早起きを習慣化するにはどうすればいいか。スリープコーチの角谷リョウさんは「早起きのために『早く寝る』ことは人間の性質として難しい。それより早く起きるために30分ずつ起床時間をずらしていくことだ」という――。 ※本稿は、角谷リョウ『働くあなたの快眠地図』(フォレスト出版)の一部を再編集したものです。 読書したくても、夜の時間は動画やゲームが中心になりがち 今ではビジネスパーソンのみなさんも、学生時代に楽しいことをやろうと思ったら、活動時間は夜間あるいは深夜が定番だったのではないでしょうか? 高校時代は部屋で隠れてこっそりと、大学時代は深夜までみんなと遊んだりしたことでしょう。同様にビジネスパーソンのほとんどの方は、自分の楽しみや好きなことを夜にされています。 私はよく「なぜその楽しみは夜にされているのですか?」と尋ねるのですが、ほとんどの方が「夜しか自由な時間がないから」と答えます。 さらに