TOKIOの長瀬智也さん主演、宮藤官九郎さん脚本、磯山晶チーフプロデューサーという数々の傑作・快(怪)作を生み出してきた強力タッグによるTBS系ドラマ「俺の家の話」(毎週金曜22時から放送中)。全国に1万人以上の門弟を持つ能の観山流の宗家を舞台に、能やプロレス、介護、相続を巡って繰り広げられるホームドラマです。26日に放送された第6話では、満を持してクドカン作品常連の阿部サダヲさんが登場し、ファンを沸かせました。長瀬さんはクランクイン前からプロレスや能の稽古に打ち込んできたそうですが、本物の能楽師はこのドラマをどう見ているのでしょうか。日本伝統芸術文化財団の代表理事で観世流シテ方の梅若基徳さんに話を聞きました。 【写真】ドラマでも登場した能の「高砂」 ◇長瀬智也は「できる男」! 実は以前からクドカン作品が好きで、映画やドラマもチェックしていたという梅若さん。その魅力について「一見ポップだけ