アライグマについてどんなイメージを持っていますか?家族の一員としての「ペット」、人気アニメのキャラクターなどなど。 アライグマは海外から持ち込まれた「外来種」という側面もあります。 道のまとめでは、人の手で飼われていない状態のアライグマが生息していると確認されたり目撃情報があったのは、平成7年3月末の時点で道央や道東など24の市町村にとどまっていましたが、平成30年12月末時点では156市町村に増えています。 とくに農業地帯の十勝地方では増加が顕著で、平成29年度の捕獲数が282頭を数え、ここ数年急激に増えています。 アライグマの野生化は昭和50年代に札幌近郊で逃げ出したのが最初とも言われています。 実はかなり気性が荒い野生動物です。 そのためペットとして飼いきれずに手放す人も多く、その一部が野生化したとみられています。 急激に増えつつある外来種の現状や対策について、帯広放送局の佐藤恭孝記