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生物学の検索結果1 - 38 件 / 38件

  • 窒素を固定する細胞小器官「ニトロプラスト」が発見される、生物学の教科書が書き換えられる新発見

    生物学の教科書には、生物界を三分する細菌・古細菌・真核生物のうち、空気中の窒素を生命が利用できる形に変換する窒素固定ができるのは一部の細菌と古細菌だけだと記されています。新たに、真核生物に属する藻類の一種が細胞の中に窒素を固定する細胞小器官(オルガネラ)を持つことが判明したとの論文が発表されました。ミトコンドリアや葉緑体のように、元は別々の生き物が共生関係を超えて細胞小器官へと進化したのは、長い生物の歴史の中でこれが4例目とされています。 Metabolic trade-offs constrain the cell size ratio in a nitrogen-fixing symbiosis: Cell https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(24)00182-X Nitrogen-fixing organelle in a ma

      窒素を固定する細胞小器官「ニトロプラスト」が発見される、生物学の教科書が書き換えられる新発見
    • なぜ生物は増え、人は悩むのか──『増えるものたちの生物学』と『風の谷のナウシカ』

      「人はなぜ、生きているのか?」 自分という存在を自覚するようになった頃に、一度は考えたことのある疑問ではないかと思う。 生きることには楽しいこと・気持ちの良いこともあるが、苦しいこと・辛いこともたくさんある。 最近ときどき耳にする「反出生主義」になぞらえて考えるなら、かならず苦しみが伴うのに私たちが生まれてくるのは良くないことで、生まれてこないほうがいいし、子孫など残さないほうがいい……となるかもしれない。 そして人間だけが苦しいわけでない。動物も昆虫も、生きとし生けるものが生きる限り、もがき、苦しむ。 欲しがっても得られない苦しみ、命を脅かされる苦しみ、そして老化や病気による苦しみや死に至る苦しみ。苦を悪とみなし、苦を回避することを善とみなす限りにおいて、人類絶滅や生物根絶をうたう人々の言い分には確かに一貫性がある。 私も私なりに「人はなぜ、生きているのか」について考え続けてきたが、今も

        なぜ生物は増え、人は悩むのか──『増えるものたちの生物学』と『風の谷のナウシカ』
      • 物理学・生物学的に考えた時、地球外生命体はどのような機能を持っているのか──『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』 - 基本読書

        まじめにエイリアンの姿を想像してみた 作者:アリク カーシェンバウム柏書房Amazonこの『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』は、書名だけみると小学生ぐらいの夏休みの自由研究みたいだが、実際は動物学者の著者が、生物学、物理学など科学の知識を総動員して「地球外生命体の機能や生態はどのようなものでありえるのか? 逆に、どのようなものではありえないのか?」を考えていく一冊になる。 化学の本や生物学の本で、一章ぐらいこのテーマに割いている本は少なくないが、まるまる一冊地球外生命の生態を考察している本は珍しい。そもそも、「地球外生命体って、誰も見たことがないんだから想像しようがなくない? ソラリスの海みたいなやつだっているかもでしょ」と疑問に思うかもしれないが、世界は物理法則に支配されているわけで、この宇宙の生き物である以上、制約から逃れることはできない。 地球には現状、空を飛ぶクジラのような、

          物理学・生物学的に考えた時、地球外生命体はどのような機能を持っているのか──『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』 - 基本読書
        • 実は生物学的な謎「繁殖できないおばあちゃんはなぜ存在するのか?」 - ナゾロジー

          私たちにとっておばあちゃんは身近な存在です。 しかし、ほとんどの哺乳類にはおばあちゃんにあたる存在がいません。 それもそのはず、生き物のあらゆる行動や生活様式は、自分の子孫を残すことに直結しており、子孫を残す能力を失ったおばあちゃんはふつう進化しないはずです。 そのため、「なぜ、私たちヒトにはおばあちゃんがいるのか?」という問いは長年にわたり学者たちを悩ませてきました。 我々ヒトと同じく、イルカやクジラの一部にも繁殖能力を失ったおばあちゃんがいることが知られています。 今回、イギリスのエクセター大学(University of Exeter)のエリス氏(Samuel Ellis)を中心とするチームは、ヒトとイルカ・クジラのおばあちゃんは共通のメカニズムで進化していたことを発見しました。 本研究は2024年3月13日に科学雑誌「Nature」に掲載されました。

            実は生物学的な謎「繁殖できないおばあちゃんはなぜ存在するのか?」 - ナゾロジー
          • 生命の定義について、宇宙生物学からヒト脳オルガノイドまで幅広く扱われた一冊──『「生きている」とはどういうことか:生命の境界領域に挑む科学者たち』 - 基本読書

            「生きている」とはどういうことか:生命の境界領域に挑む科学者たち 作者:カール・ジンマー白揚社Amazon「生きているものといないもの」を見分けるのは、直感的には簡単に思える。たとえば、人間や犬が生きていること、石のような無機物が生きていないことにそう異論は出ないだろう。しかし厳密に境界線を引こうとすると、ことは途端に難しくなる。 たとえば「自己複製するか」「自分で代謝活動を行うか否か」あたりの細胞性生物の特徴を「生命の定義」にしようとしても自己複製しかできないウイルスは生物とはいえないのかという話に繋がってしまう。しかも、ウイルスは近年の研究ではタンパク質の合成に関わる酵素を持つものもいることも判明している。 というわけで本書『「生きている」とはどういうことか』は、生命の定義を様々な分野、ジャンルを通してみていこう、という一冊である。最初に例にあげたウイルスは生物なのか問題も取り上げられ

              生命の定義について、宇宙生物学からヒト脳オルガノイドまで幅広く扱われた一冊──『「生きている」とはどういうことか:生命の境界領域に挑む科学者たち』 - 基本読書
            • 賃貸暮らしの人は持ち家の人よりも生物学的老化が速く悪影響は失業や肥満より大きいという研究結果

              持ち家を購入するには多額のコストがかかるため、近年は生涯にわたり賃貸住宅で暮らすという選択をする人も増えています。ところが、オーストラリアとイギリスの研究チームが行った調査では、「民間の賃貸住宅に住む人は持ち家の人よりも生物学的な老化が速く進行する」ということが明らかになりました。 Are housing circumstances associated with faster epigenetic ageing? | Journal of Epidemiology & Community Health https://jech.bmj.com/content/78/1/40 Living in privately rented homes linked to faster biological ageing, study finds | Housing | The Guardian ht

                賃貸暮らしの人は持ち家の人よりも生物学的老化が速く悪影響は失業や肥満より大きいという研究結果
              • タンパク質構造予測・検索は生物学史に新たな章を開いた、かつてのBLASTのように - 殺シ屋鬼司令II

                「構造生物学なんもわからん」生物学者でもさわれるのが大事 AlphaFoldの吐く構造をわからんなりにぐりぐりしててわかってきたのは、生物学は完全に新しい章に入った。 thinkeroid.hateblo.jp いきなり大風呂敷広げるやんけ、と思うかもしれないが、こういう状況を私は密かに予見していたというわけではないけど、構造を予測し比較して検索する一連のラインが個人的に欲しい、と思っていた。それがAlphaFoldとその後にでたツールで実現したということだと考えている。 なぜそんなことを考えていたのか? それは最近、2020年頃までに立て続けに、「配列的な類似性は低い(有意な類似性が見い出せない)が、構造はどう考えても似ている(そして機能的にも非常に似ている)」という研究発表が近い分野で続出したからである。 例えば典型的な例としては2017年にScience誌に掲載された研究だ。 Hol

                  タンパク質構造予測・検索は生物学史に新たな章を開いた、かつてのBLASTのように - 殺シ屋鬼司令II
                • ポケモンは「進化前が子供、進化後が大人」と考えがちだが実際は違う。「コイキングがギャラドスに変異する理由」から考察する「ポケモン生物学」が好奇心をくすぐる

                  種の生存戦略から考えると、コイキングはコイキングとしての繁殖が基本のはず→ではなぜギャラドスは生まれるのか? 絹野 布 @nun0nun 我々はつい「進化前は子供・進化後が大人」と考えがちですが、多くのポケモンは進化前でも繁殖できます。特にギャラドスの場合「そもそもコイキングとして世代を重ねていくのが基本」「弱みを補うために要所でのみ生み出される姿がギャラドス」なのではないかと思ってまして… #ポケモン週末レポート pic.twitter.com/Dx4gkTwLaR twitter.com/rimopoke/statu… 2023-11-25 18:24:17

                    ポケモンは「進化前が子供、進化後が大人」と考えがちだが実際は違う。「コイキングがギャラドスに変異する理由」から考察する「ポケモン生物学」が好奇心をくすぐる
                  • 更科功『若い読者に贈る美しい生物学講義』 - 紙屋研究所

                    リモート読書会で更科功『若い読者に贈る美しい生物学講義』を読む。 若い読者に贈る美しい生物学講義――感動する生命のはなし 作者:更科 功 ダイヤモンド社 Amazon この本は、生物学に興味を持ってもらいたくて書いた本である。タイトルには「若い読者に」と書いたけれど、正確には「自分が若いと勝手に思っている読者に」だ。好奇心さえあれば、百歳超の人にも読んで欲しいと思って、この本を書かせて頂いた。(p.5) 高校の生物で6点を取った歴史を持つ男として、「ほう、興味を持たせられるなら持たせてもらおうではないか」と思って読み始めた。 更科本人による章立て紹介は次のとおりである。 簡単に内容を紹介しておこう。まずは、生物とは何かについて考えていく(第1章および第3章〜第6章)。そのなかで、科学とはどんなものかについても考えてみよう(第2章)。生物学も科学なので、その限界についてきちんと理解しておくこ

                      更科功『若い読者に贈る美しい生物学講義』 - 紙屋研究所
                    • 転写の瞬間を撮影して、生物学上の長年の謎を解決!

                      生命の設計図、ゲノムDNAは糸巻きのようなタンパク質に巻き付いて、細胞の核の中にコンパクトに収納されています。DNAの中にある遺伝子を読み取るときにはDNAを糸巻きから外す必要がありますが、外した後の糸巻きがどうなるかは謎でした。関根 俊一 チームリーダーらの研究グループは、外れた糸巻きが元通りになるまでの一連の過程を撮影することに成功し、この謎を解決に導きました。 遺伝子発現に潜む謎 私たちの細胞の中にある染色体46本分のDNAを全部つなぐと、約2メートルの長さになる。DNAは「ヒストン」というタンパク質に2周ほど巻き付いて「ヌクレオソーム」という小さな構造をつくる。膨大な数のヌクレオソームが数珠つなぎになったものが「クロマチン」である。「クロマチン構造は、長大なDNAを小さな核の中に収納する仕組みであるとともに、DNAのどの部分をいつ働かせるかということを制御する重要な機能を担っていま

                        転写の瞬間を撮影して、生物学上の長年の謎を解決!
                      • 深海の底から「謎の黄金オーブ」が見つかり科学者が困惑、生物学的な由来と専門家

                        水深3300メートルの海底を調査していたアメリカ海洋大気庁(NOAA)の探査機が、鈍い金色の光を放つ半球状の物体を発見して回収しました。記事作成時点では、何らかの生き物が由来の物体だということしかわかっておらず、その正体は謎に包まれています。 Unidentified Golden Specimen Captures Public Imagination https://oceanexplorer.noaa.gov/news/oer-updates/2023/golden-orb.html Golden ‘egg’ seen off Alaska coast by NOAA ocean explorers | Miami Herald https://www.miamiherald.com/news/nation-world/national/article278790414.html 今

                          深海の底から「謎の黄金オーブ」が見つかり科学者が困惑、生物学的な由来と専門家
                        • システム生物学って何だったんですか?(前編)

                          はじめに システム生物学(systems biology)が提唱され(1998年)てすでに25年が経過しました。 諸外国をみると例えばUKなどではsystems biologyやその派生分野 (例えばsystems immunology)が比較的頻繁に使われ分野名として根付いているようであるのに対し、日本ではシステム生物学を標榜する研究室は思ったよりも少ないです。一方で、システム生物学が目指した研究の方向性は、定量生物を始めとして国内においても自然に受け入れられ普及しています。つまり名実でいえば実は十分伴っているように見受けられます。そして、新たにシステム生物学入門の教科書が出版されたように、若い世代にはそれ以上の世代(2023年現在40, 50代の世代)と比較して、システム生物学という語に良い意味でも悪い意味でも特別な印象は持ってないように見受けられます。 システム生物学の黎明期からこの

                            システム生物学って何だったんですか?(前編)
                          • 平日と休日で睡眠パターンがあまり変わらない人は生物学的な老化が遅いことが判明

                            仕事や学校で忙しい平日はどうしても睡眠時間が少なくなってしまう一方、次の日が休日だといつもより夜更かしをして、休日の朝は平日よりずっと遅い時間に起きるという人は多いはず。ところが、6000人以上の睡眠パターンについて分析した新たな研究では、平日と休日で一貫した睡眠パターンを持っている人の方が、そうでない人よりも生物学的な老化が遅いことが判明しました。 Day-to-day deviations in sleep parameters and biological aging: Findings from the NHANES 2011-2014 - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S2352721823001687 Consistent sleep slows down aging at

                              平日と休日で睡眠パターンがあまり変わらない人は生物学的な老化が遅いことが判明
                            • DNAに画像を記録して直接保存する生物学的カメラ技術が開発される

                              DNAは生命の設計図とも呼ばれ、生存に必要な遺伝子データが保存されていることから、巨大なストレージの1つとも考えられています。シンガポール国立大学のチュエ・ルー・ポー氏らの研究チームは、DNA内に光のパターンを記録し保存する「BacCam」と呼ばれる手法を考案しました。 A biological camera that captures and stores images directly into DNA | Nature Communications https://doi.org/10.1038/s41467-023-38876-w Capturing the immense potential of microscopic DNA for data storage - College of Design and Engineering https://cde.nus.edu.sg/

                                DNAに画像を記録して直接保存する生物学的カメラ技術が開発される
                              • 微生物学:ヒトマイクロバイオームに関する言説には、証拠が欠けている | Nature Microbiology | Nature Portfolio

                                ヒトのマイクロバイオームについて言われていることには確固たる証拠に基づかない不正確なものが含まれると論じるPerspectiveが、Nature Microbiologyに掲載される。著者らは、ヒトマイクロバイオームに関し、虚構や誤解がそのままずっと残っていたり、あるいは新たに生じたりしていると強調し、そういった事実関係の誤りについて概説している。 ヒトの腸内微生物相、特にこの複雑な微生物群集と健康や病気との関連については、研究が激増し、人々の関心が非常に高まっている。このような強い関心が誇大な宣伝につながり、一部の誤解を定着させてしまっている。微生物相について繰り返し語られているうちに、裏付けとなる強力な証拠がなくても、また元々の情報の出どころが曖昧なままでも、語られたことは事実であると考えられるようになってしまう。 Alan WalkerとLesley Hoylesは、ヒトマイクロバイ

                                  微生物学:ヒトマイクロバイオームに関する言説には、証拠が欠けている | Nature Microbiology | Nature Portfolio
                                • 【生物学】ついにガイコツパンダホヤの正体が判明! ~SNS による情報拡散から新種の発見へ~

                                  【生物学】ついにガイコツパンダホヤの正体が判明! ~SNS による情報拡散から新種の発見へ~ 【概要】 北海道大学大学院理学院博士後期課程 3 年の長谷川尚弘氏はガイコツパンダホヤが新種のホヤで あることを発見し、指導教員である北海道大学大学院理学研究院の柁原 宏教授との共著論文中で Clavelina クラベリナ ossipandae オシパンダエ という学名を提唱しました。 ホヤの仲間は脊索動物門*1・尾索動物亜門に属し、全世界から約 3000 種、日本国内からは約 300 種が知られています。日本国内のホヤ類の多様性調査は本州沿岸域で充実している一方、南西諸島の ように手つかずの場所も多くあります。 ガイコツパンダホヤは沖縄県久米島に生息することが知られ、体の前端部の白黒模様がジャイアン トパンダを、鰓に走る白い血管がガイコツのあばら骨を彷彿とさせることからその名で呼ばれていま す。

                                    【生物学】ついにガイコツパンダホヤの正体が判明! ~SNS による情報拡散から新種の発見へ~
                                  • ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』第8講:18世紀生物学 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                                    はい、ひまつぶしにラヴジョイの続きですよ。前は天文学だったけれど、今回は生物学です。個人的にはオリバー君の話につながるのが楽しかったが、もうオリバー君なんて知らないよな、みんな。 cruel.hatenablog.com 今回の話はとても簡単。18世紀になって、博物学ができていろんな人間や動物が観察されるようになると、生物種とかいうかっちりした分類ってウソじゃね? 細かく探せば間のもの、つまりミッシングリンクがたくさんが出てくるだろ、という話が有力に思えてきた。さらに顕微鏡ができると、これまで何もないと思っていたところにも微生物がウヨウヨしてるよねー、あらゆるところに生命が充満してるじゃないの、ほら充満の原理は正しいんじゃない? という話が出てきた、ということです。 翻訳は以下にあります。 ラブジョイ『存在の大いなる連鎖』第8講:18世紀生物学 そしてものぐさな読者のみなさんのために、パワ

                                      ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』第8講:18世紀生物学 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                                    • 経産省トランスジェンダー女性(未手術の生物学的男性)トイレ訴訟最高裁判決文の射程 - 事実を整える

                                      勘違いが生まれそう ランキング参加中社会 経産省トランス女性トイレ訴訟の最高裁判決文 経産省生物学的男性トランスジェンダートイレ訴訟最高裁判決文の射程 原告(上告人)男性が女子トイレを利用しなければならない理由はよくわからない 「自らの性自認に基づいて社会生活を送る利益=重要な法的利益」なのか? 身体的特徴に基づいた施設利用が求められていたのでは?という点 まとめ:LGBT活動家も反対派も過度に一般化して勝手に騒ぐな 経産省トランス女性トイレ訴訟の最高裁判決文 最高裁判所第三小法廷判決 令和5年7月11日 令和3(行ヒ)285 https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/191/092191_hanrei.pdf 経産省トランス女性トイレ訴訟の最高裁判決のHP用判決文はこちらです。 経産省生物学的男性トランスジェンダートイレ訴訟最高裁判決文の射

                                        経産省トランスジェンダー女性(未手術の生物学的男性)トイレ訴訟最高裁判決文の射程 - 事実を整える
                                      • 最もヤバい生物学ニューストップ7 - ナゾロジー

                                        ヤバすぎる生物学研究トップ7第7位:脳がないクラゲでも高度な学習ができると判明!第7位:脳がないクラゲでも高度な学習ができると判明! / Credit:川勝康弘デンマークのコペンハーゲン大学(KU)で行われた研究によって、脳のあるなしにかかわらず、神経系そのものに学習を行う仕組みが存在している可能性が示されました。 研究者たちは、学習や記憶といった基本的な仕組みの起源が、脳を持つ生物が誕生する以前から存在しており、現代のクラゲにも引き継がれていると述べています。 この結果は非常に重要です。 私たちは脳ができて、その後学習がはじまったと考えていました。 第7位:脳がないクラゲでも高度な学習ができると判明! / Credit:川勝康弘第7位:脳がないクラゲでも高度な学習ができると判明! / Credit:川勝康弘第7位:脳がないクラゲでも高度な学習ができると判明! / Credit:川勝康弘第

                                          最もヤバい生物学ニューストップ7 - ナゾロジー
                                        • 「文化」と「生物学」

                                          発行日 : 2023 年5月25日 発行 : 『文化と生物学』編集部 編集 : 服部円、飯沢未央、細谷祥央、切江志龍 デザイン : 岡崎智弘 ウェブ : 竹田大純(HAUS) アドバイザー : 岩崎秀雄(早稲田大学)、伊勢武史(京都大学) 助成 : 一般社団法人MAM 『文化と生物学』へのご意見、ご質問はこちらのお問い合わせフォームよりお願いします。 記事PDFについては、ブラウザで閲覧、もしくは出力して読んでいただくなど、ご自由にお楽しみ下さい。 Vol.00の特集コンテンツは固定されることなく、「文化」と「生物学」についての思考を深める試みとしてモグモグと更新しつづけます。

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                                          • 〝トランス女性〟女子大入学「現実味ない」…現役学生「トイレは生物学上の性別で」

                                            産経新聞のアンケートなどで判明した、戸籍上は男性でも女性だと自認するトランスジェンダー学生の女子大入学資格。現役女子大生や保護者は「入学容認」に拒否感はないものの、「理解が足りず現実味がない」といった意見のほか、トイレ利用などを不安視する声も聞かれた。 令和6年度から入学資格を認める日本女子大4年の女性(22)によると、1年時にトランス女性の受け入れが発表され、学生の交流サイト(SNS)で話題になった。女性自身は「いつかはそうなると思っていた。嫌だということはなかった」と振り返る。 周囲の反応はさまざまで、男性が苦手という理由で女子大を選んだと話す人もいた一方、性的少数者に対する社会の理解が進む中、女子大だからこそ新しい取り組みをした方がいいとの意見もあったという。 女性は「受け入れに対しての理解が足りてない部分もあり、現実味がない。ただトイレの使用は生物学上の性別で判断してほしい」と話す

                                              〝トランス女性〟女子大入学「現実味ない」…現役学生「トイレは生物学上の性別で」
                                            • 「生物学的性別」とは? その意味と定義の歴史、そして性スペクトラム【Part1】

                                              以前、このサイトでは『「トランスジェンダリズム(性自認至上主義)」とは?【トランスジェンダーと陰謀論①】』『反トランスのレトリック解説とメディアの問題【トランスジェンダーと陰謀論②】』という2つの記事を公開し、トランスジェンダー差別について整理しました。 今回の記事では、トランスジェンダー差別とも今や密接に関わるものになっている「生物学的性別」という言葉について、その歴史から現在の科学的議論、そしてバックラッシュと政治化に至るまでを簡単にまとめています。 この記事は「生物学的性別と性スペクトラム」についてまとめたものですが、長文になってしまったので2つに分割しています。このページは「PART1(前編)」です。「PART2(後編)」はこのページの最下部にリンクを掲載しています。 ※この記事は私が個人用に整理していたメモを多少構成を変えて修正して公開するものです。専門的な正確さは掲載している出

                                                「生物学的性別」とは? その意味と定義の歴史、そして性スペクトラム【Part1】
                                              • マッチングアプリは恋愛を自由化し、男女の生物学的な性差を拡大させる 週刊プレイボーイ連載(574)  – 橘玲 公式BLOG

                                                進化心理学では、男女の生物学的な性の非対称性から、男と女では性愛戦略が大きく異なると予想します。男はほぼ無制限に精子をつくることができるのに対し、女は卵子の数に限りがあり、いったん妊娠すると出産まで9カ月かかるだけでなく、子どもが乳離れするまで数年間の子育て期間が必要になります。これほどまでに生殖コストに差があると、男は手当たり次第にセックスしようとするのに対し、女は性愛の相手をきびしく選り好みするはずだというのです。 ポリコレの基準では「男と女には(生殖器を除いて)なんのちがいもない」とされているので、こうした主張は「セクシズム(性差別主義)」だと批判されてきました。ところがオンラインでのデートが当たり前になると、ビッグデータを使って男女がどのように行動しているかを観察できるようになりました。 欧米を中心に20代のあいだで大人気のマッチングアプリTinder(ティンダー)は、興味や関心で

                                                • まるでオカルト!支離滅裂な生物学「ルイセンコ学説」はなぜソ連で信じられたのか? - ナゾロジー

                                                  科学がまだあまり発展していない時代には、現代では考えられないような学説が堂々と主張されていました。 しかしそれなりに科学が発展した20世紀においてもそのようなことはあり、ソ連のルイセンコが主張していたルイセンコ学説がその最たるものです。 果たしてルイセンコ学説とはどのようなものなのでしょうか? 本記事ではルイセンコ学説について説明しつつ、どうしてこのような学説が受け入れられるようになったのかについて紹介します。 なおこの研究はロシア ・東欧研究 第36号2007年に詳細が書かれています。

                                                    まるでオカルト!支離滅裂な生物学「ルイセンコ学説」はなぜソ連で信じられたのか? - ナゾロジー
                                                  • 「性別はX染色体とY染色体により決定」と教えた生物学教授、差別的発言だとして解雇される・・ : ユルクヤル、外国人から見た世界

                                                    米テキサス州で20年間教鞭をとってきた大学教授が”トランス差別”を理由に解雇された。生物学の講義で「性別はX染色体とY染色体によって決定する」と説明した後のことだった。 去年11月、短大セント・フィリップス・カレッジに勤めるジョンソン・バーキー教授が「性別はX染色体とY染色体によって決定づけられる」と授業中に説明。これを聞いた学生4人が講義室から退室する出来事があった。 彼の説明は「生物学において基礎的かつ広く受け入れられている概念であり、20年間のキャリアで他の学生から文句が出たことはなかった」にも関わらず、大学側はバーキー教授を解雇。 その理由として、懲戒処分通知書には「大学は宗教的な説教、同性愛者やトランスジェンダーの個人に対する差別的な発言、女性蔑視的な冗談など多数の苦情を受けた」と記されていたようだ。 <海外の反応> 事実を教えたらクビとは! 生徒様の顔色伺ってベテラン教師を解雇

                                                      「性別はX染色体とY染色体により決定」と教えた生物学教授、差別的発言だとして解雇される・・ : ユルクヤル、外国人から見た世界
                                                    • なぜヒトは閉経後も長く生きられるのか…進化生物学が解き明かした「おばあちゃん仮説」をご存知か シニアがいたからホモサピエンスは生き残れた

                                                      チンパンジーに「老後」はない ――日本ではいま、人口の3割を65歳以上の高齢者が占めています。そのなかでシニア世代にはどのような役割があるのか。小林先生は生物学的視点から、どのように考えていますか? 【小林】動物学的には、子どもを産めなくなった時期、つまりメスの閉経を「老化」、それ以降を「老後」としています。その定義で言えば、ヒト以外の哺乳動物で老後があるのは、シャチとゴンドウクジラだけなんです。ヒトとゲノムが99%同じチンパンジーでも、死ぬ直前まで排卵があって生殖可能なので、老後はありません。寿命は40~50歳です。 ではなぜヒトの女性は、50歳前後で閉経した後も30年以上生きるのか。進化学の世界ではその理由の一つを、おばあちゃんは若い世代の子育てを手伝うなどの役に立つからだとしています。これを「おばあちゃん仮説」といいます。もう少し詳しくお話ししましょう。 ヒトのご先祖様は今で言うとこ

                                                        なぜヒトは閉経後も長く生きられるのか…進化生物学が解き明かした「おばあちゃん仮説」をご存知か シニアがいたからホモサピエンスは生き残れた
                                                      • 合成生物学のロボコン「iGEM」、日本の高校生チームが世界一 - 日本経済新聞

                                                        合成生物学のロボコンとも言われる「iGEM」の2023年パリ大会で、日本の高校生チーム「Japan-United」が初出場で世界の頂点に立った。合成生物学は細胞内で働くタンパク質やDNAをロボットの部品のように捉え、様々な機能を持つ細胞を人工的に作り出す研究だ。iGEMに参加するチームは自由にテーマを選び、合成生物学で社会課題を解決するアイデアを発表する。卒業生は7万人を超え、関連したスタートア

                                                          合成生物学のロボコン「iGEM」、日本の高校生チームが世界一 - 日本経済新聞
                                                        • 書評 「善と悪の生物学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                          善と悪の生物学(上) 何がヒトを動かしているのか 作者:ロバート・M・サポルスキーNHK出版Amazon善と悪の生物学(下) 何がヒトを動かしているのか 作者:ロバート・M・サポルスキーNHK出版Amazon 本書は,ストレスについての神経生理と行動の研究者で,アフリカで長年ヒヒの観察をしたことで知られるロバート・サポルスキーによるヒトの行動(特に暴力と攻撃と競争)についての一冊.進化生物学,脳神経科学,心理学の至近要因,究極要因の両方を含む広範な知見が簡潔に紹介され,著者自身の様々な考察が述べられている重厚な一般向け啓蒙書だ.サポルスキーは2001年に自伝的な回想録「A Primate's Memoir: A Neuroscientist's Unconventional Life Among the Baboons」を出しており(邦訳書は「サルなりに思い出すことなど」で2014年刊行)

                                                            書評 「善と悪の生物学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                          • Taka Miyazawa 宮沢孝幸🎹😻🪴🌈 @takavet1 【お知らせ】 私儀、このたび2024年5月をもちまして京都大学を退職することとなりました。つきましては、大学の取り決め通り医生物学研究所附属感染症モデル研究センター ウイルス共進化分野 宮沢研究室は、私の退職に伴い閉鎖となりますことを皆様にご報告申し上げます。 詳細は添付書類の通りです。

                                                            • 「生物学的性別」とは? 性スペクトラムと政治的バックラッシュ【Part2】

                                                              このページは「生物学的性別と性スペクトラム」についてまとめた記事の「PART2(後編)」です。「PART1(前編)」から読むのをオススメします。 「性スペクトラム」論争 性スペクトラムに反対する生物学者 「PART1(前編)」では、「性スペクトラム」は現在の生物学の基盤となりつつある学術的知見であることを、歴史的流れを追って整理しました。 しかし、それに公然と異を唱える生物学者もいます。 例えば、昆虫研究者の“コリン・M・ライト”(Colin M. Wright)と、発生生物学者の“エマ・N・ヒルトン”(Emma N. Hilton)。この2名は、“ヘザー・ヘイング”(Heather Heying)という進化生物学者と結びついています(Meidum)。 “ヘザー・ヘイング”は「抗寄生虫薬のイベルメクチンが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療に有効である」と主張した人物のひとり

                                                                「生物学的性別」とは? 性スペクトラムと政治的バックラッシュ【Part2】
                                                              • 第24回 人権は生物界に存在しない?(生命階層:生物学) - 生き方を科学する

                                                                コト「生物学の世界に人権はあるの?」 博士「そんなものはないよ。生物界は弱肉強食の世界だ」 コト「うん」 博士「カモシカがライオンに生存権を主張したらライオンはカモシカを食べないと思うかい?」 コト「全く思わない」 博士「権利は人間が勝手に生み出したフィクションなんだよ」 コト「うん」 博士「か弱い動物が天敵相手に権利を主張しても無意味だろう」 コト「うん」 博士「人権はあくまで人間が勝手に創造した概念に過ぎないんだ」 コト「そうなんだね」 博士「生物は生まれ落ちた段階で生きる機会を与えられる。だけど生きる権利なんて与えられていないんだよ」 コト「うん」 博士「そもそも、生物の世界に権利なんて概念が存在しない。自然界は権利の存在を支持していなんだ」

                                                                  第24回 人権は生物界に存在しない?(生命階層:生物学) - 生き方を科学する
                                                                • 「(オートガイネフィリア)この運動の中心にあって、鼓動する原子炉だと考えています。」|生物学的女性の権利を守る会

                                                                  "What attracts them and excites them sexually is the idea of themselves as women. It's almost as if they're in love with the woman version of themselves. But what is so unusual and destructive about this sexual desire and urge is that it requires everybody else to play along.… pic.twitter.com/pE8PF5z2ye — Genevieve Gluck (@WomenReadWomen) July 20, 2023 以下はヘレン・ジョイスのインタビューを日本語に直したものです。 (見出しはスピーチにそって

                                                                    「(オートガイネフィリア)この運動の中心にあって、鼓動する原子炉だと考えています。」|生物学的女性の権利を守る会
                                                                  • 進化生物学から見る、生きるための知的問答の書―― 『増えるものたちの進化生物学』より|じんぶん堂

                                                                    記事:筑摩書房 増える能力が生命を悩める存在へと変えてしまった―― 書籍情報はこちら 増えるものと増えないものの違い 実は、進化が起こるには増える能力が前提として必要です。つまり、増えなかったら進化することはあり得ません。 たとえば、増える能力を持たない岩石を考えてみましょう。岩石にも多様性があります。河原にある様々な石を思い浮かべてみてください。丸い石、ごつごつした石、平べったい石など形もいろいろですし、石のでき方によって種類も、チャート、砂岩、石灰石、蛇紋岩など様々です。この違いによって、石ごとに硬い、柔らかい、脆いなど性質が異なります。つまり性質に多様性があります。この性質の違いにより自然選択がおこり、何年も経ったあとの残りやすさに違いが生まれます。たとえば、砂岩などは比較的柔らかいので他の岩石よりも早く風化してなくなり、ほかのもっと硬い岩石はずっと形を保って残り続けることになるでし

                                                                      進化生物学から見る、生きるための知的問答の書―― 『増えるものたちの進化生物学』より|じんぶん堂
                                                                    • 人生の40%は繁殖できない期間…東大教授が生物学的観点から考えたヒトが「長すぎる老後」を獲得した理由 調整力のあるシニアがいるから人類は繁栄した

                                                                      ヒト以外の生物はほとんどが「ピンピンコロリ」と死ぬ ヒトは、これまで築いてきた「社会」により、他の生き物に食べられたり、飢え死にしたりするようなことは少なく、他の生物には見られない長い老後の期間を獲得してきました。つまり、本来は進化の過程で、長い老化した期間がある生物は選択されてこなかった、生き残ってこられなかったにもかかわらず、ヒトだけが例外的な存在になったのです。 ある意味「ヒトの社会が作り出した」とも言える「老化」そして「老後」とは、一体なんなのでしょうか? なぜ進化において「老化するヒト」が選択されて生き残ってこられたのでしょうか? 多くの生物にとって、老化して動きが緩慢になることは生存には不利なので、老化、つまり体がだんだん衰えていく状態は、積極的に選択されてきたものではなかったと思われます。つまり普通に考えれば、老化なんかないほうがいいのです。「老化がない」というのはどういうこ

                                                                        人生の40%は繁殖できない期間…東大教授が生物学的観点から考えたヒトが「長すぎる老後」を獲得した理由 調整力のあるシニアがいるから人類は繁栄した
                                                                      • 英スナク首相「“生物学”も18歳まで重点を」 “トランスジェンダー揶揄”発言か(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

                                                                        イギリスのスナク首相がトランスジェンダーの人たちに関連し、学校教育で「生物学にも重点を置く必要がある」などと発言したとする映像が流出しました。 トランスジェンダーの人たちを揶揄したとも取れる発言に批判が集まっています。 【写真】渋谷横丁の焼き鳥店に登場したことが話題に サミットで来日した際のスナク首相 性的少数者のニュースを主に扱うイギリスのオンラインメディア「ピンクニュース」は18日、スナク首相がトランスジェンダーの人たちをあざ笑う発言をしたとする映像を公開しました。 スナク首相だとされるスピーチは、トランスジェンダーの人たちの権利を主張する野党党首の発言を引用した冗談を言い、会場には笑いが起きました。 また、スナク首相が肝いりの政策として打ち出している「18歳までの数学必修化」に触れたうえで、「”生物学”も18歳まで重点を置く必要がある」などと述べました。 こころの性とからだの性が一致

                                                                          英スナク首相「“生物学”も18歳まで重点を」 “トランスジェンダー揶揄”発言か(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
                                                                        • 実は生物学的な謎「繁殖できないおばあちゃんはなぜ存在するのか?」 (2/2) - ナゾロジー

                                                                          ヒトとイルカ・クジラのおばあちゃんの進化メカニズムは同じだったエリス氏たちはまず、おばあちゃんのいるハクジラは、おばあちゃんのいないハクジラに比べて、「寿命が長い」ことを明らかとしました※2。 またおばあちゃんのいるグループでは寿命が長いことに加えて、さらに「寿命のうち、繁殖のできない期間のみが長い」ことも明らかにしました。 この発見はなにを意味するのでしょうか? 実は、この発見の意味を理解することが、おばあちゃんの進化を理解するうえでとても重要です。 ※2哺乳類はふつう、体が大きいと寿命が長くなります。その影響を考慮しても、おばあちゃんのいる種は、期待される以上に寿命が長かった。 おばあちゃんのいる種は寿命が長い。特に、繁殖のできない期間のみが長い。 / credit: 海の仲間たち, 近本賢司 最初にお話しした通り、生き物のあらゆる行動や生活様式は、自分の子孫を残すことに直結しています

                                                                            実は生物学的な謎「繁殖できないおばあちゃんはなぜ存在するのか?」 (2/2) - ナゾロジー
                                                                          • 【論点直言 LGBT配慮】生物学的性差は分けるべきだ 元地方創生相、片山さつき氏

                                                                            LGBTなど性的少数者への理解増進法が6月に施行され、国や自治体で基本計画や指針の策定に向けた議論が始まっている。一方で、公衆トイレなどで設置が進む「ジェンダーレストイレ」のように、性的少数者への配慮がかえって女性の安全・安心を損ないかねない懸念も生じている。社会が現実的な対応を求められる中で、どんな課題があるのか。3氏にそれぞれの立場で話を聞いた。このうち、自民党の「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」共同代表で元地方創生相の片山さつき氏の話は次の通り。 ◇ LGBTなど性的少数者への理解増進法の審議過程で、自民党の岩盤支持層から、トランスジェンダー女性に対しトイレなど女性用スペースの利用に道を開きかねないと懸念する声が聞かれた。 こうした不安を取り除くため、6月に自民の有志議員で「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」を立ち上げた。同法

                                                                              【論点直言 LGBT配慮】生物学的性差は分けるべきだ 元地方創生相、片山さつき氏
                                                                            • 第26回 生物界の争いはどんなもの?(生命階層:生物学) - 生き方を科学する

                                                                              コト「生物の争いはどんなときに起こるの?」 博士「食物連鎖の上位の生物は下位の生物を食べるよ」 コト「例えば?」 博士「ライオンはカモシカを捕まえて食べるね」 コト「同じ種族の場合には?」 博士「同じ種族の生物同士は縄張り争いをするね」 コト「例えば?」 博士「鮎は他の鮎を縄張りから追い出そうとするね」 コト「仲良くできないの?」 博士「生存競争があるからね」 コト「そうなのね」 博士「群れをなす動物は群れるよ」 コト「そうなんだね」 博士「チンパンジーはオス同士で権力闘争を繰り広げるよ」 コト「そうなんだね」 博士「人間はサルから進化したと考えられている。人間の根底には権力闘争する本能がDNAに刻み込まれているのかもね」 コト「人間は争いの種を本来的に持っているということ?」 博士「そういうことになるかな」

                                                                                第26回 生物界の争いはどんなもの?(生命階層:生物学) - 生き方を科学する
                                                                              1