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現代音楽の検索結果121 - 160 件 / 2663件

  • AVYSS magazine » 90sサイバーオカルトとメディアアートの地下水脈|ヘンリー川原のアーカイブ作品が発表

    電脳的反抗と絶頂 90年代の本邦サイバー・オカルトとメディアアートの地下水脈で暗躍した音楽家、ヘンリー川原の初アーカイブ作品『電脳的反抗と絶頂: エッセンシャル・ヘンリー川原』がエム・レコードよりリリースされる。 今作は、90年代前半におびただしい数の作品を発表した後、表舞台から姿を消したアウトサイダー作家ヘンリー川原の作品を、メディアアートで活動を共にした沖啓介の寄稿と、その作品を果敢に送り出した八幡書店の社主かつ本邦オカルト界のフィクサー、武田崇元のインタビューを交えて検証している(作品解説は江村幸紀)。 収録曲は、挑発的で実験色強いものから、東南アジア音楽を流用したもの、サイバー感が充満したアンビエント・チューン、スピリチュアルなピアノ曲など、楽曲ごとの振り幅は尋常ではない。精神世界とテクノロジーが怪しく交錯したカウンターとしてのオカルト精神が見え隠れし、聴くものを向こう側の世界へ導

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    • ザ・ビートルズ、TR-808、そしてAIへ――ソニーコンピュータサイエンス研究所パリ・音楽チームの研究者が語る「作曲」の未来

      ザ・ビートルズ、TR-808、そしてAIへ――ソニーコンピュータサイエンス研究所パリ・音楽チームの研究者が語る「作曲」の未来 AI インタビュー 最新テック ソニーコンピュータサイエンス研究所パリ(ソニーCSLパリ)の音楽チームにて、AI作曲アシストツールなど最先端の音楽テクノロジーの研究開発を行っているエマニュエル・デルティーさんが今年1月に来日しました。 エマニュエルさんは、フランス・パリのコンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽院、CNSMDP)を卒業。ソニーCSLパリのメンバーとなる前は、フランス国立音響音楽研究所(IRCAM)とニューヨークのSoundwalkでサウンドデザイナー、ヨーロッパとアメリカでは映画音楽の作曲、イギリス、ケンブリッジの『Sound on Sound』誌のライター、フランス・レンヌにあるフランス国立情報学自動制御研究所(INRIA)では、MIRに適用される音

        ザ・ビートルズ、TR-808、そしてAIへ――ソニーコンピュータサイエンス研究所パリ・音楽チームの研究者が語る「作曲」の未来
      • #10 平田オリザ(青年団、アゴラ劇場) – ページ 5 – ワンダーランド wonderland

        2010年代演劇のイニシアチブ -海外の会員制のことでいくつかお話をうかがったんですが、海外の場合は公的な費用が出て、劇場が劇団を抱えて、レパートリー制で公演を回して、地域の人たちが見に来る。やはり高齢者の人が多いけど、その中で実験的な作品も交えていくと聞いています。日本の場合には、専属の劇団を抱えている劇場は、静岡と尼崎(ピッコロシアター)ですよね。 平田 あとは、りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)のダンス、水戸はちょっと不活発になってしまいましたね。 -アゴラ劇場と青年団は稀有なケースだと思うんですが、首都圏で1000とも2000とも言われる大半の劇団は、ある意味で自由な活動をしている。演劇をやりたいと思ったとき、何人かが働いてお金貯めると公演ができてしまう。こういう公平性が日本では保証されているし、お客さんも来るし、自分たちでメディアに販売も可能です。テレビに抜けるコースもないわけ

        • 香山リカ連載「常識を疑え!」第268回「かつてのサブカル・キッズたちへ~時代は変わった。誤りを認め、謝罪し、おずおずとでも“正論”を語ろう」

          こうして考えると、『アメリカン・ユートピア』はまるごとデイヴィッド・バーンの「内なる変革」の物語だともいえる。 実は彼は昨年9月1日、SNSでひとつの謝罪を行った。1984年にトーキング・ヘッズのプロモーションビデオの中で、顔を黒や茶色に塗って有色人種に見せる、いわゆる「ブラック(ブラウン)フェイス」という演出を使ったことに対してだ。そのときの一連のツイートや各メディアによるインタビュー映像などはいまも閲覧可能だが、その中のひとつ、日本版『ローリングストーン』のサイトに今年の5月に掲載された記事から彼自身の言葉を紹介しよう(「デイヴィッド・バーンが語る『アメリカン・ユートピア』、トーキング・ヘッズと人生哲学」、2021年5月27日)。 「僕自身はあのことはすっかり忘れていてね。まずはこう思った。『なんてこった、これは酷いな。時代のいかに変わったことか。そして、僕自身もどれほど変わったものか

            香山リカ連載「常識を疑え!」第268回「かつてのサブカル・キッズたちへ~時代は変わった。誤りを認め、謝罪し、おずおずとでも“正論”を語ろう」
          • 二十世紀のクラシック音楽を取り戻す - 白水社

            指揮者が語る音楽史の裏側 二十世紀後半に作曲されたクラシック音楽の作品で、その後世界中のオーケストラや歌劇場のレパートリーに加わった作品はごく少ない。そして、現代の音楽であるはずの「現代音楽」は、一部の愛好家を除けば人気があるとは言いがたい。この状況を著者は、「現代のクラシック音楽というものが狭い範囲に限定されたからこそ、他のジャンルの音楽が大いに栄えているのに、オーケストラやオペラハウスがいわゆる『危機的状況』にある」と見る。現在もレパートリーの中心をなしているかつての大作曲家の系譜はどこへ行ってしまったのか? 映画『風と共に去りぬ』の作曲者でウィーン楽友協会音楽院に学んだマックス・スタイナーは、かつて「仮にワーグナーが今世紀に生きていたら、映画音楽でナンバーワンの作曲家になっていたでしょう」と語った。本書は二十世紀クラシック音楽の歴史を、この問題に大きな影響を与えた第一次・第二次世界大

              二十世紀のクラシック音楽を取り戻す - 白水社
            • Liszt: Années de pèlerinage, 3ème année@Cédric Tiberghien | MusicArena

              フランス生まれの英国ピアノ界の俊英、セドリック・ティベルギアンが弾くリストの後期ピアノ作品集。レーベルはハイペリオン。 https://tower.jp/item/4829066/ Liszt: Années de pèlerinage, 3ème année and other late piano works 1. Bagatelle sans tonalite, S216a c1885 2. Wiegenlied (Chant du berceau), S198 3. Vierter Mephisto-Walzer first version S216b 4. La Lugubre Gondola II, S200 No. 2 5. Schlaflos Frage und Antwort, S203 6. En rêve - Nocturne S207 Années de pèler

                Liszt: Années de pèlerinage, 3ème année@Cédric Tiberghien | MusicArena
              • 『坂本龍一ヒストリー前編 ~ 幕末からのルーツ 誕生からミュージシャンへの軌跡  〜』

                Kou音楽雑感と読書感想を主に、初老の日々に徒然に。 ブログタイトル『氷雨月のスケッチ』は、はっぴいえんどの同名曲から拝借しました。 自分は四十年ほど前、坂本龍一の存在を知りました。彼がデビューする前、スタジオ・ミュージシャンだったころ、多くのアルバムのクレジットでその名をよく見かけました。ファースト・アルバムも、リアルタイムで買いました。 坂本龍一の音楽としては、ピアノソロや、民族音楽っぽいものが好きでよく聴きます。いまも曲を流しながら書いています。ただテクノ・ポップといわれる、彼を一躍メジャーに押し上げた、YMOのような機械的な音には、正直ついていけませんでした。また難しい音楽論もよくわかりません。興味があるのは坂本龍一という音楽家の、人間的な側面です。 坂本の自伝である『音楽は自由にする』は、その貴重な記録です。もう十年近くも前の本ですが、生い立ちから始まるミュージシャンへの軌跡が克

                  『坂本龍一ヒストリー前編 ~ 幕末からのルーツ 誕生からミュージシャンへの軌跡  〜』
                • ジョン・レノンやOrbitalが“何も音がしない曲”に込めたメッセージとは | 無音ミュージックガイド (前編)

                  「4'33"」という曲をご存知だろうか? 現代音楽の巨匠ジョン・ケージが作曲したこの曲は、演奏中に一度も音がしない無音の曲だ。そしてそんな音楽の常識を覆した曲が初演された1952年8月29日から、今年で70年を迎えた(補足すると、9月5日にジョン・ケージの生誕110年、8月12日に没後30年も迎えている)。 このアニバーサリーイヤーに際して、本稿では「4'33"」と同じように音のない新旧洋邦の曲を、「無音ミュージックガイド」と銘打って前後編に分けてたっぷりと紹介していく。聴きたいときにいつでも好きなだけ音にアプローチできるサブスク時代だからこそ、あえて何も音がしない静寂の世界に浸ってみるのも乙なもの。何も聞こえない、何も聞かせてくれない、そんな“無”の音楽をこの記事を読みながらたっぷりとご賞味あれ。 文 / 橋本尚平 「4'33"」よりも前から存在していた無音の曲そもそもジョン・ケージの「

                    ジョン・レノンやOrbitalが“何も音がしない曲”に込めたメッセージとは | 無音ミュージックガイド (前編)
                  • 【試聴あり】簡単に弾けるのに素敵で大人なピアノ曲10選 - emu blog

                    2020-10-21 今回は、ピアノ歴30年以上(特に上手いわけではありません)の私がこれまでに聴いてきた様々な楽曲の中から、ホテルやレストランで流れそうな大人っぽい曲(難しいテクニックなし)を厳選してみました。 「ピアノ 簡単な曲」などで検索するとジブリやアニメソング、ディズニーなどが多く、大人向けの曲があまりないように感じたので。。 これから紹介する10曲は、教本でいうとブルグミュラー、ソナチネあたりで弾けると思います。 どれも私が大好きでよく弾いている曲ですが難易度は低いので、参考になれば幸いです。 簡単に弾けるのに素敵で大人なピアノ10曲 現代音楽編 Nostalgia / 久石譲 Canto di ieri / Enrico Pieranunzi イノセント・ラヴ -MAIN THEME- / 菅野 祐悟 久遠~光と波の記憶~FINAL FANTASY10-2 / 松枝賀子 江口

                      【試聴あり】簡単に弾けるのに素敵で大人なピアノ曲10選 - emu blog
                    • interview with Keiji Haino | ele-king

                      灰野敬二さん(以下、敬称略)の伝記本執筆のためにおこなってきたインタヴューの中から、編集前の素の対話を公開するシリーズの3回目。今回は、灰野の初の電子音楽作品『天乃川』についての回想。『天乃川』は宇川直宏が主宰するインディ・レーベル〈Mom'n'DaD〉から93年にリリースされたソロ・アルバムだが、実際に録音されたのは73年だった。流行とは無関係のあの特異な作品がどのようにして作られたのか、そして制作から20年の時を経て世に出るまでの経緯について、語ってもらった。 ■宇川くんの〈Mom'n'DaD〉から出た『天乃川』は73年のライヴ音源ですよね。 『天乃川』 灰野敬二(以下、灰野):ロスト・アラーフがまだぎりぎり続いていた頃、京都でやったソロ・ライヴの記録だね。機材を全部一人で持って行って大変だった。昔は両方の手でそれぞれ20キロずつの荷物を現場まで持っていってたからね。ある時なんか、右の

                        interview with Keiji Haino | ele-king
                      • 鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)が語る"音楽のことはじめ" 「モノ作りの一番面白いところは、センスに対しての光の当て方と落とし方」ーー音楽に目覚めた青春時代から、パイドパイパーハウスとの出会い、デビュ|midizine by MIDI INC.

                        鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)が語る"音楽のことはじめ" 「モノ作りの一番面白いところは、センスに対しての光の当て方と落とし方」ーー音楽に目覚めた青春時代から、パイドパイパーハウスとの出会い、デビュー秘話まで インタビュー・テキスト/山本勇樹(Quiet Corner) ワールドスタンダードが1982年から84年にかけてカセットテープのみで発表した、デビュー前の幻のデモテープ音源3作品が、この度、鈴木惣一朗さんの監修の元、初CD化を果たした。過去、ワールドスタンダードのリリースなど、折に触れて、惣一朗さんにインタビューを行ってきたが、実際、そのデビュー前後について、あまり訊いたことがなかった。一体、どんな青年時代を過ごしたのか。40年という長いキャリアは伊達じゃない。今まで、僕もワールドスタンダードを通して、様々な音楽を知り、触れてきたわけだが、まだ足りないピースがあった。 「発端のと

                          鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)が語る"音楽のことはじめ" 「モノ作りの一番面白いところは、センスに対しての光の当て方と落とし方」ーー音楽に目覚めた青春時代から、パイドパイパーハウスとの出会い、デビュ|midizine by MIDI INC.
                        • 坂本龍一ニューイヤー・スペシャル 2020年1月1日(平野啓一郎、本條秀慈郎、斎藤幸平、安冨歩) - ラジオと音楽

                          毎年恒例の番組。今年で15回目。今回は4人のゲストが来られました。 【ゲスト】平野啓一郎、本條秀慈郎、斎藤幸平、安冨歩 三味線奏者:本條秀慈郎さん 1984年生まれ。三味線で現代音楽をバリバリ弾かれている方。 「Async」で坂本さんと共演されてます。番組では生演奏と坂本さんと即興。 Async アーティスト:Ryuichi Sakamoto 出版社/メーカー: Milan Records 発売日: 2017/04/28 メディア: CD honj 「Async」を作っている時に本條さんのコンサートをNYで見に行って、すごく気に入って翌日坂本さんのプライベートスタジオに招いて録音した曲だそうです。昨年本條さんに頼まれて2曲目、3曲目を作られて、honjが組曲のようになっているそうです。 honj 坂本龍一 ポップ ¥250 provided courtesy of iTunes 経済思想家

                            坂本龍一ニューイヤー・スペシャル 2020年1月1日(平野啓一郎、本條秀慈郎、斎藤幸平、安冨歩) - ラジオと音楽
                          • 『ザ・ビートルズ』(ホワイトアルバム) 1968年。現代音楽の全ての要素が詰まっている傑作アルバム。 - 時の化石

                            どーも、ShinShaです。 今日は、久々、音楽のブログ書きます。 ビートルズの『ホワイトアルバム』。 バック・イン・ザ・U.S.S.R.、ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス、オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ。 このアルバムの中の曲名を見てるだけで楽しくなってきます。 1968年のビートルズ ザ・ビートルズ 『ホワイトアルバム』 バック・イン・ザ・U.S.S.R. ( Back In The U.S.S.R. ) グラス・オニオン ( Glass Onion ) オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ ( Ob-La-Di, Ob-La-Da ) ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス { While My Guitar Gently Weeps ) まとめ 1968年のビートルズ ビートルズのこのアルバムの前の作品が、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

                              『ザ・ビートルズ』(ホワイトアルバム) 1968年。現代音楽の全ての要素が詰まっている傑作アルバム。 - 時の化石
                            • 【コンサート】”Quartet Berlin Tokyo”を楽しむ。今後のためにも。 | 風の奏

                              こんばんは ましゅーです。 (`・ω・´)シャキーン 帰って来ました。 お疲れさまでした。 ねこーん 東京コンサート鑑賞ツアーから帰って来ました。リフレッシュ休暇を利用して、4泊5日の東京旅でした。(旅行記は近日中に公開したい…と思います。)その旅行中に思う事も多々ありましたので、それらについては徐々に対応していこうと思います。 ここから本編 今回の話題は【コンサート】です。 ( ゚д゚)ウム 先にね。 そうですね。 ねこーん 東京へコンサート鑑賞ツアーに出かけたのですが、今回はその前に言っていた四重奏コンサートの感想になります。こちらは室内楽の感想となりますのでね、サラッと書いておきます。 今回のコンサートについて 「何時かはクラウン…。」←古い。では無いですけど、僕は何時か四重奏をやりたいと思っているんです。(心当たりなんて一人もいないけど。)本当に何時かは…なんて思ってる夢なんですけ

                                【コンサート】”Quartet Berlin Tokyo”を楽しむ。今後のためにも。 | 風の奏
                              • 岡田拓郎オフィシャルインタビュー|only in dreams

                                OKADA TAKURO oidオフィシャルインタビュー (序文/インタビュー/構成:柴崎祐二 撮影:廣田達也) 実は、このインタビューを収録したのはアルバムが一旦完成を迎えた3月の上旬頃だった。世界はその後本格的な新型コロナウィルス禍へとはまり込んでいくことになったが、今や、誰しもがウィルスと、そしてそれによって引き起こされる個々人や社会情勢にひたりよる冷え冷えとした恐怖に慣れきってしまったようにも思える。かような状況にあっては、もちろん我々リスナーも、音楽聴取への牧歌的な意欲を以前のままに据え置くことは叶わなくなってしまった。日々洪水のようにリリースされる音楽作品の大海を自主的にクエストしてくれる、かねてより音楽産業が理想的に要請してきた体力/気力/経済力を備えた聴取主体なぞ、一様にナンセンスな想像上の存在になりつつあると感じているし、作り手たる音楽家側にしても、平時に想定していた「ぼ

                                  岡田拓郎オフィシャルインタビュー|only in dreams
                                • 【2020年 上半期ベスト】ジャズ・アルバム BEST 30 | ARBAN

                                  投稿日 : 2020.07.03 更新日 : 2021.06.28 【2020年 上半期ベスト】ジャズ・アルバム BEST 30 2020年の上半期(1月〜6月)にリリースされた音楽アルバムの中から「ジャズ系」作品に的を絞り、聞き逃せない新譜30作をセレクト。トラディショナルなジャズはもちろん、2020年ならではのコンテンポラリーなスタイルまで対象にした、広義の「ジャズ作品」傑作選。 ※五十音順(アーティスト名)で掲載 アーロン・パークス 『Little Big 2: Dreams of a Mechanical Man』 18歳でテレンス・ブランチャードのグループに参加し、ブルーノーとECMに音源を残すなど、早熟な天才ぶりを見せている鍵盤奏者のアルバム。パークスもメンバーであるジェイムス・ファームにも通じるインディ・ロック風味と、ザ・バッド・プラスにも通じる躍動的でダイナミックなグルーヴ

                                    【2020年 上半期ベスト】ジャズ・アルバム BEST 30 | ARBAN
                                  • あいみょんにハマった(ほんといまさらすぎる)

                                    当方今年三十路。GLAYファンの姉と米米CLUBファンの母の影響で小さい頃から流行りのJ-POPをよく聞いてた。初めて買ってもらったCDは小沢健二「痛快ウキウキ通り」。 高校からバンド始めて、大学生時代は完全に拗らせてしまって、ポストロック〜エレクトロニカからニッチな沼にはまってノイズもミニマルテクノも現代音楽も、聞いたことのない音を探すのが大好きだった。 で、ここ近年の日本のインディシーンのシティポップリバイバルの波にはガッツリ便乗して楽しませてもらったし、洋楽のトレンド追うのも楽しんでたけど、ど真ん中の邦楽シーンは面白くないなぁ(正しくはいくらいい曲でも素直に受け入れたくないっていう拗らせの名残)って思ってた。 あいみょんも最初名前だけ見たときは「はぁ?」って感じだったし、『マリーゴールド』が話題になったときに友人と車中で聞いてみたんだけど「イントロのギターリフの歪ませ具合がまんまマイ

                                      あいみょんにハマった(ほんといまさらすぎる)
                                    • 21世紀のコーネリアスとアンビエント。人生も半ばを過ぎて語る、YMOの3人に思うこと | NiEW(ニュー)

                                      まだ見ぬピークの先へ。人生も半ばを過ぎ、YMOの3人にいま思うこと ―この前、高橋幸宏さんのお話をしたとき(※)、Sketch Showの存在はYellow Magic Orchestraの3人がまた再結集するきっかけになったとおっしゃっていましたよね。当時、アンビエント的なもの、エレクトロニカ的なものに世代を超えて共演できる器というような側面があったんでしょうか? 小山田:Sketch Showがきっかけで僕もあの3人の仲間に入れてもらえて。僕も含めていいのかわかんないけど、あのころ特定の人たちが共有できるような何かがあの音楽にはあったんだと思いますね。坂本さんもあの2人と合流するのも、そもそも細野さんと幸宏さんが一緒にバンドやるのも結構久しぶりで。 ※『高橋幸宏: 音楽粋人の全貌』(2024年、河出書房新社)のインタビューのこと Sketch Show『tronika』(2003年)に

                                        21世紀のコーネリアスとアンビエント。人生も半ばを過ぎて語る、YMOの3人に思うこと | NiEW(ニュー)
                                      • テリー・ライリー(Terry Riley)=山梨で暮らしながら創作を続けるグルが語る、日本での生活と新たなプロジェクト | Mikiki by TOWER RECORDS

                                        山梨で暮らしながら創作活動を続けるグル 現代音楽界を代表する巨匠の一人テリー・ライリーが約2年前から日本で暮らしていることは本誌読者の多くがご存知のはず。2020年9月の〈さどの島銀河芸術祭〉に参加することになっていたライリーが、現地(佐渡ヶ島)視察のために来日したのは同年2月だった。コロナ・パンデミックが全米で大爆発するまさに直前。果たして、佐渡ヶ島での視察後に米国への帰国が困難になり、しばらく足止めをくったライリーだったが、日本の文化や風土を気に入った彼は自らの意志でそのまま滞在を延長したのである。爾来、山梨県の某所で暮らしてきたライリーは、去る3月16日にはビルボードライブ東京でコンサートもおこなうなど、作曲家/演奏家として旺盛に活動を続けている。この6月には87才になる巨匠に近況などを聞いた。 ――滞在期間も2年を超えましたが、日本での生活はどうですか。 「とても楽しく、仕事もはか

                                          テリー・ライリー(Terry Riley)=山梨で暮らしながら創作を続けるグルが語る、日本での生活と新たなプロジェクト | Mikiki by TOWER RECORDS
                                        • 坂本龍一 追悼連載vol.8:高橋悠治を通じた現代音楽との出会い。西洋音楽に感じた限界とYMOへの加入 | CINRA

                                          坂本龍一が発表した数々の音楽作品を紐解く連載「追悼・坂本龍一:わたしたちが聴いた音楽とその時代」(記事一覧はこちら)。第8回の書き手は、『〈無調〉の誕生: ドミナントなき時代の音楽のゆくえ』(2020年、音楽之友社)の著者で、ジョン・ケージの名著『サイレンス』(1996年、水声社)の翻訳でも知られる音楽学者の柿沼敏江。「坂本龍一が高橋悠治から受け取ったもの」をテーマに、現代音楽との関わりから坂本龍一の音楽を見つめた。 坂本龍一のジャンルを超えた多彩な活動のなかに折り重なって見えてくるのは、一人の人物とその周辺の音楽家たちである。 坂本は小学校5年の頃に、母に連れられて草月会館にコンサートを聴きに行き、大きな感銘を受けたと述べている。コンサートが終わると彼はその音楽家のファンになっていた(※1)。17歳のあるとき、父親の知人を介して一人でその人に会いに行った。そしてその人は、坂本がいちばん尊

                                            坂本龍一 追悼連載vol.8:高橋悠治を通じた現代音楽との出会い。西洋音楽に感じた限界とYMOへの加入 | CINRA
                                          • 菊地成孔「乱世の時こそ、僕は元気になる」、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール結成までの回想と今、考え、思うこと | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

                                            菊地成孔「乱世の時こそ、僕は元気になる」、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール結成までの回想と今、考え、思うこと ジャズ・ミュージシャンの菊地成孔が日本から見た最果てであるアルゼンチンの都市、ブエノスアイレスに初めて訪れたのは2004年。雑誌『エスクァイア日本版』がラテンミュージックの特集を組み、その特派員としての任を受けた時のことだった。幼少期の記憶やブエノスアイレスでの体験を拡張させる形で2ndソロアルバム『南米のエリザベス・テイラー』がリリースされ、その収録曲と世界観を舞台で再現するためのオルケスタ、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールが結成されたのが翌年。以降、恒久的な活動をし、15周年を迎えた同オルケスタは、11月18日にサントリーホールという初の舞台でコンサートを行う。菊地に当初を回想してもらうのと共に、今、何を考え、思っているのかを尋ねた。 南米音楽の芳醇な伝統への敬

                                              菊地成孔「乱世の時こそ、僕は元気になる」、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール結成までの回想と今、考え、思うこと | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
                                            • NEIRO よい「音色」とは何か

                                              なぜビリー・アイリッシュの声は心地よく聞こえるのか? 「音色」に音楽の秘密や神秘性がある。音色を科学的に分析することからはじめて、楽器の音色、声の音色、アンサンブルの音色、録音・再生メディアの音色、そして音世界全体についてを考察。多くのリスナーが感覚的に捉えていた事柄を言語化することで、好奇心が膨らみ、音楽の解釈の精度が上がる一冊。 [音色とは] 音の特徴・個性を表わす音楽用語。音の高さ・大きさ(強さ)以外のすべてを指すもの。同じ音の高さ・大きさでも、異なる楽器や声などから発せられることで、それぞれ独自の響きや質感を持って聞こえる。 [音で確認できる・豊富なリファレンスを収録] ・DAWによるサウンドサンプル(ダウンロードOK) ・YouTubeやSpotifyのURLとQRコードを多数掲載 ・PDF化したURLリスト(ダウンロードOK) *電子書籍版にはQRコードはなく、URLが掲載とな

                                                NEIRO よい「音色」とは何か
                                              • 平沢進の音楽世界観を多角的に紐解く - Music Synopsis

                                                ※当記事は文字数が9万字以上ある記事になります。 そのため、時間がある時に閲覧すること、また字数の関係上スマートフォンでの閲覧よりもパソコンやタブレット端末での閲覧を併せて強く推奨します。 ・はじめに これまで久石譲・菅野よう子といったメジャーでありながら知名度も抜群であり多大なフォロワーがいる、いってみれば名実ともに全員が納得できる偉大な大家について書きました。つまり大衆が愛すべき作曲家に焦点を当てました。しかし今回はすこし捻った特集を組みました。 マイナーだけど何故かメジャーアーティストとして有名という音楽版の諸星大二郎とでも形容すべき人物、つまりは平沢進です。まず音楽版の諸星大二郎とはどういう意味なのか、という点についてです。 同業者からは絶大な支持があるもののより広域的な範囲では知られていないという存在を形容するものとして「ミュージシャンズ・ミュージシャン」という単語があります。

                                                  平沢進の音楽世界観を多角的に紐解く - Music Synopsis
                                                • 私の「環境音楽~アンビエントミュージック|これだけは聞いておくべき10のアルバム」(札幌ピヴォ店) - TOWER RECORDS ONLINE

                                                  ブライアン・イーノが提唱したとされるアンビエント(ambient)=環境としての音楽。対峙して聴く音楽とは異なり、場と一体化した音楽空間に身を置くという音楽概念は世界各地へ波及し発展。近年ではとりわけ独自の発展が進んでいた日本の環境音楽の音源発掘や再発が進み海外音楽マニアの間でも注目されている。そんなアンビエント・ミュージックを知るうえでの外せない重要作から、気になるけど小難しそう…なんて方への入門盤まで10タイトルを厳選してご紹介させていただきます! Selected by 札幌ピヴォ店/吉原 裕也 ジャンルレスにFeeling Goodな音楽を気の向くままに探求中。 Brian Eno『アンビエント1/ミュージック・フォー・エアポーツ(SHM-CD)』 1978年、自らの音楽を”アンビエント”と形容しタイトルへも冠してリリースされた本作。新しい音楽の聴き方・向き合い方はシチュエーション

                                                    私の「環境音楽~アンビエントミュージック|これだけは聞いておくべき10のアルバム」(札幌ピヴォ店) - TOWER RECORDS ONLINE
                                                  • 世界が認める「ジャズのルールを打ち壊す」ピアニスト上原ひろみ | 「ピアノはまるで飛行機のよう」

                                                    12歳の頃にはすでに台湾で公演をするほどの腕前だったという、ジャズ・ピアニストの上原ひろみ。そんな彼女は、44歳になった今もエネルギーを爆発させて、世界中の聴衆を驚かせ続けている。 ジャズ・ミュージシャンといっても、日本人ピアニスト・上原ひろみのようなタイプはあまりいない。30センチほども髪の毛を巧みに盛り上げた44歳の彼女が繰り出すのは、ペースの速いバップから現代音楽的な重々しいパワーコード、シンセサイザーでのプログレ的な展開まで、縦横無尽で攻撃力抜群の力強い音楽だ。大音量のサウンドに、聴衆はジャズクラブではお決まりの恭(うやうや)しい拍手ではなく、歓声を上げて飛びはねる。 「お客さんは非常に幅広いです。最近イタリアであったライブでは、最前列に真珠のネックレスをしたとても身なりの良い高齢女性がいて、その隣の男性はアイアン・メイデンのTシャツを着ていて」と彼女は笑って言う。 「同じ列のずっ

                                                      世界が認める「ジャズのルールを打ち壊す」ピアニスト上原ひろみ | 「ピアノはまるで飛行機のよう」
                                                    • Melody@Olga Scheps | MusicArena

                                                      オルガ・シェプスが弾く、メロディと題するアルバム。 https://tower.jp/item/4863486/ Orga Scheps: Melody 1. Mussorgsky: Vivan & Ketan Bhatti: Memories of a Promenade II 2. Helbig: Am Abend (Version for Piano Solo) 3. Gonzales: Olga Gigue 4. Chopin: Nocturne in E flat major,Op.9-2 5. Twin: Avril 14th 6. Grieg: Lyric Pieces, Op.38-3 "Melody" 7. Brahms: Intermezzo in A major,Op.118-2 8. Einaudi: Una Mattina 9. Gonzales: Armello

                                                        Melody@Olga Scheps | MusicArena
                                                      • ジャズ・トゥナイト 2024年2月10日(小曽根真、ジョアナ・ケイロス & 笹久保伸、アンブローズ・アキンムシーレ) - ラジオと音楽

                                                        www.nhk.jp 【目次】 ホットピックス 小曽根真『Trinfinity』 The Park Hopper Etudade Joana Queiroz & Shin Sasakubo『Picture』 Picture Ⅱ Picture Ⅴ Ambrose Akinmusire『Owl Song』 Henya Flux Fuelings ホットピックス 小曽根真『Trinfinity』 ピアニスト:小曽根真のニュー・アルバム。小曽根さんは昨年デビュー40周年の節目を迎え、新たなトリオ「トリンフィニティ」を結成しました。トリンフィニティとは、トリオとインフィニティを掛け合わせた造語だそうです。今回メンバーとして迎えたのは、次の世代を担う若手音楽家のプロジェクト「From OZONE till Dawn」に所属するベースの小川晋平とドラムスのきたいくにと。二人とも20代後半だそうです。彼

                                                          ジャズ・トゥナイト 2024年2月10日(小曽根真、ジョアナ・ケイロス & 笹久保伸、アンブローズ・アキンムシーレ) - ラジオと音楽
                                                        • 坂本龍一、李禹煥に出会う──解体から沈黙へ

                                                          坂本龍一、李禹煥に出会う──解体から沈黙へ坂本龍一が敬愛し、最後のアルバムとなった『12』のジャケットを手掛けたアーティスト、李禹煥。このふたりの実質的な交流の期間は数年間であるが、約半世紀にわたりその思想や作品で通底し合っていたようにも見える。​​年齢や出自が違う彼らをつなぐものとは何か? 本記事は、『12』を紐解くためのコラムの第二弾で、シリーズの最終回。 文=松井茂(詩人、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授) 2018年12月31日。李の自宅兼アトリエにて 撮影=李美那 ※去る3月28日に坂本龍一さんがご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。本原稿は坂本さんの生前に書かれたものです。 解体から始まる 1969年。李禹煥(1936〜)は、高松次郎(1936〜98)について論じた文章で次のように書いている。 自然な世界のあるがままの光景にそのまま「出会い」たいという渇望─

                                                            坂本龍一、李禹煥に出会う──解体から沈黙へ
                                                          • 長谷川白紙の楽曲を解剖 「リズム」「響き」「声」の3点から分析 | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                                            長谷川白紙『エアにに』は、これまでの総決算にして、今後の飛躍に一層の期待がかかる快作 長谷川白紙がフルレングスとしては1作目となる『エアにに』を11月13日にリリースした。才能あふれる若手シンガーソングライターたちが次々と注目を集める現在、もっとも待望されていた作品のひとつだ。 長谷川白紙『エアにに』を聴く(Spotifyを開く) 長谷川白紙の音楽を言葉で要約してしまうのはちょっと難しい。現代音楽、ジャズ、テクノ、ブレイクコアをDAWに放り込んでミックスしたようなトラックに溶け込む、なめらかなボーカル。さらには、ポリリズムや変拍子を随所に援用し、ポップミュージックでは耳慣れないようなコードやメロディーの動きをためらいなく響かせる。というと、いかにもハイブロウな印象を受けるかもしれない。しかし、そうしたリズムや響きの魅力の沼へとリスナーを引き込むポップなフックをそこかしこにちりばめるバランス

                                                              長谷川白紙の楽曲を解剖 「リズム」「響き」「声」の3点から分析 | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                                            • 【対談】坂東祐大 × STUTS 『大豆田とわ子と三人の元夫』 | テレビだからというリミットを外して生まれたもの

                                                              先頃放送が終了したドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』。ドラマの内容は元より、主題歌やサウンドトラックにここまで注目が集まるドラマがあっただろうか。STUTS & 松たか子 with 3exesが担当した主題歌は、俳優陣と共にKID FRESINO、BIM、NENE、Daichi Yamamoto、T-Pablowというラッパー陣が週替わりで登場し、エクスクルーシブなエンディング映像は本編と同じくらいSNSを騒がせていた。最終回後には全員が参加したリミックスバージョンや、制作にも参加したbutajiがボーカルをとったバージョンなども収録したアルバムもリリースされた。 一方本編のサウンドトラックを担当したのはクラシックや現代音楽を基盤にしつつも独創的な作品で活躍の幅を広げている坂東祐大。グレッチェン・パーラトやBIGYUKIなどをはじめマイカ・ルブテなどの豪華アーティストが参加していることは元

                                                                【対談】坂東祐大 × STUTS 『大豆田とわ子と三人の元夫』 | テレビだからというリミットを外して生まれたもの
                                                              • 同人音声・ASMR・ボイロAV等における視覚と聴覚の(再)結合について - おしゃべり!おしゃべり!

                                                                このブログを言文一致で「私」を主語に書いてきた理由は様々あります。第一に、哲学書の翻訳概念が社会的かつ歴史的に負った権威性と思弁性を、現代の主体の問題に軟着陸させるための便宜。第二に、悪趣味にせめてもの責任を負わせる遂行的発話の含意。第三に、Twitterを拒絶して「反時代的」に生きた過去への深い自己愛。第四に、人と会話したり短文で物を書く機会が少なく、他の書き方を忘れてしまったという事情です。 趣味としては楽しんできたのですが、時間をかけてこだわった重い文章を書きすぎたようで、やばいやつかと人に怖がられることが最近多く、そろそろ方法を変えるべきかと判断されました。一見して感受されるような主体のやばさなど、二一世紀世界のやばさを記述した際に発生する副次的な効果にすぎず、自分を大きく見せて人を威圧したいわけではないためです。 実際、旧年に人生初の配信をした際も、普通に喋ったつもりが何か辛そう

                                                                  同人音声・ASMR・ボイロAV等における視覚と聴覚の(再)結合について - おしゃべり!おしゃべり!
                                                                • 崎山蒼志と長谷川白紙のメール問答 交感する戯れのような言葉たち | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                                                  崎山蒼志という音楽家がAbemaTV『日村がゆく』への出演によって、まさに「発見」されてから約2年。彼の紡ぐ音と言葉には、未だ大きな謎が横たわっている。 我々は、昨年10月に発表された2ndアルバム『並む踊り』でコラボレーションを果たした君島大空、諭吉佳作/menの感性と眼差し、そして言葉を通じて、その解明し得ない音楽の実態に肉薄しようと対談記事を作成してきた。このテキストは、その一連の試みの終着地点である。 今回、直接対談は叶わなかったものの、編集部と音楽評論家・s.h.i.からの質問に加え、崎山と長谷川が相互に用意した質問をそれぞれに投げかけ、二人に回答してもらった。以下は、そのメールインタビューの全文である。 崎山蒼志(さきやま そうし) 2002年生まれ静岡県浜松市在住。母親が聞いていたバンドの影響もあり、4歳でギターを弾き、小6で作曲を始める。2018年5月9日にAbemaTV『

                                                                    崎山蒼志と長谷川白紙のメール問答 交感する戯れのような言葉たち | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                                                  • バイオリン練習法、テクニック解説本【厳選3冊】まじめに練習しているのに何か違うな?と思った時読んでみると効果的! - イタリアのすすめ

                                                                    本日は、 バイオリンを始めたばかりの方や、 先生についてレッスンに通っていらっしゃる方、 独学で練習していらしゃる方… さらに、演奏家、バイオリンを教えていらっしゃる方など、 「バイオリンを弾いている時に浮かび上がってくる?!さまざまな疑問や悩み」 を解決するための本の中から、自身が読んで、実践してとても役に立った本【3冊】を厳選してご紹介いたします。 参考にしていただければ、うれしいです。 スポンサーリンク 目次の中から読みたい項目をクリックすると、ジャンプできます 👇 【1冊目】「絶対!うまくなる バイオリン 100のコツ」篠崎 史紀著 こんな方におすすめ こんな時に読むと役に立つ ざっくり内容をご紹介 【2冊目】「成功する音楽家の新習慣」ジェラルド・クリックスタイン著 こんな方におすすめ こんな時に読むと役に立つ ざっくり内容をご紹介 【3冊目】「ヴァイオリンBasics」サイモン

                                                                      バイオリン練習法、テクニック解説本【厳選3冊】まじめに練習しているのに何か違うな?と思った時読んでみると効果的! - イタリアのすすめ
                                                                    • モジュラーシンセの魅力 | 東北工業大学

                                                                      ※教員の所属・役職及び学生の学部・学科・学年は取材当時のものです。 HOME > リレーエッセイ > モジュラーシンセの魅力 クリエイティブデザイン学科の長崎です。幼少のころから音楽や身の回りの音がとても大好きで、業務や研究も音に関わりのある分野に進んでしまいました。今回は趣味の「モジュラーシンセ」をご紹介したいと思います。ひとことで言えば、音を作るための電子楽器です。楽器といっても、王道のピアノやギターとは違った側面があり、私はモジュラーシンセに出会ってから、その奥深さにすっかり夢中になっています。 モジュラーシンセってどういうもの? 映画に出てくる時限爆弾のような外見が気になりますが、少し歴史をご紹介します。モジュラーシンセは、電子回路で音を作ったり合成したりする研究の実験用機材として、主に大学や企業で使われていました。音を鳴らすには膨大な事前の準備が必要で、どちらかというとエンジニア

                                                                        モジュラーシンセの魅力 | 東北工業大学
                                                                      • First half of 2019 : Best 30 上半期ベスト - 初夏レゲ

                                                                        今年もやたら暑い日々が続いていますね。すっかり遅くなって8月ももう既に2週目に入ってしまいましたが、5月から書き溜めていた上半期ベスト、ようやく仕上がりしました!水面下で進めている事や仕事も相まって忙しくなかなか書けていなかったんですが、ようやく今日思い立って徹夜して書き終えました。今年の上半期は本当に良い作品と今まで以上に多く巡り会い、50枚は載せたかったのですが、今回はついついやる気スイッチが入って一作辺りの文字数がやけに多くなったため、合計で20000字を超えてしまい、30作で妥協したといった感じです。読み進めば進むほど文章が長くなります。今回も掲載アルバムは1レーベルにつき1作品まで。全ての曲がストリーミング配信されているわけではありませんが、Spotifyのプレイリストも最後に付けておきます。長いことでお馴染みの僕のベストもいつも以上に長いですが、楽しんでお読みいただければ幸いで

                                                                          First half of 2019 : Best 30 上半期ベスト - 初夏レゲ
                                                                        • 史上最多!全40台のカメラから同時生配信 見る・聴く場所を自分でえらべるベートーヴェン「第九」

                                                                          史上最多!全40台のカメラから同時生配信 見る・聴く場所を自分でえらべる ベートーヴェン「第九」 東京交響楽団 第九2022 日時 2022年12月28日(水)18:30開演 会場 サントリーホール 指揮 ジョナサン・ノット カメラをクリックすると視聴ページが開きます ※カメラ配置は変更になる可能性があります 本日限定! みんなで歓喜の歌を歌おう♪ 合唱と一緒に歓喜の言葉“Freude“を叫べるギフトなど、様々なギフトをご用意しました ぜひご利用ください どの楽器の視聴ページからでもご利用いただけます (※ギフト購入にはニコニコptが必要です) をクリックタップして、送りたいギフトをお選びください ギフトについて詳しくはこちら 曲目紹介 ベートーヴェン 交響曲第9番二短調op.125「合唱付」 ベートーヴェンが〈第九〉を書いた当時、その社会は、現代の我々の想像を超えて重苦しい状況にあった。

                                                                            史上最多!全40台のカメラから同時生配信 見る・聴く場所を自分でえらべるベートーヴェン「第九」
                                                                          • ワタシの好きな坂本龍一 (1) - Good Old Music 、Fantastic高校野球

                                                                            まずご報告を、、、、 家人の手術、入院、、そして我が身に押し寄せる家事の数々(笑)、、、 皆様には大変なご心配をおかけし、また、、 多大なる励まし、叱咤激励、ムチ、等々をいただき、大いに力づけられました! おかげさまで、、、 カミサンの状態は、その後も何事も無く順調な経過をたどり、 予想よりも早く16日(日)に無事退院できました! 皆様、本当にありがとうございました!m(_ _)m ネコたちも、久々にママのコロコロを堪能してます(写真撮り忘れました.笑)🐱 さて、今回は坂本龍一氏の追悼記事、、、 と言っても、一般的な意味での追悼的な内容にはならないと思う。 なんとなく、、彼はまだ死んでいない気がするのだ。 もちろん、肉体としての「坂本龍一」はこの世を去ってしまったのであるが、、 彼が残した音楽、そして彼がワタシたちに残していった命題はまだ生きている。 そう思っているからだ。 坂本氏の訃報

                                                                              ワタシの好きな坂本龍一 (1) - Good Old Music 、Fantastic高校野球
                                                                            • エレクトロニカは何を夢みたのか?①/イントロダクション及びエレクトロニカ概況|marr

                                                                              ※有料に設定していますが全文読めます。 エレクトロニカとは何だったのか? 未来の音を夢みたこのジャンルは定義が曖昧で掴みどころがなく、最盛期の頃もかなり混沌としていた。 90年代末から2000年代前半をピークにインディペンデントシーンを席巻したこのジャンルは、現在でも使用されるジャンル名ではあるものの、当時から定義が曖昧で世代や音楽体験によってイメージするサウンドは異なる。特に海外で認知されているエレクトロニカというジャンル名が示している範囲は、エレクトロニックミュージック全般を示している事も少なくない。いわゆるエレクトロニカの特徴であるグリッチサウンド指すとき多くはIDMと括られるが、これもオーセンティックなエレクトロニカの括りよりも指し示す範囲の幅がいくらか広い。このようにエレクトロニカとして紹介される音楽の多くは、2000年前後のシーンで起こっていた事とは少しかけ離れてしまっている。

                                                                                エレクトロニカは何を夢みたのか?①/イントロダクション及びエレクトロニカ概況|marr
                                                                              • 作曲家の一柳慧さん死去、89歳 現代音楽をけん引 | 共同通信

                                                                                斬新な前衛音楽で現代音楽をけん引した作曲家、ピアニストで文化勲章受章者の一柳慧さんが7日午後0時37分、東京都内の病院で死去した。89歳。神戸市出身。葬儀は近親者で行う。後日、お別れの会を開く予定。喪主は長男慶氏。 米ジュリアード音楽院で学び、米国を代表する前衛音楽の作曲家ジョン・ケージさんらと実験的な音楽活動を展開した。帰国後、ケージさんが追求した「偶然性の音楽」を日本に紹介。雅楽や邦楽器を含む幅広いジャンルの作品を手がけた。 代表作に交響曲「ベルリン連詩」、モノオペラ「火の遺言」。紫綬褒章、旭日小綬章。2018年に文化勲章。オノ・ヨーコさんの元夫。

                                                                                  作曲家の一柳慧さん死去、89歳 現代音楽をけん引 | 共同通信
                                                                                • DC/PRG、解散。菊地成孔が声明発表、ラスト・ツアー東京公演ではMELRAWが〈新メンバー〉に | Mikiki by TOWER RECORDS

                                                                                  DC/PRGが解散を発表、2021年3、4月に大阪と東京でラスト・ツアーを開催する。 アヴァンギャルド・ジャズからクラブ・シーン、ダンス・ミュージックまでをカヴァーし、オーディエンスを熱狂させているDC/PRG。鬼才・菊地成孔が主宰するビッグ・バンドが、4月2日(金)をもって解散することを発表した。 99年に〈DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN〉として結成されたDC/PRGは、以降〈菊地成孔DCPRG〉〈DCPRG〉〈dCprG〉〈DC/PRG〉とバンド名を変化させながら、エレクトリック・マイルスを軸にアフロ・ポリリズムなどを取り込んだダンス・ミュージックを追求してきた。 DC/PRGの解散の理由について菊地は、20年以上活動を継続したことによる伝統芸能化が常に新しい音楽性に挑戦しつづけてきたバンドのポリシーにそぐわないこと、そしてアメリカ合衆国と〈アルター

                                                                                    DC/PRG、解散。菊地成孔が声明発表、ラスト・ツアー東京公演ではMELRAWが〈新メンバー〉に | Mikiki by TOWER RECORDS