今から20年以上前、80年代半ばに、パラグラフを選んで読み進めていくゲームブックというものがブームを巻き起こしました。ここでは当時、自分がハマった数々のゲームブックを紹介していきます。 ファイティングファンタジーシリーズ1 火吹山の魔法使い S・ジャクソン、I・リビングストン著 教養文庫 記念すべき日本で発売されたゲームブック第1号。冒険者である君の使命は、火吹山の洞窟に入りこんで、悪の魔法使いザゴールが隠し持っている宝箱を奪取することにある。プレイヤーはまずサイコロを振って技術点、体力点、運点の3つを決定させる。火吹山の洞窟の中で、モンスターに出会ったら、自分の分と敵の分のサイコロを交互に振り、サイコロの目を技術点に足して、それを上回れば相手の体力点を削り取っていく。ここで自分の体力点が0になったらゲームオーバーとなる。おそらく冒険を始めた当初は主にオークと戦うことになるが、そいつ