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上野千鶴子 思想の検索結果121 - 160 件 / 788件

  • この本がすごい!2019年下半期 - これからも君と話をしよう

    昨年はとにかく、とにかく良い本にたっっくさん出会えました。上半期もいい本をいっぱい読めたけど、下半期は近年稀に見るくらい良質な読書ができました。 毎半期恒例の「今期読んで良かった本ランキング」。前置きすらもどかしいのでサクサク紹介していきたいと思います。 「2019年に発売された本」ではなく、この時期に「私が読んだ本」なので、古い本が入ることもあるかもしれません。 では、いってみましょう! ※本のAmazonリンクは、基本的にKindle版を貼っています。Kindle版がないものは紙の本のリンクです。 16位 欲望する「ことば」 欲望する「ことば」 「社会記号」とマーケティング (集英社新書) 作者:嶋浩一郎,松井剛 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/01/26 メディア: Kindle版 広告会社のCEOと、大学の経営学者による共著。私はWebマーケティング系の業界にいたこ

      この本がすごい!2019年下半期 - これからも君と話をしよう
    • PENLIGHT会見書き起こしの感想|くれないショウガ

      感想:PENLIGHTは芸能村の掌握と第三者機関になることが目的なのでは?謎の団体PENLIGHTとは「ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会」と称する運営者不明団体 発起人は”仕事の傍らコンサートに通う普通のジャニオタ” 発起理由:カウアン・オカモト氏が2023年4月12日に日本外国特派員協会で性暴力被害の告発記者会見したが、ジャニーズ事務所は当たり障りのないコメントを出した為次の対応を求める。 1. 性暴力被害者の声に誠実に耳を傾けてください。 2. ジャニーズ事務所として、第三者委員会等を設置し性加害の検証・実態調査を行ってください。 3. 性暴力被害を訴えた方々に対し、事実を認め謝罪してください。 4. 性暴力被害者がトラウマの影響から回復するために適切な支援を行ってください。 5. 今後、性暴力被害を生まないための再発防止措置を具体的に定め、実行してください。 敬称略記者会見ア

        PENLIGHT会見書き起こしの感想|くれないショウガ
      • Aセクシュアルで女性ではないわたしとフェミニズム|夜のそら:Aセク情報室|note

        こんばんは。夜のそらです。今日は、フェミニズムについて、ではなく、わたしとフェミニズムについて書かせていただこうと思います。(すごく個人的な話です)。一部、暴力の描写があるので、ご注意ください。 1.フェミニズムに出会う わたしが最初にフェミニズムに出会ったのは、大学1年生のときの「ヨーロッパ文化論」(みたいな名前)の授業でした。担当の先生は文学の教授でしたが、そのひとが、フェミニストでした。その大学にはフェミニズムやジェンダー学の授業はなかったので、この先生にあたったのは、本当に幸運でした。 先生がときどき漏らす言葉や、学生の発表へのコメント、そしてフェミニズム的な考えの解説は、わたしにとって、生まれて初めて飲む「きれいな水」でした。 生まれてから、ずっと濁った水を飲まされて、それでもその水を飲むしかなかったわたしに、その先生は「世界にきれいな水がある」ということを教えてくれました。そし

          Aセクシュアルで女性ではないわたしとフェミニズム|夜のそら:Aセク情報室|note
        • シン・これからの「フェミニズム」を考える白熱討論会(#シンこれフェミ)2020年12月5日:全文公開|坂爪真吾

          2020年12月5日(土)に開催された『シン・これからの「フェミニズム」を考える白熱討論会(#シンこれフェミ)』の全文公開(約4万2千字)です。前半の部分(約2万字)まで、無料でお読み頂けます。 はじめに 今回のイベントのテーマと開催趣旨について(坂爪真吾) 坂爪 本日は、『シン・これからの「フェミニズム」を考える白熱討論会(#シンこれフェミ)』にご参加くださり、ありがとうございます。主催・司会担当の坂爪真吾と申します。宜しくお願い致します。 今回のイベントのテーマは、「フェミニストとアンチフェミの対話の場を作ること」です。 ネット論客の青識亜論(せいしき・あろん)さん、そして研究者でフェミニストの高橋幸(たかはし・ゆき)さんのお二人が、この数年間のSNS上で巻き起こっているジェンダー・フェミニズム関連(と考えられている)論争や炎上を一緒に&丁寧に整理しながら、フェミニスト(とされている人

            シン・これからの「フェミニズム」を考える白熱討論会(#シンこれフェミ)2020年12月5日:全文公開|坂爪真吾
          • 寮費月700円 金沢大の格安寮廃止めぐり、声上げる令和の学生運動:朝日新聞デジタル

            ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

              寮費月700円 金沢大の格安寮廃止めぐり、声上げる令和の学生運動:朝日新聞デジタル
            • 【署名サイトVoice】東京都公立大学法人理事長、東京都立大学学長宛に、宮台真司氏の懲戒免職を求めます。言うまでもなく、名誉教授の称号も与えないよう要求します。

              東京都公立大学法人理事長、東京都立大学学長宛に、宮台真司氏の懲戒免職を求めます。言うまでもなく、名誉教授の称号も与えないよう要求します。 ■ はじめに(活動の目的や概要) 東京都公立大学法人理事長、東京都立大学学長宛に、宮台真司氏の懲戒免職を求めます。言うまでもなく、名誉教授の称号も与えないよう要求します。 ■ 活動立ち上げの背景・理由 宮台真司氏は1997年から1998年にかけて、バクシーシ山下AV監督作品の「女犯」を初めとするAV強要の疑いがある暴力AVを称揚しました。レイプ犯含む女性から嫌われる性癖をもつ男性を「性的弱者」と位置づけ、彼らの「ガス抜き」になると持ち上げたのです。 バクシーシ山下氏は1995年の著作『セックス障害者たち』において、出演女性たちがシンナー中毒の女性や、「精神病院を出たり入ったり」精神安定剤を服用している精神病の症状のある人たちであったことを明らかにしていま

                【署名サイトVoice】東京都公立大学法人理事長、東京都立大学学長宛に、宮台真司氏の懲戒免職を求めます。言うまでもなく、名誉教授の称号も与えないよう要求します。
              • [書評] 精神の考古学(中沢新一): 極東ブログ

                中沢新一の近著『精神の考古学』を読むことを勧められたとき、その刹那、「ああ、あれか」という不思議な思いが去来した。ほんの瞬時の直感であるが、二つのことがそこにあった。一つは、これは1983年の『チベットのモーツアルト』の続編であろうということ(すべての面でそうだという意味ではないが)、もう一つは、吉本隆明の思想を継いだ著作であろうということ。 そして、書物を手に取り、まえがきに目を向けたときに、私は、すべてがそうであったとでもいう奇妙な祝福のような感じがした。確かにそのとおりだと、瞬時に確信した。さて、私はそれをどのように語ったらよいのだろうか。 本書は、読まれるべき書物である、ということは明らかなのに、どのように読まれるべきか、次の言葉が浮かばない。しいていうなら、なんの偏見もなく、なんの憶測もなく、普通に、あたかも河口慧海の『西蔵旅行記』を読むように読むといいだろう、と言ってみたい。そ

                • 上野千鶴子、入籍発覚で権威失墜「おひとりさまビジネス」「不倫を理論武装で正当化」

                  上野千鶴子氏のTwitterアカウントより 東京大学名誉教授で社会学者の上野千鶴子氏が入籍していたと22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。フェミニズム、女性学研究の第一人者である上野氏は著書『在宅ひとり死のススメ』『おひとりさまの最期』『おひとりさまの老後』『最期まで在宅おひとりさまで機嫌よく』をはじめとする「おひとりさまシリーズ」がベストセラーとなり、結婚制度を否定し非婚を勧め、自身も非婚であることやそのメリットを強調する識者として知られており、多くの熱心なファンを擁するカリスマ人気学者でもある。その上野氏自身が実は入籍していたと報じられ、上野氏への批判が強まっているようだ。 1995年に東京大学大学院人文社会系研究科教授に就任した上野氏は、著書などを通じた発言が徐々に注目を浴び、かつて存在しなかった女性学という学問領域を開拓。メディア出演も多い著名学者、そしてベストセラー作家と

                    上野千鶴子、入籍発覚で権威失墜「おひとりさまビジネス」「不倫を理論武装で正当化」
                  • 台風接近の九州、各地で混乱 矢沢永吉さんのライブ参加者も緊張感:朝日新聞デジタル

                    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                      台風接近の九州、各地で混乱 矢沢永吉さんのライブ参加者も緊張感:朝日新聞デジタル
                    • 上妻世海×宇野常寛 思想としての「遅いインターネット」 | 遅いインターネット

                      「遅いインターネット」がこのウェブマガジンと、そして僕(宇野)の書いた本というかたちになって1ヶ月。想像よりだいぶ大きな反響をもらっていて、戸惑っているところもあります。そこで今回は上妻世海さんと僕たちが世の中に投げかけた「遅さ」について話してみることにしました。彼は、僕の知る限り社会の「速度」からいちばん自由な人間です。 本記事をはじめ、「遅いインターネット」では、現在の速すぎるネット社会の問題とその向き合い方について、様々な観点から特集しています。 「走りながら考える」ことで見えてくるもの 上妻 こうして宇野さんと「遅いインターネット」について濃密に話せる機会ができて、とても嬉しいです。僕は良い本の条件の一つを、読んでいて誰かと対話をしたくなる本、言い換えれば、人と人の〈あいだ〉にある本だと考えていて、『遅いインターネット』を読んだ時に僕が感じていたことは、まさにそれだったからです。

                      • 安倍元首相の「国葬」中止を求めます ・ Change.org

                        7月22日の閣議で政府は、故安倍晋三氏の「国葬」を9月27日に行うことを決定しましたが、これには、多くの皆さんが疑問と反対の声をあげています。 報道各社の世論調査でも、「国葬反対」(47.3%、時事通信社8月)、国葬を行うことを「評価しない」(50%、NHK8月)など、「反対」、「評価しない」が多数です。 このような世論には理由があります。1)個人の葬儀を国が行う根拠法が存在しないこと、2)特定の個人の葬儀費用を税金で執行することが、法の下の平等、思想や良心・信教・表現の自由、財政民主主義を定めた憲法に反すること、3)安倍氏の政治的な業績に対する評価は定まっておらず、むしろ「モリカケ・サクラ疑惑」など行政の私物化や、国会軽視、官僚統制のあり方などに厳しい批判があること、などの点が主なものです。「国葬」が日本国憲法の諸原則と相いれないという指摘も各方面から行われています。 くわえて、連日報道

                          安倍元首相の「国葬」中止を求めます ・ Change.org
                        • 「善意のモラリスト」のSNSスクラムでネット議論が無理ゲーだと思わされた「#私たちのフェミニズム」(ふじいりょう) - 個人 - Yahoo!ニュース

                          ハフポスト日本版の「#私たちのフェミニズム」、高崎順子氏の「もっとフラットに“フェミニズム”を語る機会はないだろうか。専門家でなくても、より身近な“私ごと”として、この言葉に触れられないだろうか」という問いかけには共感できるし、初っ端に西村博之氏を据えるということは賛否両論上等で、シャンタル・ムフ氏の闘技的民主主義のようなアプローチなのかな、と期待していたところ、後編で竹下隆一郎編集長が出てきて「前編の記事にはたくさんのご批判をいただきました。記事ではこうした企画意図や取材のルールについての丁寧な説明が不足していたと感じています」といい、西村氏の見解について注釈を入れるべきだったと反省・謝罪の弁を入れていて思いっきりズッコケた。 ひろゆきさん、どうして「今の日本では“フェミニズム”って言葉を使わないほうがいい」のですか?(ハフポスト) 家事分担の偏り、女性政治家が少ないこと。ひろゆきさんと

                            「善意のモラリスト」のSNSスクラムでネット議論が無理ゲーだと思わされた「#私たちのフェミニズム」(ふじいりょう) - 個人 - Yahoo!ニュース
                          • リプロダクティブ・ヘルス/ライツの闇とは「フェミニズムから国民を守る党」|魔色

                            ※当記事はツールとしての避妊具、メソッドとしての中絶または当事者を全否定するものではありません。 はじめに皆様方おはようございます。こんにちは、こんばんわかもしれません。それではご挨拶でございます。 画面の向こうの皆様方も是非ご一緒に大きな声でご唱和ください。新型コロナウィルスが流行しておりますので飛沫感染を防ぐため周囲に人がたくさんいる方やまたは夜更けにご覧の方はご近所迷惑となってしまいますのでお胸の中で叫んで頂けるだけで結構でございます。何をおまえは極端なことを言うんだ。ミソジニストかと思われる方はこちらをお時間ありましたら是非ご覧ください。 フェミニズムから国民を守る党の党首の魔色であります。まあ党員私ひとりしかいないんですが。我がフェミニズムから国民を守る党はいつでも党員募集中でございます。男性の方も女性の方もLGBTの方も右翼の方も左翼の方も反社会的勢力フェミニストでなければ入党

                              リプロダクティブ・ヘルス/ライツの闇とは「フェミニズムから国民を守る党」|魔色
                            • 第7回 呉智英の徳倫理と「すべからく」論争

                              左翼が本来持っていたダイナミズムが失われて久しい。いまや自壊した左翼は「大同団結」を唱え、そのための合言葉を探すだけの存在になってしまった。怠惰な団結をきれいに分離し、硬直した知性に見切りをつけ、横断的なつながりを模索すること。革命の精神を見失った左翼に代わって、別の左翼(オルタナレフト)を生み出すこと。それがヘイト、分断、格差にまみれた世界に生きる我々の急務ではないか。いま起きているあまたの政治的、思想的、社会的事象から、あたらしい左翼の可能性をさぐる連載評論。 アーキテクチャー論も当事者研究も、それほど賢くもなく、強くもない、傷つきやすく弱い人間を前提としていた。社会学者の稲葉振一郎が指摘するとおり、「現実の人間はともすれば弱く傷つきやすく、十分な「徳」を備えてはいない、かといって全く「徳」を欠いているわけでもない、そのようなあいまいな存在なのだ、という問題」[1]に関心が集まっている

                                第7回 呉智英の徳倫理と「すべからく」論争
                              • 『人新世の資本論』資本主義の代替システムを構想する新しい『資本論』 - HONZ

                                「一体あとどれくらい経済成長すれば人々は豊かになれるのだろうか?」 これが本書の投げかける根源的な問いである。 この問いに対して正面から答えてきた人はどれだけいるだろうか? そして、これこそが、今、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリに代表される世界のジェネレーションZ(1990年代中盤以降に生まれた世代)やジェネレーションY(1980年代序盤から1990年代中盤までに生まれた世代)と呼ばれる若い世代から、旧世代に向けられている怒りの本質でもある。 自身がジェネレーションYに属する著者の斎藤幸平は、世界が幾ら経済成長しても豊かになるのは極一部の超富裕層だけで、大半の人々は豊かにはならないと断言する。そして、これまでの資本主義を維持し、修正しながら騙し騙し続けていく、グリーン・ニューディール、緑の経済成長、気候ケインズ主義、ラディカル・キャピタリズムからESG(環境、社会、ガバナンス

                                  『人新世の資本論』資本主義の代替システムを構想する新しい『資本論』 - HONZ
                                • 「女が女を孕ませる」時代は来るのか?|アラ父さん

                                  (※当記事は有料設定されておりますが最後まで読むことができます。もし面白いと思ってくださった方は投げ銭として記事を購入していただけると幸甚です。) 先日「代理出産」についての話題がTwitterを賑わせていました。 経緯としては、30代〜40代の女性をメインターゲットにした雑誌「VERY」のWebサイトにおいて、アーティスト「スプツニ子!」さんと、VERY専属モデルでミダスエンターテイメント代表取締役社長の「申 真衣」さんがこの代理出産を肯定的に語る対談が掲載されたことがきっかけとなりました。 これに対してネットの反応はおしなべて否定的であり、炎上の危険が出てきたためか早々と記事は削除されました。ちなみにこの両者はどちらもフェミニストとして知られています。 (※詳細は以下から確認できるようです。) 生殖は競争だ 現代に生きる私達はセックスを快楽を得るために行っていますが、生物的にはセックス

                                    「女が女を孕ませる」時代は来るのか?|アラ父さん
                                  • (考 国葬)「自民を弔う葬儀」に見えてきた 作家・赤坂真理氏:朝日新聞デジタル

                                    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                      (考 国葬)「自民を弔う葬儀」に見えてきた 作家・赤坂真理氏:朝日新聞デジタル
                                    • 2023年に読んだ182冊から星5の13冊を紹介 - 海外文学読書録

                                      このブログでは原則的に海外文学しか扱ってないが、実は日本文学やノンフィクションも陰でそこそこ読んでおり、それらを読書メーターに登録している。 今回、2023年に読んだすべての本から、最高点(星5)を付けた本をピックアップすることにした。読書の参考にしてもらえれば幸いである。 評価の目安は以下の通り。 ★★★★★---超面白い ★★★★---面白い ★★★---普通 ★★---厳しい ★---超厳しい 石原慎太郎 作家はなぜ政治家になったか シリーズ・戦後思想のエッセンス 作者:中島 岳志 NHK出版 Amazon 120ページほどの短い本だが、石原慎太郎の歩みを丁寧に追っていて分かりやすい。キーワードは「成熟」になるだろう。本書において石原と対置されるのが江藤淳で、「成熟」は江藤の著作『成熟と喪失』【Amazon】を踏まえている。江藤を対置することで、石原の精神的軌跡にくっきり補助線を引い

                                        2023年に読んだ182冊から星5の13冊を紹介 - 海外文学読書録
                                      • ジャニー喜多川が騒がれない理由

                                        ジャニー喜多川が少年に性的虐待を長い事やってきてて、芸能界が彼の性癖を満足させるための供給源になっていた、と言うのが日本では自民党と統一教会の関係くらいにみんな知ってるけど何もしないものの一つだった。 でもなんでこんなに平気なのか、という話だ。 小学生の娘をファンのおっさんに抱っこさせることには大騒ぎするが少年が次々とジャニー喜多川の餌食になることには全く沈黙できてしまう。 女の子がおっさんに抱っこされる方が、少年がおっさんにレイプされるよりも深刻だそうだ。 この不均衡がどこから来るのか、男女に関わらずレイプはレイプだと取り扱うことができなくなっている、というのはいろんな説明方法があると思う。 例えば日本では男性は最近まで法的に性被害に合うことができなかったから、その文脈で報道できない、だから日本では男子は性的に安全だと欺くことができたのかもしれない。 偶に性被害に合う男性に対してご褒美じ

                                          ジャニー喜多川が騒がれない理由
                                        • ジャニーズ性被害騒動まとめ

                                          鯨酔 @miBR6n0oaKubbDj 昨日くらいからぼちぼちジャニーズ関係のTwitter掘っていくつか活発に動いてる垢調べてみた。 感想としては、たしかに活動してる垢の中には、乗せられてるだけのジャニーズファンも含まれているが、最初の火付け役はほぼ例外なく「思想強め」 twitter.com/wakakusamidori… 2023-05-24 02:36:20 若草ミドリ @wakakusamidori_ @karashi_mentax PENLIGHT、外部で宣伝された時系列を調べると、面白いことに 上野千鶴子さん・牟田和恵さんのWANが(多分)最初っぽいです(4/24) ハフポスト(4/26)より先という ここのWAN基金は、Colabo含むWBPC全てが受けたことのある助成金ですから、 やはり利権構造的な繋がりを疑ってしまいます… pic.twitter.com/iQ4IyPB

                                            ジャニーズ性被害騒動まとめ
                                          • あなたの声がチカラになります

                                            発信者:平和を求め 軍拡を許さない女たちの会 宛先:岸田文雄首相、公明党代表、立憲民主党代表、日本維新の会代表、国民民主党代表、日本共産党委員長、れいわ新選組代表、社会民主党党首、参政党代表、NHK党代表 、連合代表 岸田政権は、5年で43兆円、GDP比2%という防衛費の増額を打ち出しました。しかし、防衛費は、その詳細が明らかにされておらず、どう捻出するかも決まっていません。むしろ、この軍拡は周辺諸国の緊張を高めました。これが、私たちの国のためになるのでしょうか。 政府がこれまで掲げてきた、少子化対策や労働者の賃上げ、女性や1人親家庭、非正規労働者、性的マイノリティ、子どもなど、社会的弱者のための公的支援の政策が、マイナスの影響を受けるのは明らかです。 政府の全世代型社会保障構築会議は昨年末、改革の方向を示しましたが、働く女性の過半数を占める非正規労働者、子育て支援のための財源論は先送りさ

                                              あなたの声がチカラになります
                                            • 極・フェミニスト108星(共感力ランキング'22年下半期版)|幻集郎 Genjuro|note

                                              *1 本記事は全文無料です *2 最終更新:2023-01-11 記事公開 *3 サムネ出典:漫画『ドクムシ』(漫画アクション/双葉社) 1 はじめに明けましておめでとうございます。趣味でツイッターのフェミニストをモニターしている 幻集郎 と申します。今年もよろしくお願いいたします。 さて、私が趣味でやっているフェミニスト108星(ツイッターのフェミニズム寄り有名アカウント108名の月間平均いいね>=200ツイート数ランキング)の更新の時期がやってきました。今回で3回目になります。前回のはこちら↓。 これ、軽く試してみてもらえば分かると思いますが、計測作業がめちゃくちゃ大変で、なんでわざわざこんなことやらないきゃいけないんだと半年ごとに気が滅入るのですが、趣味なので今回もしょうがなくやりました。 今回もランカー全体の4分の1となる27アカウントを入れ替え、より活きのいいランキングにしました

                                                極・フェミニスト108星(共感力ランキング'22年下半期版)|幻集郎 Genjuro|note
                                              • エリザベス女王国葬、天皇、皇后両陛下は前から6列目 バイデン氏は:朝日新聞デジタル

                                                ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                  エリザベス女王国葬、天皇、皇后両陛下は前から6列目 バイデン氏は:朝日新聞デジタル
                                                • しかし真面目に「日本」を考えている人などいるのだろうか - メロンダウト

                                                  今年の出生数が90万人を下回り過去最低を記録した。想定よりも早く少子化が進んでいる。 消費税増税により経済指標も軒並み悪化している。 消費増税の「悲惨すぎる結果」が判明…日本の景気、打つ手はあるのか(髙橋 洋一) | 現代ビジネス | 講談社(1/5) 来年はオリンピックがあってオリンピック需要で景気を底上げしている状態でこの数字だけどオリンピック後はどの開催国でも景気が後退するというデータがある。来年再来年あたりはさらにひどいことになる可能性が高い。 今までは日本終了などと何か遠い未来のように語られてきたけれど遂にそれが現実に形となってあらわれてきた。 アベノミクスによる財政出動も金融政策ももはや失敗と言っていいだろう。潜在成長率も実質賃金も購買力平価も水準は下がり続けているし。大企業の内部留保を拡大させ株価と失業率を盛っただけだった。 国会も自民党支配のままとって替われる野党がないせい

                                                    しかし真面目に「日本」を考えている人などいるのだろうか - メロンダウト
                                                  • 国のために死ねるか、人のために生きられるか。戦後右翼も左翼も超えてゴジラが平和と愛国を問い直す! - Something Orange

                                                    映画『ゴジラ-1.0』(以下『マイナスワン』)を批判する動画を見ました。 非常に面白い。 ある種の政治的観点からこの映画を批判する意見は当然、出て来ると思っていました。 単なる難癖に過ぎないような批判は無数にあるけれど、この動画はきわめてロジカルだし、非常に説得力がある感じ。 そしてその上で、まったく共感できない(笑)。 この動画は主に映画の「リアリティ」と「人間ドラマ」について批判しているのですが、物凄く丹念に批判されているにもかかわらず、ほとんど納得がいかない。 ほんとうに作品の本質が理解されていない、何ひとつ伝わっていないんだなあといっそ感心するくらい。 そしてまた、山崎貴という監督はほんとうに舐められている、あなどられているんだということもあらためて感じますね。 小説でもマンガでもそうだけれど、カルト的に「とがった」作家に比べ、一見して「わかりやすい」エンターテインメントを展開する

                                                      国のために死ねるか、人のために生きられるか。戦後右翼も左翼も超えてゴジラが平和と愛国を問い直す! - Something Orange
                                                    • 「弱者男性論」について思うことなどなど:現代ビジネス記事を読みました - 浅瀬でぱちゃぱちゃ日和

                                                      先に言っておくとかなり長い上に、あんままとまってないです。毎回不必要に長文なんだよなあ、、、 gendai.ismedia.jp 先日、上の記事(「フェミニズム叩き」「女性叩き」で溜飲を下げても、決して「幸せにはなれない」理由)が、現代ビジネスから出てきた。主に「弱者男性論」なる立場への批判や、現状のアカデミズムに足りないものの指摘がなされている。読むべし。まさに、読むべし。 僕もこのブログとかnoteで、「フェミニズムのここが不満ですよ」とか、「ゆうて男にも辛さはあるよ」ということを書いてきた。清田隆之『さよなら、俺たち』にいちゃもんを付けたり、ソルニット『説教したがる男たち』に文句を言ったり、、、 そういうわけで、↑の記事はバズっていたこともあり、僕もちゃんと触れておくべきかなと思った。僕なりに内容を紹介したり、「弱者男性論」について思うことを書きます。 記事の個人的紹介 内容について

                                                        「弱者男性論」について思うことなどなど:現代ビジネス記事を読みました - 浅瀬でぱちゃぱちゃ日和
                                                      • 自由詩評 n個の性、そして恋の症候 斎藤 秀雄 - 「詩客」自由詩時評

                                                        『現代詩手帖』のふたつのアンソロジー特集を読んだ。8月号が「現代詩アンソロジー2000-2009」、同じく9月号は「現代詩アンソロジー2010-2019」であった。所収作品は、アンソロジーの常として偏りがあるのかもしれないし、不足もあるのかもしれないが、おおむね楽しく読むことができた。のではあるが、同時に掲載されている、選者4名――瀬尾育生・野村喜和夫・小池昌代・蜂飼耳――によるふたつの「討議」、すなわち「二〇〇〇年代、詩に何が起こったのか」(8月号)、「10年代から現在へ――いま、詩は」(9月号)を読むあいだ、幾度となく、あの馴れ親しんだ「嫌な気分」に襲われることにもなった。ひとことでいうなら「何度これが繰り返されるのか」という脱力感・徒労感、すべてのひとびとが記憶喪失に陥っているのではないかという感覚、である――こういった体験には俳壇であれ歌壇であれTwitterのタイムラインであれ、

                                                          自由詩評 n個の性、そして恋の症候 斎藤 秀雄 - 「詩客」自由詩時評
                                                        • 「フェミニズムと『表現の自由』をめぐって」上野千鶴子+柴田英里 - ログル

                                                          ※非公式の書き起こしですあしからず。 ※大括弧の注釈が付いている部分は、書き起こしの際によく聞き取れなかった部分です。 ※挿入画像はスライドで表示されたものではありません。勝手にネットで拾ってきた画像です。 ※アップ後に修正した個所は下線で示しています。 川上未映子(以下川上)本日最後のプログラム、フェミニズムと表現の自由をめぐってを始めたいと思います ご登壇されるのは上野千鶴子さん、そして柴田英里さんです。司会は私川上がつとめます。 まず二人のご紹介をさせてください。 上野千鶴子さん、社会学者であり女性学ジェンダー研究の第一人者でいらっしゃいます。82年に発表されたセクシィ・ギャルの大研究以来、現在に至るまで、研究はもちろんフェミニズムのトップランナーとして幅広い分野で活躍されています。 主著に、家父長制と資本制、ナショナリズムとジェンダー、生き延びるための思想、そして近刊に世代の痛み

                                                            「フェミニズムと『表現の自由』をめぐって」上野千鶴子+柴田英里 - ログル
                                                          • プラックローズら「「社会正義」はいつも正しい」 書評 小谷野敦(読書人) - jun-jun1965の日記

                                                            少し前に、『現代思想』(青土社)が「ポストモダン」を擁護的に特集した際、謳い文句に「アカデミズムの外で詭弁に使われ」とあるのを見て私は「中で」の間違いじゃないかと思った。しかし日本のポモ思想は、何やら現代版禅仏教みたいになり、おとなしい草食動物みたいだと、本書を読むと感じる。本書の著者二人は、「第二のソーカル事件」とされる、ピーター・ボゴシアンの盟友で、ニ十本のポモ風インチキ論文を査読雑誌に投稿してうち七本が掲載されるという事件を起こし(なおこの論文のうち二本は本書の帯で紹介されているが、詳細な内容は本書内にはない)、そのためボゴシアンは勤務先の大学を辞職させられたが、その後、クイア理論をへたポモの「社会正義理論」の影響もあり、キャンセルカルチャーやマイクロアグレッション(些細な過去の発言をとりあげて叩くこと)、つまり「ポリコレ」と言われるアメリカでの知識人の内部抗争が激化したり、BLM運

                                                              プラックローズら「「社会正義」はいつも正しい」 書評 小谷野敦(読書人) - jun-jun1965の日記
                                                            • よみがえるヒロインたち - ネオリベラリズムに抗う ケア・フェミニズム | ウェブマガジン「あき地」

                                                              1.みくりはフェミニストなのか? TBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』とジェイン・オースティンの『高慢と偏見』は、じつは時空を超えて繋がっている作品である。『逃げ恥』は、失業した主人公の森山みくりが家事代行をしながら生活費を節約するために、恋愛経験の無い独身サラリーマン津崎平匡と契約結婚する物語であり、西森路代によれば、『逃げ恥』の原作者である海野つなみは、この作品で「『高慢と偏見』のような面を描いてみたい」と語っていたという。[1] 言われてみれば、結婚しているにもかかわらず(もちろん契約結婚だが)、みくりと津崎のあいだには信じがたいほどの距離がある。それは、まるでオースティンの小説に描かれる「コートシップ」(婚前の男女交際)を想起させるほどだ。みくりと津崎が契約結婚をしていることを知らない伯母の「ゆりちゃん」がこのカップルについて「他人行儀」だと不思議がるほどだが、津崎の同僚である

                                                                よみがえるヒロインたち - ネオリベラリズムに抗う ケア・フェミニズム | ウェブマガジン「あき地」
                                                              • 精神分析を患う国|フリー・グーグルトン

                                                                ■ 20世紀で最も並外れた知的信用詐欺 1960年にノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者、ピーター・メダワーはかつて「精神医学の被害者(Victims of Psychiatry)」と題した書評において、精神分析を「20世紀で最も並外れた知的信用詐欺(the most stupendous intellectual confidence trick of the 20th century)」と表現した。*1書評の対象は、アメリカの神経外科医I.S.クーパーの著作『The victim is always the same』で、変形性筋ジストニア(DMD)の若い患者が、それが神経筋疾患であるにもかかわらず精神疾患と誤診され、フロイト派の精神分析医によって行われる医学的にも倫理的にも不適当な「治療」を受けさせられる悲劇が描かれている。*2 精神医学における精神分析は前世紀半ばまでは隆盛を誇

                                                                  精神分析を患う国|フリー・グーグルトン
                                                                • 「Ghost of Tsushima」と「強い女」とフェミニズム|アラ父さん

                                                                  2020年7月17日にリリースされたオープンワールド時代劇アクションゲーム「Ghost of Tsushima」は発売後3日間で全世界での売り上げが240万本を突破するという大ヒット作品となりました。 私も先日ようやくメインストーリーをクリアしましたが、テーマである主人公『境井仁』の戦いと葛藤の他にも、彼を取り巻く女たちの、蒙古の侵略の脅威にさらされる中、生きるか死ぬか、殺すか殺されるかのハードな世界に生きるそれぞれの姿が実に印象的だったため、フェミニズムと絡めて書いていきたいと思います。 ※以下、ゲームに関するネタバレを含みます。ご注意ください ※掲載しているゲーム内画像の著作権、商標権その他の知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します 物語を彩る女たち この物語において主人公『境井仁』にとって重要な役割を持つ女性キャラクラーは以下の4人。 瀕死の仁を戦場から助け、弟を救出する見返

                                                                    「Ghost of Tsushima」と「強い女」とフェミニズム|アラ父さん
                                                                  • ソラナスを讃える学者の異常さ「フェミニズムから国民を守る党」|魔色

                                                                    これまでフェミニストの悪行三昧ぶりを紹介してきた自分ですがこれは流石に驚きを隠せませんでした。ちなみにヴァレリー・ソラナスはどういう人物という事に関してはこちらをご覧ください。 不幸な人生を送ったソラナスに同情的な意見もありますが不幸な生い立ちとはいえ理不尽に他人を傷つける事が許されるはずがありません。そんな事を言ったら母親に虐待を受けて育ったエド・ゲインなどの猟奇殺人鬼の犯行の多くも許容されなくてはなりません。 しかし北村はこのソラナスの妄想であるSCUM Manifesto (男性皆殺し協会マニフェスト)を単に訳すだけでなくその思想に耽溺、また賛同していることは本人の発言などを見れば明らかです。 これがどれくらい異常なことかと言えばとある学者が相模原障害者施設殺傷事件という凄惨な事件を起こした犯人の植松聖の障害者は抹殺すべきという思想に賛同し讃えるようなものです。そんなことをすれば当然

                                                                      ソラナスを讃える学者の異常さ「フェミニズムから国民を守る党」|魔色
                                                                    • ジュディス・バトラー『アセンブリ:行為遂行性・複数性・政治』

                                                                      ジュディス・バトラー『アセンブリ:行為遂行性・複数性・政治』 佐藤嘉幸・清水知子訳,青土社,2018年 本書の構成と主張 英和辞典によれば1、「アセンブリ(assembly)」とは、「1.<人・物・情報など>を(ある目的のために)集める、収集する;<集団>を結成する」という意味の「アセンブル(assemble)」の名詞形であり、「1.(立法)議会;下院、2.(目的をもった人の)集会、会合」である。本書2で論じられる「アセンブリ」に込められた意味をその動詞形に即して示せば、「生きている各々の身体を、公的な場への現れと安定した生活に対する暴力的制限に抗議するために集め、連携した集団がつくられる」となろう。本書で「集会」と訳されるこの語と共に浮上させられる一連の事柄を理解するには、まずもって「否定され、見捨てられ、価値が下げられ、危険に曝され、哀悼不可能な生(life)」(257ff.)3が次々

                                                                        ジュディス・バトラー『アセンブリ:行為遂行性・複数性・政治』
                                                                      • いま小倉千加子が考えていること - 集英社新書プラス

                                                                        かつて『結婚の条件』で「結婚とは『カネ』と『カオ』の交換であり、女性は自分の『カオ』を棚に上げて『カネ』を求め、男性は自分の『カネ』を棚に上げて『カオ』を求めている」と看破した心理学者の小倉千加子さん。同年に発売された酒井順子さんの『負け犬の遠吠え』とともに、当時、大きな話題となった。結婚観をとらえ直す、エポックメイキングな一冊として、今も読み継がれる名著だ。 あれから17年。ここ数年の小倉さんの執筆活動は決して活発とはいえない。理由は運営に携わる「認定こども園」に全エネルギーを注いでいるかららしい。しかし、鋭い眼力で見通した人や物や現象の「見方」を鮮やかに提示する唯一無二のエッセイは、東日本大震災以来の大混乱の最中にある今こそ、求められているのではないだろうか。 先ほど発売された『草むらにハイヒール‐内から外への欲求』(いそっぷ社)は、7年ぶりとなる新刊である。2008年から2014年ま

                                                                          いま小倉千加子が考えていること - 集英社新書プラス
                                                                        • 今後、多数の寄稿本は「なぜ男女割合が半々じゃないんだこん棒」で、叩けるかも! - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                                          こんど、こんな本が出るそうなのですよ 定点観測 新型コロナウイルスと私たちの社会 2020年前半 (論創ノンフィクション 005) 作者:雨宮処凛,上野千鶴子,今野晴貴,斎藤 環,斎藤美奈子,CDB,武田砂鉄,仲正昌樹,前川喜平,町山智浩,松尾 匡,丸川哲史,宮台真司,望月衣塑子,森 達也,安田浩一,安田菜津紀発売日: 2020/09/18メディア: 単行本(ソフトカバー) 寄稿者のひとりDr.ナ… じゃないや、cdb氏が、堂々twitter・ブログのアカウント名のままで寄稿している。 氏が、こういう感想を書いている。 www.cinema2d.net はい。 ごらん頂きますとわかりますとおり、執筆陣の中であからさまに浮いていますね。 他は問題ない。他誌では「女性の執筆者が少ない」と非難を受けたムックもありましたが、上野千鶴子先生はじめ半数近く女性でジェンダーバランスもよい。 しかしどうで

                                                                            今後、多数の寄稿本は「なぜ男女割合が半々じゃないんだこん棒」で、叩けるかも! - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                                          • salmo氏がしばらく見ないあいだに反科学的な論客になっていた…… - 法華狼の日記

                                                                            十年ほど前、「ならなしとり」というブログで外来生物問題をあつかっていたsalmo氏*1。 blog.goo.ne.jp 生態系の保全問題で、安易な活動をしていた熊森協会などの批判で知られていた。 しかし近年、はてなブックマークを見ていると、首をかしげるコメントが目に入ることがたびたびある。 [B! メディア] 「最長」のおわり:「忖度」は脅されて? 霞が関どう変わった 反骨の元官僚2人に聞く - 毎日新聞 天下りと未成年への売春で職を追われた人間を反骨とか本気? 記事に登場する元官僚はふたり、前川喜平氏と佐藤優氏だが、佐藤氏が失職したのは議員だった鈴木宗男氏がらみの背任などが理由で、前川氏が辞職したのは天下り斡旋の責任をとるため。 両者に対する批判はさまざまあるだろうが、辞めた理由は「未成年への売春」とは関係がない。前川氏が出会い系バーにかよっていた報道は、政府の虚偽を告発した後だ。 前川

                                                                              salmo氏がしばらく見ないあいだに反科学的な論客になっていた…… - 法華狼の日記
                                                                            • 『現代思想』「女」の境界線を引きなおす (千田有紀) – このサイトは、千田有紀先生のトランスジェンダーをめぐる論考に関する資料集です。

                                                                              2020年の『現代思想』3月臨時増刊号の「フェミニズムの現在」の特集号に掲載された千田有紀先生の「「女」の境界線を引きなおす―「ターフ」をめぐる対立を超えて」は、論議を巻き起こしました。東京大学の清水晶子教授などを中心に、SNS上での激しい言葉による批判や先生を排斥する動きがありました。他方で、学術的な作法にのっとって考えられた問題提起的な論考であり、一方的な決めつけで議論を許さず、「キャンセル」の対象とすること自体が害悪であるという意見もあります。千田先生ご自身が議論を望んで、勇気をもって書かれた文章を、トランスジェンダーの問題は「No Debate(議論自体が禁止)」であり、何が問題であるかを問うこと自体が差別である、という態度でいいのでしょうか。そもそもどのような評価を下すにしろ、多くの人が、千田先生の文章を実際に読んでいないようです。必要なのことは、事実に基づいた冷静な議論ではない

                                                                              • 近頃何かと話題の社会学について考えてみた。|kous37

                                                                                最近何かと話題の社会学について。 最近ネット上では何かと社会学が話題になっている。社会学という学問に対して風当たりが強い。当の社会学者たちはそれに対し、自己分析をしたりするわけでもなく完全に反発して反論している人がほとんどだが、反論すればするほど火に油を注ぐ状態になっているように思う。 もともと社会学とはどういう学問だったのか、あるいはどうあるべきなのか。これは逆に言えば社会学というある種の共同体の中にいる人たちにはわかりにくいことかもしれないので、私なりにちょっと考えてみた。今回は素描程度だが、時間のある時にもっとゆっくり書いてみたい。 社会学者自身の言葉をまず引用してみよう。鈴木謙介氏のサイトからだが、 「社会学とは、「異なる価値観をもった人間たちが多数集まって形成されるこの社会を解き明かす学問」である。」とある。 これにはさらに引用元があって、日本社会学会の「社会学の世界へようこそ」

                                                                                  近頃何かと話題の社会学について考えてみた。|kous37
                                                                                • 経済学者はtwitterでどの様に語られるか? - データをいろいろ見てみる

                                                                                  経済学者、脳科学者などはtwitter上でどの様に語られるか? 前回、社会学者はtwitterでどう語られるか? - データをいろいろ見てみる という記事を書いた。思いの外多くの方に読まれたようだ。ありがたい。 記事の反応の中に、経済学者や脳科学者はどの様に語られているのかという疑問があった。確かにそれは私も興味があるので追加して調べてみた。 調査データ データ種別 説明 データ期間 2018-01-09から2021-01-28 データ件数 約7億2千4百万件 調査方法 前回の記事と同じくサンプリングされたtweetデータから様々な学者を含むツイートを抜き出し、その言葉とともに使われる言葉(抽出語)から、それらの学者がどの様に語られるか?どの様に眼差されるかを調査した。 抽出したツイートをmecabを使って形態素解析し、特徴語を抜き出した。特徴語の抜き出しは、KHCoder を利用した。ま

                                                                                    経済学者はtwitterでどの様に語られるか? - データをいろいろ見てみる