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  • 女性オタクの棲む暗い池について|さいたま

    またコンテンツへの稚拙なお気持ち表明文がはてなブックマークでバズっていました。 簡単にまとめると『僕の心のヤバいやつ』のヒロインの胸がデカすぎるということ、あと漫画誌グラビアの胸強調も不快だそうです。 1.書き手”男性”が女性のなりすましな件男だけど異常に胸がデカいキャラが苦手 悪いけど、ちょっとオエッてなる。 リアルの人にはならないよ、あくまで二次元の話。 大きい方がよいみたいな意図が見えて、嫌になる そのキャラは本当に大きい胸が欲しかったんだろうか? 大切なキャラなら、デカい胸を押し付けずに平均的なカップ数の胸にするべきだろうに 自分の好みをキャラに押し付けて楽しいんだろうか まあ楽しいんだろうね はてな匿名ダイアリーまずこれ書き手女性ですよね。女性のオタク。 私はインターネットエスパー4段なのですが、このエントリからはいくつもの女性のシグナルが感じ取れます。(「お色気嫌悪だから女!」

      女性オタクの棲む暗い池について|さいたま
    • ハッカーの呪いと共に生きる ~ The hacker is dead, long live the hacker! - An Epicurean

      私がWeb業界に入ったのは、ハッカーに対する憧れからです。その原体験を大事にしたいという気持ちを今でも強く持っています。 もう20年近く前になりますが、Web2.0の時代、私は傍観者でした。世界ではGoogleを筆頭として、日本でも、はてな社などが、エンジニアドリブンで個性的なサービスを生み出していました。他にもmiyagawaさんなど、個人で世界的に使われるようなOSSを開発している人もいました。書籍「ハッカーと画家」で描かれるような、ハッカーが個人技で大企業を出し抜く痛快さがありました。 そのように、WebサービスにせよOSSにせよ、同年代のハッカーが自分の技術でイノベーションを起こし、世の中に影響を及ぼしていることに羨望の眼差しを向けていたのです。 サブカル的な空気感も好ましく思っていました。西海岸のコンピュータ文化はヒッピーカルチャーの影響を受けていたのは間違いないでしょう。当時の

        ハッカーの呪いと共に生きる ~ The hacker is dead, long live the hacker! - An Epicurean
      • 呉座勇一さんの訴訟と和解についての一私見

        1.呉座さんの訴訟と和解の概要およびその意味 すでに周知の事実ですが、さる2023年9月末、2021年3月に発覚した呉座勇一さんのネット上の差別的な数多の暴言をめぐる騒動と、そこから派生した訴訟について、続けざまに大きな進展というか結末が示されました。国際日本文化研究センターで内定していた准教授への昇任を撤回された呉座さんが、日文研の上位機関である人間文化研究機構に対し起こした地位確認の訴訟と、呉座さんの一件をめぐって出されたオープンレター「女性差別的な文化を脱するために」が、呉座さんの名誉を毀損したものであるという訴訟が、相次いで和解したのです。 その結果は、呉座さんは助教として日文研に復帰(再度准教授承認が内定しなおしたのかどうかは分かりません)し、名誉毀損訴訟は呉座さんの側が訴えを取り下げ、オープンレターが呉座さんの名誉を傷つけるものではないとの同意をして、和解したものでした。ただし

        • オーウェル『1984年』序文からわかる、ピンチョンのつまらなさとアナクロ性 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

          Executive Summary トマス・ピンチョンのオーウェル『1984年』序文は、まったく構造化されず、思いつきを羅列しただけ。何の脈絡も論理の筋もない。しかもその思いつきもつまらないものばかり。唯一見るべきは、「補遺;ニュースピークの原理」が過去形で書かれていることにこめられた希望だけ。だが、考えて見れば、ピンチョンはすべて雑然とした羅列しかできない人ではある。それを複雑な世界の反映となる豊穣な猥雑さだと思ってみんなもてはやしてきた。だが実はそれは、読者側の深読みにすぎないのかもしれない。そしてその深読みが匂わせる陰謀論が意味ありげだった時代——つまり大きな世界構造がしっかりあって、裏の世界が意味をもった60-80年代——にはそれで通ったのに、1990年代以降はもっと露骨な陰謀論が表に出てきてしまい、ピンチョン的な匂わせるだけの陰謀論は無意味になった。それがかれの最近の作品に見られ

            オーウェル『1984年』序文からわかる、ピンチョンのつまらなさとアナクロ性 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
          • ハヤカワのオススメ本12冊+α(〜12/1 kindle版セール中)2023.11/30更新 - 沼の見える街

            [2023年11月30日更新] ハヤカワがまたkindle本の大規模セールをやっている(今回はブラックフライデーセールで12/1までとのこと)。 amzn.to 私もハヤカワの本が好きで、面白かった本をよくオススメしてるのだが、セールのたびにいちいち紹介するのも面倒なので、広くオススメできそうな本をまとめておく。 ちなみにハヤカワといえばSFの印象があるだろうが、私はけっこうノンフィクションに偏っているので、単純に面白かった本をフィクション/ノンフィクション問わずごちゃまぜで紹介したい。タイトルで10冊といいつつ上下巻やシリーズも1冊扱いで、関連書もちょいちょい並べてるので明らかに数十冊はあるが…。ついでなのでその他のオススメ本も軽めに紹介しとく。セール時はどれもだいたい半額なので買っといて損なし。 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 『イヌはなぜ愛してくれるのか 「最良の友」の科学』 『

              ハヤカワのオススメ本12冊+α(〜12/1 kindle版セール中)2023.11/30更新 - 沼の見える街
            • ひまそらあかね(暇空茜)氏の被選挙権は制限されるべき?

              墨東公安委員会 @bokukoui 鉄道趣味が嵩じて近代日本史の研究者になってしまいました。電鉄や電力、生活文化などの歴史に関心があります。麺類やボードゲームなども好きです。歴史もエロも無修正。普遍なるもの(世界精神のかけら)に敬意を持っていきたいと思っています。 bokukoui.exblog.jp 墨東公安委員会 @bokukoui 都知事選、N国党のやらかしだけで充分顰蹙なのに、暇空茜まで出馬するという無茶苦茶ぶりで、禁止されなければ何をやってもいいという無責任体質が世を蝕んでいることを痛感させられます。暇空はミソジニーのネット世論に乗っかって嫌がらせをする輩で、公的な場に堕してよい人物ではありません。 2024-06-21 10:51:35

                ひまそらあかね(暇空茜)氏の被選挙権は制限されるべき?
              • 旧作ラノベ復刊・ラノベ図書館計画への違和感

                なんでも、過去の名作ラノベを復刊させたり、ラノベ図書館?を作ったりする計画が進んでいるらしい。 蓬莱学園復刊とラノベ図書館01|中津宗一郎 まず第一弾として予定されてる作品は、蓬莱学園シリーズ。それから、ザンヤルマ、カイルロッドあたりも視野に入っているようだ。 いずれも現在は絶版で電書化もされておらず、読み直そうと思ってもそこそこ高い中古品を漁るしかないシリーズだ。そういう作品が容易に手に取れるようになり、かつ作者に利益が還元されるようになるのであれば、それは素直に喜ばしい。 特に、未完のシリーズである蓬莱学園は単なる復刊だけではなく、1巻が出たきりで中断されている「革命」の続きも上手くいけば出せるかもしれないそうなので、是非とも成功させてほしい。 ただ、この事業の立ち上げ人?だという人物の発言を見ていて、少し違和感を覚えるところがあった。 twitter.com/nakatsu_s/st

                  旧作ラノベ復刊・ラノベ図書館計画への違和感
                • 焚書坑儒の続き:学者もその批判も昔から同じ。徐福も、無駄金づかい。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                  以前、史記の焚書坑儒の話をした。 cruel.hatenablog.com ここでは、焚書坑儒の理由が封禅の儀式をめぐる話と関係があるんだろう、という説を紹介してそれの通りに書いた。でも、その後も史記をちまちま読んでいたんだが、なんか秦の始皇帝のところを読むと、普通に焚書坑儒の理由は書いてある (前回は、その封禅の儀式のところだけつまみ食いした)。きちんと部下からの進言があって、それをもとにやったのね。そしてそこの部分だけでも、封禅の儀式の話と主張はまったく同じだ。儒学者どもは、実用性のある役に立つ知識を持たず、何も結論を出せず、そのくせ批判だけは口うるさかった。 それよりもっと手厳しいかも。学者が訓詁学に堕している理由、それがかつてはオッケーだった理由も、そのえらい部下はきちんと分析し、進言している。時代とともに学問も進歩しなければいけない! 立派です。 その当該ヶ所を以下に引用。 始皇

                    焚書坑儒の続き:学者もその批判も昔から同じ。徐福も、無駄金づかい。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                  • 富士通やNTTデータは本当に「SIer」か? ITベンダーがご用聞きに堕した訳

                    「エスアイアーって何ですか」。若手技術者からそんな質問を受けたことがある。「IT業界にいてSIerという言葉も知らないのか」と驚いたが、この人はSIerの本当の意味を知りたいのだなと思い直した。確かに若者は分からなくて当然なのだ。 「SIerとはシステムインテグレーターのことで、様々なハードウエアやソフトウエアなどを組み合わせてシステムを作るのが本来の仕事。富士通やNTTデータがそれに当たる」。そんな説明をしたと記憶している。すると「えっ、富士通やNTTデータをSIerと言ってよいのですか」と逆に驚かれてしまった。 確かにこれも当然だ。SIerと呼ばれる大手ITベンダーが本当にシステムインテグレーターなのかと問われれば、多くの人が首をひねってしまうはずだ。今のSIerは顧客の要望通りの業務アプリケーションなどを作る「ご用聞き商売」が主たるビジネスで、システムインテグレーターとは似ても似つか

                      富士通やNTTデータは本当に「SIer」か? ITベンダーがご用聞きに堕した訳
                    • 微温化され中産階級向きにされる大江健三郎 - jun-jun1965の日記

                      9月13日の昼過ぎ、今日都内のホテルで、大江健三郎のお別れの会が開かれたというニュースをX上で見た時、あっ私は呼ばれなかったんだという悲哀が突き上げてきた。衝撃を受けつつあちこち調べてみると、大江についての本を書いた榎本正樹は呼ばれたが行かなかった、高原到も呼ばれたが仕事があっていけなかったとかポストしており、かなり幅広く呼ばれたらしく、もしや蓮實重彦も呼ばれなかったのではと思ったが呼ばれていたようだし、私がパージされたのは明白で、私は衝撃のため二日ほど仕事が手につかなかった。 そこで私は「眠れる森の美女」の舞踏会に呼ばれなかった魔女のごとくタタリ神となって以後は語るが、近年、大江健三郎は中産階級向け、お茶の間向け、テレビ向けに微温化され、デオドラント化されている。スピーチしたのは黒柳徹子、山内久明、朝吹真理子というあたりがすでに微温的ではないか。 そもそも私が中学3年の時『万延元年のフッ

                        微温化され中産階級向きにされる大江健三郎 - jun-jun1965の日記
                      • 本格的に死にたい

                        いよいよ人生でやれることなくなった。 死にたい。 4年前に知り合った彼氏がいる。 当時彼は既婚者であったが、わたしに惚れているのは周りから見ても明らかだった。 飲み会の帰り道で「好きだ」と告白された時、わたしは、「気持ちは嬉しいけど、わたしは不倫とかできるタイプではなくて。既婚者の方はごめんなさい」とお断りした。 その半年後、彼は離婚して、もう一度告白してきた。 「待たせてごめんなさい。大好きなんです。僕は君と一緒になりたい」 あの時の彼の顔をよく覚えてる。待ってないです、でも、ありがとう。努力に免じて、交際関係を受け入れた。 「でも、わたし、君を悪くいうわけじゃないけど、バツイチの恋人が務まるほど、器が大きくないかもしれない」 「大丈夫!君に嫌な思いはさせないし、大事にするし、幸せにする。不安や不満があったら、必ず言ってね。受け止める」 それからは、絵に描いたように幸せな恋人ライフ。 彼

                          本格的に死にたい
                        • 2024年3月11日に国立西洋美術館で起きたこと、2023年10月7日から——あるいは、もっと以前より、そして、この瞬間も——ガザで起きていること #1 (文:山本浩貴)

                          その「声」は誰のためにあるのか?このエッセイは、初めて自分から「掲載してほしい」と申し出たものだ。掲載を許可してくれた、編集部の福島夏子さんに謝辞を申し上げる。また、このエッセイを書くにあたり重要な情報を提供してくれた多くの友人——とくに、滝朝子さん——に感謝の意を伝える。 2023年3月11日、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?——国立西洋美術館65年目の自問 | 現代美術家たちへの問いかけ」の内覧会が開催された。参加作家の飯山由貴と遠藤麻衣、美術家の百瀬文らが抗議のアクションを実施した。今回の報に接し、ぼく自身、恥ずかしさを覚える。この問題に対し、自分なりに知ろうとしてこなかったことについて。現代アートの領域で、「脱植民地化」を語ってきた研究者であるにもかかわらず。いまガザで起きていることに対して声をあげることは、まぎれもなく脱植民地化の問題だ(その関連性は、次

                            2024年3月11日に国立西洋美術館で起きたこと、2023年10月7日から——あるいは、もっと以前より、そして、この瞬間も——ガザで起きていること #1 (文:山本浩貴)
                          • マッカーシー遺作、護身術バリツ、財政金融政策 - Cakes連載『新・山形月報!』

                            ずいぶん間が空いた山形月報ですが、今回は文学好きの間では話題ながらも難物と言われるコーマック・マッカーシー遺作2部作を中心に、ホームズの格闘術と、財政金融政策の話。文学にネタのような真面目な格闘術、さらには経済話といつもながらバラバラですが、さて、どんな話になるでしょうか! ずいぶん間が開いた (一年以上かよ!)。いつもながら、採りあげるつもり満々の本が一冊あって、それをどう料理しようか考えるうちに、ずるずる先送りになってしまうというありがちな話ではあります。 で、今回扱うのは、それではない。 コーマック・マッカーシーの遺作となる2部作『通り過ぎゆく者』『ステラ・マリス』だ。 マッカーシー『通り過ぎゆく者』 コーマック・マッカーシーは、現代にあって、本当の意味での文学を書けた数少ない作家の一人だ。そして、それは文学というものの意義が変わってきた現代では、決して容易なことではない。 村上龍は

                              マッカーシー遺作、護身術バリツ、財政金融政策 - Cakes連載『新・山形月報!』
                            • 中絶した知人

                              一年前に学生時代の同級生に実は最近中絶したと聞かされてからたまに思い出してしまう その場ではみんなで慰めたけど正直引いてる 学生時代から付き合ってて、絶対結婚するんだろうなと思ってた 結婚したいほど大好きだったけど、産婦人科で妊娠を確認してその場で中絶の予約したんだって 仕事の方が大事なんだって まあ大学院まで出てやりたい仕事についてて、当時はまだ新卒2年目で、彼氏とは遠距離で、仕事を優先させたい気持ちはわからんでもない でも大学院まで出て自立してて一年働いてるから産休は取れて、周りはちらほら子どもも産んでる年代で、10年付き合った結婚したいほど大好きな彼氏が相手で、それでも判明してすぐ堕すって決めれるほど仕事が大事なのに、ピルも飲まずゴムもつけずによくヤレるし堕ろしたって泣けるなって思う その子にはその子の事情があって色々考えた末の出来事ということは分かってるけど、 できたら結婚するから

                                中絶した知人
                              • 2023年に読んだ「ベスト本」12冊(+α) - 沼の見える街

                                もう新年になってしまいましたが、2023年に読んだ本の中から、特に良かった・面白かった・オススメできそうな本を12冊に絞って(絞れてないけど)紹介します。ビニがさ会も迫っているので映画のベスト10も早く出さないとだし、なるべくさっくり紹介したい。なお映画と違って本はカウントが微妙にムズイが、一応数えたら大体150冊くらい読んでいた…気がする。あとこれも映画と違って「今年出版された本」ではなく「今年私が読んだ本」なので注意ね(おおむね新しめの本ではあるけど)。ブログ読者は想定できてると思うが、ついでに関連書とかも紹介するので絶対に12冊には収まらない。あしからず。 『イヌはなぜ愛してくれるのか 「最良の友」の科学』 『ビッチな動物たち: 雌の恐るべき性戦略』 『なぜ心はこんなに脆いのか: 不安や抑うつの進化心理学』 『ヒトという種の未来について生物界の法則が教えてくれること』 『遺伝子―親密

                                  2023年に読んだ「ベスト本」12冊(+α) - 沼の見える街
                                • 文化とは何か

                                  https://www.youtube.com/watch?v=gr3WUUgx6Fs 先日も貼ったけど今回も。この人の動画おもしろい。 この人がイタリアを北から南までただ食べていくだけの動画。実ははっきり言って興味全くなかったのだが(笑)、なんとなく開いてみたら思った以上におもしろく、個人的に前々からあった何とも言えない漠然とした何かモヤモヤがあって、それが一体何なのか??というのをこの動画はかなり示してくれたように思う。 特におもしろかったのはトマトのくだりで、様々で多種多様なトマトがありながらそのすべてが個性的であり、例えば酸味が強いものや甘みが強いものなどいろいろあるのだろうけれど、そのすべてに意味があり、そしてそれらすべてが違った場所で違った料理に使われていると。他にも、やれピザの生地はきちんと人が自分の手でこねて作らなければならないだの35センチ以下でないとピザとは認められない

                                    文化とは何か
                                  • ZARDの話

                                    少し前にやたらYoutubeのおすすめにやたらZARDが出てくるようになった時がある。はて、何を基準にこういうおすすめしてるんだろう?誰かのオススメと完全に間違えてるんじゃないか?と思ったけど聞いてみると非常にいい、これもしかしてみんなめちゃくちゃいいんじゃないか? と思っていろいろ聞いてこれはいいと思っての2周目。みんな似たような曲に聞こえ始めて、あれ?1周目ものすごくよかったんだけどなあ?何が良かったんだろう?という境地に陥って何周聞いてもいまだに立ち直れていない(笑)この現象一体なんて現象なんだろう。ゲシュタルト崩壊ってやつか?あまりないような気はするけど時々起きているような気もする。ただこのZARDってやつに関してはものすごく顕著に起きたので興味深いなと。どれ一つとして何が良かったのか思い出せない。 ゲシュタルト崩壊、漢字でいえば競争の「競」の字だけがいまだにゲシュタルト崩壊してい

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                                    • バービー問題を見て、「アファーマティブアクション」が米最高裁で違憲判決が出た件を思い出した - 頭の上にミカンをのせる

                                      グーグルで「バービー」と検索したときだけなぞの演出が入るんだけど何だこれ?(挨拶) バービー問題のおかげでフェミニズムがただのアイデンティティ・ポリティクスに堕しているという指摘、かなり面白い。 バービーとオッペンハイマー、女さんvs男みたいなジェンダー差丸出しの反響で幕を開けたのに、いつの間にかバーベンハイマーとしてミーム化して、さっきまで「女性こそ戦争の被害者」と言ってたバービーフェミが女性のエンパワメント感に酔いつつ極東アジア猿共の被爆者感情には知らん顔なの笑えるわ。 pic.twitter.com/iIKgd0Dmxo— 🇺🇸 🇯🇵Blah (@yousayblah) 2023年8月1日 anond.hatelabo.jp 文章はアカデミックではないけど、言っていることはローティのアイデンティティ・ポリティクス批判と同じですね。人類全ての人権を重んじるベースがないと、往々に

                                        バービー問題を見て、「アファーマティブアクション」が米最高裁で違憲判決が出た件を思い出した - 頭の上にミカンをのせる
                                      • 社会はトンデモで満ちている。どうすれば狂った環境でも正気を保てるのか? - Something Orange

                                        【本文】 【さいごに】 Everything should be made as simple as possible, but not simpler. ものごとはできるかぎりシンプルにすべきだ。しかし、シンプルすぎてもいけない。 アインシュタイン 【本文】 ありがたい。「チッ、1位の奴しぶといな」とか思ってたけど普通にめちゃ面白い記事だった。みんな読んでほしいhttps://t.co/4luQZ2b65Y https://t.co/UENi3VEb5Q — 黒猫ドラネコ (@kurodoraneko15) 2024年5月3日 ドーモ、その1位の奴です。 あまり正面から褒められることがないので(貶されることはたくさんある)、自分の記事を肯定的に評価してもらえると嬉しいですね。 わざわざ拡散していただいてありがたいかぎり。ほんとうは自分のブログでも取り上げておくべきだよなーといまさらながら

                                          社会はトンデモで満ちている。どうすれば狂った環境でも正気を保てるのか? - Something Orange
                                        • 宮崎駿最新作『君たちはどう生きるか』は宮崎駿の人生そのものである

                                          宮崎駿監督の最新作であり恐らく最終作である『君たちはどう生きるか』をみてきた。 最初に言っておくと、僕はこの映画を非常に高く評価している。ラストシーンでは自分でも全く予期していなかったのだが涙がボロボロと込み上げてきて、美味しんぼの有名シーンのようになってしまっていた。 とはいえ多くの人がご存知のとおり、この映画の評価はメチャクチャである。 全く意味がわからなかったとクソミソにけなす意見から、僕のように凄いと絶賛する意見で真っ二つに分かれており、評価が星1と星5で割れるという、ある意味では凄い事になってしまっている。 まず第一にいえる事として、この映画は脳みそをカラッポにしてみて楽しめるタイプのものでは全く無い。 読み解き側にある程度の教養やタフネスといったものが求められるという時点で、かなり観客側に求められるものが大きい。 加えてこの映画のテーマがそれまでのジブリ作品とはかなり一風変わっ

                                            宮崎駿最新作『君たちはどう生きるか』は宮崎駿の人生そのものである
                                          • 変容するアイデンティティと、サークルのゆくえ - 集英社新書プラス

                                            メンバーが互いをよく知っているような小規模で親密な集いには、親密でよく通じ合っているが故に発生してしまう「毒」があります。 その集いは人々の間のミクロな違い、その隙間に巣くうコミュニケーションによって「有害な小集団」と化し、わたしたちを日々毒します。 ロシア由来の小集団「サークル」をさまざまな題材を用いて再考しながら、集団性の解毒法を考察した一冊が『サークル有害論 なぜ小集団は毒されるのか』(集英社新書)です。 本書の刊行を記念し、このたび著者の荒木優太さんとゲストによる対談連載を企画しました。 その第一弾ゲストは、荒木さんと同世代であり、ほぼ同時期に若手論客として世に出た縁もある文筆家の綿野恵太さん。奇しくも、本書とほぼ同時期に約2年ぶりとなる注目の新刊『「逆張り」の研究』(筑摩書房)を上梓しました。 同世代の若手論客同士、「有害な小集団」をめぐって意見をぶつけあう中で浮かび上がった、意

                                              変容するアイデンティティと、サークルのゆくえ - 集英社新書プラス
                                            • ノア・スミス「進歩派は進歩を歓迎する必要がある」(2023年3月22日)

                                              現状維持では、繁栄した社会も公正な社会ものぞめないよ 自分たちが参加してる運動の看板どおりに暮らすことを本心から気にかけてる人なんて,多くはないとぼくは思ってる.保守派の人に,「どうして自然環境を保守しようとしないの?」と聞いてみても,あるいは,生命尊重派〔中絶反対派〕の人に「どうして死刑に賛成してるの?」と聞いてみても,当人の価値体系を深く考え直す必要を覚えないだろう.同じく,進歩派の人に,「キミが大事にしてる信念や政策アプローチのなかには『進歩』の邪魔になってるものがあるよ」と伝えてみたところで,当人が夜も眠れないほど頭を悩ませる結果になるなんて,期待はしない.そんなことを言ってみたところで,「この人とは『進歩』の定義がちがうんだな」と決めつけられておしまいだろう. とはいえ,問題は言葉の意味で終わりではなく,もっと深い.いま進歩派の人たちがとっているアプローチの多くは,進歩にとって有

                                                ノア・スミス「進歩派は進歩を歓迎する必要がある」(2023年3月22日)
                                              • 【試し読み】福尾匠による新連載「言葉と物」第一回「郵便的、置き配的」(福尾 匠)

                                                7月号よりスタートした福尾匠さんによる連載「言葉と物」。 批評・言論の現在をめぐって、「言葉」と「物」の両面から考える本連載。 第一回では柄谷行人『探究』と東浩紀『ゆるく考える』という文芸誌に連載された二つの書物をめぐって展開します。 ※「群像」7月号の「言葉と物」の初回の一部を再編集のうえ、お届けいたします。 批評とは何か。なるべくスペースを広く取っておくために、批評は〈コミュニケーションの条件、言葉が伝わることの条件を思考し、実験すること〉だと定義しておこう。たとえば柄谷行人はそれを「交通空間」として、東浩紀は「郵便空間」として概念化した。異質な共同体が出会う交通と、遺失や遅配に悩まされる郵便。そして彼らはたんにそれを理論として提唱するだけでなく、その実践性を自分で証明するような実験に取り組んできた。 思考と実験が踵を接しているのは、批評は普遍の拒否から出発するからだ。それは柄谷が普遍

                                                  【試し読み】福尾匠による新連載「言葉と物」第一回「郵便的、置き配的」(福尾 匠)
                                                • 若者はSIerの意味が分からない ITベンダーがご用聞きに堕した訳

                                                  「エスアイアーって何ですか」。若手技術者からそんな質問を受けたことがある。「IT業界にいてSIerという言葉も知らないのか」と驚いたが、この人はSIerの本当の意味を知りたいのだなと思い直した。確かに若者は分からなくて当然なのだ。

                                                    若者はSIerの意味が分からない ITベンダーがご用聞きに堕した訳
                                                  • RISC-VのZicondとかいう排除アートについて - よーる

                                                    2023年9月にZicond拡張というのが、ろくに議論もされずに*1承認されたようです。 RISC-Vもその場の思い付きで命令セットを拡張するような、歴史に学ばない命令セットに堕したということですね。 Zicond拡張の機能はRISC命令セットとして素晴らしいものですが、そのエンコーディングは敵であるcmov命令を追い出すために非常に悪意のあるものとなっています。 また、cmov命令を追い出すだけならまだましで、そのエンコーディングの歪みのせいでRISC-V全体を使いづらくしています。 このようなものは、排除アートと呼んで差し支えないでしょう。 命令セットは芸術ですし、英語ではhostile instruction-set architectureとすればよさそうです。 Zicond拡張 Zicond拡張は、czero.eqz命令とczero.nez命令の二つだけからなる拡張です。 cze

                                                      RISC-VのZicondとかいう排除アートについて - よーる
                                                    • マイナンバーカードさっそく廃止の危機か - BUNTENのヘタレ日記(はてなblog版)

                                                      今日の「しんぶん赤旗」日刊紙を眺めていたら、二面の「漂流するマイナンバーカード」(下)という記事が目に留まった。 経済同友会の提言(22年4月)として 「マイナンバーカードの持つすべての機能は、スマホなどのデジタルデバイスに健康保険証などの機能とともに移行すべき」と提言。「将来的にはマイナンバーカードを廃止」とある。 すでに、 アンドロイド版スマホは今年5月から、マイナンバーカードの機能を搭載できます。国内で5割を超えるシェアを持つ 「iPhone(アイフォーン)」も遠くない将来に対応するとみられます。とあるので、マイナポータルを確認するとスマホへの「マイナンバーカード」機能搭載サービスは既に始まっており、しかもアイフォーンにも対応済のように見える。 マイナンバーカードの機能をスマホに搭載する分にはご勝手にかもしれないが(でもシステムの開発費の出所はマイナポイント同様に税金だろう。)スマホ

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                                                      • 靴下と共に強くなった戦後の女達の記録 - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】

                                                        いつぞや和歌山病院療育指導室おねえさんと電話で話した折 重心病棟の面会が予約制となったことが却って負担で足を引っ張ると聞いた 40何歳子供持つ年金受給世代ジジババ親が、僅か15分のために、面会日1週間前から体温測定して備えるなど 遠方なら殊更シンドイがな 1つ気になるのが、成年後見人の件である ジジババ親が子供の後見人、長男が次男の後見人、従姉が従弟の後見人など、親族関係いずれにも当てはまる 年金等の財産管理は来院無しでも可能だけど、来院しての身上監護=被後見人を直接チェックどないなってるん(・・? 親族後見人で感服しきりなのが、三重県の飛び地みたいな新宮市から3時間くらいクルマ運転して来院する本物バリキャリ姐さんだ 本当に有能なオナゴには本当に有能なオトコが引き寄せられ、両親の優秀なDNA受け継がれる子供達が生まれ育ち、孤軍奮闘に非ずとは言え 50何歳時点で、フルタイム就業しながら、実家

                                                          靴下と共に強くなった戦後の女達の記録 - mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】
                                                        • 東アジア反日武装戦線を追った映画にこもる意味

                                                          だが、戦前戦中ばかりか戦後日本の加害性までを深く内省し、徹底して思いつめ、ストイックなまでに身を律して行動に移した若者が1970年代の日本にいた。結果として多くの人の命を奪い、傷つけることになってしまったが、そうした若者たちの存在に光を当てたドキュメンタリーが現在の日韓でどう受けとめられるか。 せめて小さな芽になってほしい もちろん、1本のささやかなドキュメンタリーが両国関係を大きく突き動かす可能性はないだろう。ただ、最悪状態に陥った両国関係を憂う心ある者たちの意識にさざなみを立て、互いの過去と未来をあらためて捉え直す契機にはなる。 そう直感したからこそ、キム・ミレという韓国人女性はこのドキュメンタリーを手がけたのではないか、というのは私の妄想に過ぎないが、せめて小さな芽になってほしいと切に願う。 もう一点、事件の凄惨さがもたらす過剰な悲愴感が薄いのも本作の特徴といえる。作品内でカメラを向

                                                            東アジア反日武装戦線を追った映画にこもる意味
                                                          • KATOU Fumihiro on X: "わかろうとしない人にはわからない話かもしれないが、Colaboの会計問題は司法の場とかですっきりさせればよいので今さら積極的に関わる気はないけど、報道が特定の団体の広報役や機関紙に堕しているとしたら素通りできない。ただ、そういうことなんだよ。「そんなのあたりまえ」でよいわけない。"

                                                            • 𝑷𝑲𝑨 on X: "「昔のオタクはリベラル寄りで知的だった」とかいうのが流れてきたけど、今もオタクはリベラル寄りでしょう。自由は重視しつつ、無政府主義に堕さない程度の節度は大半が持ってる。 最近は全体主義みたいな連中が「リベラル」を自称するんで、「リベラル」という語の側がとっ散らかってるだけです。"

                                                              • 「わたしはシャルリ」のデモを、エマニュエル・トッドの家族社会学から考える – 橘玲 公式BLOG

                                                                ダイヤモンド社と共同で行なっていた「海外投資の歩き方」のサイトが終了し、過去記事が読めなくなったので、閲覧数の多いものや、時世に適ったものを随時、このブログで再掲載していくことにします。 今回は2016年2月25日公開の「リベラル化した欧州で「リベラルでないもの」に 分類されたイスラームを排除する論理」です(一部改変)。 Melanie Lemahieu/Shutterstock ****************************************************************************************** 今回はフランスの人類学者エマニュエル・トッドの『シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧』( 堀茂樹/文春新書)を参考に、移民問題で混乱するヨーロッパについて考えてみたい。 2015年1月7日、パリの風刺雑誌『シャルリ・エブド』がイ

                                                                • 2015年の1年間に読了した119冊の記録

                                                                  メディアマーカーのHTML出力機能で作りました。読了した逆順(新しい順)にずらっと並べてるだけです。あんまり誤字とかチェックしてないです。 ◇ Bluesmantakaのバインダー 期間 : 2015年 読了数 : 119 冊 曠野の花―石光真清の手記 2 (中公文庫) 石光 真清 / 中央公論新社 (1978-11-10) 読了日:2015年12月30日 石光真清3部作の第2巻。100年前の和製冒険小説だよと渡されたとしてもたぶんそのまま信じて読んでしまったと思う。巻頭にある満洲要図をなんども見ながら読み進めるが、そのうちiPadで地名を検索しGoogleマップでその位置関係を調べたり、そのままWikipediaでいろいろ調べたりしているうちに1日のほとんどをこの本に注いでしまった。ウラジオストク、ブラゴヴェヒチェンスク、ハバロフスク、哈爾浜。登場するのスパイ家業の本人に加え馬賊の頭目、

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