なにもわからん、雰囲気で生成AIをやっている。 最近、生成AIに不安を感じている方にヒアリングをしているのだけど「生成AIって、どこまでがプロンプトの限界で、どこからがモデルの限界なのかがわからないから不安になる」と聞いた。 たしかにそれはそうだと思う。他人の試行錯誤の過程って見えないし、「うまくいった例」は見えても、そこに至る“失敗の山”までは共有されない。生成AIの不確実さは、「他人の使い方が見えない」ことと強く関係しているのかもしれない。 ただ正直、私個人としてはその不安は理解できるもののあまりピンときていなかった。 どちらかというと、損をすることに対しての抵抗感があまりなく、期待値ベースで動いてしまうタイプだからだ。「やってみてダメだったらそれでよし」「当たればラッキー」。それくらいの感覚で、トライ&エラーに心理的コストを感じない。 でも、多くの人にとってはそうではないのだと思う。