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桑原武夫の検索結果1 - 30 件 / 30件

  • 【2017.4.29_1330追記】続・死後の人文学者の蔵書問題~「「先生の学問体系失った」 桑原武夫氏蔵書、無断廃棄」(京都新聞)を中心に~ - 仲見満月の研究室

    <今回の目次> 1.続報がありました~はしがき~ 2.「「先生の学問体系失った」 桑原武夫氏蔵書、無断廃棄」(京都新聞)の内容と無断廃棄の問題を考える 2-1.京都新聞の続報ニュース記事の内容(2017.4.29_1330追記) 2-2.続々報「桑原氏蔵書を6年間放置、確認せず廃棄 京都市」 (2017.4.29_0135追記) 3. 続・死後の人文学者の蔵書問題を考える 3-1.遺族の要請で寄贈本が全て返還された岡山県高梁市のケース 3-2.立命館大学図書館のコレクションの実例 3-3.山口県周防大島町・宮本常一記念館含む周防大島文化交流センターの場合 4.むすび 5.関連するtogetterまとめ(2017.4.28_2335追記) 6.続編のお知らせ <関連記事> 1.続報がありました~はしがき~ 昨日は、桑原武夫の蔵書を京都市図書館の関係職員が廃棄してしまった問題について書きました

      【2017.4.29_1330追記】続・死後の人文学者の蔵書問題~「「先生の学問体系失った」 桑原武夫氏蔵書、無断廃棄」(京都新聞)を中心に~ - 仲見満月の研究室
    • 桑原武夫蔵書:遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪 | 毎日新聞

      フランス文学者で元京都大教授、桑原武夫さん(1904~88年)の遺族から寄贈された蔵書約1万冊を、京都市が2015年に無断で廃棄していたことが、遺族側関係者などへの取材で分かった。利用実績が少なかったことから「保管の必要はない」と判断したという。市教委は判断が誤りだったと認め、遺族に謝罪した。 京都大人文科学研究所長などを務めた桑原さんは「ルソー研究」などで人文学に共同研究の手法を取り入れ、哲学者の梅原猛さんや故・鶴見俊輔さん、文化人類学者の故・梅棹忠夫さん、フランス文学者の故・多田道太郎さんらを育てた。戦後日本の知識人に大きな影響を与え、87年に文化勲章を受章した。 蔵書は、和漢洋の古典や文学、哲学、風俗など。学術的価値の高い一部は京都大などが保管しているが、市は名誉市民でもあった桑原さんの幅広い関心を物語る貴重なコレクションとして88年に寄贈を受けた。

        桑原武夫蔵書:遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪 | 毎日新聞
      • 【2017.4.28_2325追記】死後の人文学者の蔵書問題~「桑原武夫蔵書 遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪」(毎日新聞より)から考える~ - 仲見満月の研究室

        <本記事の目次> 1.はじめに 2.「桑原武夫蔵書  遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪」の内容および桑原武夫と蔵書の問題 2-1.ニュース記事の冒頭 2-2.桑原武夫について 2-3.桑原武夫の蔵書と死後の人文学者の膨大な蔵書問題 3.自治体の図書館で人文学者の膨大な蔵書を管理・維持する困難さ 3-1.京都市の自治体図書館について~市立図書館がない理由~ 3-2.桑原武夫の蔵書破棄はどうして起こったのか? 4.人文学者の死後の蔵書はどうすべきか~結びに替えて~ 5.関連するtogetterまとめ(2017.4.28_2325追記) 1.はじめに 本日も様々なニュースが、私のところに届けられました。その中でも、人文学者の死後の蔵書を遺族や弟子等の周囲がどうしたらいいのか、私が考えさせられたのが、次のニュースでした: mainichi.jp 桑原武夫蔵書:遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝

          【2017.4.28_2325追記】死後の人文学者の蔵書問題~「桑原武夫蔵書 遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪」(毎日新聞より)から考える~ - 仲見満月の研究室
        • 故桑原武夫氏の蔵書1万冊を誤廃棄 京都市の図書館 - 日本経済新聞

          京都市教育委員会は28日までに、文化勲章受章者で京都大名誉教授だった文学者の故桑原武夫氏の遺族が寄贈した蔵書約1万冊を2015年に誤って廃棄していたと発表した。蔵書の管理を担当していた元右京中央図書館副館長の女性職員(57)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。 市教委によると、蔵書はフランスや中国、日本の文学・芸術に関する文献など約1万400冊。桑原氏が亡くなった1988年、市に寄贈され、09年4月から市内の向島図書館で保管していた。 向島図書館を改修する際、寄贈の経緯を知らない職員から廃棄すべきかどうか相談された女性職員が「一時保管する場所が確保できない」などと考え、廃棄を了承。15年12月、全て廃棄された。 女性職員は寄贈の経緯を把握していたが、上司に相談せず、遺族の意向も確認しなかった。今年2月、蔵書に関し利用者から右京中央図書館に問い合わせがあり、誤廃棄が発覚した。〔共同〕

            故桑原武夫氏の蔵書1万冊を誤廃棄 京都市の図書館 - 日本経済新聞
          • 京都市が桑原武夫さんの蔵書を無断廃棄 (関西テレビ) - Yahoo!ニュース

            京都市が文学者の桑原武夫さんから寄贈された蔵書1万冊を全て無断で廃棄していたことが分かりました。 フランス文学の研究などで業績を残し文化勲章も受章した元・京都大学名誉教授の桑原武夫さんは、亡くなった際にその蔵書約1万冊を親族が京都市に寄贈しました。 【益野記者リポート】 「寄贈された蔵書はいくつかの施設を転々とした後、最終的に伏見区にあるこの図書館の倉庫に保管されていました」 中には、今は手に入らない洋書なども含まれていましたが、おととし、図書館の改修工事の際に、本は不要だと職員が判断し親族に無断で全て廃棄されたことが分かりました。 ことしになって本に関する市民からの問い合わせがあり事態が発覚しました。 親族は「そういうことが起こるのか、と信じられない気持ちです」と話しています。

              京都市が桑原武夫さんの蔵書を無断廃棄 (関西テレビ) - Yahoo!ニュース
            • 京都市、桑原武夫の蔵書1万冊を廃棄 → 何が悪いの?

              リンク 毎日新聞 桑原武夫蔵書:遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪 - 毎日新聞 フランス文学者で元京都大教授、桑原武夫さん(1904~88年)の遺族から寄贈された蔵書約1万冊を、京都市が2015年に無断で廃棄していたことが、遺族側関係者などへの取材で分かった。利用実績が少なかったことから「保管の必要はない」と判断したという。市教委は判断が誤りだったと認め、遺族に謝罪した。 82 users 3903 kous37 @kous37 桑原武夫蔵書:遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20170… いやあもう何とも言えんが、桑原武夫が文字通り(少なくとも行政側には)忘れ去られていて、「桑原武夫の蔵書」というものの価値がわからなくなってたんだな。 2017-04-27 16:46:07

                京都市、桑原武夫の蔵書1万冊を廃棄 → 何が悪いの?
              • 桑原武夫さんの蔵書1万冊余を廃棄 京都市立図書館 | NHKニュース

                京都市の市立図書館が、フランス文学者で文化勲章受章者の故・桑原武夫さんの遺族から寄贈を受けた、1万冊余りの蔵書をすべて廃棄していたことがわかり、京都市は遺族に謝罪しました。 京都市によりますと、蔵書は市立の右京中央図書館が管理を担当し、市内の別の図書館の倉庫に保管していましたが、おととし12月、改修工事のため保管場所がなくなったなどとして、右京中央図書館で当時、副館長を務めていた女性の判断で、すべて廃棄したということです。 副館長は、桑原さんの蔵書であることを知っていましたが、大半が一般の蔵書と重複し、桑原さんの蔵書の目録を保存しておけばよいと考え、遺族の了解をえないまま廃棄の判断をしたということです。 ことし2月に、蔵書に関する外部からの問い合わせを受け、廃棄の事実がわかりました。 京都市は、遺族に謝罪するとともに、当時の副館長を減給6か月の懲戒処分にしました。 京都市によりますと、市の

                • 桑原武夫氏の蔵書を誤廃棄 京都市の図書館、1万冊 - 共同通信

                  京都市教育委員会は27日、文化勲章受章者で文学者の故桑原武夫・京都大名誉教授の遺族が寄贈した蔵書約1万冊を2015年に誤って廃棄していたと発表した。蔵書の管理を担当していた元右京中央図書館副館長の女性職員(57)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。 市教委によると蔵書はフランスや中国、日本の文学・芸術に関する文献など約1万400冊。桑原氏が亡くなった1988年、市に寄贈され、09年4月から市内の向島図書館で保管していた。 向島図書館を改修する際、寄贈の経緯を知らない職員から廃棄すべきかどうか相談された女性職員が廃棄を了承した。

                    桑原武夫氏の蔵書を誤廃棄 京都市の図書館、1万冊 - 共同通信
                  • 【広角レンズ】桑原武夫氏の蔵書廃棄 背景に図書館への寄贈本問題(1/4ページ)

                    京都市右京中央図書館内の「桑原武夫記念コーナー」。愛用品や年譜パネルなどを中心とした小規模な展示=京都市右京区 京都大人文科学研究所を拠点に戦後活躍した知識人グループ「新京都学派」の代表的存在で、文化勲章も受章した仏文学者の桑原武夫氏(1904〜88年)。その没後に遺族が京都市に寄贈した蔵書が廃棄されていたことが分かり、問題となっている。背景を探ると、図書館の抱えるさまざまな事情も見えてくる。(磨井慎吾) ◇ 「桑原先生の蔵書を、こともあろうに京都市が廃棄するなんて…」 京都市教委は今年4月、京都市名誉市民でもあった桑原氏の没後に遺族から寄贈された約1万冊の蔵書を遺族の意向を確認せず誤って廃棄していたことを発表。市民らから50件以上の苦情が殺到したという。 ◆重複図書扱いに 蔵書は当初、同市国際交流会館内に設けられた「桑原武夫記念室」で、来訪者が手に取れる開架式で保管していた。右京中央図書

                      【広角レンズ】桑原武夫氏の蔵書廃棄 背景に図書館への寄贈本問題(1/4ページ)
                    • 桑原武夫さん蔵書1万冊を廃棄 寄贈された京都市教委:朝日新聞デジタル

                      仏文学者で京都大名誉教授の桑原武夫さん(1904~88)の遺族が京都市に寄贈した蔵書約1万冊について、市教育委員会は無断で廃棄していたと27日発表した。市教委は生涯学習部の担当部長の女性(57)を減給6カ月の懲戒処分にした。 桑原さんは87年に文化勲章を受章。京大人文科学研究所を拠点に率いた新京都学派から、哲学者の鶴見俊輔さんや梅原猛さんらが育った。学術的価値が高い蔵書は生前に京大に寄贈され、残った全集や文庫本などの約1万冊が没後の88年、市に寄贈された。 市教委によると、寄贈当初、蔵書は桑原さんの書斎を再現した記念室で保管。2008年から目録を市右京中央図書館で公開し、蔵書は別の場所で段ボール箱数百個に入れて保管した。15年12月に整理した際、当時同館副館長だった担当部長の判断で廃棄したという。 担当部長は「図書館と蔵書が重複し、目録もあるため廃棄してよいと考えた。遺族に相談すべきだった

                        桑原武夫さん蔵書1万冊を廃棄 寄贈された京都市教委:朝日新聞デジタル
                      • 「先生の学問体系失った」 桑原武夫氏蔵書、無断廃棄 (京都新聞) - Yahoo!ニュース

                        京都大人文科学研究所を拠点とした「新京都学派」を代表するフランス文学者、桑原武夫氏の遺族が京都市に寄贈した同氏の蔵書1万421冊を2015年、当時、市右京中央図書館副館長だった女性職員(57)が無断で廃棄していた問題で、桑原氏の関係者らは「なぜ」と驚きの声を挙げた。 遺族の1人は「役立ててもらおうと市に預けたのに、なぜそんなことになったのか分からない。残念です」と言葉少なに話した。 人文研では現在、遺族から桑原氏のノートや手紙を預かって、整理している最中という。高木博志所長は、「ノートや手紙、蔵書を分析することで桑原先生の学問全体の体系が分かるはずだった。失われたことは非常に問題だ」と指摘した。 蔵書は市国際交流会館(左京区)の開館に合わせ、1988年に遺族が寄贈し、一般公開されていた。2008年、右京中央図書館の開館に合わせて移管されてからは開架されていなかった。翌年には、保存場所

                          「先生の学問体系失った」 桑原武夫氏蔵書、無断廃棄 (京都新聞) - Yahoo!ニュース
                        • 東京新聞:戦時下の東北大 文系軽視に異議 学内調査阿部次郎、桑原武夫ら反骨示す:社会(TOKYO Web)

                          戦時中の一九四四年八月、東北帝国大学(現東北大)の熊谷岱蔵(たいぞう)総長が、大学の進むべき方向について教員に尋ねたアンケート結果が東北大に残っている。作家の阿部次郎教授や仏文学者の桑原武夫助教授らが、軍事中心、文系軽視の方針に異議を唱えていた。防衛省が研究資金を用意するなど再び大学と軍事が近接し、文系学部の再編も論議される現在、「学問の自由」の原点を見つめ直す史料として再評価の機運が高まる。 (望月衣塑子)  東北大学百年史を編さんしたメンバーが九七年、九十二人の教授らの直筆の回答書を大学本部の書庫で発見した。機密扱いの書類であり、戦争推進の意見もあることから、発見当時は遺族の意向に配慮して個人名を公表しなかった。  戦時中は、武器製造のため理系研究が推奨され、文系廃止論が強かった。文系と理系で「命の格差」も生まれた。同大史料館の永田英明准教授によると四三年十二月時点で法文学部の男子学生

                            東京新聞:戦時下の東北大 文系軽視に異議 学内調査阿部次郎、桑原武夫ら反骨示す:社会(TOKYO Web)
                          • 続々・死後の人文学者の蔵書問題~頂いたコメントへの返信+補足+「桑原武夫氏蔵書 無断廃棄って何? 」まとめ~ - 仲見満月の研究室

                            1.はじめに 2.はてなブックマークへのお返事+補足 その1.スキャンして、電子化していくという案 その2.蔵書は弟子や関係者で分けるという案 その3.寄贈書をめぐる図書館側と寄贈側の双方について 3.最後に(付記:「桑原武夫氏蔵書 無断廃棄って何? 」まとめ) 4.関連記事 1.はじめに Twitterやはてなブックマークコメント等で、今回の「死後の人文学者の蔵書問題」の各記事にご意見・ご感想、新たな情報をお寄せ頂き、ありがとうございました↓ naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com 特に、頂いたコメントに対して、2つ目の「続・死後の人文学者の蔵書問題」の反響が大きく、なかでも、はてなブックマークコメントには、たくさんのご意見・ご感想等を頂きました。 4月29日の午前12時台までのはてなブックマークコメントについて、全

                              続々・死後の人文学者の蔵書問題~頂いたコメントへの返信+補足+「桑原武夫氏蔵書 無断廃棄って何? 」まとめ~ - 仲見満月の研究室
                            • 桑原武夫 - Wikipedia

                              出生から修学期 1904年、福井県敦賀郡敦賀町蓬莱(現・敦賀市)で生まれた[1]。父は京都帝国大学教授で東洋史専攻の桑原隲蔵(じつぞう)。敦賀は里帰り出産(両親とも同地の出身)の地であり、このような場合は京都生まれと称するのが通例だが、本人は敦賀に愛着を持っており、出身地として記載を続けた。 京都一中、三高を経て、京都帝国大学文学部仏文科に入学。1928年に卒業した[2]。 戦前 卒業後は第三高等学校講師となった。後に旧制大阪高校教授となり、京都大学文学部講師を兼ねた。1943年、東北帝国大学法文学部助教授に就いた[3]。 戦後 戦後の1948年、京都大学人文科学研究所教授となった。1959年より同研究所の第3代所長を務めた(1963年まで)[4]。1968年に京都大学を定年退官し、名誉教授となった。 スタンダールやアランの研究により、フランスの文学や評論を広く日本に紹介した。父・隲蔵と交

                                桑原武夫 - Wikipedia
                              • 桑原武夫の「第二芸術論」の衝撃

                                今もつづく「第二芸術論」の衝撃 フランス文学者の桑原武夫の「第二芸術論」の衝撃は、発表から50年以上も経た今日なおもつづいている。虚子をはじめ俳句界の論客が何ら有効な反論を為し得ずに、「俳三昧。松のことは松に習え」と何のことやら訳の分からない隔靴掻痒の言葉で繕ってきたからではないか。「第二芸術論」に真正面から向き合うことをせず、今日まで来た。 朝日新聞の俳壇選者、川崎展宏氏は平成5年5月5日発行の「山本健吉俳句読本第一巻・俳句とは何か」の解説のなかで、この第二芸術論の要旨を紹介し、「当時の心ある俳人にとって、衝撃は最初に並べられた有名無名の俳人の15句を見たときにあったろう。衝撃は今もあるのではないか。似たり寄ったりの句が、今も倦むことなく作りつづけられているのだから」述懐し、自戒の論としていることを隠さない。 かかげられた有名無名15句のインパクト さらに川崎展宏氏は言う。山本健吉の「挨

                                • 桑原武夫記念コーナー | daily-sumus2

                                  京都市右京中央図書館へ立ち寄った。二〇〇八年にオープンしたらしいが、初めて足を踏み入れた。本を見ながら突き当たりまで歩いて行くと「桑原武夫記念コーナー」という看板があった。 窓際の片隅に、写真や年譜のパネルと遺品(筆硯、印章、ノート、コピー原稿、習字、水彩画スケッチブック、成績表、日記帳、献呈本など)の展示。遺愛のテーブルと椅子も置かれていた。

                                    桑原武夫記念コーナー | daily-sumus2
                                  • Amazon.co.jp: 赤と黒 上 (岩波文庫 赤 526-3): スタンダール (著), 桑原武夫 (翻訳), 生島遼一 (翻訳): 本

                                      Amazon.co.jp: 赤と黒 上 (岩波文庫 赤 526-3): スタンダール (著), 桑原武夫 (翻訳), 生島遼一 (翻訳): 本
                                    • 戦時下、文系教育軽視に異議 東北大の阿部次郎、桑原武夫ら:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

                                      戦時中の一九四四年八月、東北帝国大学(現東北大)の熊谷岱蔵(たいぞう)総長が、大学の進むべき方向について教員に尋ねたアンケート結果が、東北大に残っている。作家の阿部次郎教授や仏文学者の桑原武夫助教授らが、軍事中心で文系軽視の方針に異議を唱えていた。防衛省が大学に研究資金を用意し、文系学部の再編も論議される現在、「学問の自由」の原点を見つめ直す史料として再評価の機運が高まる。

                                        戦時下、文系教育軽視に異議 東北大の阿部次郎、桑原武夫ら:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)
                                      • 桑原武夫氏蔵書 無断廃棄って何? - はてなブックマーク

                                        『桑原武夫蔵書 1万冊廃棄』の話題の流れを複数記事から紹介。京都市、桑原武夫の蔵書1万冊を廃棄 → 何が悪いの? - Togetterまとめ / 桑原氏蔵書を確認せず廃棄 京都市ずさん、6年間放置 : 京都新聞 / 【2017.4.29_0135追記】続・死後の人文学者の蔵書問題~「「先生の学問体系失った」 桑原武夫氏蔵書、無断廃棄」(京都新聞)を中心に~ - 仲見満月の研究室 / 京都市、寄贈された蔵書約1万冊を無断で廃棄 | スラド

                                          桑原武夫氏蔵書 無断廃棄って何? - はてなブックマーク
                                        • 新書という公共圏──桑原武夫編『日本の名著』という企み | 菊地暁

                                          新書という公共圏──桑原武夫編『日本の名著』という企み | 菊地暁 Shinsho as Public Sphere: Compiler Takeo Kuwahara's "Nippon no Meicho" Scheme | Akira Kikuchi 「ジャーナリスト養成所」。かつて、人文研(京都大学人文科学研究所)はそう揶揄されたという★一。世間の喧噪から離れて真理を探求する「象牙の塔」的学者像がまだ幅を利かせていた時代、大衆向けの「新書」を書くことなぞ、およそ真っ当な学者のすることではないと白眼視されたためである。今日、あらゆる大学がバスに乗り遅れるなとばかりに「社会との連携」に突っ走り、マスメディアへの発信を急き立てられる状況からすれば、ほとんど夢のような話である。 事実、人文研は数多の新書ライターを擁していた。例えば岩波新書なら、桑原武夫『文学入門』(一九五〇)、貝塚茂樹『中国

                                            新書という公共圏──桑原武夫編『日本の名著』という企み | 菊地暁
                                          • 東京新聞:戦時下の東北大 文系軽視に異議 学内調査 阿部次郎、桑原武夫ら反骨示す:社会(TOKYO Web)

                                            戦時中の一九四四年八月、東北帝国大学(現東北大)の熊谷岱蔵(たいぞう)総長が、大学の進むべき方向について教員に尋ねたアンケート結果が東北大に残っている。作家の阿部次郎教授や仏文学者の桑原武夫助教授らが、軍事中心、文系軽視の方針に異議を唱えていた。防衛省が研究資金を用意するなど再び大学と軍事が近接し、文系学部の再編も論議される現在、「学問の自由」の原点を見つめ直す史料として再評価の機運が高まる。(望月衣塑子) 東北大学百年史を編さんしたメンバーが九七年、九十二人の教授らの直筆の回答書を大学本部の書庫で発見した。機密扱いの書類であり、戦争推進の意見もあることから、発見当時は遺族の意向に配慮して個人名を公表しなかった。 戦時中は、武器製造のため理系研究が推奨され、文系廃止論が強かった。文系と理系で「命の格差」も生まれた。同大史料館の永田英明准教授によると四三年十二月時点で法文学部の男子学生の72

                                              東京新聞:戦時下の東北大 文系軽視に異議 学内調査 阿部次郎、桑原武夫ら反骨示す:社会(TOKYO Web)
                                            • Amazon.co.jp: 告白 上 (岩波文庫 青 622-8): ルソー (著), 桑原武夫 (翻訳): 本

                                                Amazon.co.jp: 告白 上 (岩波文庫 青 622-8): ルソー (著), 桑原武夫 (翻訳): 本
                                              • 京都市教委、桑原武夫氏蔵書1万冊を無断廃棄 : ニュース : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

                                                京都市教委は27日、文化勲章受章者で仏文学者の桑原武夫氏の遺族から市に寄贈された約1万冊の蔵書が、遺族に無断で廃棄されていたと発表した。当時の右京中央図書館副館長(57)(現・市教委生涯学習部担当部長)が、保管場所の改修工事の際に「保管は不要」と判断していた。市教委は遺族に謝罪し、同日付で当時の副館長を減給10分の1(6か月)の懲戒処分とした。 市教委によると、蔵書は桑原氏が亡くなった1988年に遺族から寄贈された。当初は市国際交流会館(京都市左京区)に設けられた「桑原武夫記念室」で公開されていたが、2008年6月から右京中央図書館(同市右京区)に移動。目録だけを展示し、蔵書は他の施設で保管した。翌年には向島図書館(同市伏見区)の倉庫に移された。 しかし、15年の向島図書館の改修工事の際、蔵書の置き場に困り、当時の右京中央図書館副館長が、目録があることや、実物を見たいという問い合わせがほと

                                                  京都市教委、桑原武夫氏蔵書1万冊を無断廃棄 : ニュース : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
                                                • Amazon.co.jp: 文学入門 (岩波新書 青版): 桑原武夫: 本

                                                    Amazon.co.jp: 文学入門 (岩波新書 青版): 桑原武夫: 本
                                                  • 世界近代小説五十選、文学入門、桑原武夫著、(1963年改版)、濫読日記風、その16 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

                                                    文学入門 (岩波新書 青版)がスゴ本だというのは、 超ソロ社会、平田オリザさん、文学入門など、読了、濫読日記風、その15 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 で紹介した。その世界近代小説五十選を参考までに載せておく。 この本を読んだ時点で五十選のただ一つも読んだことがなかったので、手始めにドストエフスキー「罪と罰」から読んでみた。名前は聞いたことがあるが読んだことない世界の名著である。 小説は所詮楽しみのために読むのであるから、何をどう読んでも構わないし、そこは自由なのだけど、若い頃にこの手の古典をたくさん読んでおくと人生が豊かになるような気がする。人生に影響を与える一冊に出会えるかもしれない。60歳間際のおじさんが読んでも面白いのだから感受性が豊かな若者であれば、ひょっとしたら人生を踏み外してしまうかもしれない。人生を踏み外さないかもしれないけれど。 自分にはリベラルアーツが圧倒的

                                                      世界近代小説五十選、文学入門、桑原武夫著、(1963年改版)、濫読日記風、その16 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
                                                    • Amazon.co.jp: 第二芸術 (講談社学術文庫): 桑原武夫: 本

                                                        Amazon.co.jp: 第二芸術 (講談社学術文庫): 桑原武夫: 本
                                                      • 桑原武夫氏のわくわくする散歩に、幸福の元を見る - 親鸞に学ぶ幸福論

                                                        【意業(1)】 ■各界で功績を残した評論家、桑原武夫氏は 好奇心の塊のような人でした。 氏が、研究者仲間と一泊旅行に出かけ、 バスを降りて目的地まで2キロほど野道を歩く、 その道中のことを書いています。 何の変哲もない田舎道を、他の研究者は 「道がしんどかった」と言うだけの感想でしたが、 桑原氏は実に道中を楽しんでいます。 「両側には麦がよく生長している。 小川の縁にカキツバタが美しく咲いている。 おもしろいところに、カキツバタがあるな。 それから農家の横に、花はつけていないが梅の木がある。 少し向こうの農家では屋根をふきかえており、 小さな水たまりで子供がカエルを釣っている。 とんぼが飛ぶ。 そうしたいろんなことを見ながら歩いていった」 こんな風に同じ2キロの田舎道でも、 しんどかった、と言うだけの人と さまざまな新鮮な驚きに満ちている人とでは、 人生も大きく変わるだろうなと感じます。

                                                          桑原武夫氏のわくわくする散歩に、幸福の元を見る - 親鸞に学ぶ幸福論
                                                        • 【桑原武夫蔵書】廃棄は京都市右京中央図書館副館長の生涯学習部担当部長57歳女性と判明

                                                            【桑原武夫蔵書】廃棄は京都市右京中央図書館副館長の生涯学習部担当部長57歳女性と判明
                                                          • 「天才」と「秀才」の違い。- 桑原武夫が語る、「天才」鶴見俊輔のこと。 — Jun Nakajima - 中島純

                                                            心理学者・心理療法家の河合隼雄(1928ー2007)と、思想家の鶴見俊輔(1922-2015)との「出会い」について、河合隼雄による「回想」を取り上げながら、昨日(2019年3月18日)のブログに書いた。 思いもよらず河合隼雄が鶴見俊輔を「敬遠」していたこと、鶴見俊輔に会ってすぐに「誤解がとけたこと」、また誤解がとけただけでなく、鶴見俊輔は<天性のアジテーター>であると、河合隼雄が見出したこと。 河合隼雄は鶴見俊輔の「目の輝き」にいくどもふれているのが、ぼくの印象につよくのこっている。 この回想は、「鶴見俊輔さんとの出会い」という、『「出会い」の不思議』(創元こころ文庫)所収の短い回想だけれども、とても印象的な文章である。 今年2019年は「鶴見俊輔を読もう」と思ったぼくの<寄り道>は、しかし、鶴見俊輔という人物を知るうえで、大切なことをぼくに教えてくれたように思う。言ってみれば、「鶴見俊

                                                              「天才」と「秀才」の違い。- 桑原武夫が語る、「天才」鶴見俊輔のこと。 — Jun Nakajima - 中島純
                                                            • Amazon.co.jp: 百科全書: 序論および代表項目 (岩波文庫 青 624-1): 桑原武夫 (著), ディドロ (編集), ダランベール (編集): 本

                                                                Amazon.co.jp: 百科全書: 序論および代表項目 (岩波文庫 青 624-1): 桑原武夫 (著), ディドロ (編集), ダランベール (編集): 本
                                                              1