兵庫県警鉄道警察隊に所属する20代の女性巡査長が大阪市内の派遣型風俗店で副業していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。県警の内部調査で発覚。巡査長は9月に拳銃を駅のトイレに置き忘れた責任も問われ、同日付で停職1カ月の懲戒処分を受けて依願退職した。 捜査関係者によると、巡査長は今年5~9月、勤務時間外に大阪市内の派遣型風俗店などで副業。男性客にサービスを提供し、店側から計約30万円の報酬を得ていた。 県警によると、巡査長は9月、同県相生市のJR相生駅構内のトイレに拳銃や手錠を置き忘れた。駅の利用客が発見し悪用された形跡はなかったが、巡査長への調査の過程で副業の疑いが浮上。巡査長本人も「遊興費が必要だった」と事実関係を認めたという。 山口県警でも昨年12月、下関署の女性巡査=依願退職=が、福岡県内の派遣型風俗店で副業し約8万円の報酬を得ていたとして、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分