「他人とうまくやる(Plays Well with Others)」を読みました。著者のエリック・バーカーさんは「残酷すぎる成功法則」で有名な作家さんで、前作が「成功の科学」みたいな内容だったのに対して、本作は人間関係に特化した内容になってます。あいかわらず良い感じに文献をまとめてくれていて、おそらく日本語版が出るんじゃないでしょうか。 ってことで本書から、個人的に勉強になったポイントをいくつか見てみましょうー。 人間関係のポイント1. 嘘を見破る最強の方法は「相手によく考えさせる」 統計によれば、大学生は会話の約3分の1でウソをつくとされ、私たちは平均で1日に200個のウソを聞かされている。 そのため、世の中には「嘘を見抜く方法」がたくさんあり、たとえば「嘘つきは目を逸らす」は「ストレスが大きな時ほど嘘をつく」などがよく言われる。しかし、いずれも真実だと証明されたことはなく、1978年に