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ミステリの検索結果1 - 32 件 / 32件

  • ニューヨークタイムズによる「21世紀のベスト本100冊」が発表。 - 世界のねじを巻くブログ

    2000年以降の小説ランキング NewYork Timesが、数百人の小説家、学者、編集者、ジャーナリスト、評論家、出版社、詩人、翻訳家、書店員、図書館員、などあらゆるジャンルの著名人にアンケートを募り、21世紀のベスト小説100を作成。 ランキングの集計の仕方も面白く、 それぞれに「何がベストなのか?」の定義を聞いたり、 ランダムに2冊選び、各々にコメントを求めたりしたとのこと。 あのスティーブン・キングも選定者として参加。 www.nejimakiblog.com ・The 100 Best Books of the 21st Century (※下記リンクより全文読めます) www.nytimes.com 読んだことある・読んでいる途中の作品 掃除婦のための手引書 / ルシア・ベルリン(79位) 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集 (講談社文庫 へ 11-1) 作者:

      ニューヨークタイムズによる「21世紀のベスト本100冊」が発表。 - 世界のねじを巻くブログ
    • 冬や寒いシーンが登場する作品おしえて

      夏が苦手なので現実逃避したい。ジャンルは問わず、小説でも漫画でも写真集でもゲームでも。 今までに触れたものは ・さよ(ゲーム) ・That Which Gave Chase(ゲーム) ・ゼルダブレワイ、ティアキン(雪を踏む音が最高!) ・極北の動物誌(自然文学らしい) ・闇の左手(小説) ・人間たちの話(小説) ・悠久の時を旅する(写真・エッセイ集) ・極北に駆ける(旅行記?) ・北欧貴族と猛禽嫁の雪国狩り暮らし(漫画で読んだ。完結してしまい寂しい) ・ホテル・メッツァぺウラへようこそ(漫画) ・破戒(小説) ・氷(小説) とか。 【追記と返信】 予想以上の量で来年の夏も越せる気がしてきました。 いただいた返信を読んでいるうちに「寒いシーンというより、寒い環境下にある生物の話」を求めていることに気づきました。また、映像作品は普段まったく触れないので宝の山でした。ありがとうございます。 「八

        冬や寒いシーンが登場する作品おしえて
      • 狙撃手で有名なキャラクター

        狙撃手といえば? 自分→ワールドトリガーの東さん 子供たち→ゴールデンカムイの尾形か名探偵コナンの赤井さん 父親→ゴルゴ13 あと意外と思いつかない 狙撃手でキャラ立ててストーリー作るの難しいんだろうねってなった

          狙撃手で有名なキャラクター
        • 最近のラノベ界隈が気持ち悪い(追記)

          最近のラノベ(オタクコンテンツ)がどうにも気持ち悪くて受け入れられない 偏見 〈追記①〉 タイトルに『気持ち悪い』って書いてるようにただの個人的主観と愚痴です偏見にまみれてます ラノベ好きな方はこんな匿名サイトに書く奴の意見なんて気にしないで好きでいてくださいこんな日記読まなくて良いよ帰って!! どこかに発散したくてぶつけたくてtwitterみたいな文字制限なく匿名でぶちまけられる場を見つけたから夜中に勢いで書いた文章です ①→自分の個人的主観、偏見 ②→自分の個人的主観、偏見 ③→自分に実際に起きた出来事、それに対する個人的主観 ①タイトルに欲望を出しすぎ(例に出すタイトルは既刊のラノベタイトルやなろうサイトのタイトルからひっぱってきたり言葉変えたりしたもの) 例1: 『〇〇生活~悪役令嬢に転生したけど何故かイケメン王子に溺愛されています!?~』いや欲望出しすぎ イケメンだけでは物足りず

            最近のラノベ界隈が気持ち悪い(追記)
          • 「ひどくて凄い。こんな怖い小説があるか」人気ミステリ作家が大熱論。必読の清張短編ベスト10 | 文春オンライン

            『点と線』や『ゼロの焦点』『砂の器』といった長編推理小説によって国民的作家の地位を築いた松本清張は、もちろん短編も名作の宝庫。数百作に及ぶ清張短編の中からミステリ界の旗手二人が各々のベストを厳選、その魅力について縦横無尽に語り合った。 北村 今回は私と有栖川さんが持ち寄った、それぞれのベスト5を中心に、非常に豊かな宝の森、松本清張の短編について語り合いたいと思います。清張先生の短編は質量共にさすがで、アンソロジーも多数編まれています。それらの収録回数ベスト3の作品では、すでに語り尽くされている「張込み」と「顔」が同率トップという結果になりました。 有栖川 両方とも、「或る『小倉日記』伝」などで歴史小説的な作風を見せていた松本清張が、推理作家としての存在感を示し始めた初期の作品ですね。 北村 多彩な清張短編だからこそ、何を選ぶかに編者の個性が出ますね。佐野洋・五木寛之選のアンソロジー(『短編

              「ひどくて凄い。こんな怖い小説があるか」人気ミステリ作家が大熱論。必読の清張短編ベスト10 | 文春オンライン
            • ハヤカワのAmazonセールに合わせ、海外から国内、SFからミステリに至る傑作を一覧紹介してみた。 - Something Orange

              ハヤカワの傑作小説を紹介するよ。 ●海外SF グレッグ・イーガン『順列都市(上)(下)』 グレッグ・イーガン『ディアスポラ』 グレッグ・イーガン『しあわせの理由』 アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)(下)』 オーソン・スコット・カード『エンダーのゲーム』 ウィリアム・ギブスン『クローム襲撃』 アーサー・C・クラーク『宇宙のランデヴー』 アーサー・C・クラーク『太陽系最後の日』 ニール・スティーヴンスン『スノウ・クラッシュ(上)(下)』 コードウェイナー・スミス『スキャナーに生きがいはない』 ダン・シモンズ『ハイペリオン』 フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 テッド・チャン『あなたの人生の物語』 ロバート・A・ハインライン『夏への扉』 ロバート・A・ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』 レイ・ブラッドベリ『火星年代記』 グレッグ・ベア『鏖戦/

                ハヤカワのAmazonセールに合わせ、海外から国内、SFからミステリに至る傑作を一覧紹介してみた。 - Something Orange
              • SF小説って読み通すのに労力がいるよね - 基本読書

                qianchong.hatenablog.com こんな記事を読んだ。記事内で当ブログに言及していただいており通知が飛んできたので読んだのだけれども、内容的には「SF映画やAIや技術系の本も大好きなのに、SF小説は最後まで読み通せないものが多い」ということで、なぜなのだろう、老いなのだろうか、と疑問を呈している。率直な感覚が綴られた、良い記事だ。 SFって読み通すのに労力がいるよね SF小説を読んでいる方の人間である僕にとっても「わかる」と頷くところが多い記事だった。SF小説って、ブログ筆者の方も次のように書いているけれど(『SF小説というものは、類まれなる想像力でこれまでに我々が見たことも聞いたこともないような世界を紡ぎ出すところがその真骨頂だと思います。でもおそらく私は、その想像力が紡ぎ出す世界に自らの想像力が追いついていかないのでしょう。』)、想像力が追いつくかどうか以前に「読むのに

                  SF小説って読み通すのに労力がいるよね - 基本読書
                • 『このホラーがすごい!2024』の国内編1位と海外編1位が面白かったので、私のお薦めを紹介する

                  ホラーのプロが選んだ「本当に怖いベスト20」が紹介されている。 ホラーのプロとは、ホラー作家だったり編集者だったり、海外ホラーの翻訳家だったりホラー大好きな書店員だったりする。ベスト20のラインナップを見る限り、相当の目利きであることが分かる。 これがtwitterの人気投票だと、どうしても「売れてるホラー」に偏る。ベストセラーとは普段読まない人が買うからベストセラーになるのだから仕方がないのだが、どこかで見たリストになってしまう。 「売れてる」要素も押さえつつ、なぜそれが怖いのか、どうしてそれが「いま」なのかといった切り口も併せて説明しているので、流行に疎い私には重宝する一冊だった。 いまのホラーはモキュメンタリー(Mockumentary)が一大潮流だという。実際には存在しないものや、架空の出来事を、ドキュメンタリー形式で描くジャンルだ。実話系怪談や、ファウンド・フッテージ(撮影された

                    『このホラーがすごい!2024』の国内編1位と海外編1位が面白かったので、私のお薦めを紹介する
                  • 弥助研究の権威が英語版Wikipediaで自分の未発表論文を引用して学説発表をしていた件、その内容に主張と紐づかない引用や純粋な創作が含まれていた件、ついでに小説の宣伝や自分自身の記事を作成していた件まとめ

                    鳥取トムの件のみ。世間は騒いでますが「弥助騒動が根底から覆る大発見!」というわけではなく、ロックリー氏の研究成果(英雄弥助)の拡散ルートが、一つ増えた程度の話だと認識しております(あとは倫理問題)。興味を持った方は他のまとめも見てください。訂正。米wiki→英語版wikiです(たぶん英語圏→アメリカだと思っていたんだと思います) ロックリー氏に対して批判意見を超えた誹謗中傷などは絶対にしないでください。所属団体にも迷惑かけちゃ駄目です。あと本を読んでもいないのに低評価爆撃とかダサいことも止めましょう。UBIが「調査の結果、弥助が重要な出来事のすべてに関わっていた」と認識し弥助を起用したことは事実ですが、ロックリー氏はアサクリと直接の関係はありません。UBIのアレコレに対する怒りを個人にぶつけないでください。 続きを読む

                      弥助研究の権威が英語版Wikipediaで自分の未発表論文を引用して学説発表をしていた件、その内容に主張と紐づかない引用や純粋な創作が含まれていた件、ついでに小説の宣伝や自分自身の記事を作成していた件まとめ
                    • 俺に影響を与えた作品など100個挙げるから

                      ついでに俺の好きそうな作品を教えてくれると助かる。 ・漫画 「BLAME!」弐瓶勉 「なるたる」鬼頭莫宏 「ドロヘドロ」林田球 「レベルE」冨樫義博 「スティール・ボール・ラン」荒木飛呂彦 「「おもいでエマノン」鶴田謙二 「大正野郎」山田芳裕 「フリージア」松本次郎 「ニッケルオデオン」道満晴明 「うずまき」伊藤潤二 「夢幻紳士」高橋葉介 ・ゲーム ゼノギアス 俺の屍を越えてゆけ ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター 真・女神転生Ⅲ マニアクス ドラッグオンドラグーン(無印) 高機動幻想ガンパレード・マーチ ダークソウル(無印) ゆめにっき SILENT HILL 2 シルバー事件 ・アニメ serial experiments lain GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 Air/まごころを、君に もののけ姫 劇場版 魔法少女まど

                        俺に影響を与えた作品など100個挙げるから
                      • 銀英伝のヤン・ウェンリーは、根回しや軍内部の合意形成をしないのに、名将と言えるのか?という議論

                        織部ゆたか @iiduna_yutaka 銀英伝のヤン・ウェンリーは割と誤解されてて、戦術を考えることは天才だし先も読めるんだけど積極的に戦略を提言したりすることはせず、ビュコック提督やシトレ元帥がいるにも関わらず軍内部で根回しして合意を形成することもできないし、非戦派の政治家と協力して講和を主張するとかもしてないんだ。

                          銀英伝のヤン・ウェンリーは、根回しや軍内部の合意形成をしないのに、名将と言えるのか?という議論
                        • SF小説をどうしても読み通せない - インタプリタかなくぎ流

                          SF映画は大好きなのですが、小説となるとどうしても最後まで読み通すことができません。とはいえ中高生の頃は『宇宙英雄ペリー・ローダン』シリーズみたいな、いわゆるスペースオペラ的作品をたくさん読んだような記憶があります。でもよくよく思い返してみるに、SF好きの友人のおすすめ本をいくつかかじって何となく読んだような記憶がでっち上げられていただけで、実際にはほとんど読めていなかったのかもしれません。 SFといえば、ずいぶん前に「日本SF大会」というイベントで通訳業務を仰せつかったことがあって、その時にSFファンのみなさんの盛り上がりぶりに接して、憧れのような気持ちを抱きました。ああ、この輪の中に入ることができたら楽しいだろうなと。それ以来、何度も間欠泉的に挑戦してきたのです。 https://www.irasutoya.com/2018/06/blog-post_264.html 最初はまず古典か

                            SF小説をどうしても読み通せない - インタプリタかなくぎ流
                          • 学校生活は今と昔で大きく異なるので創作では若い世代が圧倒的に有利という話→転校生が来たときの「空いてる席に座って」は現代だともはや違和感しかない

                            葛西伸哉 @kasai_sinya 現実準拠が舞台の青春恋愛モノ。 若い書き手が圧倒的絶対的に有利なジャンルなのだよな。 高校生活が30年前だった奴と5年前だった奴では《現代》の触感が全く違う。 しかも高校生の生活実感なんて中世欧州や近世日本よりも取材調査が難しい。

                              学校生活は今と昔で大きく異なるので創作では若い世代が圧倒的に有利という話→転校生が来たときの「空いてる席に座って」は現代だともはや違和感しかない
                            • とあるミステリー小説についたAmazonレビューの内容があまりに容赦なさすぎて「ミステリー作家の半分くらいが死にそう」「ミステリー作品を読まない理由がこれ」→賛否両論の議論に

                              タバスコ中毒 @CaramityJane 筆者の人となりは安易な表現だと文章に表れてしまうから、今のあらゆる経験値の少ない作家さんたちは大変だろう x.com/Jespa_ort/stat…

                                とあるミステリー小説についたAmazonレビューの内容があまりに容赦なさすぎて「ミステリー作家の半分くらいが死にそう」「ミステリー作品を読まない理由がこれ」→賛否両論の議論に
                              • ファミコン探偵倶楽部 笑み男 | Nintendo Switch | 任天堂

                                2024.7.23 捜査報告書を公開 2024.7.23 捜査メモに「排水ポンプ場」の情報を追加 2024.7.23 登場人物に「佐々木 英介」の情報を追加 2024.7.17 [トピックス]35年ぶりのシリーズ完全新作『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』が8月29日に発売決定。 2024.7.17 プロデューサー坂本賀勇が語る『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』を公開 2024.7.17 重要人物、捜査メモを公開 2024.7.17 サイトを公開

                                  ファミコン探偵倶楽部 笑み男 | Nintendo Switch | 任天堂
                                • Season12/8本目 砂の器 / 邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん - 服部昇大 | COMIC OGYAAA!! (コミックオギャー)|おもしろい、がうまれるところ

                                  邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん 服部昇大 邦画プレゼン界の暴れ馬! 『邦キチ』が限界突破のシーズン 12 で跳躍!!今回も「映画について語る若人の部」を舞台に、尋常ならざる邦画中毒女子高生・邦キチが、まずまずの洋画好きな部長・洋一を相手に絶妙なチョイスの邦画(一部例外アリ)を愚直にプレゼン!プレゼン!!プレゼン!!! その視点、その愛情、その圧力ーー。全てにおいてシーズン 11 を凌駕ッ!! 銀河系初の邦画プレゼン漫画、後続を突き放して疾走中です …!!

                                    Season12/8本目 砂の器 / 邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん - 服部昇大 | COMIC OGYAAA!! (コミックオギャー)|おもしろい、がうまれるところ
                                  • ホラーのおすすめを教えて

                                    ホラーの知識全くないので知識深めたくて。 お盆期間に可能な限り見たいので、小説、マンガ、映画問わないから 定番から穴作品まで幅広く教えてもらいたいです。

                                      ホラーのおすすめを教えて
                                    • “タワマン文学” 麻布競馬場さんが描くZ世代の本音とは | NHK | WEB特集

                                      “Z世代の取扱説明書”という挑発的な宣伝文句で注目された小説、「令和元年の人生ゲーム」。 作者のペンネームは“麻布競馬場”。 覆面作家として活動し、ふだんは、フルタイムで働く会社員です。 コロナ禍でSNSに投稿した小説が大バズリしたことが作家デビューのきっかけでした。 デビュー2作目、32歳の若さで、ことしの直木賞の候補にも選ばれた、謎多き作家の麻布さん。 同じ32歳の私は(記者)どんな人なのかと興味を持ち、インタビューを申し込みました。 (科学文化部・堀川雄太郎)

                                        “タワマン文学” 麻布競馬場さんが描くZ世代の本音とは | NHK | WEB特集
                                      • フォロワー!架空国家を建国するときは「文明 × 学問 × 技術 × 主要産業 × 宗教 × 統治方法」を順番に決めるとスムーズに国を興せますからね!

                                        理性🐍 @RISEINAI_TRPG フォロワー!架空国家を建国するときは、 文明 × 学問 × 技術 × 主要産業 × 宗教 × 統治方法 これを順番に決めるとスムーズに国を興せますからね

                                          フォロワー!架空国家を建国するときは「文明 × 学問 × 技術 × 主要産業 × 宗教 × 統治方法」を順番に決めるとスムーズに国を興せますからね!
                                        • KADOKAWAの最大50%還元セールに便乗して時代小説からファンタジーまで、傑作を並べてみた。 - Something Orange

                                          KADOKAWAの傑作小説を紹介してみる。 ●時代小説 冲方丁『天地明察』 山田風太郎『柳生忍法帖』 山田風太郎『魔界転生』 山田風太郎『八犬伝』 ●SF 池上永一『シャングリ・ラ』 小松左京『復活の日』 小松左京『日本沈没』 小松左京『果しなき流れの果に』 半村良『太陽の世界』 光瀬龍『宇宙年代記【合本版】』 森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』 山田正紀『神狩り』 山本弘『神は沈黙せず(上)(下)』 ●ミステリ 青崎有吾『地雷グリコ』 赤川次郎『三毛猫ホームズの推理』 綾辻行人『Anotehr』 綾辻行人『殺人鬼』 綾辻行人『霧越邸殺人事件』 乙一『GOTH』 馳星周『不夜城』 初野晴『ハルチカシリーズ』 横溝正史『本陣殺人事件』 横溝正史『獄門島』 米澤穂信『古典部シリーズ』 ●ファンタジー 荻原規子『西の善き魔女』 マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン『【合本版】ドラゴンラン

                                            KADOKAWAの最大50%還元セールに便乗して時代小説からファンタジーまで、傑作を並べてみた。 - Something Orange
                                          • なぜ『百年の孤独』が面白いのか、ネタバレ抜きで語ってみる

                                            人生で3冊読んだけど、3冊とも面白かった。 最初は水色のハードカバー版で、次は白黒のやつ、そして最近出た新潮文庫を読んだことになる。ストーリーは知っているし、あのラストの感情の奔流は何度も味わっているのに、それでも無類に面白い。 何度も読んだのに、なぜ、面白いのだろうか? まともな人間が(ほぼ)誰もいないブエンディア一族の奇妙な生きざまや、日常的に非日常が描かれるマジックリアリズムの磁力、あるいは、奇妙で悲惨でユーモラスなエピソードが隙間なく詰め込まれているストーリーは、どこから見ても面白い。 しかし、3冊目の新潮文庫を読みながら、そうしたストーリーやキャラだけでなく、『百年の孤独』そのものに面白さが練り込まれていることに気づいた。 ここでは、物語の展開や登場人物の運命にはできるだけ触れずに、ネタバレ抜きで、『百年の孤独』の面白さを語ってみる。 既視感と未視感の混交 例えば、中毒性のある文

                                              なぜ『百年の孤独』が面白いのか、ネタバレ抜きで語ってみる
                                            • 舞台装置の逆ってなんていうんだろう?

                                              これ 六年目の浦島太郎 https://comic-days.com/episode/2550689798785618132 こういう作品は一人称的で、主人公は内心を述べる役 そして母、恋人、友達は主人公を曇らせる役で、ある意味物語の進行のため、逆算的に生み出された舞台装置的なキャラと言えるかと思う 舞台装置キャラはステレオタイプのような行動をして、主人公をストーリー上望ましい状態に導いていく でも、妹は最後舞台装置になっていない 第二の主人公みたいなポジションになってる こういう存在ってなんていうんだろうな こういう存在は ・自分の意思が強く、予定調和の(ステレオタイプのような)行動をしない ・意外な行動をすることで物語を動かす役 ・あらたな視点を与える みたいな感じ? 例えば、この漫画では母や恋人は主人公に影響を与えてはいるが、本音がどうだとか視点を与えるようなことをしていない そのた

                                                舞台装置の逆ってなんていうんだろう?
                                              • 10年以上前に書いた小説を読み返した(追記あり)

                                                15年以上前、アラサーだった自分は新人文学賞などを目指して小説を書いていた。 土日の大部分は小説を書く作業と、小説を書く人が集まる社会人講座の授業に費やしていた。 5年位は続けていたが、やめてしまった。 自分が書くべきことが次第に思いつかなくなってしまったことと、他の受講者の作品や本屋さんで売っている小説を読んでいるうちに、自分には向いていないしセンスがないことがだんだんわかってきたからだ。 ところが最近、自分のパソコンのフォルダを漁っていたらその頃の小説のpdfが出てきた。書くのをやめてばかりの頃は恥ずかしいし痛いから二度と読むまいと心に決めていたが、今の心情としては死ぬ前にあと1回位は読んでもいいかもしれない、小説の見え方も書いていた当時とは大分違うかもしれないと思い、斜め読みでもいいからとりあえず読んでみることにした。 読んだ作品はA、B、C、Dとして、以下にその感想を書く。 登場人

                                                  10年以上前に書いた小説を読み返した(追記あり)
                                                • 「桐島、部活やめるってよ」の主役は桐島じゃない、みたいなやつ

                                                  ・ゼルダの伝説の主役はゼルダじゃない ・天才バカボンの主役はバカボンじゃない ・AKIRAの主役はAKIRAじゃない ・となりのトトロの主役はトトロじゃない ・アルジャーノンに花束をの主役はアルジャーノンじゃない ・涼宮ハルヒの憂鬱の主役は涼宮ハルヒじゃない ・ドラえもんの主役はドラえもんじゃない ・ファインディング・ニモの主役はニモじゃない

                                                    「桐島、部活やめるってよ」の主役は桐島じゃない、みたいなやつ
                                                  • 【ホラーミステリー】あの日、彼らは何をした | オモコロ

                                                    「青く光るホテルの窓」「発見された白骨遺体」「不可解な事故現場」「心霊動画に記録された声」……いくつもの謎が最後にひとつにつながる。※この記事には性犯罪に関する記述が含まれます まずは、一枚の写真をご覧いただきたい。 5年前の深夜、とあるホテルの一室で撮られたものだ。 レースカーテン越しに、青く光る窓。 この日、ホテルの付近で一人の男が死んだ。 1. 青い窓の真相 先日、新谷さんという雑誌記者と雑談をしていた。 新谷さんの勤める出版社は、主に旅行雑誌を制作しており、彼はローカルグルメに関するコーナーを担当している。 仕事がら、たびたび地方へ取材に行くことが多いらしい。 そんな彼が「以前泊まった地方のホテルで不思議な体験をした」と話してくれた。 新谷:2019年の9月7日、三重県の須賀原(すがはら)という所に行ったんです。 取材自体は割と早く終わったので日帰りでもよかったんですけど、その日は

                                                      【ホラーミステリー】あの日、彼らは何をした | オモコロ
                                                    • 「凡百の専門書よりも核心を突いた1冊」取材期間は8年…警察、検察の堕落を描き切った異色の小説『人質の法廷』が炙り出す“この国の実態” | 文春オンライン

                                                      物語は、東京都内で発生した冷酷な女子中学生連続殺人事件で幕をあける。逮捕されたのは現場近くに暮らす40代男性。彼の弁護を任された女性弁護士は、男性が自白を強いられたことを知り、冤罪を晴らすために奔走するが……。これだけだと、いわゆる“勧善懲悪”もの、または、弱者のために真実を明かすリーガル・ドラマに思われそうだ。しかし、そんな生易しいストーリーではない。小説ながら、8年にも及んだという取材成果をまとめたという本書には、警察、検察の堕落がこれでもかと描かれている。青木理氏が異色の小説の魅力に迫った。 ◇◇◇ 里見蘭氏の『人質の法廷』 刑事司法に満ち満ちた矛盾や不正義とは具体的に何か 事実は小説よりも奇なものだと、英国の詩人は19世紀に評した。いまさらながら言い得て妙、現実の社会は往々にして凡百の小説などよりはるかに怪奇性と複雑性に満ち、矛盾と不正義にも溢れている。本作がテーマとしたこの国の刑

                                                        「凡百の専門書よりも核心を突いた1冊」取材期間は8年…警察、検察の堕落を描き切った異色の小説『人質の法廷』が炙り出す“この国の実態” | 文春オンライン
                                                      • 二次創作で地雷は避けられても「大学生設定で担任教師が出てきてホームルームがある」とかになると「この人の大学はそうなのかも?」と調べてしまう

                                                        夜帰(よるき) @yrk_i 二次創作で地雷を踏んでも無言でスルーしたり撤退したりできるんですけど、「大学生設定なのに担任教師が出てきてホームルームが行われる」とかになると「これだけ自信満々に書いてあるということはこの人の大学はそういうシステムなのかも」と調べるターンが発生してしまう(担任制の大学もあるらしい

                                                          二次創作で地雷は避けられても「大学生設定で担任教師が出てきてホームルームがある」とかになると「この人の大学はそうなのかも?」と調べてしまう
                                                        • 【勝訴】誹謗中傷者・ツイ廃伊東麻紀は16万5千円支払え|李琴峰

                                                          伊東麻紀とかいう人がいてですね。埼玉県川越市在住の60代女性で、昔SF小説を何冊か出していたらしい。一応作家の肩書を持っている人です。 こんな感じの人です。 あなたはJKローリングではありません。 この人は2021年12月から、9か月にわたって、私・李琴峰に対して執拗に誹謗中傷をしていたので、やむを得ず提訴しました。 その裁判の判決が先日下りました。「伊東麻紀は16.5万円支払え」とのことです。 この伊東麻紀という人は普段どんな発言をしているかというと、こんな感じです(注:反知性とLGBTQ+差別に注意)。 「裁判って非常識な人間の方が勝ちやすい」と宣う伊東麻紀、裁判でめでたく敗訴。さてここで問題です。非常識なのはどちらでしょうか?まあ、だからといって自分より売れる作家を誹謗中傷するのはよくないですね。誹謗中傷が正義とされてなくてよかったです。……あれ?自認だけならいいんじゃないでしょうか

                                                            【勝訴】誹謗中傷者・ツイ廃伊東麻紀は16万5千円支払え|李琴峰
                                                          • ローカルLLMに小説を書いてもらう v2|Kohya S.

                                                            この時はそれぞれ単独のプロンプトで小説家と編集者を演じさせましたが、今回はもうすこしシステマチックに、段階を踏んで小説を生成させてみます。 プロンプトの検討等にはkgmkm氏のリポジトリや記事を参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。 仕組みを相談するのにClaude (3.5 Sonnet)とやり取りをしていましたので、この記事の草稿も書いてもらいました。所々、なんとなく冗長だったり文体が違ったりしますが、面倒なのでそのままにしてあります(すみません)。 生成スクリプト生成スクリプトとプロンプト定義はgistに置きました。 https://gist.github.com/kohya-ss/68d41a9720bfbdfd87869ec970142f4b 概要近年、大規模言語モデル(LLM)の発展により、AIによる文章生成の可能性が大きく広がっています。今回はローカル環

                                                              ローカルLLMに小説を書いてもらう v2|Kohya S.
                                                            • 成瀬は天下を取りにいく - 原作:宮島未奈 構成:さかなこうじ 作画:小畠泪 / 第4話 膳所から来ました① | コミックバンチKai

                                                              成瀬は天下を取りにいく 原作:宮島未奈 構成:さかなこうじ 作画:小畠泪 「2024年本屋大賞」を受賞した青春小説を「滋賀愛」たっぷりにコミカライズ! 突飛な発言ばかりする成瀬と、それに振り回される幼なじみの島崎。しかし成瀬の行動は、周りの人々の気持ちを確かに変えていく――。

                                                                成瀬は天下を取りにいく - 原作:宮島未奈 構成:さかなこうじ 作画:小畠泪 / 第4話 膳所から来ました① | コミックバンチKai
                                                              • あとがきのようなもの|針とら

                                                                『絶望鬼ごっこ さらば地獄鬼ごっこ』発売しました。 24巻続いたシリーズも、ようやくフィナーレとなりました。 1巻が発売されたのは9年以上も前で、僕が新人作家だったのはもう一昔前のことになってしまいましたが、とりあえず一区切りついたいま、駆けだしのころの気持ちを忘れないうちに、ここに残しておくことにします。 作品の中身とはまったく関係ないので、読者の方はパスしてもらえるとうれしいです。 読者の子たちからたまに、「絶望鬼ごっこはどんなきっかけで思いついたんですか?」と質問を受けるのですが、僕は結構返事に困ってしまいます。 僕がデビューした当時の児童文庫は、男子向けの企画を通すことが、非常にむずかしい状況でした(今も変わっていませんが)。 公募に完全KYな作品を送りつけて落選した僕に、担当についてくれた編集者は、「男子は本を読まないようです」「男子向けはむずかしいです」と繰り返し説得してくれま

                                                                  あとがきのようなもの|針とら
                                                                • NewYork Timesの"読者"が選ぶ本100冊と補足記事あれこれ - 世界のねじを巻くブログ

                                                                  ニューヨークタイムズの100冊 一週間前に書いた下記の記事が、意外と読まれたので、 軽い補足記事的なものをいくつか貼っておきます。 www.nejimakiblog.com 新たに公開された、 「ニューヨークタイムズの読者が選ぶ100冊」。 ・Readers Pick Their 100 Best Books of the 21st Century www.nytimes.com 日本で知名度高い本や、日本語訳されているものを中心にピックしておきます。 91位 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』三体ではなくこちらがランクイン。 86位 『パイの物語』映画『ライフオブパイ』の原作。 小説だとどんな感じなんだろう? 79位 『1Q84』わりと日本色が強いこれがウケるのがよくわからないけれど、確かにアメリカのメディアでも当時騒がれていた気もする。 78位 『海辺のカフカ』ギリシャ神話好きなアメリ

                                                                    NewYork Timesの"読者"が選ぶ本100冊と補足記事あれこれ - 世界のねじを巻くブログ
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