はじめに 広島県尾道市の因島は、幕末ごろに活躍した天才囲碁棋士「本因坊秀策」の出身地です。 囲碁マンガ「ヒカルの碁」にも登場する人物で、主人公のヒカルに取り憑いた平安時代の天才棋士藤原佐為が、江戸時代の本因坊秀策にも取り憑いていたということです。 今は天才棋士といえば将棋の藤井聡太さんが注目されていますが、囲碁界には史上初の七冠を独占した井山裕太名人といった天才がいます。 「本因坊秀策」も歴史的な天才棋士であり、彼の出身地である因島には「本因坊秀策囲碁記念館」があります。 本因坊秀策囲碁記念館 「幽玄」の間の再現セット 日本棋院にある特別な対局室「幽玄」の間の再現セットです。 掛け軸の「深奥幽玄」は、ノーベル賞作家の川端康成氏によって揮毫されました。 本因坊秀策とは 1829年に現在の尾道市因島に生まれ、幼名を虎次郎といいます。母に囲碁を学び、メキメキと頭角を現しました。 9歳で江戸に行き