities ministry エジプト北部にあるプトレマイオス朝時代の神殿跡「タップ・オシリス・マグナ神殿」の発掘調査を行う考古学チームが、岩を切った墓の中から16体のミイラを発見したと発表しました。そのうち1体のミイラは通常の舌の代わりに「黄金で作られた舌」を持っていたとのことです。 Mummy with a gold tongue found in Egypt | Live Science https://www.livescience.com/mummy-with-gold-tongue-discovered.html 2,000-year-old mummy found in Egypt has a gold tongue to speak to the god of dead in the afterlife | Daily Mail Onli
古代人にも動脈硬化、ミイラの調査で判明 心臓病といえば現代生活の副産物だと思われがちだ。しかし、4,000年以上に及ぶ7つの異なる文化圏の成人のミイラのCT画像を調査した結果、3分の1以上のミイラに動脈硬化の痕跡が見つかり、心臓病が何世紀にもわたって人類を苦しめてきた疾患であることが明らかになった。 米セントルークス・ミッドアメリカ心臓研究所のRandall Thompson氏らによるこの研究結果は、「European Heart Journal」に5月28日掲載された。 この研究では、世界中の成人のミイラのCT画像データを用いて、動脈硬化の有無を調べた。動脈硬化は、動脈と予測される場所にカルシウムの沈着が見られる場合を「ほぼ確実な動脈硬化」、識別可能な動脈の壁にカルシウムの沈着が見られる場合を「確実な動脈硬化」と見なした。 調査対象のミイラは、古代エジプト人(161体)、低地の古代ペルー
1999年11月に千葉県成田市のホテルで発生した“ミイラ事件”を覚えているだろうか。発生直後に「ライフスペース」(SPGF)という団体の創設者・高橋弘二が記者会見し、「定説」「サイババの勝手なんです」などの迷言を残したあの事件だ。 高橋はインドのサイババの弟子を勝手に名乗り、病人の頭を叩いてエネルギーを注入する“シャクティパット”で病気を治せると吹聴していた。 病気で入院中だった男性を信者が連れ出して成田のホテルで“治療”したが死亡。それでも「生きている」と言い張って、ミイラ化するまでシャクティパットを続けたのだ。 ライフスペースは宗教と関係ない団体で、もともとは参加費数十万円の自己啓発セミナーを開催していた。バブル崩壊後に経営が傾き、高橋が教祖化。病気直しや予言の能力を持つグル(宗教指導者)を自称し、セミナーで数百万円もの料金を取るようになった。95年には高温の風呂に入る修行で学生信者が
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