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文章技術の検索結果1 - 35 件 / 35件

  • 意外と知られてない、すごく効果のある文章上達法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    文章上達法について、「大量に書け」派と「大量に読め」派の人がいます。 「ひたすら大量に文章を書け。文章上達にはそれしかない」というのは書け派の典型。 「まずはラノベを千冊読め。話はそれからだ」というのは読め派の典型。 しかし、大量に文章を書いているのに文章の下手な人はたくさんいますし、 ラノベをたくさん読んだけど面白いラノベの書けない人もたくさんいます。 これはスキル全般に言えることで、 たとえば、アメリカに二十年住んでいるのに英語がいまいちな人なんて、いくらでもいます。 「量をこなせば自ずと質に転換する」のは、もともと才能のある人間だけです。 私のような凡才は、量をこなすだけでは効率よく上達しません。 質の高い修練を大量にやってはじめて、効率よく上達するのです。 では、質の高い修練とはどういうものでしょうか? それは、次の2つです。 (1)優れた文章のどこがどう優れているかを、文章を書く

      意外と知られてない、すごく効果のある文章上達法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
    • 小山田圭吾問題の最終的解決|外山恒一

      【外山恒一の「note」コンテンツ一覧】 ──名探偵・外山恒一の冒険4 「名探偵・外山恒一の冒険」シリーズ 1.オフィスVADの秘密(98年) 2.「アナーキー・イン・ザ・UK」の秘密(04年) 3.『ファイト・クラブ』──“映像の乱れ”の謎(16年) 1. さて皆さん。 北尾修一氏による勇気ある告発によって、〝コーネリアス〟こと小山田圭吾氏への今回の壮絶なバッシングの火元となったブログ記事が、文章能力の不足といった不可抗力の類ではなく、明白なる悪意に基づいて巧妙に構成されたデマ、要するにいわゆる〝フェイク・ニュース〟の類であることはすでに明らかとなりました。 「勇気ある」というのは、北尾氏はそもそも、小山田氏が自身のイジメ加害体験を赤裸々に告白したインタビュー記事が掲載された『クイック・ジャパン』誌の編集者であり、しかも問題のインタビューの場にも居合わせたというのですから、「身内をかばっ

        小山田圭吾問題の最終的解決|外山恒一
      • ヨッピー、脇が甘すぎる(※追記しました @yoppymodel )

        老婆心として一応言っておくんだけど、ヨッピーって認知に偏りがあるのに無自覚なんじゃないかと思います。具体的には「自分の身内におけるルール」を「世間でも当たり前に通用する」って思ってるところ。それ多分一般的じゃねーです。 たとえばさ、例の記事について総ツッコミ受けてた「仲間内では女性を数に入れずに男だけで割る」ってやつ。 あれさ、多分ヨッピーは「はてな民はまたあら探ししてウザ絡みしてくる……」くらいの気持ちなんだろうけど、違うんよ。 色々書いて最終的な結論として書いた最後の最後に例示で書いたから「それ一般的じゃねーから!」ってみんなずっこけたんじゃないかと思うんすよ。その流れだと例示にそれなりに強い説得力があることが望ましいんだけど、説得力に欠いてたらツッコミが入るんすよ。これは内容の正誤ではな文章技術の話です。 で、これはゲスパーなんだけど、ヨッピーはあれ書いたとき「自分たちの身内の行動」

          ヨッピー、脇が甘すぎる(※追記しました @yoppymodel )
        • ビデオゲームにとってストーリーテリングとはなにか?――『A Mind Forever Voyaging: A History of Storytelling in Video Games』- Dylan Holmes - 最後の短篇企鵝の剥製

          A Mind Forever Voyaging: A History of Storytelling in Video Games (English Edition) 作者:Holmes, DylanCreateSpace Independent Publishing PlatformAmazon ■0.著者紹介と概要 ■イントロ ■1.The Adventure Begins: The Secret of Monkey Island(1990)ーーアドベンチャー・ゲームの発展史 ■2. Can a computer game make you cry?: Planetfall(1982)ーーゲームは「死」を描くことができるのか? ■3.Moral Gaming: Ultima IV(1985)ーーゲームは道徳を体現できるのか? ■4.Immersive Sim: System Shock

            ビデオゲームにとってストーリーテリングとはなにか?――『A Mind Forever Voyaging: A History of Storytelling in Video Games』- Dylan Holmes - 最後の短篇企鵝の剥製
          • ryuzee技術顧問と1on1公開 〜 どうやって学び、どうやって活用しているのか? - NTT Communications Engineers' Blog

            こんにちは、イノベーションセンター Agile CoE PJリーダーの岩瀬(以下、iwashi)です。 NTT Comで技術顧問をされており、アジャイルコーチでもある吉羽さん(以下、ryuzee)に「普段からどうやって学んで、どうやって活用しているのか?」という問いを1on1で投げかけてみました。本記事では、1on1模様の一部を公開します。 情報収集やナレッジマネジメントのテクニックが載っていますので、興味ある方はぜひご覧ください。というわけで、早速いってみましょう! RSSリーダーを使って購読 iwashi: ryuzeeさんは海外記事の翻訳など、かなり幅広く情報収集をされている印象があります。普段はどうやって情報をみつけているんですか? ryuzee: RSSリーダーにたくさん登録しています。最近はRSSリーダーが下火で悲しいんですが、feedlyを使って色々なRSSを購読しています。

              ryuzee技術顧問と1on1公開 〜 どうやって学び、どうやって活用しているのか? - NTT Communications Engineers' Blog
            • お気持ち表明徹底指南 〜「俺は冬優子に生きて欲しい。」に寄せて〜 - 打ち首こくまろ

              magazineworld.jp アイマスが特集されたBRUTUSを買った。本当に素晴らしい特集だったと思う。アンバサダーの書き下ろしイラストに実在感の極めて高いインタビュー。アイマスのプロデューサー(所謂ファン)や本職のアイドルプロデューサー、そして専門家のそれぞれの目線の切り口から語られるアイマスの魅力。15周年を迎えたアイマスの魅力を余すことなく表現した、素晴らしい特集だった。 しかし、あまりにも残念なことが二つある。 どうか、冬優子をよろしくお願いいたします。 俺は冬優子に生きて欲しい。〜BRUTUSで冬優子が「腹黒、オタサーの姫」と書かれたことについて〜|月虹 @shinyEtc1019 #note https://t.co/DGPah1XzXl— 月虹 (@shinyEtc1019) 2021年2月16日 一つは、その特集の読者からのリアクションで一番バズったのが、内容に対して

                お気持ち表明徹底指南 〜「俺は冬優子に生きて欲しい。」に寄せて〜 - 打ち首こくまろ
              • 書くことは「撃つ」こと、考えること。簡単ではないが、書ける人は強い

                <名文記者として知られる朝日新聞編集委員、近藤康太郎氏。その彼が、いい文章を書くための25の文章技法を惜しみなく明かしたのが、新刊『三行で撃つ』だ。本書には、数多の文章術の実用書と決定的に異なる点がある> 「誰でも書ける」「すぐ書ける」「簡単に伝わる」と謳う文章セミナーや実用書が人気だ。しかし、果たして、そうした惹句は誠実なのか。 じっさいに、文章で何かを表現しようとしたことがある人は、すぐに気づくだろう。文章を書くということは、考えるということだ。その営みが簡単なわけはない。 最初の三行で、読者をのけぞらせる 自分のなかに、どうしても解決できない、しかし解決しないと前に進めない問いがある。その問いに答えようと試みるのが、究極的には〈書く〉ということの本質だ。(302ページ) これは、名文記者として知られる朝日新聞編集委員が上梓した新刊『三行で撃つ――〈善く、生きる〉ための文章塾』(CCC

                  書くことは「撃つ」こと、考えること。簡単ではないが、書ける人は強い
                • なぜ『文体の舵をとれ』は創作者にとって特別な指南書なのか?

                  『闇の左手』『ゲド戦記』などの作品で知られる小説家、アーシュラ・K・ル=グウィンの創作指南書『文体の舵をとれ』は2021年の邦訳刊行直後から「文舵ぶんかじ」という愛称で呼ばれ、創作者の間で大きな話題となりました。本書収録の練習問題に対する解答(作品)を「#文舵練習問題」というハッシュタグでSNS上に投稿するというムーブメントが発生し、創作者がオンライン上で集い合評会を行うという動きもありました。 今回は文芸サークル「サ!脳連接派」を主宰し、二度にわたり「文舵合評会」を運営した経験をもつ大戸又さんと、その合評会に参加し「竜と沈黙する銀河」で第14回創元SF短編賞を受賞しデビューした阿部登龍さんのお二人に、創作者目線で『文体の舵をとれ』について語っていただきます。 また、本書の翻訳を担当した大久保ゆうさんには、作家アーシュラ・K・ル゠グウィンについて、そしてアメリカにおける創作教育の歴史につい

                    なぜ『文体の舵をとれ』は創作者にとって特別な指南書なのか?
                  • Sに - ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ

                    (結果はともかく予約投稿されるようになっておりま した) 現代の日本の小説で複数人の会話が描かれることは驚くほど少ない。ほとんどが二人、時に三人で話している。四人はあまりなく、五人以上はまず見ない。ましてや長くは続かない。あとは、四人か五人いるらしいところでも、話し始めると一対一がペアを替えながら行われているだけというのもある。 文学の界隈では「人間が書けている」みたいなことを言われるが、人間について書くなら複数人で話す場面など沢山あって然るべきなのにそんな風なのはなぜかと言えば、結局のところ主な理由は、四人以上になると言動を追うのが大変だからである。話題や流れを作り上げるのはもちろん、口調や語彙や性格の違いも考慮しないといけないし、そもそも何か言ったりやったりするたびに誰の言動か示す必要がある。恐ろしいほどテンポが崩れ、異常に重複する「言った」「見た」とかの語には絶えず工夫が求められる。

                      Sに - ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ
                    • 読者のことなんて気にしなくても「批評」はできるよ(読書メモ:『はじめての批評:勇気を出して主張するための文章術』) - 道徳的動物日記

                      はじめての批評 ──勇気を出して主張するための文章術 作者:川崎昌平 発売日: 2016/06/25 メディア: 単行本 この本の「はじめに」に書かれている、著者の問題意識は以下のようなものである。 …若い人々から、「書きたいけど、書けない」といった悩みを打ち明けられる経験が、ここ最近、少しだけ増えたように感じるのです。「うまく書けない」とか「書きたいテーマが見つからない」とかではなく、「書きたいけど、書けない」という彼らの問題意識をより掘り下げてみると、どうやらそうした悩みの背景には「訴えたいものがあり、それについて書きたいが、書くと反発を受けるのではないか」といった趣旨の、一種の躊躇、大袈裟な表現を使えば恐怖があるようでした。「炎上」などの言葉に象徴されるように、ある主張が特にインターネットを媒介として多くの人々に共有されると同時に猛反発の憂き目に遭い、総叩きを喰らうーーそうした現象は

                        読者のことなんて気にしなくても「批評」はできるよ(読書メモ:『はじめての批評:勇気を出して主張するための文章術』) - 道徳的動物日記
                      • 分かりやすい日本語文章の書き方・ルールの基本 | プロフェッショナルライティングガイド

                        文章を入力するごとに、ワードラビットがリアルタイムで文章をチェック。実践的なテクニックを把握しながら、誰でも悩まずに分かりやすい文章を書くことができます。 ライティングに技術が必要な理由 論理的な文章、公式な文章を、他人に正確に理解してもらうためには、書き手の技術が求められます。それは、読み手は楽しむために文章を読んでいるのではなく、情報を得るために文章を読んでいるからです。忙しい状況の中で短時間で効率的に情報を得るために、読み手は読み飛ばしながら文章を読みます。これを「拾い読み」と言います。集中して読む時に行われるディープリーディングとは異なり、読み手はどんどん飛ばして読んでいます。そのように全文をくまなく読まない相手に内容を理解してもらうためには、簡潔で誤解のない文章を書く技術が求められるのです。 アメリカなどの欧米諸国では、論理的な文章を書くための技術が、学問として教育されています。

                          分かりやすい日本語文章の書き方・ルールの基本 | プロフェッショナルライティングガイド
                        • 20数年前の自分に向けてプロジェクトマネジメントの教科書を書いた話 - 誰も教えてくれないプロマネのコツ

                          今やあらゆる場面で必要とされるプロジェクトのノウハウを、300件以上成功させてきたプロフェッショナルがこっそりお伝えします。 11/8(火)に22年間の血と汗と涙の結晶となるプロジェクトマネジメントの教科書を出版します! 本の中身は下記のような感じで、プロジェクトマネジメントのスキルセットの全体感と実践的なノウハウを詰め込んだものになっています。 プロジェクトはちょっとしたコツやリスクの回避方法を知らないことで大炎上して自分自身やプロジェクトメンバーが鬱になってキャリアを挫折したり、関係者の家庭が崩壊したり、会社が何千万円とか何億円も損失を出したりするので、そんな悲劇が少しでも減って、みんなが成功して世の中が豊かになればいいなという気持ちで必死こいて書きました。 書籍より引用(画像は出版前のものです) 想定する読者層は「プロジェクトマネジメント初級者・中級者」と「それなりにプロジェクトの経

                            20数年前の自分に向けてプロジェクトマネジメントの教科書を書いた話 - 誰も教えてくれないプロマネのコツ
                          • 本を読むなら、自分の血肉とせよ。『三行で撃つ』著者の「抜き書き」読書術

                            <「文章術はこれ一冊でじゅうぶん」と話題の『三行で撃つ』。名文記者として知られる近藤康太郎氏は本書で、独特の書棚整理術と読書術も紹介している。「書棚は自分の脳」――ではどのように整理し、強化するか> 本を「深く読みたい」と願う人は多い。そのための方法として、読んだ内容を記録しておくという手がある。 読書アプリ、レビューサイト、ブログと、記録メディアは多様化しているが、敢えて手帳に書き残してみるのはどうだろう。「手で書く」という肉体的な行為は、思わぬ効果をもたらしてくれる。 真似する読者が続出。「書棚整理」と「抜き書き」 昨年末の発売から、文章を書く人たちの間で話題になっている実用書『三行で撃つ――〈善く、生きる〉ための文章塾』(CCCメディアハウス)の一節だ。名文記者として知られる朝日新聞編集委員・近藤康太郎氏が、文章をうまく書くための25の技術を書いた。 「撃たれ過ぎて瀕死」「文章術はこ

                              本を読むなら、自分の血肉とせよ。『三行で撃つ』著者の「抜き書き」読書術
                            • 論理的な文章の書き方まとめ【例文アリ】 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                              自分では論理的な文章を書いたつもりなのに、「何を主張したいのか理解できない」「根拠を明確に説明して」と言われてしまう……。どうすれば読み手に伝わる論理的な文章を書けるのかと、お悩みではありませんか? 小論文・レポート・企画書・ブログ記事やSNSの投稿など、文章力が必要な場面は多いですよね。でも、どんな人にも伝わる言葉で文章を書くのは、案外難しいものではないでしょうか。 そこで今回は、学生やビジネスパーソンの皆さんに必要とされる、整合性のある論理的な文章の書き方をご紹介したいと思います。 論理的な文章とは 論理的な文章のメリット 論理的な文章の例文 非論理的な文章の例文 論理的な文章の例文 論理的な文章の書き方 SDS法 PREP法 論理的な文章を書くためのスキル 1. 演繹法(三段論法) 2. 帰納法 3. MECE 4. ロジックツリー 5. ピラミッドストラクチャー 論理的な文章を書く

                                論理的な文章の書き方まとめ【例文アリ】 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                              • 毒にも薬にもならない「企業理念」が、会社を潰す

                                梅田悟司(うめだ・さとし) コピーライター、ベンチャーキャピタルであるインクルージョン・ジャパン取締役。1979年生まれ。上智大学大学院理工学研究科修了。レコード会社を立ち上げた後、電通入社。国内外の広告賞・マーケティング賞をはじめ、3度のグッドデザイン賞や観光庁長官表彰などを受ける。CM総合研究所が選出するコピーライタートップ10に2014~18年と5年連続で選出。主な仕事に、ジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」、タウンワーク「バイトするならタウンワーク。」がある。その他、テレビドラマのコミュニケーション・ディレクターや、ベンチャー企業のコミュニケーション戦略立案などを行う。著書に『「言葉にできる」は武器になる。』『捨て猫に拾われた男』『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』ほか 藤吉豊氏(以下、藤吉):お、それは何ですか? 梅田:「抽象的なこ

                                  毒にも薬にもならない「企業理念」が、会社を潰す
                                • そこにあるのは文章への果てしない愛とリスペクト |

                                  『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』三宅香帆 (著) サンクチュアリ出版 あらすじ『モテる文章』って何でしょう?文学やエッセイ、ブログにスピーチなど、あらゆる文章について分析し、その「すぐれた文章感覚」を平易にわかりやすく解説。 「バズるつかみ」「バズる文体」「バズる組み立て」「バズる言葉選び」の四つの章により構成され、それぞれ小説などから文章を一部抜粋。 赤ペンでで重要な部分に丸印をつけたり傍線を引いたりして、なぜ重要かを解説していきます。 星野源の「未熟力」、ピース又吉の「かぶせ力」、こんまりの「豪語力」など、鋭い分析力で「だからこの文章はすごい」と説明しています。 まとめ参考に出された文章の凄さはもちろんですが、何よりも著者の、書き手や読み手に対するリスペクトがすごいです。 文章技術云々だけではなく、そうしたリスペクトや文章への愛を強く感じるからこそ、最後まで楽しく、そしてこの

                                  • エベレスト登頂より、近所の丘でピクニックすることがわたしの幸せ

                                    あらかじめお伝えすると、この記事は 「仕事に全力投球して可能なかぎりの成功をおさめたい。そのためにはどんな努力も惜しまない」 という人にとっては、なんの意味もないものだ。 「もっともっと」という野心あふれる人が読んでも時間のムダになるから、おすすめしない。 じゃあ、だれに向けて書いているのか? それは、 「現状にある程度満足しているけど、満足してちゃダメだという焦りもあって、上を目指すべきだとは思いつつも楽なほうに流れ、なにをするでもなくなんとなく毎日を過ごしている」 という人……つまり、わたしみたいな人に向けている。 「なにを目指したらいいのかわからない」のがわたしの悩み というわけで、ちょっと悩み相談してもいいですか? 「海外で暮らしながら文章を書いている」と言えば、9割9分「かっこいい」と言ってもらえる。 たしかに、ステータス的にはめちゃくちゃかっこいいのかもしれない。でも実際の生活

                                      エベレスト登頂より、近所の丘でピクニックすることがわたしの幸せ
                                    • 毎日新聞の<ファクトチェック>は正しいの? | きじにゃあのツイッター備忘録

                                      文章に誤読はつきものである。曲解というものもある。そこには書き手の文章技術の稚拙さがあることもあるし、読み手の読解能力の問題であることもある。ただ少なくとも、読み手は書き手の視点を推察しながら真意を読み取ることが最低限のマナーであると思う。そして真意を読み取るということには、自分勝手な解釈や主張を付け加えないことも含まれる。極端な話、何を感じ取るかは読み手にまかせていたり、情緒だけがあって声高な主張などしていないという場合だってある。

                                        毎日新聞の<ファクトチェック>は正しいの? | きじにゃあのツイッター備忘録
                                      • いい文章を書くなら、絶対に避けるべき「としたもんだ表現」の悪癖

                                        <常套句は使わない。朝日新聞の名文記者が文章術のベストセラー『三行で撃つ』で指南する、自分だけの視点で文章を書く技術> <記事前半:読む人の心を撃つ『うまい文章』を書くためのシンプルな三原則> 名文家として知られる朝日新聞・編集委員の近藤康太郎氏が書いた『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』(CCCメディアハウス)が、プロ・アマを問わず、文章を書く人たちの心を捉えている。5月の文章講座には、ライターや記者を中心に約130名が参加し、時間すべてが質疑で終わるほど、多くの質問が寄せられた。 近藤氏は、朝日新聞紙面では、名物コラム「多事奏論」や、米作りや狩猟を通じて資本主義から現代社会までを考察する人気連載「アロハで猟師してみました」を担当している。多数の著書があり、音楽、文学、映画の評論でも活躍する。ジャンルやテーマを軽々と飛び越える。そして、書く。読者を楽しませることを決して忘れない。

                                          いい文章を書くなら、絶対に避けるべき「としたもんだ表現」の悪癖
                                        • SNSは文章と感情を強制的に近づける装置 - 八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

                                          SNSを辞めてしばらく経ちますが、最近ようやくSNSが何なのかが見えてきました。 結論から言うと、SNSとは文章と感情を強制的に近づける装置です。 本来文章は、感情を警戒し、できるだけ切り離して遠ざける性質を持っています。 そうしないとまともな文章が書けないからです。 これは小説でも論文でも同じです。 文章を書くには一定の知力、忍耐力が必要となるため、昔は特別な技術だったのでしょう。 しかし時代は進みます。 教育が普及し、文章は一応誰でも書けるようになりました。 しかし、この時点ではまだ文章は知力と忍耐力を要します。 さらに時代は進み、インターネットが出現し、SNSが浸透した昨今、文章はついに――恐らく人類史上はじめて――感情と直結してしまいました。 人は己の一時の感情をそのまま文章にし、誰のチェックを受けることなく世界に発信できるようになりました。 そのせいで起こる災禍やディスコミュニケ

                                            SNSは文章と感情を強制的に近づける装置 - 八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ
                                          • メタディスクリプション(ブログ説明文)の書き方7つと最適な文字数

                                            こんにちは、yuji(@yujiblog)です。 このブログでは、WordPressとアフィリエイトのノウハウを解説しています。 以上のような、メタディスクリプションについての質問にお答えします。 この記事の内容 メタディスクリプションの効果 メタディスクリプションの書き方 最適な文字数 日付の変更方法 当ブログはコツコツ更新した結果、月間26万PVとなりました。 またアフィリエイト収入も増えており、現在は月20万ほどを稼いでいます。 本記事では、クリック率が上がるメタディスクリプションの書き方を解説しました。 メタディスクリプションには、Googleの検索画面でクリックを促す役割があります。 メタディスクリプションで読者の心理を掴めばクリック率が大幅に上がるので、ぜひ効果的にアクセスを伸ばしてください。 「説明文に何を書けばいいのかわからない…」という人は、参考にしつつ作成していただけれ

                                              メタディスクリプション(ブログ説明文)の書き方7つと最適な文字数
                                            • アニメ・映画批評を書きはじめるための補助輪 - 虚無らがえり

                                              はじめに――作品批評を書くことの難しさ 二項対立を定める 批評の要素ーー感想・分析・敷衍 感想:主観的判断 分析:客観的判断 敷衍:(社会的な)価値への接続 分析の対象ーー物語・画面・受容 物語 画面と音 受容 分析の枠組みーー作家論・テクスト論・社会反映論 作家論 テクスト論 社会反映論 小技 あらすじは自分で書く 文体の選択 序文の書き方 文章の締め方 書くつもりで観る 引用のしかた 公開手段 参考資料 批評の書き方 批評理論 アニメ研究 むすびに――批評を書きおえるために はじめに――作品批評を書くことの難しさ 私は大学のサークルや同人活動などで、映画やアニメの批評を書いています。自分が観た作品について考えたり書くことは面白いし、人の批評を読むのも好きなのですが、批評というジャンルは不人気がなばかりか、「批判」と字面が似ているせいで、なんだか偉そうな印象で忌避されていることも確かでし

                                                アニメ・映画批評を書きはじめるための補助輪 - 虚無らがえり
                                              • 本)ハンチバック_市川 沙央_2023 - 脱力系ぷかぷかドイツ雑記帳

                                                ハンチバック (文春e-book) 作者:市川 沙央 文藝春秋 Amazon 人工呼吸器、電動車椅子を常用する著者が自身の経験を基に書いた小説。第169回芥川賞受賞作。 健常者優位主義に対する怒りをぶちまけたような内容でかなり内容は過激ですが、共感できる所は大いにありました。 日本では社会に障害者はいないことになっている、というこの一節は本当にその通りだなと思いましたね。そしておそらくここでの”障害者”とは一つのメタファーに過ぎない。この著者が本当に怒っているのは、もっと広い意味での「社会における弱者と強者を分ける固定観念」についてだと思います。 紙の本を自分の体で支えられない著者は、受賞式で読書バリアフリーの普及を強く訴えたそうですね。電子書籍や朗読ソフトが普及すれば身体障害者や視覚障害者ももっと自由に読書を楽しめますから。 お恥ずかしながら僕は"読書バリアフリー"という言葉があること自

                                                  本)ハンチバック_市川 沙央_2023 - 脱力系ぷかぷかドイツ雑記帳
                                                • ブログを続ける理由 苦しいこともありましたが、はてなブログを1年間続けてみて - 50代✿ゆっくりトコミ

                                                  家族に勧められてブログを始めて1年になります。 気がついたら1年続いていたというスマートなものではなく、よくぞここまでたどりついたという感じです。 なぜ続けてこれたのか、ブログに何を求めてきたのか考えてみました。 初めての挫折 再度書きはじめたきっかけ 求めているものは反応 1年間続けてみて 反応を得るためには まとめ 初めての挫折 初投稿は、 昨年(2020年)の8月です。 「最初はだれからも読まれないから、気にしないように。」という話をどこかで聞いていましたが、なんと初投稿からスターをつけてもらうことができました。(はてなブログには、記事ページにスター★を付ける機能があります。) 最初からなかなかいいぞなどと思いながら、続けて10記事ほど投稿し「終了~」してしまったのです。 〇自分の書いた記事をネットに投稿できた 〇いくつかの記事にはスターもついた とすっかり満足して、挫折感もなくブロ

                                                    ブログを続ける理由 苦しいこともありましたが、はてなブログを1年間続けてみて - 50代✿ゆっくりトコミ
                                                  • 【副業ブログ】【電子書籍】雑記が特化になっちゃった?! 簡単に印象を変える方法 - 電子書籍をつくるブログ

                                                    こんにちは。 もっと稼げる方法を探している人のために、電子書籍を制作出版して活用することをオススメ&サポートしている、あっこデス。 「電子書籍をつくって、自分のサイトに立ち寄ってくれる人を増やしたい! でも、雑記ブログだから、電子書籍化が困難だヨー。。」 という人のことも、モチロン応援しています。 雑記ブログを特化ブログ化する(近づける)方法 これを考えてみました。 少しでも参考になることがあれば嬉しいです。 雑記ブログを特化ブログ化する(近づける)方法 ビジネスに有利な特化ブログ アイツの出番です。 電子書籍で、雑記ブログを特化ブログに寄せる ミックスした書籍をつくる ミックスした電子書籍が気になってしまう理由 ミックスの注意事項 大切にしてください ビジネスに有利な特化ブログ アフィリエイト、オリジナル商品販売、店舗への集客営業、 などなど、各個人や企業の目的によって、ブログに投稿され

                                                      【副業ブログ】【電子書籍】雑記が特化になっちゃった?! 簡単に印象を変える方法 - 電子書籍をつくるブログ
                                                    • 蒙古タンメン中本の退店騒動に見る、社長対応の「ありえない」問題点

                                                      30年のキャリアを誇る経営戦略コンサルタント。情報分析や業界分析に強く、未来予測やイノベーション分野が得意領域。一方で雑学にも強く、経済エンタテナーとして各方面に寄稿。経済クイズ本『戦略思考トレーニング』シリーズは20万部を超えるベストセラー。マスコミ関係者の地下クイズ集団『夜会』のメンバーとしても活躍。 今週もナナメに考えた 鈴木貴博 経済誌をにぎわすニュースや日常的な経済への疑問。そのときどきのトピックスについて経済の専門知識を縦軸に、社会常識を横軸において、ナナメにその意味を考えてみる。 バックナンバー一覧 蒙古タンメン謝罪文で感じた 「悪意」の正体 私がその文章に感じたのは「悪意」です。意図的な悪意ではないとは思います。文面から読み取ると、お店の対応について本社にたくさんクレームが来た様子です。おそらく、詳細を説明したかったのでしょう。 先に食べ終わった子どもはソファで遊び、もう食

                                                        蒙古タンメン中本の退店騒動に見る、社長対応の「ありえない」問題点
                                                      • コピーライティングに上達する方法【ライティング技術を向上させる3つの手法】 - ぷれぜん仙人のブログ

                                                        ぷれぜん仙人です、 今日はコピーライティングに 上達する方法をお伝えします! セールスレターやチラシなどはもちろん、 ブログやSNSなどの文章の強化にも 活用できる内容です。 コピーライティングの初級者レベルの方が もう一段上のレベルに進む上で 参考になる内容かと思います。 あ、 ちなみに、私が「コピーライティング」 と言った場合は特に断りなければ ダイレクト・レスポンスのマーケティング で使われるようなコピーライティングだと 思ってください。 電通のコピーライターが書くような イメージコピーの話は私はしませんので。 (というか「できない」と言った方が正確。) 言っている意味が分からない! という方はこちらの記事を読んでみてください。 www.presen-sen-nin.com 大前提の話:書かないと上達しない! 内容に入る前に大前提なのですが、 コピーライティングというのは 「本で学べ

                                                          コピーライティングに上達する方法【ライティング技術を向上させる3つの手法】 - ぷれぜん仙人のブログ
                                                        • そうだ小説を書こう/山本甲士著/感想レビューなど/小学館文庫 -    桜さくら堂

                                                          巻頭で著者の山本甲士さん曰く、 全くの素人が小説を書こうと思い立ち、プロデビューを果たすまでの物語 とあります。有り難いことに、要約を作者自らがされていましので、ワタクシ手抜きができました。( ´∀` )(笑) そうだ小説を書こう/山本甲士 作/小学館文庫 「はじめに」には、 「一人の平凡な男が右往左往した末に曲がりなりにも思いを遂げた物語として読んでいただければいいわけだが、小説を書く技術についてもふんだんに盛り込んだつもりなので、プロ作家を目指す人にとっては一種の指南書になるのではとの企みもある」 と自ら書いてくれています。誠に有り難いことです。 世の中には「小説読本」「小説作法」「文章の書き方」等が、掃いて捨てるほどあります。どうやら作家として名を成すと、誰もが文章の指南書なるものを書きたくなるもののようです。 また偉い作家さんの指南書を読めば、なんとなく書けそうな気分になってしまう

                                                            そうだ小説を書こう/山本甲士著/感想レビューなど/小学館文庫 -    桜さくら堂
                                                          • 文章を書くのが苦手すぎる

                                                            小さい頃から、文字を読むのが大好きだった。 絵本、本、雑誌、お菓子の袋に至るまで、文字を目にしたら手にとらずにはいられなかった。 一方で、作文は死ぬほど苦手だった。 遠足の感想も、将来の夢も、文章がとにかく書けなかった。常にクラスで一番遅く、放課後残って書かされていた。 自己表現が嫌いなわけではない。 他人に何かを語るのは好きだ。喋りすぎるほどだ。 しかし、原稿用紙を前にすると手が止まってしまう。 小論文のために訓練し、克服したと思っていた。 パソコンで文章を作るようになり、手が止まることはかなり少なくなった。 しかし、はてブロを作って、増田に書きたいこともできて、いざ記事を書いてみても公開できない。 理由はわかっている。文章を他人から評価されるのが怖くて仕方がないのだ。 私にとって、文章は神聖なものだ。 物心つく前から親しんだ文字たちは、私にあらゆることを教えてくれた。一番の遊び相手だっ

                                                              文章を書くのが苦手すぎる
                                                            • 売れるレビュー記事の書き方を10個のポイントで解説【レビューブログの構成テンプレート】

                                                              こんにちは、yuji(@yujiblog)です。 このブログでは、WordPressとアフィリエイトのノウハウを解説しています。 以上のような、レビュー記事の書き方についての質問にお答えします。 この記事の内容 売れるレビュー記事を書く10個のポイント セールスライティングのテンプレを紹介 Googleが評価するレビュー記事とは? 当ブログはコツコツ更新した結果、月間26万PVとなりました。 またアフィリエイト収入も増えており、現在は月20万ほどを稼いでいます。 本記事では、売れるレビューの書き方を10個のポイントで解説しました。 ブログのレビュー記事を上手に書くと、アクセス数が少なくても商品が売れるようになります。 また、レビュー記事のノウハウを応用して「ブログ全体のアフィリエイト成果」を伸ばすことも可能です。 「ブログで商品レビューをしてみたい…」という初心者の方でも書きやすいので、た

                                                                売れるレビュー記事の書き方を10個のポイントで解説【レビューブログの構成テンプレート】
                                                              • BOOKPORTの話。 - ヒダマルのアニメ日記。

                                                                今日はヒダマルが応援する人&サービス! 『BOOKPORT』さんについてお話しようと思う! camp-fire.jp プロアマ問わず、世の小説書きさんが、金銭的な事情によって筆を折ることがないような世界を、そのシステムを作ろうよ! という熱いクラウドファンディングです。 前にも軽く言及しました。 www.hidamaruanime.com BOOKPORTさんはねぇ、小説書きクラスタがざわめいておりますよ。 それこそプロアマ問わず、かーなーり期待されている状況です。めっちゃ勢いあります。キャンプファイヤーさんのトップページに載ってますし。 目標の200万円はたしか2日くらいで達成して、現在はストレッチゴールの500万円に向けて加速しているところです。 BOOKPORTさんに関しては語りたい事柄が多岐に渡るので、まとめるのが難しいんですが、とりあえず今日はお勧めしてみようかなどうしようか。

                                                                  BOOKPORTの話。 - ヒダマルのアニメ日記。
                                                                • 翻訳に必要な7つのカードー翻訳を独学するー | Koujou Blog

                                                                  Koujou Blog は、翻訳を独学しているすべての方を応援しています。 ある時「優秀な翻訳者になりたい!」と思い、翻訳を独学していくことを決めたのですが「何から始めればよいのかわからない」状態が長く続きました。 日本語を勉強したり英語を勉強したりはするものの、つねに「この方法は正しいのか」という疑問と不安を抱えていました。 そこで、まずは翻訳を独学するときの指針を作るべきだと考え、翻訳に必要なスキルや能力を洗い出して「翻訳に必要な7つのカード」というアイデアを考案しました。 私と同じ境遇の方のために、このアイデアをこの場を利用して共有したいと思います。 7つの技術の組み合わせが自分の翻訳の力に さて、「翻訳にはセンスが必要だ」と言われることがあります。 確かに、思わず息をのむような洗練された訳文を書くには、生まれ持った才能や幼少期の常軌を逸した読書体験などが必要かもしれません。言語の運

                                                                  • 「ティファニーで朝食を。松のやで定食を。」における文章技術について - みかん備忘録

                                                                    賛否の分かれている島田彩さんの「ティファニーで朝食を。松のやで定食を。」(2021,以下「松のや」)をいまさら読みました。思うところがあったので、以下に述べます。 ティファニーで朝食を。松のやで定食を。|しまだあや(島田彩)|note なお文章の真実性については、ここでは問いません。事実確認は不可能でしょうし、そもそも書かれたものはすべてどこかしらフィクションであるしかないと思うからです(文章には固有の造形性というものがあって、ありのままの事実など決して映しはしないものです)。ですのでこれもフィクションとして読むことにします。 さてこの文章については、例えば以下のような指摘がなされています。 島田彩さんの「ティファニーで朝食を。松のやで定食を。」に感動した方々は私のフォロワーさんにもいると思います。感動するよう緻密に計算された表現、文体、リズムで編まれた文章なので、感動するのが当たり前です

                                                                      「ティファニーで朝食を。松のやで定食を。」における文章技術について - みかん備忘録
                                                                    • "うっすらと誰かをバカにしたい欲求"というのはわりと多くの人が持っている「誰かをバカにするのはコスパの良い娯楽」

                                                                      たられば @tarareba722 「うっすらと誰かをバカにしたい欲求」というのはわりと多くの人が持っているものだと思っていて、もちろん自分にもあって、なるべく表出しないよう気をつけているんだけど漏れ出ることもあって、おかしなリプライを読んでイラっとしたときに「あ、またあの欲求か」と思うと、すこしだけ心が鎮まる。 2021-10-18 11:03:49 たられば @tarareba722 (なおこの場合、相手に対して「出ているな」と思うケースと、自分に対して「漏れてるな」と思うケースは半々くらいで、その違いは話題や論理の組み立てや文章技術というよりは、その読んだ日の体調によることが多いです。つまり犬を撫でるか美味しいラーメンでだいたい解決可能) 2021-10-18 11:05:42 たられば @tarareba722 編集者/だいたいニコニコしています/Fav→/大屋雄裕/鴻上尚史/東浩

                                                                        "うっすらと誰かをバカにしたい欲求"というのはわりと多くの人が持っている「誰かをバカにするのはコスパの良い娯楽」
                                                                      • あいまいな「反戦の美術」、その難しさと面白さ ――岡田温司著『反戦と西洋美術』書評(評者:山本浩貴)|じんぶん堂

                                                                        記事:筑摩書房 アンリ・ルソー《戦争》 書籍情報はこちら 過去につくられた「反戦の美術」の現代的可能性を探究する 還暦を過ぎてなお驚くほど旺盛な著述・翻訳活動を展開する美術史家・岡田温司の新著『反戦と西洋美術』は、主に17世紀から現代までの西洋諸国で制作された絵画・版画・写真を中心に――それらのメディウムの違いにも留意しつつ――彼が「反戦の美術」と考える芸術について論じた書だ。言わずもがな2022年に開始されもうすぐ一年を迎えんとするロシアのウクライナ侵攻はじめ、人間同士の殺し合いを伴う争いは今も世界中で多発する。そのような現状で戦争の悲惨さを伝え、その廃絶を訴えた美術作品を再考する同書の意義に異を唱える者は少ないだろう。それは過去につくられた「反戦の美術」の現代的可能性を探究することに他ならないからだ。 ポール・ナッシュ《死の海》 だが可能性と同時に、この本は「反戦の美術」を考えるうえで

                                                                          あいまいな「反戦の美術」、その難しさと面白さ ――岡田温司著『反戦と西洋美術』書評(評者:山本浩貴)|じんぶん堂
                                                                        1