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  • 『愛と誠』電子版の「基本的に発表当時の表現」という嘘|ちゆ12歳

    ※この記事は9月18日に更新しました。マガジンとしては「8月分の記事」のところ、更新が遅れてしまっており、大変申し訳ございません。 概要現在「ヤンジャンアプリ」で配信中の『愛と誠』について。 毎回、最後にこういうページが表示されるのですが、 これは嘘で、実際には「不適切と思われる用語や表現」を差し替えたものが使用されています。 たとえば、第46話の3ページ目には、こういう変遷があって……。 ヤンジャンアプリの電子版は「発表当時の表現」ではなく、1995年版を受け継いだものみたいです。 ほかの例を挙げると、第90話の会話シーンはこんな感じ。 これも、ヤンジャンアプリでは1995年版と同じ台詞でした。 その他、確認した範囲では、電子版の台詞はどれも1995年版と同じでした。 変更自体の是非はともかく、少なからず表現を変えているのに「基本的に発表当時の表現を使用」としているのは、良くないと思いま

      『愛と誠』電子版の「基本的に発表当時の表現」という嘘|ちゆ12歳
    • 売上7億円超の人気漫画『小悪魔教師サイコ』作画家・合田蛍冬氏が出版社を提訴した訴訟が和解 同一原作の後発漫画が出版されトラブルに 出版社は謝罪

      漫画『小悪魔教師サイコ』の作画を担当する・合田蛍冬さんが、2023年8月に同作を出版する「ぶんか社」を相手取って起こしていた訴訟(関連記事)において、9月13日付で和解が成立しました。ぶんか社は合田さんと読者に謝罪しています。 訴訟に至った経緯 合田さんによる漫画版『小悪魔教師サイコ』は三石メガネさんによる同名小説を原作とし、2021年4月にぶんか社から月刊誌で電子配信をスタート。2023年6月までに7億円以上を売り上げる大ヒットとなり、電子書籍プラットフォーム「ピッコマ」の年間人気ランキングで3位にランクインする人気作でした。 左:合田蛍冬さん作画の「小悪魔教師サイコ」、右:高野ヒノさん作画の「小悪魔教師サイコ」(ともに原作:三石メガネさん) しかし同年11月に、原作の管理会社「taskey」が、自社サイトで同じ原作をフルカラー縦読みマンガ化しようとしていることが発覚。合田さんはぶんか社

        売上7億円超の人気漫画『小悪魔教師サイコ』作画家・合田蛍冬氏が出版社を提訴した訴訟が和解 同一原作の後発漫画が出版されトラブルに 出版社は謝罪
      • ミステリ好きの先輩が『創元推理文庫を読め。あそこにはすごい校閲者がいる』と薦めてきた内容がマニアックすぎた「その校閲者は絶対に元探偵だと思う」

        寺師貴憲 @tera_shi_ta 予備校講師。駿台予備学校、東進ハイスクール。漢文。ときどき世界史・小論文。専攻は中国古代史。好きなもの:ディクディク、アルパカ、オコジョ、ハリネズミ、シマエナガ、アラスカン・マラミュート。仕事の依頼はDMに。 寺師貴憲 @tera_shi_ta 学生時代、ミステリ好きの先輩が 「創元推理文庫を読め。あそこにはすごい校閲者がいる。『その時間帯なら日差しが部屋のその部分まで届かないから、探偵の手元が暗かったはず』のレベルで校閲する」 とマニアックな薦め方をしてきた。 以来、本屋で創元推理文庫を見るたび、親指を立てたくなる。

          ミステリ好きの先輩が『創元推理文庫を読め。あそこにはすごい校閲者がいる』と薦めてきた内容がマニアックすぎた「その校閲者は絶対に元探偵だと思う」
        • 『あさイチ』でやっていた、書店内にカフェを作り、客が本を読みながら自由に飲食できるという「書店の新しい試み」、根本的に間違っているのでは?

          山田邦和 @fzk06736 今朝のNHK「あさイチ」に疑問。「新しい書店の試み」として、書店内にカフェを作って、客が自由に本を読みながらお茶や軽食をとれるようにしている、というのを称賛している。しかし、根本的なところで間違っていると思う。書店に並んでいる本は、原則として書店の所有物ではないのです。⇨ 山田邦和 @fzk06736 ⇨では書店に並んでいる本は誰のものかというと、出版社のもの。書店は、出版社からその本を「借りて」売っている。だから、売れ残ったら出版社に返品できる。出版社にしたら、立ち読みくらいは慣例的に目をつぶるにしても、サンドイッチをつまんで汚れた手で本を触られてそれを返品されたら困る。⇨ 山田邦和 @fzk06736 ⇨ただ、書店の中には出版社から「買い取り」をしてそれを販売しているところも、わずかながらあります。その場合は、本が汚れるリスクは書店が負うので書店の裁量。し

            『あさイチ』でやっていた、書店内にカフェを作り、客が本を読みながら自由に飲食できるという「書店の新しい試み」、根本的に間違っているのでは?
          • MSXパソコンで本の表紙を描きたい!

            小説家になって23年。20冊目の小説を刊行することになった。 節目だからというわけではないが、自分らしい表紙にしたい。 かつて愛用していた四十年前のパソコン(MSX)で本の表紙を作ってみることにした。 今から二十年以上前に、小説の新人賞を受賞した。その僕のデビュー作を読んで、先輩の作家が質問をした。 「”筐体”って言葉が出てきたけど、あれなに?」と。 作中に「パックマンの筐体」が出てくるのだ。ゲームセンターに置かれていたテーブル型で、ブラウン管の画面が埋まっていて、レバーがついている、あれだ。 ……あれは「筐体」としか言いようがない。 僕はゲームとかデジタルなガジェットが大好きでどっぷり漬かって生きてきたものだから、ごく自然に出てきた言葉だったが、一般的にはかなり専門性の強い単語だったわけだ。 筐体みたいなものを自然と思って小説を書いていくと、一般的な人たちの興味や知識との間に相当な乖離が

              MSXパソコンで本の表紙を描きたい!
            • 主張:インターネットアーカイブ敗訴、図書館の未来を守れ

              図書館はこれまで、知識にアクセスする機会をすべての人に平等に与えるという重要な使命を果たしてきた。だが、図書館によるデジタル化を認めない判決を米国の控訴裁判所が下したことで、危機的な状況にある。 by MIT Technology Review Editors2024.09.18 7 この記事の3つのポイント 図書館のデジタル貸出を制限する判決が米国で下された 判決は「制御されたデジタル貸出(CDL)」をフェアユースとして認めない内容 図書館を電子書籍のエコシステムに閉じ込め、危機的状況に陥れる可能性 summarized by Claude 3 私は1980年代から90年代にかけて育った。私の世代やその前の世代にとって、公共図書館はあらゆる町で平等を実現する力となっており、アメリカンドリームを目指して前進するすべての人を助ける存在だった。私が育ったヴァージニア州シャンティリーでは、コンピ

                主張:インターネットアーカイブ敗訴、図書館の未来を守れ
              • うんメイ / うんメイ - 米井ミライ | サンデーうぇぶり

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                • 読書感想文、図鑑はダメ? 子どもの〝嘆き〟に「私だけでも応援」

                  夏休みが終わると、「図鑑について読書感想文を書いたのに学校で図鑑はダメと言われた」という嘆きの連絡をもらうことが多い。毎年、一緒に嘆いて怒ってあげることしか出来ないのだけど、図鑑で感想文を書いてはいけない理由がわからない。実は図鑑は読み応え抜群な文章が詰まってるのよ。 — ピン・セイダイ Nagashima, Seidai (@calisius) August 20, 2024 長島さんによると、夏休みには毎年、小学生の自由研究などで昆虫の質問や相談を受けることがあるといいます。 そのやりとりの際、「夏休みが終わってから、読書感想文で昆虫図鑑について書いた(書こうとした)けれど、学校でダメと言われた」と嘆く子どもたちが一定数いるのだといいます。 「私には読書感想文の制度を変えたり、担任の先生の方針を変えたりする力はありません。それでも、その嘆く方に共感することはできます。一緒になって嘆き、

                    読書感想文、図鑑はダメ? 子どもの〝嘆き〟に「私だけでも応援」
                  • 「まったり」「がっつり」気になりますか?文化庁調査 | NHK

                    17日、文化庁が「国語に関する世論調査」の結果を公表しました。 「ゆっくり、のんびり」を『まったり』、「しっかり、たくさん」を『がっつり』と表現することについて「気にならない」と答えた人が8割余りにのぼり、広く定着してきていることがわかりました。 また、本を「読まない」と答えた人が6割余りにのぼり、ほぼ3人に2人が本を読まず、“読書離れ”が進んでいることもみえてきました。 目次 「まったり」「がっつり」 8割余りが気にならないと回答 本を「読まない」6割余り 過去最高に 文化庁は毎年、日本語の使い方の変化などを調べていて、2024年1月から3月にかけて全国の16歳以上の6000人に調査し、3559人から回答を得ました。 この中で、新しい意味や使い方が辞書に記載され始めた表現について「ほかの人が使うのが気になるか、ならないか」を聞きました。 その結果、「ゆっくり、のんびりする」という意味で『

                      「まったり」「がっつり」気になりますか?文化庁調査 | NHK
                    • ローカルの「独立系書店」って儲かるの? 開業したい人は心しておいたほうがいいこと

                      writer profile Hiromi Shimada 島田浩美 しまだ・ひろみ●編集者/ライター/書店員。長野県飯綱町出身、長野市在住。信州大学時代に読んだ沢木耕太郎著『深夜特急』にわかりやすく影響を受け、卒業後2年間の放浪生活を送る。帰国後、地元出版社の勤務を経て、同僚デザイナーとともに長野市に「旅とアート」がテーマの書店〈ch.books〉をオープン。趣味は山登り、特技はトライアスロン。体力には自信あり。 大型書店が姿を消し、増える独立系書店 「本が売れない時代」だといわれて久しい。 本の売り上げは1996年をピークに右肩下がりを続け、 日本出版インフラセンターの統計によると、 この10年で全国の書店数は3分の2に減少。 全国の市町村の4分の1以上が「書店ゼロ」のまちになっているという。 一方で、個人オーナーによる独自セレクトの小規模な独立系書店は 全国各地で次々と開店していると

                        ローカルの「独立系書店」って儲かるの? 開業したい人は心しておいたほうがいいこと
                      • 「月に1冊も読書しない」が6割超 進む読書離れ 国語世論調査 | 毎日新聞

                        月に1冊も本を読まない人が6割超に上ることが、文化庁が17日に公表した2023年度の「国語に関する世論調査」で判明した。同じ調査項目が設けられた08年度以降では最も多く、初めて5割を超えた。スマートフォンやネット交流サービス(SNS)の普及が原因とみられ、文化庁の担当者は「読書離れを顕著に示しており、国語力の養成に影響が出かねない」と危機感を示している。 調査は24年3月、全国の16歳以上の個人6000人を抽出して郵送で実施。59・3%にあたる3559人から有効回答を得た。 1カ月に読む本の冊数を尋ねる質問は08年度以降、5年ごとに実施。23年度調査で漫画・雑誌を除く書籍(電子書籍含む)を「1冊も読まない」と回答したのは62・6%で、18年度の前回(47・3%)から15・3ポイント増えた。過去3回の調査はいずれも46~47%台で、急速に増えた。

                          「月に1冊も読書しない」が6割超 進む読書離れ 国語世論調査 | 毎日新聞
                        • 袋とじの部分を開封すると短編が長編に早変わりする泡坂妻夫先生の『生者と死者―酩探偵ヨギガンジーの透視術』が面白い

                          記述師文庫堂【積読人】 @kijutsushi_bkdo NO BOOK NO LIFE DON'T FEEL! THINK! 積読本:759冊(-1冊:2024/9/18) #日本SF読者クラブ No.5,670,000,000 #日本怪奇幻想読者クラブ kijutsushi.hatenablog.com

                            袋とじの部分を開封すると短編が長編に早変わりする泡坂妻夫先生の『生者と死者―酩探偵ヨギガンジーの透視術』が面白い
                          • 夜は無人24時間書店 三洋堂書店・下恵土店

                            【読売新聞】 県内で24時間営業に切り替えた書店が可児市にある。中部地方を中心に展開する「三洋堂書店」(名古屋市)の下恵土店だ。全国的に書店が減少する中、どんな特徴や戦略があるのか。足を運んでみた。(林昂汰) 毎夜通う客も JR可児

                              夜は無人24時間書店 三洋堂書店・下恵土店
                            • 文芸記者がいた! - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌

                              芥川・直木賞がすごいわけじゃない! 文学賞にニュース価値あり、とまつり上げてきた文芸記者こそが異様なのだ! 日本に新聞が誕生して150年、文学と密接に関わり、長きにわたって併走してきた文芸記者の仕事と生き様を追い、文学をめぐる環境がどう変わってきたかを探る、まったく新しい文学史。 「文芸記者は主役になることがほとんどない。他人の小説や評編、読者の好みや出版動向などをテーマに、さまざまな解説を偉そうに書きながら、自分のことはあまり語らずに影の存在に徹している。いったい何者なんだ、文芸記者。」(「はじめに」より) ■四六判並製 ■232ページ ISBN 978-4-86011-493-0 [目次] はじめに──なぜ文芸記者なのか 一 論争と黒子の人 堀紫山(読売新聞) 12 二 振り回される人 嶋田青峰(国民新聞)20 三 怒られ通しの人 森田草平(東京朝日新聞)28 四 文学に踏み止まらない

                                文芸記者がいた! - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌
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