読んでみればわかるわ。 舞台は加賀刑務所。模範囚の失踪、 集団食中毒、火のない場所での火災など 様々な謎を物腰柔らかなキャリア刑務官、 火石が解決していくの。 『看守の信念』城山真一 (著) 宝島社文庫あらすじ金沢市の南東にある加賀刑務所。 この地方刑務所で初めて実施された釈放前の更生プログラムに参加した受刑者が姿を消した。 発見されるまでの30分の間、何が起こったのか(「しゃくぜん」)。 刑務所内で起こる事件を優れた洞察力と推理で真相へと導くキャリア刑務官の火石。 そしてその足を引っ張ろうとする上司から火石の尾行を命じられた総務課長の芦立。 火石が抱える事情とは。 模範囚が消えた30分の謎模範囚を選定し、釈放前に世間の空気に慣れさせること。 法務省矯正局の担当者から提案され、刑務官たちは反対で一致したものの、刑務所長の「やれ」の一言で実行することに。 選ばれた模範囚、坂本を連れて看守部長