東芝、富士通、VAIOの三社連合について、かねて報道されていたが、ご破算になった。とはいえ、東芝のパソコン事業は本体から切り離され、2016年4月1日から「東芝クライアントソリューション社」としてスタートしたばかり。グローバルでの事業は法人向けに絞り、コンシューマ向けは事実上撤退してしまった。法人とコンシューマー向け両方の製品を展開するのは国内だけだ。この間に、リストラなども行われて、企業規模は小さくなっている。パソコン市場全体の売り上げが低迷し、各社とも苦戦を強いられているだけに、厳しい状況は続きそうだ。 ユーザー、特に東芝のパソコンを使っている使っているユーザーとしては不安に思うところもあるだろう。これからパソコンを買うにしても、将来が暗い会社の製品は選びたくないと考えるのは当然だ。 そこで今回は、東芝に直撃取材をお願いした。テーマは「dynabookは大丈夫なのか?」。もちろん経営的