ウクライナ東部ドネツク州シャンドリホロベにある、かつて勤めていた学校を訪れた教師のオレクサンドル・ポホレロウさん(2023年1月24日撮影)。(c)Anatolii Stepanov / AFP 【2月5日 AFP】ウクライナ東部ドネツク(Donetsk)州の村シャンドリホロベ(Shandrygolove)で20年以上にわたり教師として教えてきたオレクサンドル・ポホレロウさん(45)は、時々坂道を歩いて村の学校に向かう。 だが校舎は今や廃虚と化し、教室でおしゃべりをしたり、叱られたりする生徒たち、授業を教える教師たちの姿はない。 校舎は昨年4月に破壊された。村と近隣の工業地帯が前線となったからだ。 ポホレロウさんは現在、妻と暮らす自宅のリビングを仮の教室にして、村に残った少数の子どもたちを教えている。学校に向かうのは砲撃の被害を免れた教材を探す時だけだ。 侵攻前、ポホレロウさんが生まれ育っ