東京都では22日、モニタリング会議が開かれ、専門家から「医療提供体制がひっ迫していないという認識は誤りだ」と強い危機感が示されました。 都のモニタリング会議は午後1時から開かれ、専門家から現在の感染状況について4段階の最も深刻な段階に据え置いたうえで、「中高年層に感染が広がっている」との報告が行われました。また、医療提供体制についても先週と同じ警戒レベルが維持されましたが、専門家からは強い危機感が示されました。 「150%の増加率で患者が増加している状況、あるいは重症者が倍増している状況から、とてもひっ迫していないなどというふうには申し上げられません。マンパワーですが、何より対応の長期化で医療は本当に疲弊してございます。現場の労苦に対する想像力を持たない方に赤ではないということで、大丈夫だから、みなさん遊びましょう、旅しましょうと、根拠に使われないことを切に願う」(専門家) 入院調整にかか