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  • 日の丸半導体「ラピダス」の勝算 “周回遅れの惨状”から挑む「最後のチャンス」

    世界の半導体技術レベルと比較して10~20年以上の周回遅れとなっていた日本。 政府は、経済産業省が中心となり欧米との国際連携を軸に次世代半導体の量産する新会社「ラピダス」と、研究開発拠点である技術研究組合最先端半導体技術センター(LSTC)をセットにした半導体産業の復活を掲げる基本戦略構想を打ち出した。このプロジェクトを実現するため5兆円の資金を用意し、「最後のチャンス」に挑もうとしている。 杉山和弘(すぎやま かずひろ) 英調査会社オムディアの杉山和弘コンサルティングディレクター。2000年にNECに入社。2010年ルネサスエレクトロニクス社へ転籍(ルネサステクノロジー社とNECエレクトロニクス社が合弁でルネサスエレクトロニクス社を発足)し、LSIの製品設計から事業戦略立案業務に従事。16年IHSマーキット入社、19年Informa Tech社へ転籍(Informa Tech社がIHSマ

      日の丸半導体「ラピダス」の勝算 “周回遅れの惨状”から挑む「最後のチャンス」
    • 【経済インサイド】主要企業8社出資の『ラピダス』船出、日の丸半導体を復活に導けるか

      ラピダスの設立記者会見を行う小池淳義社長=昨年11月、東京都港区トヨタ自動車など日本の主要企業8社が出資し、半導体の開発・生産を担う新会社「Rapidus(ラピダス)」を設立した。ターゲットに据えるのは、演算処理に使うロジック半導体で、回路の線幅が2ナノメートル(1ナノは10億分の1)しかない次世代品の量産化。この未知の領域への挑戦に対しては、日本政府も巨額の資金などで全面支援する構えだ。業界における地位低下に歯止めがかからない日本で生まれた〝国策会社〟は成功できるのか。 ■日本の半導体は20年遅れている「日本の半導体は20年近く遅れている。これが最後のチャンスだ」

        【経済インサイド】主要企業8社出資の『ラピダス』船出、日の丸半導体を復活に導けるか
      • TSMCが日本にもたらす「半導体バブル」以上の価値、ラピダスとの決定的な差とは

        京都大学経済学部卒業。1997年ソニー株式会社入社後、映像関連機器部門で商品企画、技術企画、事業本部長付商品戦略担当、ソニーユニバーシティ研究生などを歴任。筑波大学大学院(修士(経営学))、京都大学大学院(博士(経済学))で経営学を学び、神戸大学経済経営研究所准教授を経て2011年より早稲田大学ビジネススクール准教授。2016年より早稲田大学大学院経営管理研究科教授。早稲田大学IT戦略研究所研究員・早稲田大学台湾研究所研究員を兼務。ハーバード大学客員研究員、東海大学(台湾)訪問教授、京都大学経営管理大学院研究員、組織学会評議員、国際戦略経営研究学会理事などを歴任したほか、ソニー株式会社外部アドバイザー、台湾奇美実業グループ新視代科技顧問、ハウス食品グループ本社株式会社中央研究所顧問、(財)日本台湾交流協会貿易経済部日台ビジネスアライアンス委員なども務めた。現在、ビジネス・ブレークスルー大学

          TSMCが日本にもたらす「半導体バブル」以上の価値、ラピダスとの決定的な差とは
        • ラピダス利用電力60万キロワット 道内需要の1~2割 北電と安定調達協議:北海道新聞デジタル

          次世代半導体の製造を目指すラピダス(東京)が千歳市内の工場で2027年の量産開始以降、道内で使用する電力の1~2割となる60万キロワットの電力利用を想定していることが29日、明らかになった。電力の安定調達に向けた協議を北海道電力と始めており、北電は送電線や電源の増強に向けた投資を検討する。ラピダスは再生可能エネルギーの利用を優先したい意向を示しているが、道内屈指の巨大需要の誕生は、北電が26年12月を想定する泊原子力発電所3号機(後志管内泊村)の再稼働を巡る動きにも影響を与えそうだ。...

            ラピダス利用電力60万キロワット 道内需要の1~2割 北電と安定調達協議:北海道新聞デジタル
          • ラピダス量産による下水量増、千歳市の処理能力超えか 増強必要 市と道が対応協議を開始:北海道新聞デジタル

            次世代半導体の製造を目指すラピダス(東京)が千歳市に建設中の工場で、2027年に予定する量産時の下水量がおよそ日量4万立方メートルとなり、千歳市の下水処理能力を大きく上回る見込みであることが分かった。下水管の増設や、下水処理場の増強が必要で、市は対応について道と担当者間の協議を始めた。大規模な半導体工場の新設で先行する熊本県では、下水管増設だけでも30億円かかっている。大量の下水を巡り、公費負担のあり方を含めた対応が課題となる。...

              ラピダス量産による下水量増、千歳市の処理能力超えか 増強必要 市と道が対応協議を開始:北海道新聞デジタル
            • 2ナノ半導体に挑むラピダス 海を渡った平均50歳の精鋭部隊

                2ナノ半導体に挑むラピダス 海を渡った平均50歳の精鋭部隊
              • ラピダス、「50歳だらけの入社式」 担い手育成が急務 - 日本経済新聞

                NIKKEI Primeについて 朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

                  ラピダス、「50歳だらけの入社式」 担い手育成が急務 - 日本経済新聞
                • 日立、富士通、ルネサスが国策半導体会社ラピダスから距離を置いた理由

                  半導体 最後の賭け 日米半導体摩擦から40年。世界一の座から陥落した国内半導体産業に、千載一遇のチャンスが訪れている。敗者から一転、日本陣営が国際連携の鍵を握る主役に躍り出ているのだ。その枠組みの第1弾が、米国・台湾と連携する「国策半導体プロジェクト」である。いまや産業のコメから社会の頭脳となった半導体は、国家の安全保障を担保、産業政策を切り開くための“戦略物資”である。主要国・企業の猛者がうごめく半導体産業において、日本が再びプレゼンスを発揮するには越えるべきハードルは多い。日本の半導体復活に向けて「最後の賭け」が始まった。 バックナンバー一覧 いよいよ日本の半導体再興を目指す国策会社、ラピダスが始動した。出資者には、トヨタ自動車やソニーグループ、NTTなど日本を代表する企業8社が名を連ねる。それでも、要請があったにもかかわらず出資を見合わせた企業や、そもそも声が掛からなかった企業もある

                    日立、富士通、ルネサスが国策半導体会社ラピダスから距離を置いた理由
                  • ラピダス「素人軍団ではない」 次世代半導体の国産化、責任者の勝算:朝日新聞デジタル

                    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">

                      ラピダス「素人軍団ではない」 次世代半導体の国産化、責任者の勝算:朝日新聞デジタル
                    • 半導体の求人、10年で13倍に TSMCやラピダスで一変 - 日本経済新聞

                      日本国内で半導体エンジニアの獲得合戦が激化している。リクルートによれば、半導体関連エンジニアの国内求人数はここ10年で12.8倍と大きく伸びた。「半導体製造装置メーカーを中心に、人材が市場の伸びに追い付いていない状況」と同社コンサルタントの杉原伸太郎氏は述べる。半導体エンジニアの国内求人は「かなり増えてきている」(杉原氏)。2013年時点との比較では、22年と23年は10倍以上の高水準を維持。

                        半導体の求人、10年で13倍に TSMCやラピダスで一変 - 日本経済新聞
                      • 建設中のラピダスの半導体工場、利用電力は60万キロワット | スラド ハードウェア

                        次世代半導体の国産化を目指す「ラピダス」が北海道に進出を進めている。9月には千歳市で工場着工がおこなわれ、2027年には同工場での量産を開始する。北海道新聞の報道によると、このとき道内で使用する電力の1~2割に相当する60万キロワットの電力を利用する計画だという(Yahoo!ニュース(北海道新聞)、北海道新聞、朝日新聞)。 このため現在、北海道電力と電力の安定調達に関する協議を行っており、北電は送電線や電源の増強に向けた投資を検討しているという。ラピダスは再生可能エネルギーの利用を優先する考えだが、北海道内で巨大な電力需要が生まれることで、泊原子力発電所3号機の再稼働にも影響を与える可能性があるとしている。 また半導体工場に必要な水を供給する水源候補地について、鈴木直道知事は4日、「安平川を水源とする苫小牧地区工業用水道に決定した」と述べた。苫小牧地区工業用水道第2施設から供給されるという

                        • 2nm半導体に近づいたか、ラピダスの1年を7つの数字で検証

                          次世代半導体の製造を目指すRapidus(ラピダス、東京・千代田)の本格始動から1年が経過した。採用した半導体技術者を米国や欧州に派遣して最新技術を習得させるほか、2023年9月には北海道千歳市で工場建設を始めるなど足早に立ち上げの歩を進める。半導体産業の復興に向け、国もラピダスをはじめとする半導体産業の支援を強化する。 次世代半導体の実現には高い技術力と潤沢な資金力が求められる。険しい道のりが予測される一方で、ラピダス社長の小池淳義氏は「ラピダスの取り組みを核として、日本の半導体産業を活性化していく」と決意を示す。ラピダスにまつわる7つの数字を手掛かりに同社のこれまでの活動を振り返る。

                            2nm半導体に近づいたか、ラピダスの1年を7つの数字で検証
                          • 米IBM幹部から電話、動き出したラピダス構想「半導体は国家なり」:朝日新聞デジタル

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                              米IBM幹部から電話、動き出したラピダス構想「半導体は国家なり」:朝日新聞デジタル
                            • ラピダス、AI半導体に照準 後工程に補助金535億円 - 日本経済新聞

                              最先端半導体の量産を目指すラピダスは、人工知能(AI)半導体向けに次世代の「後工程」技術を開発する。複数の異なる機能を持つチップを集約し、性能を高める。経済産業省がラピダスの後工程の技術開発に535億円を補助し、セイコーエプソンの北海道の製造拠点を研究開発で活用する。AIの急速な進化を見据え、官民で半導体の技術開発を進める。組み立て作業である後工程の技術開発では、日本が競争力を持つ素材や製造装

                                ラピダス、AI半導体に照準 後工程に補助金535億円 - 日本経済新聞
                              • Siインターポーザー代替の開発加速、ラピダスは27年に大型パネル採用

                                インテルが開発中のガラスコア基板のパネル。Siインターポーザーに代わる技術の開発が盛んになっている(写真:インテル) アドバンストパッケージ(先端パッケージ)である2.5次元(2.5D)実装に欠かせないインターポーザー(中間基板)を不要にしたり、材料を一新したりする動きが本格化してきた。パッケージの大型化が進み、円盤状のウエハーを使うシリコン(Si)インターポーザーは、コストの高さが問題になりはじめた。Siに代わる候補に挙がるのが、有機材料を使った再配線層(RDL)と、ガラスコア基板だ。製造に大型パネルを利用できる生産性の高さを武器にSiインターポーザーの代替を狙う。

                                  Siインターポーザー代替の開発加速、ラピダスは27年に大型パネル採用
                                • 「ラピダスが他社に追い付く奇策あり」、元東芝研究者が新構造を提唱

                                  1nm世代プロセス以降の次世代半導体で使われるトランジスタ構造「CFET」。台湾積体電路製造(TSMC)や韓国Samsung Electronics(サムスン電子)など半導体製造の先頭を走る企業がこぞって研究し、Rapidus(ラピダス、東京・千代田)もフランスの半導体研究機関Letiと共同で取り組む。ところが、そこに意外な“落とし穴”が見えてきた。 「現状ではほとんどの論理回路が実現できない」。こう警鐘を鳴らすのは、湘南工科大学 名誉教授 兼 学事顧問の渡辺重佳氏である。CFETには回路設計上の課題があるからだ。そこで同氏は、CFETとは異なる、既存技術を応用した集積化を提案した。「ラピダスがこの技術を使えば、TSMCにも勝てるだろう」(同氏)と自信を見せる。 CFETは、現状最先端のトランジスタ構造であるGAA(Gate All Around) FETの次世代に当たる将来技術。現状はま

                                    「ラピダスが他社に追い付く奇策あり」、元東芝研究者が新構造を提唱
                                  • ラピダス電力供給源どうする 泊原発再稼働の時期焦点に 道内再エネでは充足困難か:北海道新聞デジタル

                                    ラピダス(東京)が千歳市で2027年の本格稼働を目指す次世代半導体工場を巡り、北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働時期に注目が集まっている。工場の莫大(ばくだい)な電力をラピダスが希望する再生可能エネルギーだけでまかなうのは現状では難しいとみられるためで、政府や北電は泊原発に期待する。一方、原子力規制委員会による審査が長引き、北電が想定する26年末の再稼働には黄信号がともりはじめた。

                                      ラピダス電力供給源どうする 泊原発再稼働の時期焦点に 道内再エネでは充足困難か:北海道新聞デジタル
                                    • ラピダスの次世代半導体開発に5900億円規模の追加支援

                                        ラピダスの次世代半導体開発に5900億円規模の追加支援
                                      • 国策半導体ラピダスにIBM幹部が持ちかけた提案

                                        特集「半導体 次なる絶頂」の他の記事を読む 勤務地は東京都千代田区、またはアメリカニューヨーク州(Albany)。月給27万1000円以上――。 転職情報サイトにそう掲載されているのは、新会社「Rapidus(ラピダス)」の求人だ。日本の半導体産業の復活に向けて2022年8月に設立された。 2月28日には、北海道千歳市に先端半導体の工場を建設予定だと発表した。小池淳義社長は「水、電力等のインフラに加えて、自然環境との調和においても、半導体の生産に最適だ」とメリットを示す。2月16日には北海道の鈴木直道知事がラピダス本社を訪問し、製造拠点を誘致するためにトップセールスを行っていた。 千歳市には、小池氏がかつて勤めた日立製作所の半導体部門が2004年まで工場を構えていた(現在はミツミ電機の工場として操業)。小池氏にとってもなじみ深く、サプライヤーがそろっている。 ラピダスは日本が製造技術を持た

                                          国策半導体ラピダスにIBM幹部が持ちかけた提案
                                        • ラピダスが異種チップ集積に本気、国内材料・装置メーカーを先導

                                          Rapidus(ラピダス)が「異種チップ集積」(ヘテロジニアスインテグレーション)で動き出す。日本国内には多数の半導体材料メーカーや装置メーカーがひしめく半面、これらの企業に技術開発の方向性を示し、引っ張っていくファウンドリーやOSAT(Outsourced Semiconductor Assembly & Test、後工程受託製造)が不在だ。そのため異種チップ集積の開発の主導権は、米国や台湾、韓国などの企業が握る。この状況を変えるべく、2022年8月に設立されたラピダスが、後工程にも手を伸ばし、異種チップ集積の開発をリードしようと動き始めた。 同社 専務執行役員で3Dアセンブリ本部長の折井靖光氏は日経クロステックの取材に対し、「ラピダスは2nm世代の半導体製造だけでなく、後工程であるヘテロジニアスインテグレーションにも本気で取り組む。材料開発は5年10年かかるので、(開発の道しるべとして

                                            ラピダスが異種チップ集積に本気、国内材料・装置メーカーを先導
                                          • 次世代半導体の国産化目指す新会社「ラピダス」社長 小池淳義氏 復活の重責、日米の経験で - 日本経済新聞

                                            次世代半導体の国内生産を目指す新会社「ラピダス」の立ち上げを担い、社長に就いた。「日本には半導体をちゃんとつくれる技術がある」。11日の設立会見で勝算を問われ、力強くこう答えた。半導体業界に身を投じ40年以上がたつ。日立製作所で技術者としてキャリアをスタートし、生産技術本部長を務めた後は経営者の道を歩んだ。台湾との合弁企業で社長に就き、後に台湾積体電路製造(TSMC)が業界の主導権を握る製造受

                                              次世代半導体の国産化目指す新会社「ラピダス」社長 小池淳義氏 復活の重責、日米の経験で - 日本経済新聞
                                            • ラピダス関連物資 鉄道での輸送は青函トンネルが課題に - 北海道建設新聞社 - e-kensin

                                              物流の「2024年問題」や脱炭素化の流れを受け、半導体産業でも物資の輸送をトラックから鉄道貨物に切り替える動きが出ている。ラピダス(本社・東京)が次世代半導体工場を新設する北海道では、道内と本州を結ぶ唯一の鉄路「青函トンネル」が課題となりそうだ。(経済産業部・織本 真記者) 半導体製造に欠かせない特殊ガスや薬品の供給を手掛けるジャパンマテリアル(本社・三重)は6月、運送業の日本トランスシティ(同)、JR貨物と共同で、半導体材料の鉄道輸送を試験的に開始した。試験区間は四日市駅から取引先のある岩手県水沢駅まで約900㌔。鉄道輸送による振動や温度の変化で品質に影響がないかなどを調べる。実証試験で問題がなければ、年度内にも輸送をトラックから鉄道に切り替える方針だ。 同社は、ラピダスに出資するソニーグループ、キオクシアと取引があり、道内への進出も「検討している」(同社担当者)。 しかし、物流面で課題

                                                ラピダス関連物資 鉄道での輸送は青函トンネルが課題に - 北海道建設新聞社 - e-kensin
                                              • 北海道、GXのハブへ ラピダス社長「桁違いの人集まる」 - 日本経済新聞

                                                日本経済新聞社は13日、札幌支社開設60周年の記念シンポジウム「Redesign 北海道 inさっぽろ」を開いた。札幌市の秋元克広市長の基調講演に続き、セコマ(札幌市)の丸谷智保会長と鶴雅ホールディングス(北海道釧路市)の大西雅之社長、ラピダスの小池淳義社長が人口減と少子高齢化が進む北海道での新たな成長モデルを討論した。日本経済新聞社の大岩佐和子編集委員がコーディネーターを務めた。――北海道で

                                                  北海道、GXのハブへ ラピダス社長「桁違いの人集まる」 - 日本経済新聞
                                                • 北海道を去る理工系学生、ラピダス進出で歯止めかかるか - 日本経済新聞

                                                  北海道の理工系学生は就職を機に約7割が道外に去る。製造業が手薄で十分な雇用や待遇を提供できる企業が限られるためだ。最先端半導体の製造を目指すラピダスの進出は高待遇のデジタル関連産業を集積する好機で、求められる人材を育てようと道内の大学が対応を急ぐ。新千歳空港近くの工業団地、千歳美々ワールドの一角。巨大クレーンがそびえ立つラピダスの工場建設地の間近にあるのが公立千歳科学技術大学だ。「お膝元」の

                                                    北海道を去る理工系学生、ラピダス進出で歯止めかかるか - 日本経済新聞
                                                  • 日本政府が「補助金2600億円」注入へ…半導体の新会社「ラピダス」の試みが“どう考えても不可能”だと思うワケ | 文春オンライン

                                                    世界中で、半導体の製造能力をめぐる激烈な競争が起きている。そんな動乱のさなか、トヨタ自動車、ソフトバンクなど8社が出資する半導体の新会社「ラピダス」が生まれた。 ここでは、ジャーナリスト・湯之上隆氏による『半導体有事』(文春新書)より一部抜粋して紹介する。日本政府が2600億円の補助金注入を発表した企業を「ミッション・インポッシブル」と評する理由は?(全2回の2回目/最初から読む) ◆◆◆ 2021年のコロナ特需は終わりを迎え、半導体業界は不況に突入し始めた……と思っていたら、そんな不況を吹っ飛ばすビッグニュースが2022年11月10日に日本列島を駆け巡った。 同日夜7時のNHKニュースが、トヨタ自動車、デンソー、ソニーグループ、NTT、NEC、ソフトバンク、キオクシア、三菱UFJ銀行の8社が出資する半導体の新会社「ラピダス」が設立され、5年後の2027年までに2nmの先端ロジック半導体を

                                                      日本政府が「補助金2600億円」注入へ…半導体の新会社「ラピダス」の試みが“どう考えても不可能”だと思うワケ | 文春オンライン
                                                    • インタビュー:最先端半導体ラインに7兆円必要、政府と民間で=東・ラピダス会長

                                                      「日の丸半導体」復活に向け、日本の官民が連携して立ち上げたラピダス(東京都千代田区)の東哲郎会長は2日、ロイターのインタビューに応じ、2020年代後半にも目指す生産ライン立ち上げには7兆円程度の投資が必要になるとの見方を示した。写真は東会長。2月2日、東京で撮影(2023年 ロイター/Issei Kato) [東京 2日 ロイター] - 「日の丸半導体」復活に向け、日本の官民が連携して立ち上げたラピダス(東京都千代田区)の東哲郎会長は2日、ロイターのインタビューに応じ、2020年代後半にも目指す生産ライン立ち上げには7兆円程度の投資が必要になるとの見方を示した。3月にも試作ラインの建設予定地を決め、まずは春までに70─80人を採用する。 ラピダスは昨年11月、トヨタ自動車やソニーグループなど日本企業8社が共同出資で設立した。旗振り役の経済産業省が700億円を支援する。提携した米IBMと共同

                                                        インタビュー:最先端半導体ラインに7兆円必要、政府と民間で=東・ラピダス会長
                                                      • 半導体業界地図、ラピダスの裏で車載向け準先端にも注力

                                                        半導体の自前確保は今や、世界の一大トレンドだ。国家は米中摩擦やロシアによるウクライナ侵攻を背景に、先端半導体を「軍事面を含む競争力の源泉となる戦略物資」として位置づけるようになった。産業面においても、サプライチェーン(供給網)寸断に備え、旧世代のレガシー半導体確保にも投資が続く。日本、そして世界の半導体量産状況はどうか。主にプロセスノード†の視点から追った。 †プロセスノード=トランジスタの微細化(小型化)の指標。一般的に数字が小さいほど高性能である。当初はトランジスタに流れる電力を制御するゲートの長さ(ゲート長)や回路の最小線幅を指していた。先端半導体では世代名程度の意味しか持たない。 半導体産業への積極的な政策支援が、ここ数年で相次いでいる。日本では、台湾TSMC(台湾積体電路製造)が熊本県に建設する半導体工場や、Rapidus(ラピダス、東京・千代田)の北海道千歳市の半導体工場新設な

                                                          半導体業界地図、ラピダスの裏で車載向け準先端にも注力
                                                        • 勝負は既についている? TSMC(熊本)vs.ラピダス(北海道)

                                                          GEPRVector Illustration Abstract Electric Lightning. Concept For Battle, Confrontation Or Fight はじめに 世界的な生成AIの普及やデータセンターの拡大により半導体需要が急速に高まって、日本国内でも供給の安定化を目指して大規模半導体工場の建設ラッシュが起こっている。 なかでも注目されるのが、世界的半導体製造会社TSMC(台湾)による熊本工場と、日本連合(トヨタ、ソニー、NTT、NEC、ソフトバンクなど)によるラピダス北海道工場である。TSMCは2024年2月に最初の工場を完成、ラピダスは2025年4月に最初の工場を完成する予定で進んでいる。 いずれも、産業規模の大きさ、人員雇用、地域経済への貢献、などの観点から大きな期待を持って受け入れられている。 一方、両社の九州と北海道での立地という選択は今後

                                                            勝負は既についている? TSMC(熊本)vs.ラピダス(北海道)
                                                          • ラピダスはなぜ誕生したのか IBMの技術で2ナノ半導体量産

                                                            この記事の3つのポイント ラピダスは27年に2ナノ半導体の量産を計画 IBMがラピダスに2ナノ技術を供与 最先端半導体の製造は経済安全保障で重要 次世代チップ開発を目指す新会社ラピダス(Rapidus)を電光石火のごとく設立した日本。ラピダスはIBMの技術を使って、未到の2ナノ半導体の量産に挑む。日本の半導体のカギを握る新会社ラピダス設立の舞台裏に迫る。『2030 半導体の地政学[増補版] 戦略物資を支配するのは誰か』(太田泰彦著/日本経済新聞出版)から抜粋・再構成してお届けする。 地下鉄の乗客は幸せなのか 「地下鉄に乗って座ると、向かい側に何人います?」 普通につめて座れば7人でしょうか。 「で、その7人は何をしていますかね」 みんなスマホをのぞき込んでいますね。スマホを見ていない人の方が少ないですね。 「そうでしょう。では、その人たちは幸せな顔をしていますか?」 今日は半導体の技術が話

                                                              ラピダスはなぜ誕生したのか IBMの技術で2ナノ半導体量産
                                                            • 半導体製造の“日陰”後工程が一大トレンド、ラピダスが切り札に ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                              半導体製造工程の「日陰」のような存在だった後工程の重要性が高まっている。これまで半導体の性能を決めてきた前工程の微細化に限界が見え始めているからだ。そこでチップの性能を高めるため、複数のチップを一つのチップのように積層するなどの「先端パッケージング技術」の開発が進んでいる。ラピダス(東京都千代田区)なども開発に乗り出しており、半導体業界の一大トレンドになっている。(小林健人) 4月、先端半導体の量産を目指すラピダスが経済産業省から最大5900億円の支援を受け、後工程の研究開発に乗り出すと発表した。5900億円のうち535億円を活用。セイコーエプソンの千歳事務所(北海道千歳市)の一部を使う形で後工程の開発を進める計画だ。記者会見でラピダスの小池淳義社長は「前工程だけでなく、後工程、設計支援。この三位一体となったビジネスモデルの実現が重要だ」と後工程の重要性を強調した。前工程と後工程で最先端技

                                                                半導体製造の“日陰”後工程が一大トレンド、ラピダスが切り札に ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                              • 見えてきたラピダスの手の内、全枚葉処理で量産までを劇的短縮

                                                                Rapidus(ラピダス、東京・千代田)が「どこよりも速い」とうたう半導体製造の戦略について詳細を明かし始めた。ウエハーを1枚ずつ処理する全枚葉式を戦略の軸とし、サイクルタイムを「従来と比べて4~6割短く」(同社)したい考えだ。測定できるウエハーデータも増えるため、短期間での歩留まり向上につながるという。製造装置メーカーとの連携がいっそう重要になる。 ラピダスが主な顧客層として見据えるのは、AI(人工知能)半導体メーカーだ。ASIC(特定用途向けIC)メーカー注1)や、米NVIDIAのようなGPUメーカーに秋波を送る(図1)。「(AIの処理に向けて)消費電力が低いASICがこれからどんどん造られていく。これらの製品をタイムリーに市場に提供するニーズは高い。半導体にもタイムパフォーマンスが非常に重要だ」。ラピダスの専務執行役員である石丸一成氏は2023年12月14日、半導体製造に関する展示会

                                                                  見えてきたラピダスの手の内、全枚葉処理で量産までを劇的短縮